あらすじ
第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ数々の栄誉に輝き、映画ファンを熱狂させた話題作『侍タイムスリッパー』。その感動と笑い、そして胸を打つ人間ドラマが、小説という新たな形でよみがえります。幕末の京で会津藩士・高坂新左衛門は「長州藩士討て」の密命を帯びていた。しかし刃を交えた瞬間、落雷に打たれ気を失い、目覚めるとそこは現代の時代劇撮影所。愛する幕府はすでになく、歴史の変化に愕然としながらも、心優しい人々に支えられ、やがて斬られ役として第二の人生を歩み始める。スクリーンでは観客の笑いと拍手を誘い、レビューには「胸を熱くする侍の誇り」「クライマックスの緊張感が忘れられない」といった声が並びました。SNSでも「予想外に泣けた」「爽快で愛おしい物語」と共感が広がり、世代を超えて支持を集めています。本書ノベライズでは、人物の内面や情景を、豊かな言葉で丁寧に再構築。剣戟アクションの迫力とユーモラスなやりとり、そして時代を越えて生き抜こうとする人間の力強さが、文字を通じてさらに鮮やかに迫ります。歴史と現代が交錯する奇想天外な冒険は、単なるタイムスリップの枠を超え、「人はどこにいても、自分の誇りを胸に生きられるのか」という普遍的な問いを投げかけます。映画で心を奪われた方はもちろん、まだ観ていない方にも。文字でしか味わえない驚きと感動が、ここにあります。笑って泣いて、読後には誰かを思いやりたくなる。日本映画界に新たな歴史を刻んだ名作を、ページをめくるごとに再体験できる珠玉の一冊です。
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Posted by ブクログ
面白かった。
映画「侍タイムスリッパー」を見事にノベライズしてあり、映画の感動をそのまま追体験しているような爽快感があった。
小説は文章から人物や風景そして場面の状況を想像するものだが、本作は映画という映像作品があって書かれたので、作中の人物、背景、状況、登場人物たちの具体的な姿を小説の中に登場させて読める楽しみがあった。
映画と見事にシンクロし楽しく読める一冊だった。
Posted by ブクログ
映画館に観に行ったし、テレビでも観た。
好き過ぎて、本が出てると知って即購入。
映画の中では、映像が流れていく場面の、新左衛門の感情とかとか、本では読めた。
でも、ほぼほぼ映画と同じ。本読みながらまた映画を観てるようで。
私が気になってる、あの後どうなったのかが、書いてないかな〜と期待したけど…
最後の3行は、ほんのちょっとその後が書いてあったって感じかな。
その後の続編やってくれないかな〜
やっでも、それは無しで、勝手にどうなったんやろ?って想像してるだけでも いいのかな?
あーでも、やっぱり続きが気になる。
左之助〜
録画してるからね、また映画の方 観ようっと。