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Posted by ブクログ
パスカル『パンセ』の以下を何度も思い起こしながら読んだ。
「どうしてきみは僕を殺すのか。」
「君が川の向こうに住んでいるからだ。友よ、もしこちら側に住んでいれば僕は人殺しだ。でも向こう側だから僕は勇者だ」(若干意訳)
住んでる国が違うだけなのだ。
社会は完全じゃない。
でもより多くの人が幸せになるように少しづつ変わっていってほしい。
その願いみたいなものがまさにこの本なのではないか。多くの人が考えるきっかけになっている。
自分が今後難病になって回復の見込みが無ければ安楽死したい。
今そういう法は日本に無い。
明日にも事故や病気で激痛を伴う症状に自分も、誰もがなりうる。
今、声を上げなくていいのか。
こういう問題は当事者が元々多くない上に死亡寸前のケースが多く、意見の集約が難しい。
当事者になる前にそれを想像して社会や政治に声を上げる人はなかなか多くない。
子育て世代の意見ですら集約が難しいのに。
だからこそ本書の意義は大きいと感じた。
Posted by ブクログ
「刑事犬養隼人シリーズ」の第四弾です。
テーマは「死ぬ権利」「安楽死」かな?
日本では安楽死は殺人罪になります。海外でも安楽死が認められている国はまだ全然少ないそうですが、条件が4つあります。
1.回復の見込みがない
2.耐え難い苦痛がある
3.代替治療がない
4.本人の明確な意志がある
個人的には条件さえクリアすれば安楽死は認められるべきだと思います。私自身がもし病に蝕まれて上記の1~3の状態であれば家族には安楽死を自ら提案すると思います。但し、これが立場が逆になり家族が病に倒れ安楽死を望んだ場合は私はどうするのかはわかりません。
今回は犬養刑事と娘との距離がほんの少し縮まったと思いたいです。
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