シェエラザード(下)
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シェエラザード(下)

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弥勒丸引き揚げ話をめぐって船の調査を開始した、かつての恋人たち。謎の老人は五十余年の沈黙を破り、悲劇の真相を語り始めた。私たち日本人が戦後の平和と繁栄のうちに葬り去った真実が、次第に明るみに出る。美しく、物悲しい「シェエラザード」の調べとともに蘇る、戦後半世紀にわたる大叙事詩、最高潮へ。

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  • シェエラザード(上)
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    昭和20年、嵐の台湾沖で、2300人の命と膨大な量の金塊を積んだまま沈んだ弥勒丸。その引き揚げ話を持ち込まれた者たちが、次々と不審な死を遂げていく――。いったいこの船の本当の正体は何なのか。それを追求するために喪われた恋人たちの、過去を辿る冒険が始まった。日本人の尊厳を問う感動巨編。
  • シェエラザード(下)
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    弥勒丸引き揚げ話をめぐって船の調査を開始した、かつての恋人たち。謎の老人は五十余年の沈黙を破り、悲劇の真相を語り始めた。私たち日本人が戦後の平和と繁栄のうちに葬り去った真実が、次第に明るみに出る。美しく、物悲しい「シェエラザード」の調べとともに蘇る、戦後半世紀にわたる大叙事詩、最高潮へ。

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シェエラザード(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    じわっと感動が広がる作品でした。本書では犠牲者の方々の無念だけでなく、戦後も生き残った関係者たちの心境についてもなんとか読者に伝えようとしているのかと思いました。弥勒丸に乗船していて助けられた人、またシンガポールで弥勒丸の乗船名簿を作成していた軍人、またシンガポールで弥勒丸から下船するロシア人密航者

    1
    2023年04月30日

    Posted by ブクログ

    そうだったのか…!
    鍵は宋さんです。
    一気に読めました。
    単なる娯楽小説でなく、考えさせられる内容でした。
    戦争って、何だったんでしょうね。

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    上巻の内容からは急展開して話が進んでいきます。

    下巻はやはり船とともに海へ沈んでいった多くに方々のことを考えさせられます。日本がどんな状況に置かれているかも分からないまま、言われるがまま、船に乗せられ、なにも分からないまま死がやってきた。

    この事件を、ようやく語ってくれた老人。語りたくない人はた

    0
    2022年09月16日

    Posted by ブクログ

    購入済み
    再読。
    2002年に初版が発行されているのでおそらく20年近く前に読んだ作品だろう
    読み始めてすぐに再読と気がついたが、悲しいかな起承転結ほとんど思い出せず、読み続けてみることに。。。
    天晴れ浅田次郎!
    本当に素晴らしい作品。
    年齢、次節、世界情勢、こちら側のいろんな要素を加えるとこんなに

    0
    2022年06月03日

    Posted by ブクログ

    栄光のパッセンジャーシップ・弥勒丸。

    彼女の最後は涙なしには読めませんでした。
    船員たちの気高さもまた泣けました。

    今年読んだ中でもベスト3に入るほど面白かったです。

    0
    2021年02月05日

    Posted by ブクログ

    客船をなぜ貴婦人と呼ぶのか知らないけれど、弥勒丸を気高い女性とするのはなぜかすんなりと納得させられてしまう、誇り高い海の男たちによってその姿があるからだろうか?
    その弥勒丸を、律子、百合子、シェエラザードといった強く美しい女性で象徴するので余計に運命の悲しさが辛い。
    悲しいです。

    「よーそろー」と

    0
    2014年04月10日

    Posted by ブクログ

    巻頭から沈むことがわかっていたにも関わらず、乗りたい!と思ってしまう。この壮大な歴史に飲み込まれたい。読後は弥勒丸ロス状態。

    0
    2013年11月04日

    Posted by ブクログ

    シェエラザードという題名で選んで読んでみました。
    戦争の話で、泣ける感じかなと思って読み進めるも少し違って…でも、止まらなくて一気に読んでしまいました。



    読み終えましたが、少し謎が残ってスッキリしない感があるような気がします。

    0
    2020年09月06日

    Posted by ブクログ

    この時代は狂っていた。大きな力には抗えなかった。弥勒丸を愛し誇り高く生きた男たちが一時でも幸せであって欲しいと思った。モデルとなった阿波丸に乗船していた人たちは、どんな思いで乗船していたのだろうと考えずにはいられない。

    0
    2020年08月12日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    弥勒丸引き揚げ話をめぐって船の調査を開始した、かつての恋人たち。謎の老人は五十余年の沈黙を破り、悲劇の真相を語り始めた。私たち日本人が戦後の平和と繁栄のうちに葬り去った真実が、次第に明るみに出る。美しく、物悲しい「シェエラザード」の調べとともに蘇る、戦後半世紀に

    0
    2019年11月05日

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