Posted by ブクログ
2014年09月13日
やっぱマルキ・ド・サドはすごい過激だね。
神を否定し、悪徳を奨励し、殺人をも肯定する。
普通の人が読んだらまず嫌悪感を示すと思われるが、そもそもそういう人はこの本を手に取ることなど、人生のうちでないだろう。
もっと物理的に性的な行為が行われるのかと思ったが、抽象的な過激な思想について書かれた本だった...続きを読む。かなり過激な内容に思えたが、同意するわけじゃないけど、サドの深い考え方に感銘を受けた。
これだけ過激な考え方をしてたら、そりゃバスティーユ牢獄やら精神病院に入れられるわ(笑)
この本読んでると、若い人たちがあいつビッチだなんだ言ってたり、ヤることしか考えてねぇのかよみたいな発言が非常に陳腐に思えてきてしまう。(もうこの時点で毒され気味笑)
とりあえずこの本は友達には読んでほしくないし、誰にも薦めたくはないな(笑)
自分の人生で閨房哲学好きとか、サド好きとかいう人間に出会うことはあるのだろうか。いたらめっちゃ会いたい。特に女性。