ビジネス・実用の高評価レビュー
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▪️評価の理由
仕事の中で大量の情報に触れる中、本質的な課題解決を実践したいと考えていた際に出会った一冊。人生単位で役立つ内容だと感じたため、高く評価した。
▪️筆者の課題感
情報社会においては、大量の情報を迅速に処理する必要があり、浅い理解のまま効率を優先して進めてしまいがちな構造がある。
一方で、情報に振り回されずに生きていくためには、本質を読み解く力が不可欠であり、この重要性自体は従来から変わらない。ただし、情報量が増大した現代においては、その重要性がより一層高まっている。
▪️本書の位置付け
本書は、こうした社会的課題に対して、多様な情報を自分なりに正しく理解するための方法、「正確 -
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日本のために、日本国民のためにわたしたちは何ができるのかと問いかけてくる本。
日本を巡るお金の仕組みを労働との関係性から着目して解き明かす。
労働とは誰が働いて、誰が幸せになるのかという現象だ。
お金の値段、お金の量、お金が今どこにあるのかばかり注目しがちな現代で、お金という空洞の周りを視るドーナツみたいな本書。
個人的には、新聞やネット、テレビの情報を自分なりに噛み砕くために必要な知識がつまっていると感じる。
投資を始める前にも読んでほしい本。
働き盛りの社会人にも読んでほしい。
わたしたちがあつかう、お金のちからは交渉力と伝達力。
目の前の人間にお金を支払うとき、目の前の人間からお金を -
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歴史学の権威と言えるであろうお二人(同じ著者であることに後から気づいたが、君塚先生の『物語イギリスの歴史』も面白く、かつ分かりやすかった)による対話形式なので、読みやすいが、話がどんどん展開していって情報量も多く、ページ数に比して非常に読み応えがあった。今流れているニュースだけではなかなか理解できない各国の意図を知れたのは大変有益だった。
また別の見方もあるのだろうが、たとえ浅くとも自分の理解をまとめておくと、、
・中国が台湾にこだわるのは、「ひとつの中国」を体現しないと元々多民族国家で本当はバラバラで示しがつかなるなるから
・ロシアがウクライナにこだわるのは、ナポレオンやヒトラーから攻め込 -
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これはまたとんでもなく面白いものを呼んでしまったな。マルクスの文章はその茶目っ気溢れるともすると過剰すぎる演出が読みづらさにつながっているので慣れるまで大変だったが、翻訳の素晴らしさと文章に埋め込まれる形で読みやすくなった注釈や補完がとてもわかりやすくしてくれている。
頭の中ではトランプとタカイチサナエをはじめとするポピュリズム政治家たちとの溢れる共通点と、さてそれで百年以上経った現在この本の中でクソミソの扱いを受けているナポレオン三世の時代から為政者や社会がどう進化しているのかということを常に考えながら読んでいた。
結論は言わずもながむしろ劣化しているのではないかという絶望的な見解だ。いやは -
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あなた、トラウマ反応が出ています
泣きたくなったら壁を押せ!
精神科医:前田佳宏・作家:掛端玲
SUNMARK
本質的な生きづらさは変わらないままだった。家でも会社でも、どこにいてもしんどさがつきまとう。
あんなことを言うはずじゃなかったのに。
いったんスイッチが入ると、やめようと思っても暴言が止まらなくなること。そして最後には必ず後悔して絶望してしまうこと
怒りと、泣きたい気持ちって、実は同じところからでてくるんです
怒りを消そうとはしません。その力を、誰も傷つけない形で外に出す練習をします
怒りを思い出して、それを感じることを自分に許可する。
馬鹿にしやがって
トラウマと -
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序盤はスキップしてでも読み進めるべき。
冒頭の、「自己の定義」のセクションが非常に難解で諦めそうになったが、AIに相談したところ途中からメキメキ面白くなってきますよ!とのことだったので、最後まで読んでみることにした。
言っていた通り、中盤からは非常に興味深く、特に彼の信仰に対する理解の深さには身震いした。
私の好きな箇所は、
信仰者が自分の罪に絶望して「神は私を赦してくれないだろう」というのは一見謙遜な態度に見えて、むしろ「自分の力で自分を正しくできる」と心の底で思っている傲慢な態度であり、むしろ「神はこんな私を赦してくれることを信じる」と言うべきである。という箇所はもう、たしかに!!!! -
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ネタバレ積本がAudibleにあったので聴いてみた。
この本積本にしておくなよっていう話なんだけど、予想以上に耳から入ってくる言葉がわかる。できる限り紙本を開き、耳で聴いてみたいな形で読み進めた。
最後の解説のところでわかったのだけど、元々の『スッタニパータ』は声に出して伝えていく要素が大きく、中には釈尊が作ったのじゃないかという詩もあるとか。
訳するにあたり、漢字の用語を入れることなく、耳から聴いてわかるようにされたとのこと。それでか!こんなによかったのは!!!
法話を聴くような気持で聞ける。お釈迦様の法話だよな。
今の自分と全く関係ない事じゃないなと聞ける。自分の今の生活に関係のあることとして言葉 -
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もとは2011年刊、本書はその増補新書版。テーマは、イギリスの家事使用人(servants)――執事に始まって、ハウスキーパー、料理人、メイド、従僕と下男、乳母まで。増補版では、ランド・スチュワードやガヴァネスなど準使用人が加わっている。読み応えあり。トリビアもゴロゴロ。
類書に小林章夫『召使いたちの大英帝国』(洋泉社新書)があるが、好対照。書きぶりも材料もまるで違っている。あちらは、家事使用人の歴史とシステムと生態、いわば初級・中級編だった。
本書は上級編。文学作品に登場する使用人について解説している。登場する作品は多数。たとえば、執事の場合は、ウィルキー・コリンズ『月長石』やカズオ・イシグ -
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クラシック音楽愛好家にとって、ベルリン・フィルは知らぬ者のない世界最高水準のオーケストラだ。しかし、その150年にわたる歩みは、ナチス時代の翻弄や経済的困窮など、凄まじい紆余曲折の連続であった。
特に興味を惹かれたのは、フルトヴェングラーとカラヤンという二人の巨匠の人物像だ。フルトヴェングラーが若きカラヤンを執拗に嫌い、そのカラヤンもまたバーンスタインを敵視していたという記述には驚かされる。非凡な才能ゆえの嫉妬と対立は、まさに「出る杭は打たれる」を地で行く人間臭さだ。
さらに、歴代最長の「終身指揮者」を務めたカラヤンと楽団との関係も、決して平坦ではなかった。彼の独断や商業主義は幾度も衝突を招い -
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覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見した著者による、科学分野から見た睡眠のお話。
「寝溜めは可能か?」や「夢遊病のメカニズム」など興味深いテーマもあり読み応えたっぷり。
睡眠……奥が深い……ッ!
一番興味深かったのは「人間(それ以外も)は寝ている状態が自然。目覚めて、それを維持するためにはたくさんのエネルギー(?チカラ?細胞?)がいる」というくだり。
だから寝る瞬間は幸せやし、寝起きってしんどいのか!!と目から鱗(笑)私は特に朝に弱く一度寝たらなかなか起きたくない人間→
(年齢を重ね、最近は明け方に目が覚めるんだけどね……)だったので、朝起きるのが辛いのが神経ペプチド的に大変だ -
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人間は本能的に、思い込みや勘違いによって世界を歪んで認識してしまうことがあると理解した。そのため、直感を一度疑い、信頼できるデータをもとに事実を捉え直す姿勢が重要だと感じた。特に、単発の情報ではなく、時系列や比較の中でデータを見ることの大切さが印象に残った。
また、本書ではデータの取得方法そのものには多く触れられていないが、誤解を正すための可視化手法が効果的に使われており、なかでもバブルチャートによる表現は直感と事実のズレを理解するうえで非常にわかりやすかった。単に情報を見せるのではなく、人が持つ誤った世界観を修正するための「伝え方」まで設計されている点に価値を感じた。
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