【感想・ネタバレ】1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略のレビュー

あらすじ

日本は必ず再起動できる!

安野さんの先見性に満ちた本書は、テクノロジーが多様な声を呼び寄せ、共に紡ぐ未来を鮮やかな光として映し出します。民意をすくい上げ、鏡のごとく映し返すその試みは、多元的な共創の道しるべとなり、私の理想と深く呼応します。安野さんが紡ぎ出す新たな挑戦に、胸が高鳴ってやみません。
――オードリー・タン(元台湾デジタル担当大臣)

先の都知事選でマニフェストが大反響を呼び、15万票を獲得した著者による“日本をリブートする”未来戦略本。

・AI を起爆剤にして、東京をアップデート
・日本の課題解決と新市場開拓を同時に実現
・子どもの特性に応じた多様な学びをつくる次世代教育
・AI を活用した ブロードリスニングで市民の声を可視化
・行政の透明性を高める新しい「意思決定の仕組み」
・超速でデジタル民主主義を実装した「チーム安野」の作り方...etc.


本書のタイトル『1%の革命』には、「1%の新しいことにチャレンジする人々」が世界を変える、という私なりの改革への思いを込めています。歴史を振り返ってみても、最初の1%のイノベーティブなアイディアと行動が、その他99%の人々の暮らしや仕事に大変化をもたらしてきました。
私が掲げる「1%」とは、ボトムアップの発想や創造性のなかから生まれてくる、少数派による未来への挑戦を意味しています。もう一つの含意として、1%の小さな技術的革新をテコに、大きな変化をつくり出すというテクニカルな思想も込めています。
――「はじめに」より

各界の最新トレンドを踏まえた、実装可能な未来ビジョンがここに!

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Posted by ブクログ

安野さんの考えを知りたくて読みました。
AIという技術革新があったことで、新しい政治手法があるのだと初めて気づきました。

普段自分は、選挙には行くけれど変わらない政治に辟易としていましたが、本書に書かれているようなことが実現するような政治になれば、きっと政治が面白くなると思いました。

安野さんを支持するしないに関わらず、政治というものを考えるきっかけになる良書だと思います。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

良い本でした。安野さんが都知事選に立候補された時、ご自身の都政への想い、政治への関心を綴った本です。私の関心とするところで、読んで良かったです。
私ごとですが、先日、チームみらいのAI勉強会で安野さんにお会いし、この本人サインしていただきました。付箋を付けてあるのをみて、「付箋まで付けていただきありがとうございます。」と言われて、とても嬉しくますますファンになりました。どの世界でも一流になれる方だと思いました。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

指数関数的に変化できる人

いつの日か確実に都政をお願いしたい方

この国は、都は、この方が変えそうな予感

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

都知事選の時のことがベースに書かれている本。
これだけの広範囲のことについて、そんなに的外れではなく深みもある(と思う)主張をされているのは素直にすごいな、、。
テクノロジーをうまく使い、小さなリソース配分で大きく動かす。

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2025年07月19日

Posted by ブクログ

一口メモ。

行政、政治はデジタルで根本的にアップデートできる。
しかも、経済のように「勝者総取り」ではなく、少数意見を柔軟に取り込むことを可能にする形で。
と、乱暴に理解した。
ここで行政と政治とを分けたのは、前者に「役場でのめんどくさい手続き」の意味も込めたからだ。
著者の訴える「行かせない、書かせない、待たせない、迷わせない」は実にわかりやすく、実現したいメッセージ。
もう待ちたくないし。待った挙句出し直しとか耐え難いし。
ていうか自宅で完結したいし。

政治のほうは、そもそも何年かに一度の投票、しかも多くの政策課題がある中でえいやで特定の政党に投票すること自体がナンセンス。ネットとAIでさまざまな意見をより上手に集約できる。
だいたい、多数決という決め方自体が、他に手段がなかったから便宜上使っていた手段の一つに過ぎない、ということは、私が名著、坂井豊貴「多数決を疑う」から学んだことでもある。

ただ、この選挙という仕組みで、というか今の行政政治の非効率さの中でたくさんの人を食べさせているので、その仕組みを変えるのは簡単ではない。
若い人、投票に行こう。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・私自身東京に住所がなかったためあまり知らない方だため、都知事選にAIエンジニアの立場で出馬した変わり者ぐらいの印象であったが、本書を読み理解が深まった。
・海外の技術系企業や一流大学を日本に誘致し、成長産業を作ること、誘致のために優れたインターナショナルスクールの設立・誘致が必要なことなど目からうろこだった。
・発達障害支援員や介護士などのエッセンシャルワーカーなどの「助ける人を助ける」仕組みづくりが不足しているなども同意する点だった。
・ブロードリスニングという手法は少数派の意見を切り捨てず、民意をリアルタイムに政治に反映する手法として優秀だと思う。
・政治家としてもエンジニアとしても尊敬する(ようになった)人なので今後の活動に注目していきたい。

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2025年05月14日

Posted by ブクログ

先日の参議院選挙で安野さんの存在を知り、チーム未来がどのような政党なのかを知るためにこの本を読みました。

読んでみて感じたのは、政治へのAI導入について非常に現実的に考えられているということです。本書では主に、昨年の都知事選での安野さんの活動が取り上げられており、Xを使った支持者の意見抽出や、AI安野による質疑応答など、選挙の裏側を知ることができました。

安野さん自身がAIエンジニアということもあり、AI導入の利点だけでなく、課題やリスクについても冷静に語られています。

他の政党が政治理念の話に終始しがちな中で、チーム未来のようにテクノロジーの視点を持つ政党がもっと伸びてほしいと感じました。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

本書は東京都知事選に立候補した時のマニフェストをベースに、構成されている。
著者の楽観的な人間像、社会観に対して一抹の不安は感じるが、日本の未来を多元的でありながら個々人が幸福感を感じられる社会を構築する上で建設的な提言は納得できることが多かった。
国政に進出した著者の活躍を期待したい。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

安野さんの政策がバクっと理解できる。ブロードリスニングってすごい仕組みだ。素晴らしい速さのPDCAを回すを今後も進めてほしい。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

参院選で安野さんを知って読んでみた本。都知事選を通して知ったり考えたりしたことを発信する本。
参院選時は「あくまでテクノロジーの専門家であって政治の専門家ではない」みたいな声も見られたけど、これだけ他国や各都道府県の事例を集めて検討を重ね、民意をデジタル民主主義で集めようとしている姿勢は立派な政治家だと思う。少なくとも、過去に栄光があっても今は議会で寝ているだけの議員よりはずっと。
恥ずかしながら政治については不勉強だったため、世界の流れとその中にいる日本および東京の立ち位置を知るいい機会になった。
読んでいて、未来はまだ明るくできる余地がある!と感じさせてくれる本だった。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

2024年の東京都知事選に立候補し、政治的基盤等がない中で得票数第5位となり、その後、2025年の参院選で「チームみらい」を率いて参議院議員に当選したAIエンジニアの安野貴博氏の東京都知事選でのマニフェストをベースに、東京から日本をリブートするための戦略を開陳。具体的には、経済・ビジネスの活性化策、世界一の子育て・教育環境整備、安心を実感できる医療・防災モデル、行政運営の改革、デジタル民主主義の思想と挑戦について、自論を展開している。
思想的な分断から距離を取り、テクノロジーの活用により社会を良い方向に変えるということに重きを置くプラグマティックな新しいタイプの政治家として、著者の安野貴博氏には共感を覚えるところがあり、本書を読んでみた。本書により、安野氏、ひいては「チームみらい」の政策、目指す未来像のおおまかなところを理解することができた。
いろいろな先進事例も参照されていて、主張されている政策はもっともなことが多いと思った。特に、著者の都知事選でのマニフェストでの実践のようなデジタル民主主義的な仕組みはもっと実装されていくべきだと強く感じた。
ただ、スタートアップの育成、サンドボックスとしての特区、不妊治療への支援、医療DXの推進、行政サービスのDX化など、個々の政策は、結構前からよく言われていて、既に施策としても取り組まれているものが多いという気もして、現状なぜそれが進んでいないのか、また、取り組まれていても効果が上がっていないのはなぜなのか等についてもよく分析した上で、具体的にどのように効果が上がるように実装していくのかというところまで見えてきてほしかったとは思った。また、例えば、夜間・休日のオンライン診療は、医師の働き方改革に逆行するのではないか、触診等ができないのでカバーできる医療の範囲に限界があるのではないかなど、個別の提案について疑問に思う部分もあった。
いずれにせよ、テクノロジーの活用を通じた「1%の革命」で「誰もが自分らしく生きられる多元的な社会」を実装するという著者の理念には共感するところであるので、今後に期待し、注視していきたいと思う。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

先日の参院選で国政政党になったチームみらい党首である安野さんの著書。
前に読んだNEXUSと同様、ブロードリスニング等、テクノロジーによる民主主義のその後のビジョンが描かれている。
様々な立場から意見を言える場で、建設的な議論ができるのかが気になるところ。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

都知事選、参院選、ブロードリスニングあたりから安野さんに興味を持ち読んでみた。
特にワクワクしたのは6章および終章。
「ポスター貼り」の件には思わず拍手。

もう少し、デジタル技術を使って生活を変える、ということに意識を向けてみよう、と思わされた。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

オーディブルにて。
著者の安野さんが気になって読んでみた。とても考え方に納得できるし、実行力もありそう。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

都政と国政という違いはあるものの、本書を通じて「チームみらい」が描く政策のビジョンを感じ取ることができました。厳密な内容はマニフェストの確認が必要ですが、その方向性や理念は十分に伝わります。

行政・産業・教育・医療・防災といった多岐にわたる分野において、テクノロジーを駆使した洞察と構想が示され、「デジタル×政治・行政のアップデート」という軸が一貫して貫かれており、単なる知名度や政党の後ろ盾によって活動している議員の方々とは一線を画す、信頼に足る存在であると改めて好感を抱きました。

文中で繰り返し触れられているように、2011年の「ウォール街を占拠せよ」運動や元台湾デジタル担当大臣・オードリー・タン氏からの影響が伺えますが、そうした背景も踏まえつつ、本書は「チームみらい」の思想を理解する上で、まずは手に取りたい一冊だと感じます。更には、私自身の知見や語彙力の不足を痛感させられ、より広い視点から社会を捉えることの大切さを改めて認識させられた一冊でした。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

AIエンジニアであり作家でもある安野貴博さんが東京都知事選挙に立候補した際の経験をもとに、自身の考える政策を深掘りしている。
1%の勇気ある人々も、それ以外の人々も、自分の関心のあるところでいいから積極的に政治参加でき、その人たちの行動をサポートできるようにテクノロジーをフル活用する。ポスターはりの件もそうだが、枝葉のプロダクトを大量生産するのではなく、仕組みづくりに技術とリソースを注力する点は経営者の経験が生きてそうである。自分が性善説的な考えを支持しているので、安野さんの分断を煽らない姿勢にも共感できる。
今度は参議院議員となり、都知事選のようなスピード感というより、もっとじっくり日本の課題と対峙する立場になるので、その行動に注目したい。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

2024都知事選の候補者にして2025参院選の当選者、安野貴博の都知事選候補者としてのマニフェストを著作化した書籍。

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

元ベンチャー創業者で都知事選に立候補した安野さんの政治家としての考えをまとめた一冊です。

内容的には、そこまでびっくりするようなことはなく、安野さんの人柄や考え方が良くわかるような内容でした。ただ、他の政党を含め、ここまでしっかりと政治家の考え方を勉強したことがなかったので、この書籍を通して学べてとても良かったと思います。

かなり具体的にどんなことを都知事選でやろうとしていたのかを書かれていますし、予算面、実現可能性なども含めた自己分析などもされており、読んでいてこの人なら政治の世界でもイノベーションを起こせるんじゃないかと感じさせる力のある一冊でした。

参議院選挙で立候補をしていますが、日本を変えてほしいなと思いました。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

技術者だけに、技術を利用した提言部分は読み応えある。意欲のある若者にどんどん出てきて欲しい。

汎用人工知能(AGI)は2028年ぐらいまでにできると言われている。
日本における大学発ベンチャーの生存率は95.9%にのぼる。

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2025年05月19日

Posted by ブクログ

教育、医療、政策決定という様々な観点でテクノロジーをどう活用していくか記載されており、エンジニアの私にとって非常にわかりやすい構成となっていた。特に教育について、格差に焦点を当てながら解説されており腑に落ちる内容だった。

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2025年05月12日

Posted by ブクログ

一言、微調整の永続が、これからの人類が行いうる唯一の事になるのか。実数の拡張としての虚数、そして複素数へ。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

行政のデジタル化に対して、偏らないバランス感覚で、誰も取り残さない配慮に満ちた語り口調が素晴らしい。

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2025年04月28日

Posted by ブクログ

東京都知事選を通した著者の未来の政治・行政のあり方と、そのソリューションについて述べられた本。実経験を通したソフトウェア開発の手法を用いた考え方は、あらゆることに応用できるように感じた。複雑化する現代社会において、社会における「情報の処理」の能力の限界が民主主義を実行する際のボトルネックになっているのではないか?という洞察には納得した。

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2025年04月16日

Posted by ブクログ

東京都政への展望を語る本は早々出ないので個人的な興味にはフィット。他方で都政の施策アイデア自体には少なくない数疑問が残る。今後の安野氏の活躍は心底楽しみにしているが、当面のところデジタル政策は期待出来るものの地方自治としての知見について期待するのは違うんだろうなと考える。もちろん、今後この感想は変わりうる。

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2025年03月06日

Posted by ブクログ

都知事選で話題になった安野さんの本です。
子育て、医療、行政など、デジタルをうまく活用することにより透明性があり、効率の良い都政を目指せることを提唱しています。実現すればもっとわくわくして、今まで政治に関心がなかった世代も巻き込めるのではないか、と今後の活躍に期待したい本です。

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2025年02月25日

Posted by ブクログ

衆院選では、チームみらい、安野貴博氏に投票した。
ざっくりいうと、今の政治を、「民主主義」を、新たな技術でより良いものに変えることができそうだと感じたからだ。
本の内容は、期待以上でも以下でもなかった。
国会から日本を、新たな技術で、より良い社会にしてもらいたい。

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

安野さんの小説が面白かったので読んでみた。

政治という、なかなかにハードルが高い分野に参加し、そこで獅子奮迅してる安野さんはすごいなあと思う。

実行力の人だなあと思った。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

我々普通の人や普通の政治家は、言論の内容に関心を持つけど、エンジニアの人は言論空間そのもののデザインという概念を持っているのか…
ウロコポロリ。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

テクノロジーを活用したデジタル民主主義に興味が湧いた。徹底的な情報透明性、アジャイル的な政策立案など実践してみる価値があるように思う。

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2025年06月27日

Posted by ブクログ

「テクノロジーで誰も取り残さない東京へ」2024年都知事選
 イノベーションへの期待値が低い グローバルなネットワークに接続できてない

狭く・小さく・早く 始める  0→1 個人的な熱量で始める
Ai × ハード 日本が得意
技術と問題解決ビジョンともに人材不足

経済とは人間の創造力が営んでいるもの 

東京都予算 8.5兆円 議会で動かせるのは200億程度?
行政サービスの プル型からプッシュ型へ 申請なしで自動的に
ブロードリスニング  民衆の声を集約して届ける

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2025年06月08日

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