あらすじ
昭和43年の発刊以来、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。
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Posted by ブクログ
新年、自分自身を律したいと思い、読んだ。
「素直」「謙虚」のフレーズが多く出てきた。
道を開くには歩まないといけない、その歩み方か121篇書かれてあった。
敵を知る前にまず己を知る。一寸先は闇の世の中だから、分かったふりして歩むのは危険。周りに教えてもらいながら謙虚に歩んでいく。
まだまだ書ききれないがたくさんの名言にあふれていた。
これは時々日常に疲れたときに再度読んでいきたい本だと感じた。
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感想を書くことも憚られる程の時代を超えた名著。500万部を突破した永遠のベストセラーの名に相応しい。常に手元において読み返すことを習慣付けしたい。
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仕事に対することが多く書かれてあり、それが国民としても重要だということに繋がっている気がする。
心構えや考え方が書いてあるので、自分が刺さる部分は何度も読み忘れずにしたいと思う。
大きな会社の経営者だからなのか自分とは違う広い視野で生きているなぁという印象でした。
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経営者、プロジェクトリーダ、メンバなどそれぞれの人が考慮すべきや日常でも使える重要なことが綴られており大変参考になりました。
サッカー日本代表の田中碧選手も愛読しているらしい。
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その日、その時パラパラとめくった中で、気になったタイトルのページを読むことで、きっと自分に刺さる内容が書かれている。そんな本なんだと思う。
詩集と言うものをあまり嗜まない私ですが、きっとこの本はビジネスマンに向けて書かれた詩集みたいな何かなのではないかと思います。
上記のような特性から全てを完全に読みきるというのが、この本の位置づけではないと思っていますが、今のところ私の気になったページは『転んでも(P.122)』『正常心(P.210)』あたりです♪
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逆境でも順境でも「素直さ」が人の道を作り、その道を自らの意志で歩んでいくことを学んだ。
定期的に見返すとその時その時で刺さる言葉違うのも面白く、毎回学びになる。
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成功哲学の源泉は「素直さ」と「謙虚さ」である。
よい国日本の発展に偉大なる功績を残した松下さんの思いをいとも簡単に学べる環境に感謝です。
⚫︎手さぐりの人生
目の見えないめくらさんは手さぐりで歩む。
一歩一歩が慎重で謙虚。一歩歩むために全神経を集中する。目の見える人はどうか?
いくつになっても分からないのが人生というもの。
わからない人生を、わかったようなつもりで歩むことほど危険なこたはない。みんなに教えられ、手をひかれつつ、一歩一歩踏みしめて行くこと。
謙虚に、そして真剣に。
⚫︎失敗することを恐れるよりも、生活にくふうのないことを恐れた方がいい。
⚫︎繁栄は"なぜ"と問うところから生まれてくる。
子供の素直な心のように。
⚫︎多くを受けたいと思えば多くを与えればよい。
⚫︎断を下す
どちらに進むかあれこれとまどっても立ちすくむだけ。まずは自ら断を下すこと。
自他共に好ましくないのは断を下さないこと。
⚫︎風が吹けば波が立つ。
波が立てば船が揺れるのは当然。揺れねばならぬときには揺れてもよかろう。これも一つの考え方。
⚫︎岐路にたちつつ
動物園の動物は本当に幸せなのか?
不安な岐路にたちつつも、あらゆる力と生命をかけてそれを切りぬけてゆく、そこに充実した生活があるともいえよう。
⚫︎働き方のくふう
額に汗して働く姿は尊い。
人より1時間余計に働くことも尊いが、今までよりも1時間少なく働いて、今まで以上の成果をあげることもまた尊い。
額に汗のない涼しい姿も称えるべき。
創意がなくてはできないこと。
⚫︎学ぶ心
どんなことからも、どんな人からも、謙虚に素直に学びたい。すべてに学ぶ心があって、はじめて新しい知恵も生まれてくる。学ぶ心が繁栄への第一歩。
●覚悟はよいか
つねに”覚悟はよいか”と問われることを自問自答すること。我々は一歩外に出れば交通事故の危難がふりかかるか分からない状況を生きている。
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「時代は変わった。人の考えも変わった。
しかし信念に生きることの尊さには、少しも変わりはない。」
初版が発行されたのは55年前。
それでも、いつの時代にも共通する"人としてあるべき姿"が書かれた本。
所詮は人間、99%は皆同じ。
だけどだからこそ謙虚に素直に熱心に日々努力を重ねていきたいと背筋が伸びる思いを抱いた。
折に触れて読み返したい。
Posted by ブクログ
技術に関する記載は一切なし。
人としてどうあるべきか、仕事にはどう取り組むべきかなど、自分の道を進むための教えが平易な文章で語りかけるように紹介されています。
周りを引きつけるためには、熱意を持って仕事に取り組まないといけないとあり、とても身に染みました。
基本を忘れないためにも何度も読み返す必要があるなと感じています。
Posted by ブクログ
不登校MAXな学生時代、逃避先の書店で出会った。色褪せた付箋の位置もそのまま、何ひとつ身に付いてない。それでも。社会の隅でこぼれ落ちそうになるギリギリな自分を、いつも見捨てず初心に戻してくれる。
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日本、世界という広い視点で、人類の繁栄、社会との共存・発展への貢献を目指すための心がけが綴られている。出版から半世紀以上過ぎているが、今の時代にも全く色褪せない普遍的な内容となっている。
本書を読んで、如何に今までの自分が利己的であって、社会的な考え方ができていないと気づき、反省の連続だった。目から鱗ばかりだった。
目先のことではなく、社会にとってどうか、道義的にどうかを日頃から考えるようにしたい。
時間をおいて再読したい名著だと思う。
Posted by ブクログ
人生の90%は運命の力ですでに設定されていて、残りの10%が人間の知恵、才覚によって形成される。
眼前の小利にとらわれるな。
昭和の時代に考えられていたことというのが、本当にびっくりする。
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2025の幕開け。自分を律して大人な人間でありたいものです。
松下幸之助さんの書籍は初めて読みましたがものすごく人格者ですね。今はいなそうな。
Posted by ブクログ
Panasonicの創業者であり、PHP研究所を創設された著者の言葉を、毎日少しずつ読み進めていました。
PHP研究所は、Peace and Happiness through Prosperityの略。
それを知って、腑に落ちました。
読んでいて何度も目にした
・素直であること
・人に聞くこと
・謙虚に学ぶこと
・力を尽くすこと
一貫して人の在り方、国の未来に目を向け心を砕いていらっしゃった印象を受けました。
心を整えるような、今の在り方を問われているような、背筋が伸びる感覚での読書でした。
特に心に響いた箇所は、
素直に生きる/風が吹けば/思い悩む/縁あって/一人の知恵/一陽来復/学ぶ心
国を良くして、誰もが身も心も豊かに、幸せに──。
そんな著者の思いを強く感じる作品でもありました。
Posted by ブクログ
書いてあることは単純だが、著者がこの思考に至った背景や経緯に想像力を働かせ、自らの課題と照らし合わせることにより本当の意味がわかる大変深い深い内容のほんである。内容が染み入るまでに何度も読む必要があり、また、内容を踏まえて行動を起こして再度読み返すと言うことが必要であろう。自分が本当の意味でこの本の深淵を理解するまでに、よくて数十年、もしかしたら死ぬまで辿り着けないかも知れない。
Posted by ブクログ
生きる上での指針、自分軸の整え方について改めて考えさせられる本。
多少古めかしい箇所もあるが、それを差し引いても学ぶことの多い本だった。
p166見方を変える、p216学ぶ心、p220敬う心のページが好き。
広い視野を持ち、何事からも学び、どんな人にも敬う点を探し、敬意を払い誠実に向き合える人間でありたい。
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◯失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れた方が良い
◯教えずしては、何ものも生まれてこないのである。教えるということは、後輩に対する先輩の、人間としての大事なつとめなのである
◯論多くして国栄えず、とまでは言わないが、この点おたがいに静かに反省してみてはどうだろう。良い自動車は、その性能が良ければ良いほど、余計な音を発しない。小さい音で、しかもすばらしいスピードで走るのである。
昔の人の本を読むと、日本人として国のために真剣に生きている迫力に気圧される。
自分は未来の日本人のために国を我が事として案じているだろうか。
たとえば政治の動きをテレビやスマホの向こうのエンタメと勘違いしていないか。
仕事に対してはプロとして、人様に胸を張れる情熱をもっているのか。
身につまされた本でした。
Posted by ブクログ
経営の神様とも呼ばれる松下幸之助の格言集。
見開き2ページが1センテンスで、文字も大きく、サクサク読める。
書かれている内容は、当然と言えるべき事柄がほとんど。
しかし明文化されることで、そうした事柄を意識し、基本や基礎の重要さを改めて思い知るとともに、実現の難しさを考えさせられる。
*刺さった言葉
止めを刺さない仕事ぶりを、大いに恥とするきびしい心がけを持つ
ちなみに機関誌連載の抜粋ゆえか、通しで読んでしまうと、なんだか似たような言い回しが多く感じる(締めが、おたがいに~したいものである、など)
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自分を知ること、
謙虚に生きること、
社会のためになることをすること、
お金儲けをするだけではなく、社会、真っ当なことをすること
真実を知ること
視点を変えること
どれも当たり前のことだけど、日々意識できているかというとそうでもない。怒りに任せてメールを描いたり、発言したりと後から後悔することもしょっちゅうある毎日。
一呼吸置く、大きな視点、当たり前の視点から物事わを見直そうと思う。
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期間をあけてかれこれ3回ほど読んでいるが、毎回気が引き締まる思いがする。
なんでもないようなこと、些細なことこそきっちりとやれ。
平凡を積み重ねることによって非凡になれる。
素直に謙虚になれ。
怠け心に突き刺さる。初心にかえることのできる本だった。
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久しぶりに偉人経営者の哲学書的な本を読みました。私の敬愛する稲盛和夫の書籍もビジネスマンとしてのふるまい方に関して教訓となることが多いのですが、本書も内容こそ違えど、ビジネスマンというより1人の人間としての在り方に関して、稲盛和夫と言っていることは、かなり共通しており、これも教訓となるべき話がたくさんありました。
こういう本は、1年に1度位は、読み返して、自分への戒めにしたい一冊だと思います。
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1968年初刊とは思えないほど、現代にも通じている内容。本屋で手に取ったこの本は、第一版280刷で表紙がレモン柄で可愛い。目次に書かれている項目は、どれも当たり前のように見えるが、読み進めていくと、日々忘れている気持ちや心構えを思いださせてくれる。初心に帰れる本である。また、松下幸之助の日本を愛する気持ち、そして日本をより良くしたい、という意志がひしひしと伝わってきた。忙しい日々にふと読み返したい本。
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松下幸之助は本当にすごい!
この人の人生訓は全ては説得力を持って我が胸に刺さる
それは、ただ単に説教じみただけでは全くなく、毎日毎日の一瞬一瞬を丁寧に味わい尽くしながら本人の中に言葉として落とし込んでいるのだろう
それは、最後の日本よい国の中にも感じられる
「花が散って、若葉が萌えて、目のさめるような緑の山野に、目のさめるような青空がつづいている。身軽な装いに、薫風が心地よく吹きぬけ、かわいい子供の喜びの声の彼方に、鯉のぼりがハタハタと泳いでいる」
こんな美しい日本語を使える松下氏の知性は、周りのほんの些細な日常を繊細に、大切に受け止めているが故だと思う
Posted by ブクログ
年初一発目の本。
心が洗われる。
初版が1968年。でも色褪せない。
経営の神様が語る真理だから。
血縁でもないけれど、
おじいちゃんからのお話しの様に感じる。
毎年ありがとう^ ^
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雨が降れば傘をさす、素直な心。
傘がなければ、次は用意をする。
今の道が自分に与えられているかけがえのない道。
与えられた境遇を素直に生きる。
命を懸ける志を立てる。
手探りの人生のほうが転ばない。慎重になるから。
人生は真剣勝負。小さなことにも真剣に取り組む。
人生は一日一日が死への旅路。
君子は日に三転す。新しいものを知れば考え方も変わる。
今日一日、わずかでもいいから進歩する。
挨拶を交わす。
キリストは一身に責任を引き受けた。せめて自分の分でも責任を引き受ける。
人生はあざなえる縄のごとし。素直に謙虚に歩めばよい。
カンを働かせる。科学とカンはそう反しない。
心配またよし。恐れたりしり込みしたりしない。
動物園の動物は幸せか。家畜は幸せか。
困っても人生は終わらない。
目明き千人、めくら千人=見ている人も見ていない人もいる。世間を甘く見ない。
天才と狂人は紙一重=素直に見るか見ないか、が紙一重の差を生む。
仕事は世の中で需要があるもの。自分の仕事ではなく世の中にやらせてもらっている仕事。
一日のけじめが大事。
フィードバックがなければ成長できない。
富士山に登る道はいくつもある。
Posted by ブクログ
「プロフェッショナル思考」のバイブルですよね。
バリバリの20〜30代の頃は、まさに意識高い系で前のめりで働いてましたし、何ら違和感なく読めました。こういうマインドで突き抜けて進んでいける人が何かを成し遂げてきたんだ、とも思います。
ただ、時代とは変わっていくもので、いや自分のマインドが変わってきたのか、今となっては、ここまで追い詰めて仕事しなくても、と思います。
人生は仕事だけじゃないし、私にとっての仕事は生きるための手段ですし、しなくていいならしないし…。
松下幸之助さんは、社員を働かせる目的もあったでしょうから、マインドコントロールも多分に含まれていると思いますけどね。
Audibleにて。