珈琲の世界史

珈琲の世界史

1,001円 (税込)

5pt

カップ一杯のコーヒーの中には、芳醇なロマンに満ちた「物語」の数々が溶け込んでいます。その液体を口にするとき、私たちはその中の「物語」も同時に味わっているのです。コーヒーの歴史を知ることは、その「物語」を読み解くことに他なりません。歴史のロマンを玩味するにせよ、知識欲の渇きを潤すにせよ、深く知れば知るほどに、その味わいもまた深まるというもの。一杯のコーヒーに潜んだその歴史を、一緒に辿ってみましょう。

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珈琲の世界史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1001

    旦部 幸博
    1969年、長崎県生まれ。京都大学大学院薬学研究科修了後、博士課程在籍中に滋賀医科大学助手へ。現在、同大学助教。医学博士。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学。人気コーヒーサイト「百珈苑」主宰。自家焙煎店や企業向けのセミナーで、コーヒーの香味や健康に関する講師を務める。著書

    1
    2024年04月26日

    Posted by ブクログ

     今までコーヒーの歴史については、さほど興味を持てなかったのが正直なところだったのだが、様々な珈琲豆を飲み比べするうちに、素人ながら地域ごとの特徴というべきか、共通項のようなものが感じられるようになった。だが、どうも例外が多いような…と気になって本書を紐解いた。
     コーヒーの世界史というにふさわしく

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    カフェがメインの小説を読破していくうちに、ふと、コーヒーの歴史について気になり、この本にたどり着きました。

    コーヒーという嗜好品から背景の歴史を見る。
    この厚みでこの内容。くどくもなく読みやすくて良かったです。もう何回か読み返して頭にいれます。

    ゲイシャ。最近の新種。どっかで聞いたことがある名前

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    コーヒーを主人公とした、世界の移り変わりを見ることができた。

    今ではネットで意見の交流ができるが、それがない時代、コーヒーの存在と場所によって、集う場所になっていた話が面白かった。

    今飲んでいるコーヒーも、より美味しく感じてくるだろう。

    0
    2022年07月25日

    購入済み

    コーヒー好きな方へ。

    コーヒーの『植物としての歴史』や『飲み物としての歴史』を著者の視点から分析した本です。
    植物としての歴史は古く、大陸がまだ一つだった頃の話まで遡っています。どんな経緯で世界中にコーヒーが広がっていったのか、詳しく記述しています。

    飲み物としての歴史は、人間との関わりや貿易での役割などです。個

    #深い #タメになる

    0
    2021年08月01日

    Posted by ブクログ

    コーヒーの歴史をここまで丁寧に追って新書にする著者のコーヒー愛に脱帽。前著に引き続きとても面白かった。
    コーヒーの語源はアラビア語のカフワというのは知ってたが、語根から考えると睡眠欲を消し去るものを指している言葉というのは知らなかった。アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の三原種。人類とお茶の出会いは

    0
    2021年03月20日

    Posted by ブクログ

    著者が前書である『コーヒーの科学』に載せることのできなかった文化的背景についてをこれでもかとばかりに詰め込んだ本。『コーヒーが廻り、世界史が廻る』よりも近代史に詳しく、政治史も絡めた内容なのでかなり歯ごたえがある。
    『コーヒーの科学』を先に読んだ方がよかったかなあと……ちょっとだけ後悔した。
    理系で

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    読み応えのある内容。胃癌(多分)のナポレオンが死ぬ直前までコーヒーを飲みたがっていた話と、ベートーベンが毎日60粒数えてコーヒーを入れてた話に人間味を感じた。ブラジルからの豆が止まったことで、豆をうっすく使ってアメリカンが生まれた話も面白かった。サードウェーブコーヒーとゲイシャ、飲んでみたいな。

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    コーヒー好きなら頭の片隅にでも入れておくべきコーヒーの歴史。
    アメリカンコーヒーとか代用コーヒーとか純喫茶とか物事とは訳在って生まれた。
    同一著者による文系的?歴史な話は本書で理系な話はブルーバックスとのこと。
    ということでブルーバックス「コーヒーの科学」も読んでみたい。

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    喫茶店でゆっくりする時に、この本を思い出しながら一杯頂けたらどれだけ幸せだろうか。
    「プラセボ効果」とはまた違った、知ることにより美味しさの本質に迫ることが出来るんじゃないだろうか。そんな感覚を与えてくれました。
    国ごとや地域ごとに歴史が述べられており、細かかったり前後したりで少々の読み辛さを感じま

    0
    2024年01月25日

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