ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
聾者で写真家の著者だからこそ敏感に気づくことのできた、「言葉」として形をとる以前の、自分の内面やあるいは相手との間に生じる無形の「ことば」の大事さを説く本。
「言葉」というものは非常に有用なもので、それだけで相当な情報量を込めることができ、「言葉」の応酬だけで実生活上は不自由なく過ごすことができる。
しかし、本来、それら発せられた(あるいは記された)「言葉」が生まれてくる背景には、発した人の中にそれ以上に膨大な量の「言葉」になる以前の、あるいは「言葉」にならないような思いや経験、感情、生活などの背景が必ず存在しており、著者はこれを「言葉」と区別して「ことば」と呼ぶ。
それらの「ことば」は時に -
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Posted by ブクログ
齋藤氏らしからぬ書名ではありますが、
それは内容もシンプルであるが故なのでしょう。
定義とはスバリ「〇〇とは〇〇である」と言い切って
いるものを指しています。
普通は数学であれば定義は一つであり、
不変ですが例えば「人間とは」と問われたとして
当然「〇〇である」と言い切れるものではないと
思います。
しかし過去の偉人はその答えを出しているのです。
有名なドストエフスキーの言葉に「幸福は幸福の
中にあるのではなく、それを手に入れる過程の中
だけにある」というように、「定義付け」されて
いるのです。
それらの著名な「定義付け」を集めた一冊です。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ話すよりも書くことの方が得意だから、文章で語ればいい、と思ってきた人生をひっくり返されるような本だった。ぶっ刺さり。「対面で会った人の心も掴めないで、文章で人の心を掴めるわけがない」。対面でのコミュニケーションに怯むたびに思い出したい言葉になった。
文章を書くことはコミュニケーションである、というのは小川哲さんの新刊でも言われていたと思うけど、自分にとっても相手にとっても丁寧で誠実である姿勢の重要さを実感した。
はちゃめちゃに共感したからメモしていたら読むのに時間がかかった。その中でも抜粋すると、まず文章を書くことは絶望とセットである点。こう書きたいという希望と、それを達成できない現実とのギ -
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ドラッカー名著集 14
マネジメント 中
課題、責任、実践
著:ピーター・F・ドラッカー
訳:上田 惇生
出版社:ダイヤモンド社
3巻3部、60章を超える大作です。
ドラッカーのマネジメント論の集大成でしょうか。15巻の名著集の中の最後の3巻に置かれています
マネジメントとは、企業において最も高価な資源である。最も早く消耗し、最も頻繁に補強を要する
マネジメントとは、組織に不可欠の機能、機関、構造だということである
マネジメントなくして、企業はありえない
ドラッカーは、マネジメントを企業存続の条件といっています
マネジメントは、小さなオーナー企業の成長の結果うまれたのではない、初めか -
Posted by ブクログ
読書にも緩急が必要なので、たまにはこういうふざけたテイスト(褒め言葉)の本を読みます。
内容はユルいんだけど、意外と(失礼!)実践的で役に立つ小ネタが詰まっており、クスクス笑いながら読めてしまいました。
これはまさにビジネスパーソンのための処世術!
ただ、なんだかんだでちょっとした努力は怠っていない、という著者の生真面目さも垣間見えるのが面白い。
「努力したくないという欲望がきっとイノベーションのもとなんだと思う。ただし、結果として努力になってしまうことはあるのだが、楽しくてやっているので努力という印象はない。」なんて、結局一生懸命やってるやん!ってツッコんでしまうのです。
まあ、力を抜く
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