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「万にひとつ」が明日来る――。『まぐれ』『ブラック・スワン』のタレブが、経済、金融から、テクノロジー、人生、健康、そして愛まで、この不確実な世界で不確実性を飼いならし、したたかに生き延びるための唯一の考え方「反脆弱性」について語り尽くす。
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Posted by ブクログ
4年ぶりに再読。 将来の事は誰も予測できないので、将来を予想して計画を立てて安定するよう管理するよりも、ある程度の変動はある物と考え、変化に耐えられるよう備えていく方が結果的に良くなる事を、種々事例をあげつつ、前者を実践している実在の人物を批判している本。 ボリュームは多く、事例説明が多いので中々読...続きを読むみにくい感はあるが、自分が実際に感じ取っている事と似通っているので、この本の主張は正しいと私は思います。 この後ようやく下巻に入るが、時間をかけて読み進めていきたいと思う。
「貧子は困苦に当って、己れを鍛練し 富子は安逸に流れ、己れを柔弱にする」 ここには、本書のテーマの「反脆さ」という概念が 表現されてるように思いますね。 ◇久しぶりに、自身の考え方に影響を与えてくれる 本に出会えました。 著者の前2作から、本書も、その延長だろうと たかをくくってま...続きを読むしたが、全く違いました。 前2作(『まぐれ』『ブラック・スワン』)は 本書の一パーツにしか過ぎませんでした。 ◇本書は「反脆さ」という概念についての本です。 もろいの反対なのですが、その概念を表す語句が存在しません。 (「もろくない」や「頑健」ではない) 「雨降って、地固まる」 の諺は、この概念を表しているかもしれませんね。 もっと言うなら、雨が降らないと、地面は固まらない、 といったところでしょうか。 ◇ダニエル・カーネマンの言うように 世界観を変えてくれる本のように思います
「まぐれ」「ブラックスワン」のタレブの本。 この人の本は久し振りに読んだけど相変わらずのキレキレ。文句なしにおもしろい。 反脆弱性の概念は一見分かりにくいのだが、 ながーい上下巻を通してイヤと言うほどエッセンスを語られるのでおぼろげながらも言いたいことは掴めてくる。 今まで教えられてきた...続きを読むリスクの観念とか、 投資の観念からは際立って異なるかんがえかたなので、 タレブの言っていることは頭では理解できるものの、 どこまで実践できるかというとなかなか難しい。 でも、今後本を読む際に、批判的な見方やタレブ的な見方をする事もすごく大事という観点をもてたのは良かったと思う。 ブラックスワンよりだいぶ難しい気がするので、 タレブファンにはオススメ。いきなりこれから読むと面食らうかな。
グイグイくるタレブ節は病みつきになる。移り変わりの激しい不確実な現代を渡り歩くには頑健だけでは不十分で逆境を成長の糧にする反脆さが重要であると説く。ブラックスワンやまぐれに魅了されタレブの新作を読み始めたが、期待以上だった。
ひょっとすると、バイブルになるかもしれない書。世の中論理的に判っていることは少なくて、ほとんどは実践的に体系つけられてきた。論理的なシステムは論理が破綻したら脆く(脆弱)、論理が破綻しても壊れないぐらい強いもの(頑強)を対義語と考える人が多いが、本当の対義語は論理が破綻したとき(ブラックスワンがが舞...続きを読むい降りた時)さらに飛躍する(反脆弱)システムを指す。ブラックマンデーで儲かった人たちこそ反脆弱である。ある予想に対して実際は非対称な分布を持つものを探し(ほとんどがそうだ!正規分布なんてそれほどない)確率は低いが 論理学者が思っているほどは低くない事象に賭ける(もちろん全額ではなく、一部)と将来安泰になるかもしれない みたいな主張である。 いろいろなオプションを考え、バーベル戦略:オプションの両極端に両方投資するを行う。片方は上限なく儲かり、片方は損失の上限が限定される。 ちょっと違った角度で言うと、論理的にみえるビジネスプランに投資するのではなく、人に投資しろ 医者の論理は、合理的なものだが、経験によるものを否定することもある。現代医学が新しい病気を産む(医源病)こともるのだ 等が 上巻での結論かな? 下巻に期待
名著『ブラック・スワン』で「一度発生すればカタストロフィをもたらすが、人間には決して予測できない」事象を「ブラック・スワン」と名付け、不確実性の高い世界を予測・コントロールしたいという人間の取り組みがムダであることを暴いた著者が、その後に実際に発生した2つのブラック・スワンである、リーマンショックと...続きを読む東日本大震災による福島原発問題を踏まえながら、不確実な世界を生き延びるための唯一の考え方・方法論をまとめたのが本作となる。 上巻では、本書のキーコンセプトである反脆弱性という概念の説明と、半脆弱性を持つことがブラック・スワンのような事象に対する唯一の対策であることを示しながら、その具体的な考え方が示される。我々はつい「脆弱さ」に対して、その対義的な概念である「頑健さ」を志向してしまいがちであるが、ブラックスワンのような事象に対して、いくら頑健さを誇ったところで、崩壊のスピードを僅かに遅くする程度の効果しか得られない。むしろ、衝撃を自らの進化のために利用してしまうような「反脆弱さ」こそが重要であり、その例として、適度なストレスにより成長するような人体組織などが挙げられる。 購入してから読むまでにだいぶ時間が空いてしまったが、いったんページを開いてしまえば400ページの上巻を一気に読み通してしまった。衒学的かつブラックユーモア溢れる文体は顕在。引き続き下巻が楽しみでならない。
読書会参加のためナントカ読み切ったが、難しい… 一見、危うくないものの危うさ、脆弱に見えるものの真の強さ。 著者が毛嫌いしている職業について、何故そこまで??と、疑問は残った。 また、コカ・コーラやティファニーが成功を収めるまでに業界を変えチャレンジを繰り返したことを初めて知った。コカ・コーラは味か...続きを読むら合点がいった。 読めば読むほど、読み込めば読み込む程、味わい深い本。
非常に本質的なものとして 利益に上限があり、損失が無限に欠けるのではなく 損失は限定でも、利益の可能性は無限にベットする これがこの本の本質ではないか 金持ちはこれを実行しているのであろう
antifragile(反脆い)という新概念をものすごく丁寧に、体に染み込ませるように教えてくれる1冊。冗長と感じる人もいるかもしれないが、好きなところだけ読めばいいのではないかと思う。
「ブラックスワン」のタレブさんの著書。できるだけ堅牢なシステムを作ろうとしたり、安全神話を信じてしまうことが多いが、「想定外=ブラックスワン」のことが起こると、予想以上の被害(あるいは利益)が発生することがある。これに対抗する唯一の術が「脆弱性」であるという説。毎年軽い風邪にかかった方が深刻な伝染病...続きを読むにかかりにくいとか、多少のプレッシャーやストレスがあった方が成長しやすいとか、日常にもこういった脆弱性を活用する「反脆弱性」のメリットが多いということ。言い換えると、変化を好むことこそが安定につながるということで、大企業とスタートアップの関係にも似る点が多く、参考になる。
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反脆弱性
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ナシーム・ニコラス・タレブ
望月衛
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