ビジネス・実用の高評価レビュー
-
-
Posted by ブクログ
世界史では古代キリスト教との関係とホロコースト、現代史ではイスラエルと中東問題、そして金融と学術に長け、陰謀論とともに語られるユダヤ人について、細切れではなく古代から現代までのユダヤ人の歴史を通史としてコンパクトにまとめた良書。その際、著者は「主体か構造か」という枠組みでの整理を示して、理解を助けている。
中世から近世、近代と、少数民族として各国に存在したユダヤ人が、支配層にとって都合の良い中間集団として同化せず生き残ってきたことで、農民や庶民からは時として怒りの矛先が向けられる対象となってきたことを「反ユダヤ主義を生む三者関係」として示している。
また、近代にはホロコースト以前にポグロムと言 -
Posted by ブクログ
人とのコミュニケーションで噛み合わないのは、具体と抽象の視点の違いであることが多い。
自分の話を理解してくれないと感じる相手は、
自分と抽象度において視点がずれていることが多い。
この本を読んで、具体と抽象の観点をインプットすることで、人とのコミュニケーションをより構造的に理解することができるようになってきた。
あとは、相手との関係構築の中で、相手が取っている具体と抽象のバランス感に合わせることで、より双方の理解度を高めることができるだろう。
自分の中でも、仕事や自己成長におけるPDCAサイクルで、この視点を持つことで、成長スピードをあげることができると思った。 -
Posted by ブクログ
取り上げられているのは、どれもよく知っている植物なのに、知らないことがたくさん書かれていて、非常に面白かった。
読書をしていると、本の中の五分の一でも新たな発見や知らない知識があると嬉しいものだけど、最初から最後まで「へー、そうだったんだ」と終始楽しい読書だった。
最後のしめも、アリも人間も植物に使われているのは同じで、宇宙人から見れば植物の奴隷として使われているように見えるかもしれないという視点もまた素晴らしかった。人が植物を利用しているのではなく、植物の方が偉いというか。特に最後まで読んでいくと、それがとても納得させられて、素晴らしい構成だった。
とても良い本だった。 -
-
匿名
購入済み全日本国民に読んでほしい
全日本国民に読んでほしい判りやすい憲法の本。今高市総理が檻を破り戦争を煽っている現状、憲法を絶対権力者に変えさせるべきではないとよく判るので是非一読してほしい。教科書にしてほしい。
-
Posted by ブクログ
カウンセリングとは、人が人に話をすること。
日常行われていることだが、これが成立しなくなり、エスカレートすると、それは「心の非常時」であり、専門家が必要になる。
と筆者は言っているのだが、そこには連続性があると言っていいのだろうか。
心というものを一括りにした乱暴な議論なのではないのだろうか。あるいは「正常」な部分と「異常」な部分。あるいは「普遍」と「特異」。その他にも分類、分析は様々な形がありそう。
これには、理論的には答えられない。臨床的、実際のカウンセリングに基づいて答えてくれるらしい…
読み進めるもんですね。
「自己」を「ままならないもの」と整理。
「世界」=「外部」と「自己」の間に「
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。