ブックライブの高評価レビュー

ビジネス・実用の高評価レビュー

  • サラ金の歴史 消費者金融と日本社会

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    『ナニワ金融道』が好きで、サラ金についてもっと知りたいと思ったので読んだ。特に、サラ金に対する時代と規制の変化について知りたかった。

    昔の神戸の貧民窟での個人間金融から始まり、戦前の素人高利貸、戦後の団地金融、消費者金融の勃興、行き過ぎた取り立て、そして規制による縮小までを、事実に基づいて追っている。知りたかった規制に関する記述も十分で、知りたいことは知れたかな。

    ということで、全体的に興味深く読めた。

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    2026年10月08日
  • 道をひらく

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    この世代の経営者は、
    人格を磨くことを大切にしている人が多いように思う。

    人で成り立つ世の中だからこそ、
    善い人間であり続ける努力を怠らないよう
    磨き続けようと思った。

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    2026年10月08日
  • ミシェル・フーコー著作集 新訳版 監獄の誕生―監視と処罰―

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    最初、僕は自分が本書を、10月10日に日仏会館で開催されるイベント「ミシェル・フーコーと哲学・政治・社会──生誕100年記念シンポジウム」に参加するために読んでいるのだと思っていた。
    また、先日、慎改氏の『ミシェル・フーコー 自己から脱け出すための哲学』 (岩波新書)の感想で書いたように、慎改氏の『監獄の誕生』の読解と僕のそれとは解釈が異なるので、慎改氏が新訳とその解説によって、どのような読解を展開しているのか確認する意味もあった。
    だが、本当は、それだけではなく、怠惰という僕が犯した罪とそれに対する刑罰を理解しようとして読んでいるのかもしれない。/


    【一つの「魂」が人間に住み着き、人間を存在へともたらすわけだが、その魂はそれ自身、権力が身体に行使する統御における一つの部品なのだ。魂、それは、一つの政治解剖学の帰結であると同時にその道具である…魂、それは、身体の監獄なのだ(略)。】(本書。【】内以下同様。)/


    【最後に、あらゆる差異に対する差異を定める境界線を、つまり標準から外れたもの(略)を外部に追いやる境界線を引くという操作。規律的制度のあらゆる地点に浸透してそのあらゆる審級を管理統制する絶え間のない刑罰は、このように、比較し、差異化し、ヒエラルキー化し、等質化し、排除する。ひと言で言うなら、この刑罰は、標準化するのである。】/

    ここには、僕に課された刑罰が記述されている。それは【標準から外れたもの(略)を外部に追いやる境界線を引くという操作】=【排除】である。
    つまり、僕は規律訓練のシステムから「不良品」として排除されたわけだ。

    〈脱線するが、たしか、デボラ・フォーゲルの『アカシアは花咲く』に、「不良品」がたくさん街にあふれるというような描写があって、日本翻訳大賞のイベントで柴田元幸さんがそれについて言及していたような気がするのだが…。
    あった!あった!「不良品」ではなく、「粗悪品」だったが。

    《世界に粗悪品が溢れ返った─おまけとして生まれた怪物、ミニチュア化された冷たい何かの副産物、そして、元型から外れてしまい、何にも義務を負わない軽々とした独自の人生を進もうと決意したひしゃげた仮面。
    こんな具合に、生活そのものが粗悪品で溢れ返った。》(『デボラ・フォーゲル「アカシアは花咲く」(1932)─アカシアは花咲くモンタージュ(1936)より』/翻訳・改題:加藤有子/「れにくさ」 : 東京大学現代文芸論研究室論集巻 1より。)〉/

    だとすると、この規律訓練のシステムは絶えず「不良品」を作り出し続けるとも言えないだろうか?
    僕をはじめとして、世間でときどき様々な事件を起こす「鬼」たちのような。/


    【規律においては、臣民たちの方こそが見られなければならないのだ。彼らを照らし出すことによって、彼らに行使される権力の支配力が保証される。絶えず見られているという事実、常に見られる可能性があるという事実こそが、規律的個人を、従属化された状態にとどめるのである。】/

    ここにおいて、見られることを拒否する「箱男」の有効性が見出される。
    『監獄の誕生 監視と処罰』は1975年にフランスで出版されているが(邦訳は1977年)、安部公房の『箱男』はなんと1973年に出版されているのだ。
    いつもながら安部公房の先見性には驚きを禁じ得ない。/


    【権力の効果を、常にネガティヴな観点から記述するのをやめなければならない。権力は「排除する」、権力は「禁圧する」、権力は「抑圧する」、権力は「検閲する」、(略)権力は「隠蔽する」、などとばかり語るのをやめなければならない。実際には、権力は生産する。(略)権力は、客体の領域と真理=真実の儀礼を生産するのだ。個人は、そして個人に関して得ることのできる認識は、そうした生産に属しているのである。】/

    この文章の【常にネガティヴな観点から】の次に「のみ」と書き加えたいところだ。
    なぜなら、「常にポジティブな観点からのみ」記述するのもまた同様に誤りだと思うからだ。
    権力には「排除し」、「禁圧し」、「抑圧し」、「検閲し」、「隠蔽する」などの側面も、たしかに存在するはずだから。/


    【非行性はむしろ、刑罰制度(それも拘禁刑という制度)の産物である。違法行為の数々を差異化し、案配し、管理統制することを可能にする刑罰制度によって、その帰結としてもたらされたのが、非行性なのだ。(略)監獄の成功、それは法と違法行為とをめぐる闘争のなかで、一つの「非行性」を種別化する点に存するのだ。】/


    本書で僕が一番好きなシーン、浮浪罪で訴えられた一三歳の少年と裁判長とのやりとりのシーンは、既に旧訳の感想で引用しているので、今回は引用を断念した。/


    【規律の装置の遍在によってもたらされた裁く活動は、監獄的機構のすべてを拠り所としつつ、我々の社会の主要な機能のうちの一つとなったのである。標準性の裁判官が、我々の社会の至る所に現前している。我々は、裁判官としての教師、裁判官としての医師、(略)裁判官としての「ソーシャルワーカー」の社会に身を置いている。これらの裁判官は皆、標準にかかわるものの普遍性を行き渡らせる。(略)監獄網は、その(略)まき散らされた形態のもとで、組み込みや振り分け、監視や観察のシステムとともに、近代社会における標準化本位の権力にとっての大きな支えとなってきたのである。】/


    【そのように中央にあるもの、中央に置かれたものとしての人間性、複雑な権力関係の効果であると同時に道具である人間性、多数多様な「収監」装置によって従属化された身体であり力である人間性、そうした戦略の構成要素をなす言説にとっての客体である人間性のなかに、戦闘の轟きを聞き取らねばならない。】/

    その戦闘の相手は、もちろん、権力の「排除し」、「禁圧し」、「抑圧し」、「検閲し」、「隠蔽する」などの側面であろう。/


    ◯驚いたことに、慎改氏が『ミシェル・フーコー 自己から脱け出すための哲学』 で展開していた以下のような読解が訳者解説をみても跡形もなく姿を消しているのだ。本書を読んだら、また、反論を試みなければならないと身構えていた僕には、少々拍子抜けではあるが。
    それどころか、旧訳の訳者田村氏に敬意を表する言葉さえみられる。
    さすがに、『ミシェル・フーコー…』で自らが展開していた読解への訂正の言葉こそないが、フーコーが書いたところのものをありのままに訳出してくれた点に、慎改氏の訳者・学者としての誠実さを感じた。/


    《『監獄の誕生』は、刑罰という、通常そのネガティヴな側面が強調される制度的メカニズムを、それが引き起こすことのできる「ポジティヴな諸効果の系列全体」のなかに置き直して研究しようと目指すことになる。》(慎改康之『ミシェル・フーコー 自己から脱け出すための哲学』 (岩波新書)


    (コレージュ•ド•フランスでの講義で当初企てられていたのは、刑罰の理論および制度を、抑圧のシステムのなかに置き直して分析することであったが、)

    《しかし、研究を進めていくなかで、フーコーは次第に、抑圧や排除といった作用から、権力によってもたらされるポジティヴな効果へと、その視線を転じることになる。つまり、処罰形式をめぐる歴史的探求の進展が、彼を、権力をめぐる伝統的な考え方から引き離し、権力の生産的な側面の分析へと導くのである。そして、そのようにして権力のポジティヴなメカニズムに焦点を定め直した研究が進められた後、その成果として一九七五年に著された書物、それが、『監獄の誕生』なのだ。》(同上)/

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    2026年10月08日
  • 消費税の正体~「0%」は可能か~

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    段階的に消費税を減税し、それに合わせて法人税を増やし、米国債を売却していけば、消費税が0%になっても日本は豊かになると著者は提唱している。
    今の政府にはこれくらい思い切って舵を切ってもらいたいと思う。
    失われた30年をこれ以上引きずるのはもうたくさんだ。

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    2026年10月08日
  • 大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ

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     本書を読むことでがんが怖くなくなると思います。巷で見聞きする、がんの闘病生活の苦しさや早期発見の重要性が、がんの恐ろしさを増幅させていると思います。でも実際は苦しまずにあの世に行けるオススメの死に方であるという、数多くの自然死を見てきた医師の言葉を聞いて、がんを恐れず前向きに生きていける気がしました。

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    2026年10月08日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    かのルーベンスが描いた神々しい存在感放つ絵が、ただ絵を見た時には感嘆するばかりだったのに、いざ解説を読むと急に人間らしい愚かしさが前面に出てきて、この絵から感じてた威厳もただ大仰なだけに見えてくる。

    時代の途中から始まる貴族による享楽の時代の話などは、具体的な当時の状況や詳しい解説を読んでいると心底あきれかえると同時に同じ人間として思わず己も省みてしまう。
    途中挿しこまれるフラゴナールの「ぶらんこ」がすごい良い味だしてる。
    また、そんな享楽の果て国庫が火の車と化しても尚変わらない宮廷生活について説明している著者の言葉が痛烈で好き。

    それ以外にもブルボン王朝についてを表した「自滅の様相を呈しての終演」「世界に対するフランス文化の優位性」といった一連の言葉と文章があまりに的確でうならされた。
    あとタイトルにもある通り、全12章から構成された本書の最後12章のタイトル絵がドラクロワ「民衆を導く女神」なのが、なんだかすごいドラマチックで、絵とタイトルを見た瞬間しびれた。

    今まで知らなかった作品で、ユベール・ロベールによる「ルーヴルのグランド・ギャラリー改革案」と「廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図」の2作が特に感銘を受けた。こんなにも希望と零落の滋味を味わえる作品があったのかと衝撃。
    あと当時の美術館の感じも伺えるのが嬉しい。

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    2026年10月08日
  • 生まれてよかったか? はじめての反出生主義

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    #生まれてよかったか
    #はじめての半出生主義
    #筑摩書房
    #読書記録
    ドキッとするようなテーマだったが
    さまざまな方面に配慮された文章だった。
    親ガチャハズレ
    子どもは持ちたくない
    生んでくれなんて頼んでない
    などの意見の奥にある状況を丁寧に紐解いていく。
    生まれる、生きる、死ぬ。
    動物として当たり前の営みのようであるが
    当たり前と言わずに丁寧に論を進めるのがいい。
    この本に救われる人もいる。
    必ずもう一度読みたい本。

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    2026年10月08日
  • 10000人を60年間追跡調査してわかった 健康な人の小さな習慣

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    健康に関する本が最近面白くて。書いてあることはどれも目新しくはないんだけど、健康を保つことってやっぱり同じだな、できてないな、気を付けないとな、と読むたびに思う。この本はエビデンスが取れてるので、改めて納得する。歩かないとなーー、1日の歩数100歩とかありえんww 90

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    2026年10月08日
  • 台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム

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     台湾の歴史から軍事、周辺の大国が台湾にどう関与しているのか等、一冊で大筋は理解できるようになっている。また2027年の台湾侵攻に関する話について見解が示されているのも印象的だ。偏見なく台湾有事を学べる良著だと思う。
     個人的にツボだったのが台湾の「総力戦体制」。大日本帝国の総力戦体制と似通った部分があった事に驚くとともに、総力戦が現代になってもあまり形を変えていない事を知った。まさか現代になって、総力戦体制という用語を目にする事になるとは思わなかったが‥

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    2026年10月08日
  • ジェイソン流お金の稼ぎ方

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    好きなことを仕事にするために勉強して希望の職種に就くことができましたが、本書で紹介されている稼げる仕事を判断する三角形に当てはめると、世の中で必要とされていることはを全く考えず転職してしまいました。(どうりで稼げない)今後のスキルアップでは、世界が今なにに注目しているのかアンテナを張りたいと思います。

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    2026年10月08日
  • がんばりすぎない!発達障害の子ども支援

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    とても分かりやすく、勉強になった。
    そばに置いて時々読み返したり、日々のサポートブックとしてこれからの参考にしたい。

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    2026年10月08日
  • 脳をオフにせよ 仕事も人間関係もうまくいく集中術

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    わかりやすい内容で、自身に置き換えてイメージしやすかった。

    意識など脳の機能、特徴をわかっていることで日々の自分の行動を見直し、集中力をコントロールしていけそうだと思った。
    自分が無意識のうちに実施していた頭の使い方が書かれていて、間違ってなかったんだと思えてよかった。
    頑張り過ぎはよくないと思ったので上手に自分の脳と付き合っていきたい。

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    2026年10月08日
  • 教養としての盆栽―世界のビジネスエリートを惹きつける

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    盆栽の見どころ・歴史・鑑賞の“楽しみ方”を美しい写真とともに解説した一冊です。
    7章構成、敷居の高い文化と見られてしまう盆栽を素直に楽しむための知識が詰まっています。
    著者はさいたま市大宮盆栽美術館の開館に学芸員として携わった盆栽の文化面における専門家です。
    いまや“BONSAI”として世界で市民権を得ている盆栽。
    その魅力や自然観はどこからくるのかを紐解きます。
    手入れなど、実際の育成についても少し触れられています。
    日本盆栽協会の初代会長が吉田茂であることを本書で知りました。
    私のように既に盆栽を楽しんでいる方、これから盆栽をやろうという方、見ているだけで楽しめる方、問わず楽しめる内容でした。

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    2026年10月08日
  • 恐竜とぼく 好きが未来になる瞬間

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    とてもとても面白かった。

    2歳の息子が色々なことに興味を持ち始め、恐竜にも興味があったため、書店で見かけた時に少し自分も恐竜のことを知ろうと思って手に取った本。

    恐竜のことを学ぶつもりが、人生の進め方、色々な可能性、学問とは、などなど、様々なことを考えさせられ、読んでいて胸が熱くなる良書でした。

    子供に色々教えてあげたいと思って読み始めたが、自分が何か動き始めたくなるような感覚をもてる本でした。

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    2026年10月08日
  • 西洋音楽史 「クラシック」の黄昏

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    とても面白かった。こういう本を待ってた、という感じでした。私は特に、ドイツ音楽とフランス・イタリア音楽との関係の解説が、大変腑に落ちました。
    音楽史の本としてもちろん良書なのですが、ヨーロッパ史を音楽という視点から説明している本ととらえても、とても勉強になる本ではないかと思います。

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    2026年10月08日
  • 習慣の力〔新版〕

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    思うように自己コントロールができないときに、立ち返るべき本。

    習慣をテーマに、具体的なエピソードを散りばめながら、個人→組織→社会と、射程を広げていく。

    『使える行動分析学』のあとに本書、という流れで読むと良い。

    定期的に読み返したいと思った、初めての本。

    最近、高確率でいい本に巡り会えている。最高!

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    2026年10月08日
  • 明治のワーグナー・ブーム 近代日本の音楽移転

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    著者の竹中氏はドイツ近現代史の専門家で、ドイツから日本への文化移転を研究なさっていて、この本も音楽史を専門としているわけではなく、あくまでも文化移転の1つの側面としての西洋音楽受容について書いている。でもだからこそ、音楽史の専門家とは異なった角度からの視点で描かれていて、とても興味深かった。
    本当にいろいろな角度からの考察で、どれも興味深いのだが、私は特に第三章の「『敗者』たちの洋楽」は、目からウロコな感じだった。明治維新というパラダイムシフトそのものを考えるうえでも、とても参考になる本だと思う。

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    2026年10月08日
  • それをお金で買いますか 市場主義の限界

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    シンガポールに住んでいて、盲腸になって医者にかかった日本人のおじさんが600万円を請求されたらしい。保険で済んだそうだが。このようなことは日本では起こらない。その手の話し。

    様々な社会経済におけるお金で買っちゃ(売っちゃ)いけないだろ的な商材やサービスの実例に則し、モラルの観点や構造を分析したあと、次にそれに判定を下すのではなく、必ず両者の立場や言い分、第三者的な視点を通して解説され、読者に問題提起することによって思考をうながすもの。
    さまざまな知られざる事実をだいたい上記のような型で並べているのでとても読みやすい。

    著者のマイケル・サンデルはハーバード大学の大人気教授で、福岡伸一との対談で知った。能力主義と道徳性の関係性を丁寧に言葉にする専門家。現代の知の巨人だと思った。

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    2026年10月08日
  • おい点P、動くんじゃねえ!

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    算数と数学入門で、抽象的に考えることがわかりやすかった。自分は数学が苦手で、社会人になってから仕事で苦手意識もなくなったが、もっと早く治したかった。
    図がたくさんありわかりやすいので、お子さんに読ませたい一冊と思う。図解の本としてもヒントになると思う。

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    2026年10月08日
  • THE WEALTH LADDER  富の階段 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略

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    株高、貯蓄から投資、新NISA,億り人、など様々な用語が飛び交う昨今、著者の記す通り「富の戦略書」です。富の階段とお金の視点から、漠然とお金が欲しい、という風潮ではなく、それぞれが主体的にお金と人生をどう作っていくか、記した良書。

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    2026年10月08日