ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ行動神経科学と実験心理学を専門とする著者が、記憶と脳について現在わかっていることをわかりやすくまとめた本です。
本によれば、記憶とは、外部からの刺激や自分自身の経験を脳に取り込み、留めておき、後から取り出す働きです。そして、記憶は思い出すたびに再構成されるため、その過程で変化することがあるそうです。そのため、人の記憶には不正確な部分が含まれる可能性がある一方、新しいものを創り上げることにもつながるという点が印象に残りました。
また、年齢を重ねると衰える記憶機能もありますが、年をとっても記憶によって脳が変化するということを知り、これからも新しいことを学び続けたいという意欲が湧きました。
この本を読んで、今後は次のことに取り組みたいと思います。
① 覚えたいものに興味を持ち、内容を理解する。
② 覚えたいものに関連することを結び付けて覚える。
③ 覚えたいものについては紙の本を読み、読んだ内容を思い出し、それを活用した文章を書くことでアウトプットする。
④ 十分な睡眠をとる。
⑤ 自分が何をわかっていて、何をわかっていないのかを、しっかり見極める。
⑥ 権威や定説に惑わされることなく、常に事実に目を向ける。
記憶について知ることで、単に「覚える」ということだけでなく、「学ぶとはどういうことなのか」「物事を正しく理解するとはどういうことなのか」についても考えるきっかけになりました。これからも、脳の仕組みを意識しながら、学んだことを自分の生活に生かしていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
【世界一の投資家】
audible7冊目
・この本を読んでいると暖かい気持ちになる。読むよりaudibleで聞きながら寝ると、よく眠れる。
・少し綺麗ごとかもと思うところもあるけど、そういう風におもってしまうのも悲しいところ
・読んでから、より人に感謝できるようになったし、感謝をするとより穏やかな家庭になった気がします。感謝は無料だが、とてつもない効果がある
・1年後にまた聞き直したい
・成功してる自分しか愛せなければ、自分の半分しか愛せないし、成功している息子、娘しか愛せない
・他人を長所で尊敬され、短所で愛すれば、自分の短所も愛せるに違いない
・誰かに感謝するというのは、今ある日常は当たり前でないという事を認識できるので、今の幸せを感じれるようになる。
・他人の幸せを自分の幸せとして感じれるようになると、より自分の器を満たしやすくなるので幸せになる。 -
Posted by ブクログ
朝・昼・夜の効果的な時間の使い方が知りたくて、この本を読みました。
午前中のほうがパフォーマンスは上がりやすいのだろうということは、なんとなく知っていましたが、時間帯によって、どんな行動が向いているのかがよりクリアに分かりました。
「朝」の章で一番気になったのは、「脳のゴールデンタイム」について。起床後2~3時間は、脳に疲労がなく、脳内も整理された状態で、1日の中で最も集中力が高いということ。筆者は、この時間は夕方や夜の3倍以上の価値があると考えているそうです。
「昼」の章では、コミュニケーションを使う仕事が午後の時間帯に向いているという部分が印象に残りました。
「夜」の章では、「深い睡眠」のために寝る前2時間をリラックスして過ごすことが重要という、「寝る前2時間」の最適化が響きました。
「朝」は読書などの自己投資に、「昼」はメールなどコミュニケーションの時間に、「夜」は90分前の入浴などで、寝る前2時間をリラックスして過ごす。そんなふうに、時間帯に合わせて行動を最適化していけたらいいなと思います。 -
Posted by ブクログ
『サンダーバード完全読本』pen BOOKSの本を読みました。
サンダーバードの由来はオランダのサンダーバード・フィールドの上空で終戦間近撃墜死したお兄さんの手紙から命名したようです。
製作者のジェリー・アンダーソンが11歳時にドイツ空軍の攻撃を逃れロンドン郊外に疎開していた時だったようです。
このストーリーはNASAを退官して、新技術特許権料で大富豪になったジェフ・トレーシーがチリ南方のプライベート島に世界救援目的で秘密基地を作り、自分の子供やスーパーエンジニアが特殊機器を作り世界救済する人形活劇です。
この読本は非常に詳細に作製情報をまとめた本で多くの発見が有りました。
イギリスの人形劇で成功してアメリカ市場を狙った作品だったのですがアメリカの親は子供にはリアル過ぎると不評。日本、本国イギリスで大ヒットしたようです。
特に日本では漫画、プラモデル文化にマッチして多くの子供が熱狂したと記載されています。
1966年の作品で私も熱狂した一人です。
ストーリー設定、特殊メカの詳細、人物描写と時代設定が素晴らしいです。
人工衛星サンダーバード5号が世界から事故情報を集めて、サンダーバード1号が現地に飛んで調査、2号が特殊機器を運び、特殊機器が解決するストーリーは明快です。
2065年の時代設定では世界中から戦争は無くなり、科学進歩による大事故、悪の集団にて世界では救命活動が必要な時代になる未来予想です。
ストーリーは007映画ようなお話、高層ビル火災のタワーリング・インフェルノのようなお話、9.11のようなエンパイアステートビル崩壊、原子炉事故、特殊機器の偽物による犯罪等々描写が詳細です。
特殊機器の動力は原子力、太陽光発電と当時1966年から考えられない想像力です。
これらの特殊メカを忠実に再現した模型、人形を時間をかけて製作されていたことが分かります。
これらの特殊製作技術は『エイリアン』、『謎の円盤UFO』、『スター・ウオーズ』等に発展して行きます。
私がエンジニアになろうとしたのはこの作品はかなり影響したものと思われます。
今は戦争は続いていて、スマホ、AI、ロボットが出来てきてそこまでは予想出来ていないのも面白いです。
PS
イギリス中部のブラッドフォードの「国立科学メディア博物館」にはサンダーバード関連の貴重な品が所蔵されているようです。 -
カラー版 本ができるまで 増補版
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試し読み
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Posted by ブクログ
■ 本書を通じて最も重要だと感じたこと
マネージャーの役割は、自分が成果を出すことではなく、メンバーが成果を出せる組織をつくり、一人ひとりの自己実現を支援すること。
強いマネージャーよりも、部下から「自分たちが支えたい」と思われる、応援されるマネージャーを目指すことが重要。
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1. マネージャーとしての在り方・心構え
【強いマネージャーより、応援されるマネージャーを目指す】
・強さだけでは人はついてこない。部下が「自分たちが支えたい」と思える存在になることが重要。
・部下は上司の行動をよく見ている。自ら率先して働く姿勢が、組織全体の行動を変える。
・偉そうに振る舞う必要はない。本当に実力のある人ほど、自分を大きく見せようとしない。
・マネージャーは部下と同じ目線に立ち、一緒に苦しみ、悩み、喜ぶ存在であるべき。
・数字に対する最終責任はマネージャーが負い、メンバーが前向きに挑戦できる環境をつくる。
・自分の出世ではなく、部下の成功を心から願う。その姿勢は必ず部下に伝わる。
・何を考えているか分からない上司は不安を与える。自分の考えや人間性をさらけ出し、分かりやすい存在になる。
2. 時間の使い方・自己成長
【マネージャーの能力は、仕事以外の時間の使い方で決まる】
・仕事は際限なく増やせるが、本当にやるべき仕事はそれほど多くない。
・重要な仕事を優先して片付け、意識的に余白をつくる。
・余白の時間を使い、社外の人と会う、人脈を広げる、新しい情報や技術に触れるなど、視野を広げる。
・社内だけで完結していると、新しい景色や情報が入ってこなくなる。
・社外で得た情報は、組織に還元して初めて価値が生まれる。
・情報共有は単なる事実の紹介で終わらせず、「自社でどう活用できるか」「商談でどう使えるか」まで落とし込む。
重要なのは、情報を点で終わらせず、次の行動につながる線にすること。
3. 組織づくり・リーダーシップ
【目指すべきは、全員が成果を出し、全員が幸せになれる組織】
・マネージャーが考えるべき最優先事項は、目の前の組織を良い組織にすること。
・年齢や過去の役職に関係なく、必要な相手には本音をぶつける。
・人は論理で理解しても、必ずしも納得するわけではない。最後の意思決定には感情や信頼関係が影響する。
・新しい人材の加入は、既存メンバーに刺激を与え、組織全体の成果を引き上げるきっかけになる。
・組織には常に新しい血を入れることが重要。自分にはない能力を持つ人材を揃える。
・最も難しい問題から解決することで、付随する複数の問題が同時に解消される場合がある。
・メンバーが声をかけやすいよう、マネージャー自身が積極的に動き、接点をつくる。
4. 部下の目標設定・モチベーション
【部下が自発的に動かない原因の一つは、本人の目標が明確になっていないこと】
目標は上司が一方的に与えるものではなく、本人の人生で実現したいことから逆算して設定する。
■ 自己実現から目標までの4階層
① 自己実現
人生の最終的なゴール。理想の自分になること。
② 夢
お金では買えない、人生を通して追いかけるもの。
③ ビジョン
どうなりたいか、どうありたいかという情緒的・抽象的な理想。
④ 目標
具体的な数字や期限で客観的に測定できるもの。
■ 目標設定における重要なポイント
・仕事の目標と、人生で目指していることを結びつける。
・目標は原則として部下自身に決めてもらう。
・本気の目標であれば、具体的な質問に対して明確に回答できるはず。
・過去の成功者の行動量や数字の推移を参考に、長期目標を短期目標へ分解する。
・目標は紙に書き、人前で宣言することで実現への意識を高める。
・ゴールから逆算し、日々の行動に落とし込む。
・プライベートの充実は、仕事の充実にもつながる。
5. 部下とのコミュニケーション・1on1
【全員に同じマネジメントをしてはいけない】
・自分自身を基準に部下を評価・指導しない。
・個々の価値観、能力、目標に合わせてマネジメント方法を変える。
・部下の話をよく聞くことが重要。1対1で、1時間程度の対話の時間を設ける。
・「大丈夫?」と聞くだけでは、「大丈夫です」という回答になりやすい。
・「ここは分かりにくいよね」「この部分は大変じゃない?」など、相手が本音を話しやすい聞き方を意識する。
・マネージャーは部下の経験や解決策からも学べる立場。対話は一方的な指導の場ではない。
■ パフォーマンスレビューの10ステップ
① 事前準備
部下自身に四半期を振り返ってもらい、シートにまとめてもらう。
② 情報収集
マネージャーも部下の実績や行動を整理する。
③ 実績レビュー
部下と一緒に実績を振り返る。
④ 原因の追求
良かった理由・悪かった理由を一緒に考える。
⑤ 期待値の共有
何を期待されているのかを明確化する。
⑥ 改善策の検討
業績向上のために何ができるかを一緒に考える。
⑦ 助言の提供
部下の成長につながる助言を行う。
⑧ 合意の獲得
本人から「やります」という意思を引き出す。
⑨ 期限の設定
いつまでに達成するかを一緒に決める。
⑩ フォローアップ
達成状況を継続的に確認する。
重要なのは、マネージャーが答えを押し付けるのではなく、本人の納得と行動への合意を引き出すこと。
6. 営業組織における成果の出し方
【結果はコントロールできないが、活動量はコントロールできる】
・営業成果は顧客の意思決定に左右されるため、完全にコントロールすることは不可能。
・一方で、訪問件数や商談数など、自分自身の活動量はコントロールできる。
・活動量が増えれば、それだけ成果につながる機会も増える。
・最初から結果を求めすぎず、まずは十分な活動量を確保して自信をつける。
・新しい仕事では、最初の3か月で集中的に行動することが重要。
・最初に自分の限界を知り、その後は持続可能なペースへ調整する。
・一時的な頑張りではなく、継続できる活動パターンを確立する。
7. 営業教育・ロールプレイング
【指摘することよりも、本人に気づかせ、自信を持たせることが重要】
・ロープレの顧客役は、原則マネージャーが担当する。
・経験の浅いメンバー同士で実施すると、過度に難しい顧客役によって自信を失う可能性がある。
・ロープレに慣れてきたら、顧客目線で動画を撮影する。
・撮影した動画を本人と一緒に確認する。
・マネージャーが一方的に問題点を指摘せず、本人に客観的な気づきを促す。
■ 動画を活用した振り返りの質問例
動画に映っている自分を「あの人」として、第三者の目線から振り返る。
・この人が営業に来たらどう思うか?
・この人から商品を買いたいと思うか?
・どこに改善すべき点があると感じるか?
自分で課題に気づくことが、改善への主体性につながる。
8. メンバーの育成優先順位
【育成リソースは、全員に均等配分することが必ずしも正解ではない】
本書では、営業成績に応じてメンバーをA〜Dの4段階に分類し、育成対象に優先順位を設ける考え方を紹介。
■ A〜Dゾーン別の育成方針
Aゾーン:
高い成果を出している層。
Bゾーン:
最優先で育成・サポートする層。
Cゾーン:
Bゾーンに次いで育成する層。
Dゾーン:
本人の意欲を見極め、本気で苦しんでいる人には集中的に支援する。
■ 重要なポイント
・Bゾーンへの集中的な支援が、組織全体の成果を引き上げるきっかけになる。
・Dゾーンのメンバーにも、大きく成長する可能性が眠っている。
・周囲のメンバーが成果を出し始めると、それまで行動していなかったメンバーにも刺激が生まれる。
・マネージャーが期待していない環境に置かれたメンバーは成長しにくい。
※実務に取り入れる際は、成績だけで意欲や将来性を決めつけず、本人の状況や成長可能性も考慮する必要あり。
9. 人前で話す力・情報発信
【話す目的は自分をよく見せることではなく、相手の役に立つこと】
・人前で話す機会は、積極的に引き受けるべき。
・失敗したら恥ずかしいという感情は、自分に意識が向いている状態。
・聞き手が何を得られるかを最優先に考える。
・大人数の前で話す経験を積むことで、少人数での発信にも余裕が生まれる。
・スピーチを成功させるには、十分な事前準備が必要。
・緊張は真剣に取り組んでいる証拠。無理に緊張をなくそうとする必要はない。
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今後のマネジメントで実践したいこと
今回の読書内容を、フィールドセールス組織のリーダーとして実践する行動に置き換えると、特に以下の6点が重要。
① 目標設定の見直し
1on1で本人の人生の目標と仕事の目標を確認する。
② 行動量の可視化
受注結果だけでなく、商談数や活動量も確認する。
③ 育成方法の個別化
各メンバーの能力・課題・意欲に応じた支援を行う。
④ ロープレの改善
顧客目線で動画を撮影し、本人の気づきを促進する。
⑤ 情報発信の強化
社外で得た情報を、営業活動への活用方法とセットで共有する。
⑥ 相談しやすい環境づくり
自分から積極的に声をかけ、メンバーの本音を引き出す。
■ 定期的に振り返りたい5つの問い
・自分の成果ではなく、メンバーの成長を優先できているか?
・メンバー一人ひとりの目標や価値観を理解できているか?
・数字だけを追いかけず、成果につながる行動を支援できているか?
・社外から新しい情報を取り入れ、組織に還元できているか?
・メンバーが困ったとき、最初に相談したいと思える存在になれているか?
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Posted by ブクログ
Aぇ! groupの結成エピソードが書かれていると聞いてこの本を手に取りました。
元eighterの私は、(現在30代の自分より年上の兄さんたちと理解はしつつも)大倉さんのことを「いつまでも可愛い末っ子さん」と認識していたし、他担だったので大倉さんのエピソードにはあまり詳しくなかったので、大倉さんがアイドルというお仕事に非常に強い思い入れを持っていたことや、メンバーの脱退が続いた当時にどんなことを考えていたか、ジュニアや後進たちをどんな思いで育てているのかというような思いを知ることができて、涙目で読んでいました。
自分が仕事の上で「人に育てられる」立場から「人に動いてもらう立場」「人を育てる立場」に変化しつつあるため、仕事のうえでの人との付き合い方、特に「後輩や取引先とどう付き合っていくか」については、家族のように育ててくれる事務所に感謝して、そんな仕組みを繋ぎたいという意思もありながら、時代に合わせたコミュニケーションの取り方に苦労されていたり、「後輩の誘いは断らないが自分からは誘わない」と、断れない状況を作らないという心遣いをされていたり、タレントという職業の特殊性もあり自分が全て真似する必要はないものの、普通のサラリーマンでも参考にできることが多くてとても勉強になりました。
SUPER EIGHTやなにわ男子、Aぇ! groupを推している方はもちろんですが、他のジュニアを推されている方や、この事務所が好きな方は、熱量のあるエッセイとビジネス書としての両面からすごく楽しめる本だと思います。特に初めての昇進をされた方や初めて後輩をもって、接し方に悩んでいる方にはとてもおすすめできるんじゃないかなと思います。 -
Posted by ブクログ
結構、自分の過去を振り返って、子育てに現れている「イライラ」などの影響を考えるという、カウンセリング的なアプローチだった。
本のパッケージというか、宣伝とは結構違う感じ。
でも、臨床心理士の知識もある自分にはかなり、しっくりきた。
割合、スキーマセラピーっぽい感じ。
Case formulationまでしてたら、認知行動療法っぽかったかもw
でも、Case formulationをしていないので、実際にどういう理由でイライラしているのか、そこまで深掘りできず、なんとなく、で理由を過去に求めたりしてしまうかも。また、自分の内省がそこまで得意ではない人にとっては、結構「ピンとこない」話かも。 -
Posted by ブクログ
著者らの対話形式で進むため、キリスト教ナショナリズムの動向や思想がすっと頭に入ってきた。
なるほどと思ったのは、キリスト教が衰退しているからこそ、福音派を名乗る人々が聖書を好き勝手に解釈し、つまみ食いして自分たちの主張に変えてしまっているという指摘だ。たとえばレビ記19章には入れ墨を禁じる記述がある一方で、同じ章に寄留の外国人を大切にせよという記述もある。しかしこれらは顧みられていない。
さらに本書は、一見相容れないように見えるリバタリアン、福音派、テック長者たちが、なぜ手を結んでいるのかという思想の整理にもなった。国家への不信や既存秩序を壊したいという衝動を共有し、終末を待つのではなく、自ら引き起こそうとしている点で通じ合っているのだという。
本書でも触れられているように、1980年代までは民主党も共和党も中道からやや保守といった位置にあり、イデオロギー対立は今と比べれば牧歌的だった。そのことを改めて思い知らされる。党派を超えて信念を貫いたマケインのような政治家が、今の共和党から再び現れることはあるのだろうか。
著者も指摘しているようにアメリカは自由とグローバリズムを掲げる超大国から、ある種の「普通の国」へと変貌しつつあるのかもしれない。