ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
モノ1つを選んでここまで世界の流れを理解できるとは思わなかった。ヨーロッパの人々と砂糖の出会い、砂糖を中心とした大西洋三角貿易、アフリカ人の移動と奴隷制度の廃止などなど、砂糖を中心にして世界が動くことに衝撃を受け、また、世界商品が世界に与える影響の大きさにも驚いた。
砂糖を通してピューリタン革命から産業革命までのイギリスの近世から近代史について大まかに知ることができた。脳内にある順序がばらばらだった出来事たちが水の流れのようにひとまとめになって前後関係が理解できたのはこの本の大きなメリットだと思う。
ほかの岩波ジュニア文庫にも挑戦したい。 -
Posted by ブクログ
動物の生態を研究している研究者二人の対談を本にまとめたもの。動物の話に終始するのかと思いきや、言語の起源・進化、新たな学問の可能性という話題まで飛び出してくる。読んでてわくわくした。
議論は現代社会の問題、目指すべき未来像にまで及び、大変興味深くおもしろい本だった。
専門用語も出てくるが、出てくるたびにその言葉がどういう意味か文脈にのせて読者に解説してくれるため、最後まで疎外感を感じることなく読むことができ、知らない知識に感心しているうちに読み終わってしまった。非常に気分が良い読後感の本。
コミュニケーションとは「環境」が促すものなので単調な生活になりがちの飼育下の動物は多彩なコミュニケ -
Posted by ブクログ
「すごい」「やばい」「エモい」「やればわかる」しか語彙のない感想書いててやだな~って思って。だってさ、そう感じたとしても言葉や文字にしたのは誰かに伝えたいからで、今のままじゃ伝わらないと思ったから買ったのよ。
推しとはあるけど別に推しに限った話じゃない。それこそ感想と名がつきゃなんでも書ける気がする。
このシナリオ面白かったよは言いたいけど、タイトルだけ変えても同じこと言いそうだなって。つまり、相手は「また言ってるな」としか思っちゃくれねぇだよ。そういうのって悲しいよな。
包括的な言葉は便利だけど、個性が失われてしまう。俺が(そしてあなたが)文章を書くのは「俺だから(あなただから)」書けたこ -
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Posted by ブクログ
オーディオブックで聴いた。すぐに実践しやすいという点で読む価値のある本。以下、備忘録。
読もうと思ったきっかけ
・ここ最近体調を崩すことが増えている。子どもから風邪をもらうことが多く、体調管理を今一度見直そうと思ったため。
特に印象に残った点
・体の違和感を感じたらすぐにモードを切り替える。例えば、喉のわずかな違和感、膜が張ったぬるっとした感じがしたら、すぐに対策をとる。一流は自分の体調管理に優れている。
・できるだけ顔を触らない。無意識に鼻や口などに手で触れているケースあり。
・鼻毛はどんな空気清浄機よりも高機能。あまり切りすぎるのはよくない。鼻毛カッターで奥までぐりぐりはよくない。
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Posted by ブクログ
聖徳太子
ほんとうの姿を求めて
著:東野 治之
出版社:岩波書店
岩波ジュニア新書 850
ジュニアだけに、分かりやすく、読みやすかったです。
でも聖徳太子とはやっぱりどんな人なのか、微妙にわからないというかしっくりこない人だなあ、との後味でした。
印象にのこったのは、聖徳太子に対する、光明皇后の厚い信仰、ご本人だけでなく、母や、周辺の皇族、貴族の女性たちに感化を与えたことである
聖徳太子伝説とは、中国の高僧、慧思の生まれ代わりであり、観音菩薩、とくに、救世観音の化身であるというものです。
勝鬘経や、法華経に通じていること、法華経の薬王菩薩本地品にある、女性は男性になることで分け隔てな
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