ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
バーニーの有名古典の上巻。この巻は、戦略を「ある企業が持つ、競争優位を獲得するためのセオリー」(P.16)と定義し、そこで競争優位を獲得するために、『「業界内における競争が今後どう展開していくのか」と「その展開をどう利用すれば利益につながるのか」』(同左)をテーマとして、SCP(Structure, Cost, Performance)モデルやVRIOフレームワークを導入しながら、それらを使って外部環境および内部環境を分析していく。
米国の教科書らしく、本当の初学者が0から学べるように説明がきっちりとしている。特に、経営学がミクロ経済学から敷衍していることを反映し、競争優位といい、経済的価 -
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Posted by ブクログ
コーヒーから世界の歴史を知れてすごくおもしろかった!
冒頭から、世界の貿易取引総額でコーヒーが石油に継いで2番目だという驚きの情報から始まる。
元々はエチオピアの食べ物だったコーヒーが、どうやってコーヒー飲料として進化し、世界へと広まったのかを学べて有意義だった。
世界的に見たら日本のようにドリップパックで飲んだり、コーヒーゼリーが好まれるのは珍しいらしい。
世界一のバリスタとなった作者は、ドリップパックが好まれる背景には、日本のお手前を大切にする禅の精神があるのではと解釈を述べている。
あのお湯を継ぎ足すまでの間が待てずに合間合間で家事をしてしまう自分の落ち着きのなさをちょっと恥ずかしく -
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購入済み
電子ブックで購入
旧版のを本を持っていてまだ旧アプリで音声をダウンロードできるときにしてましたが、新版の音声アプリの方が使い勝手がいいです。
本当は紙の本のがいいんですが、ポイントと新規70%クーポンを利用し電子版を購入しました。こちらはこちらで別の使い方ができるかんじです。
画面で読んで音声をアプリで流したりと楽に操作できるので通勤で電車やバスを使う人なら乗りながらでも操作がしやすいので使い勝手が良いと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本自体はフジテレビで起きた性暴力に対するレポートを元にしているため、女性への人権侵害という事例がメインとして話されているが、「凝集性の高い集団が、調和を保とうとして、逸脱者を排除してしまう。そうして外部の意見を聞けなくなる」という状態自体はどこでも起こりうるのではないかと思う。
たとえば新卒入社者ばかりの会社に入った中途入社者。クラスに転校してきた帰国子女。移住者と昔からの住人。どうあれ同質性が高く、一体感があり、「仲の良い」グループほど異質な存在からの意見を排除してしまう。「和を乱すやつ」に対して「あなたのためなのだ」と説得を試み、それが失敗すると「あなたのためなのに」とムッとして今度は -
Posted by ブクログ
正直11章までは「なんかまあそうだね」という感じで読んでいたけど12章の自由意志についての考察がそれまでの議論をドンデン返し的にひっくり返しつつ、わかりやすく入ってきてとても良かった。
「もし人生を最初まで巻き戻し、再生ボタンを押したら、全てが同じ展開になるだろうか?」
著者は、決定論は正しい、世界は非決定的だが、それは量子の奇妙さだけに起因する、という立場を取る。科学的に見るとこの考え方を覆すことはできない。
では人間の自由意志とは?そんなものはないと著者は思いつつそれでも世界を楽しむためのヒントを提示する。それでも良いと思えるくらいに世界は広くて興味深い。