ウィリアム・S・ヘスタリーの作品一覧

「ウィリアム・S・ヘスタリー」の「[新版]企業戦略論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • [新版]企業戦略論【上】基本編―――戦略経営と競争優位
    4.3
    1~3巻2,376円 (税込)
    戦略の本質は何か。競争優位とは何か。企業の成功をいかに持続させるか。競争戦略を超えた戦略論の金字塔。欧米MBA校の人気テキスト。従来の競争戦略を中心とした戦略論に、リソース・ベースト・ビュー(経営資源に基づく戦略論)の概念を統合。企業の目的から戦略の本質を明確に定義づけ、成功するめの戦略を解説する。

ユーザーレビュー

  • [新版]企業戦略論【上】基本編―――戦略経営と競争優位

    Posted by ブクログ

    【メモ】
    ・企業の戦略=競争に成功するためのセオリー
    →業界の構造として重要な部分はどこで、競争優位を獲得するにはその業界構造をどのように活用すべきか

    ・競争優位=その企業の行動が経済価値を生成しており、かつ同様の行動を取っている競合企業がほとんど存在しない場合に成立する

    ・創発戦略=企業がある業界や市場で事業運営している最中に時間の経過ともに「現れ出る」戦略のこと

    ・企業のパフォーマンス=実際に創出された利益と期待された利益を比較することによって定義される

    ・SWOT分析
    →脅威に着目したのがポーターの5つの競争要因
    ①新規参入の脅威②競合の脅威③代替品の脅威④供給者の脅威⑤購入者の

    0
    2025年07月06日
  • [新版]企業戦略論【中】事業戦略編―――戦略経営と競争優位

    Posted by ブクログ

    上巻では外部環境分析及び内部環境分析について書かれており、この中巻ではその分析結果を活かした戦略について書かれている。上巻を読んだ後に読む本であることは言うまでもない。コストリーダーシップ戦略、差別化戦略という2つの戦略から始まる。コストリーダーシップ戦略、差別化戦略の両立の例や、各戦略を実現するための組織構造も学びが多く。戦略は組織に従うという考え方がベースにあるのかもしれない。その後にあるリアル・オプション戦略の考え方は企業経営のみならず人生の戦略への示唆も大きいのではないかと考える。オプションという英語を日本語にすると選択肢となる。また、金融のオプション理論から来ているため難解な数式も登

    0
    2025年01月20日
  • [新版]企業戦略論【上】基本編―――戦略経営と競争優位

    Posted by ブクログ

    上巻ではファイブフォース分析による外部環境分析とVRIO分析による内部分析を扱っている。業界内における持続的競争優位を確立する上で基本的になる考え方である。企業経営の文脈ではもちろん、個人の人生の戦略としても活用できるのではないだろうか。企業の目標は使命の実現などあるだろうが利益により測定される。では個人の目標はと考えると、幸福の実現でありそのために一定の収入(利益)が必要であり、その構造は企業と大きくは変わらない。今生きるこの世界、社会を分析したうえで自らが持つ競争優位を認識してそれを活かした活動を行うことでより幸福に近づくことができるといえるのではないだろうか。価値のある希少で模倣不可能な

    0
    2025年01月20日
  • [新版]企業戦略論【上】基本編―――戦略経営と競争優位

    Posted by ブクログ

    (上中下巻あわせての感想)

    これまで読んだ経営戦略の分野では、バーニーの「企業戦略論」が一番好きで、私が、いろいろ経営戦略系のことを考えるときの基盤になっているように思う。

    私は、「なんて明確に論理立てて説明してくれる本なんだろう!」と思っていて、経済学の基礎知識がある人は、賛同してくれるのだが、そうでない方には、どうも「難しい」らしい。

    そんな「企業戦略論」の新版。

    「いや〜、もうロジック系、戦略系は十分です。卒業しました」と思いつつ、一応、確認のため読み始めたら、これがやはりすごくて、一気に読んでしまった。もやもやがスッキリと晴れわたる感じです。

    前の日本語ヴァージョンの原著は、

    0
    2022年01月30日
  • [新版]企業戦略論【中】事業戦略編―――戦略経営と競争優位

    Posted by ブクログ

    中巻はコストリーダーシップ戦略、差別化戦略、柔軟性オプションの3つに焦点を当てている。柔軟性オプションはマイケルポーターらが3つめの事業戦略として提唱したニッチ戦略(集中)に代わるものとして説明されていて、より現代の不透明な市場にフィットしていることが理解できた。また、これらの戦略は共存しうるかという疑問を以前から持っていたが、その問いに対する筆者の考えも含まれていた。
    製品差別化は企業内の個人や集団の想像力で造られるものであるが最終的には顧客の認知によって成立するものということや、どの戦略を採用してもそれは組織体制と結びついてこそ機能することなどは特に重要だと感じた。

    0
    2025年09月18日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!