ブックライブの高評価レビュー

ビジネス・実用の高評価レビュー

  • 現代思想入門

    Posted by ブクログ

    思考の論理は「二項対立」で組み立てられ、その一方をプラス、他方をマイナスとする価値観があり、通常はプラス側を支持するように何かが主張される。その時に、二項対立のむしろマイナスの側、劣位の側に味方出来るようなロジックを考え、主張されている価値観に対抗する。そして対立の両側が、互いに依存し合う、言わば「宙づり」の状態に持ち込む。そういう論法がデリダの「二項対立の脱構築」である。

    0
    2025年12月12日
  • タテ社会の人間関係 単一社会の理論

    Posted by ブクログ

    1967年初版の本なのに、2025年に読んでもすごく納得できたし、面白かった!

    「タテ社会」「ヨコの繋がり」といった考えは、この本の著者である中根千枝さんが提唱した概念だったんですね。一般化しすぎていてびっくりしました。

    特に直接接触的な人間関係の項の、「集団構成員との実際の接触の長さ自体が個人の社会的資本」という箇所がすごくしっくりきました。インフルエンザとかで1週間お休みした後の学校の「なんか疎外感...」的なのはこういうことなんでしょうね…

    わたしがそうだったように、この本を読む人はみんな、自分の周りと照らし合わせて、「タテの関係ってホントそうだわ」って思うはず。

    私は理系なので

    0
    2025年12月12日
  • 13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海

    Posted by ブクログ

    かなり良かった。
    学習においても、物語としても、とても良かった。子供向けの書籍なので、もちろんわかりやすく書かれてあったが、感動もあり、将来の希望が持てる話になっていた。
    いつか子供にも読んでほしいな。

    0
    2025年12月12日
  • ソシオパス 「怪物」と呼ばれて

    Posted by ブクログ

    この作者は環境にとても恵まれているからこそ、自伝を出すことで、苦しむ人達の助けになろうとしていて、それは素晴らしい試みだなと思った。
    苦しい障害だが、見方を変えれば、皆が簡単に支配されてしまうあらゆる感情を、客観視できるのは良いなと思った。

    0
    2025年12月12日
  • 孤独と居場所の社会学~なんでもない〝わたし″で生きるには

    Posted by ブクログ

    社会の不均衡や不平等、
    福祉の穴について
    よく書かれていると思う。

    福祉分野でやりたいことが明確になった。

    0
    2025年12月12日
  • 遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎

    Posted by ブクログ

    遺伝子の発見、研究の歴史をわかりやすく解説して、読んでいるうちに遺伝子のことがわかってくるとても良い本。

    0
    2025年12月12日
  • 身の丈に合った服で美人になる

    Posted by ブクログ

    妻の本棚から出てきたので手に取りましたが、低予算でしっかりオシャレに服を着こなす技術が詰まっています。ブランドではなく季節や、トレンドや、組み合わせが、いかにオシャレに大事かがわかりました。自分が妻と街を歩く時に鼻が高いのは、妻の日頃のオシャレに対する努力のお陰だなと思い、感謝しかありません。

    0
    2025年12月12日
  • バガヴァッド・ギーター

    Posted by ブクログ

    インドで最も有名な神様のクリシュナが、戦の寸前に戦そのものに意味を見出せず戦意喪失したアルジュナ王との対話形式で教えを説いた作品。

    全体の半分が本編で、残り半分は訳注+解説となっている。

    どうにか普通の暮らしの中でもヨーギン達の境地に近づけないだろうかと思っていたところ、『行為と行為の結果を放棄(ブラフマンに捧げる)しつつも自己の義務は果たすべきである』という点に救われた。

    スピリチュアル界で言うところの"ワンネス"や"ハイヤーセルフ"などを真に理解したい人におすすめ。

    ブラフマンに感謝を忘れず純質的な選択を心がけていきたい。

    0
    2025年12月12日
  • 不完全主義 限りある人生を上手に過ごす方法

    Posted by ブクログ

    私も日々完全を求めて少ない時間に頭を抱えていました。この本に従ってじっくりと4週間学び、少しは不完全を受け入れてできることを時間に身を任せながらやっていこうという気になったと感じています。
    多分すぐ忘れてしまうので、もう一周はします。

    0
    2025年12月12日
  • 一汁一菜でよいという提案(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    本書を読んでまず驚いたのは、「ただの食事」と思っていたものが、暮らしそのもの、生き方そのものとこんなに深くつながっていたのか、ということでした。土井先生が紹介する、家庭料理を作ってきたお母さんたちの「救われた」という声や、さまざまなシーンで料理に関わってきた人たちの価値観が変わっていく様子に、「料理の捉え方が変わると、暮らしの向きも変わるんだ」と実感させられました。

    一汁一菜は、流行りの“丁寧な暮らし”のファッション的なムーブメントではなく、日本の「晴れと褻」の感覚や、民藝、縄文文化までさかのぼるような、文化の根っこの部分から提示されている暮らしの哲学だと感じました。足し算・掛け算で「何品も

    0
    2025年12月12日
  • 幸せになる勇気

    Posted by ブクログ

    アドラーの教え。
    全てを受け入れて、その通りに行動せよ、ではなく。
    物事をいかにシンプルに考えられるかじゃないかな、と思う。
    それぞれに、響くことばがひとつはあるんじゃないかな。

    0
    2025年12月12日
  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

    Posted by ブクログ

    外国人から見た日本のお笑いをわかりやすく説明しています。著者は“日本のお笑いが好き”というのがベースにあるので、楽しく読むことができました。また、チャドマレーンという人物は本当に賢い人だなと感心したのと同時に、変な外国人だなとクセの強さに驚かされました。

    0
    2025年12月12日
  • やさしいがつづかない

    Posted by ブクログ

    自分のことを人に優しいと思っている人、今までは優しく出来ていたのに出来なくなった人に読んでほしい良書◎

    大学教授ということもあり、論文っぽさを若干匂わせる雰囲気で読みにくいという方もいるかもしれませんが、段々と慣れてきます。

    自分自身、優しい人と言われることが多く、優しいって一体なんだ?と思い、この本を取りました。

    ネタバレは避けますが、優しいが定義化されており、個人的には納得感があります。優しい人、優しくない人、優しくあるための"余裕"の大切さ、非常に面白かったです。

    0
    2025年12月12日
  • 完全独習 統計学入門

    Posted by ブクログ

    統計学の名著として知られる本で、さすが「名著」と呼ばれるだけあって説明がとてもわかりやすい。
    統計を学ぶうえで一番大事なのは 標準偏差。
    これを理解していないと、その先に出てくる正規分布やカイ二乗分布、t分布がうまくつかめない。

    ・カイ二乗分布
    標準正規分布に従う変数をいくつか用意して、それを二乗して合計したものが従う分布。
    母分散を推定するときに役立つ。

    ・t分布
    母分散がわからないときに、標本平均が母平均からどれくらいズレるかを示す分布。
    特に標本サイズが小さいときに母平均を推定するのに使う。

    0
    2025年12月12日
  • KOBE BRYANT  THE MAMBA MENTALITY  HOW I PLAY

    Posted by ブクログ

    NBAの歴史の中でも稀に見るスーパースターのメンタルやバスケットボールに取り組む姿勢が、彼の言葉を通して伝わってきます。偉大な選手は考え方もやはり偉大であると感じました。

    0
    2025年12月12日
  • 相手に「伝わる」話し方 ぼくはこんなことを考えながら話してきた

    Posted by ブクログ

    相手に伝わる話し方とは池上さん流に言えば、相手への想像力が必要になると理解できました。
    さらに、聞く力が伝える力にもなる事がわきり大変為になりました。
    自分自身の伝え方に疑問を感じたら再びこの本を手にしたいと思います。

    0
    2025年12月12日
  • となりの陰謀論

    Posted by ブクログ

    江川紹子氏の陰謀論がかつて人々を楽しませるものだったという指摘は、この陰謀論が現代に影響力をもってきてる本質なのだろうと思う。
    それがSNSや動画を通じてもっともらしく伝わる事で、信憑性を帯びてくる。
    いずれにしても受けて側のリテラシーが問われる。

    0
    2025年12月12日
  • 半うつ

    Posted by ブクログ

    双極性障害Ⅱ型です。今年の夏に鬱状態になり現在休職中です。双極性障害は躁状態になったときの自死が多いと聞きます。回復期が自殺率が1番高まる。その通りです。現在は薬物療法で安定してますが、鬱状態になる前に、辛くなる前にこの本に出会ってれば少しは違ったのかなと思います。

    0
    2025年12月12日
  • 真・日本の歴史

    Posted by ブクログ

    日本史を宗教や思想の観点で、新たな視点で日本史を解説している。
    単に歴史の授業や、史実ベースでの本を読んだだけでは説明できない事を、すっきり腑に落ちる解説で理解ができる。
    世界史は宗教の理解が必須だが、何故か日本史についてはそれが蔑ろになってる風潮はある。私も、日本史は世界史と違って宗教については深く関係付けなかった。
    井沢さんが書かれているように、日本の宗教観や信仰を理解すると、それに至った理由もスッキリできる。
    例えば、金閣寺が各階の造りが違ってる事もこれに当てはめるとその理由を説明できて、目から鱗だった。

    0
    2025年12月12日
  • 字はうつくしい(たくさんのふしぎ2023年2月号) わたしの好きな手書き文字

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2ページ目、3ページ目、4ページ目…
    たくさんの人のたくさんの文字がいっぱーーいっ!

    本屋ですぐビビビッと引き寄せられ、
    月刊絵本だが購入。学級文庫に!
    文字に興味がある大人も楽しめる。

    ★引用 (はじまり)
    わたしは習字の先生をしています。
    「整った字」はもちろん好きですが、
    整っているとはいえない、ひとくせあるような
    字もすきなのです。

    ~省略~

    これから、わたしの集めた手書き文字を紹介します。
    いろんな字がありますよ。
    字をめぐる小さな旅の、はじまりです。

    0
    2025年12月12日