ビジネス・実用の高評価レビュー
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ファシズムが台頭した20世紀のスペインを生きた哲学者オルテガの『大衆の反逆』を解説しながら、オルテガのフィロソフィーとリベラルの定義について考えた本。
オルテガは「私とは、私と私の環境である」と言い、自分に特別な要求をせず、みんなと同じであることに満足する「大衆」による近代個人主義に危機感を覚えていた。また、立憲主義を忘れた民主主義を傲慢と批判し、死者とともに民主主義を行なっていくことが文明の英知であると唱えた。「大衆」の対局にある「貴族」とは自分に厳しい規律を課し、困難に立ち向かう人と捉え、こうした考えを持つには他者との対話が必要であることから、自分とは異なる考えを持つ「リベラル」の重要 -
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テックリバタリアンたちが思い描いた理想のデジタル社会の夢がことごとく破れ、結局は今と同じような一部の権力者による統治という姿に落ち着いていくのがなんとも皮肉で面白いです。テクノロジーを使っているのは人間であり、結局は利己的な面も含めた人間の特性によって社会が動くことに変わりはないということでしょうか。
結局はプラットフォームの運営側が権力になる皮肉。グローバルな労働プラットフォームが賃金低下をまねき、地理的な国境の代わりにプラットフォームが国境になる皮肉。ネットの自由市場がアルゴリズムによる計画経済になる皮肉。信頼がコードに置き換わるが、運用のためにそのコードを人間が書き換える皮肉。 -
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センスのよい考えには、「型」がある
著:佐藤真木 ・ 阿佐見綾香
インサイト思考とは、人を動かす隠れたホンネを考えていく思考法である。行き詰った現状を突破し、少ない力でより大きな成果を得られるのがそのメリットである。
インサイト思考では、ターゲットを分析する中でも、特にターゲットを動かす原動力となり、ターゲット時Sンでも、うまく言葉にして自覚できていない「隠れたホンネ」を考えることを提案している。
その中でも、最も考えるべき大切なことは「相手の気持ち」である。相手の気持ちが満たされることこそが、どんな仕事や人生でもうまくいくことに他ならない。
本書の構成は以下の6章から成る。
①インサ -
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【書名と著者】
日本の海が盗まれる (文春新書)
山田吉彦
【目的】
あんまり知られてない感あるが、実は日本は世界屈指の海洋大国。
国産の環境にも人権にもクリーンなレアアースの試掘を受け、にわかに海洋問題に興味を持った。
そこで、議員でもあり海洋学者でもある山田氏の本を一通り読もうと決め、その一環で本書を読むこととした。
【読後感】
日本は一見平和だが、実は知らないところで侵略の魔の手が伸びている。
そしてオールドメディアはなぜか全然報じない。
夏の読書に、変なホラーよりも余程背筋の凍る話。
【印象に残ったポイント】
ロシア、中国、北朝鮮、南朝鮮と、日本の海洋資源は素晴らしいものの敵対 -
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ネタバレ序章[鈴木啓之]
パレスチナ/イスラエル全景
パレスチナ難民の移動と現在の居住地
Ⅰ ガザ情勢から見るパレスチナ/イスラエル
第1章 ガザの風景――潮風が香る街道の町[鈴木啓之]
第2章 「封鎖」以前のガザ――うち続く反開発と人びとのスムード[藤屋リカ]
第3章 封鎖下の生活――若者の志を打ち砕く現実[手島正之]
第4章 国際社会とガザ――ガザの人びとと国際人道支援[吉田美紀]
第5章 ハマースとガザ――抵抗と統治のはざま[山本健介]
第6章 イスラームと政治――その規範的観点と歴史的文脈[ハディ・ハーニ]
第7章 パレスチナと国際人道法――継続する占領と集団罰[島本奈央]
第8章 -
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「知ったところで何もできない」なんていうことは決してなくて、たとえば私がここでこの本について書くこともほんのわずかな力になるはずで、でも、何も知らなければ本当に何もできない。無関心であることや中立的であることの残虐性を自覚するためには、まず知ること、始まりはそれしかないんだと思う。知的好奇心を手放しちゃいけない。共感することを諦めちゃいけない。読めてよかった。
【読んだ目的・理由】ガザについてちゃんと知りたいと思ったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.6
【一番好きな表現】人間が人間であることの証、それは、他者に共感する力のことだ。(本文から引用) -
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1276円
難解だけどめちゃくちゃ面白い
井筒 俊彦
(いづつ としひこ、1914年(大正3年)5月4日 - 1993年(平成5年)1月7日)は、日本の言語学者、イスラーム学者、東洋思想研究者、神秘主義哲学者。慶應義塾大学名誉教授。文学博士、エラノス会議メンバー、日本学士院会員。語学の天才と称され、大部分の著作が英文で書かれていることもあり、日本国内でよりも、海外で高く評価されている[1]。アラビア語、ペルシャ語、サンスクリット語、パーリ語、ロシア語、ギリシャ語などの30以上の言語を流暢に操り、日本で最初の『コーラン』の原典訳を刊行し、ギリシア哲学、ギリシャ神秘主義と言語学の研究に取り組み -
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まだ読み始めたばかりなので、評価や感想を書く段階にはありません。
しかし、『福田村事件』を読んで、ギュスターブ・ル・ボンの『群衆心理』を、読後の感想の引き合いに出したので、書いておかずにはいられない。
確かに関東大震災時の際に流言蜚語により、多くの朝鮮人の方々や誤解されて悲惨な目に遭った方が多くいたことは間違い無い。
しかし、一方で、この『Humankind 希望の歴史』の冒頭を読めば…
《『群衆心理』は誤りだ》
それは、上流階級の人々が“でっち上げた“民衆の愚かさ。であることも分かる。
【ほとんどの人は本質的にかなり善良だ】
まだまだ上巻の30ページまで読み進めただけだが、タイトル通り《希 -
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時折、歳を重ねることに対して、不安になったり怖くなったりすることがあります。
今のうちに、加齢による良い点を探しておきたいという想いがあり、なにかヒントが見つかるのではと思い、本作を手にとりました。
一つの発見は、
若い頃よりも物事を深く理解できるようになる、
ということでした。
本文中に、精神科医である神谷美恵子の言葉が引用されています。
「過去の経験も勉強もみな生かして統一できるということは何という感動だろう。毎日それについて考え、考えるたびに深い喜びに満たされている」
なるほどな、とすごく納得できる文章でした。
一生忘れない内容になると思います。
この本は、他にもたくさんの気づき -
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まぁ面白かった。今までの価値観が一掃された。こんな本は読んだことがなかった。
科学革命から幸福についての話に入ってからがかなり興味深かった。取るに足らない存在だったサピエンスがここまでー神に近い存在まで文明を発展させたが、それは幸福に繋がっているのか。その視点が全ての人類史において不足している、というのは至言
神話も文化も企業も国家もジェンダーも宗教も現代の幸福の基準も全ては虚構だということ点を知れて、かなり気が楽になった。
予測不可能で変化が早い現代においては今考えていることや悩んでいることも全て無意味になるようなシンギュラリティが訪れうる、という点は目からウロコもの
著者頭良すぎる、N -
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・サラリーマンの給料を決めるのは「成果」でも「努力」でもなく「その労働力を再生産するための経費」である
・企業の利益は、労働者による、自身の経費以上の働きがその源泉である
・一般に技術革新は善とされるが、これは労働者の労働者の価値(労働力の再生産コスト)を下げるものであり
労働者の給与の水準を下げるものである。
・労働者は常に「経費」しかもらえない身分なので、
年収が増えようが歳を取ろうが、常にギリギリの状況に追いやられる運命
↓どうするか?
・労働者ではなく資産家になる→ロバートキヨサキ
・資産家を打倒して共産主義社会を樹立する→マルクス
・労働者としてコスパの良い(自己利益) -
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ネタバレTED講演で知られるサイモン・シネックの代表作を、原著出版から15年を機に著者自身が加筆・修正した改訂版です。主張はシンプルで、人をインスパイアするリーダーと組織は例外なくWHY→HOW→WHATの順に考え、語っている、というもの。
巧いのは、この命題を並べ替え実験で体感させるところです。「すばらしいコンピュータをつくっています。美しいデザイン、シンプルな操作法。1台いかがです?」と「現状に挑戦し、ほかの人とは違う考え方をする。それが私たちの信条です。……その結果、すばらしいコンピュータが誕生しました」。情報量は同じで順序だけが違うのに、届き方がまるで変わる。手元の提案書や求人票ですぐ検算で
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