ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
・私たちが暮らしいる「社会」は、人間が意図したように動かない「近代社会の本質」が解きほぐす良書です。裏帯コメント通り「社会の教科書」です。
・社会は特定のレンズ(専門知)だけでは説明出来ないほど複雑化している。自分の考えを絶対視している時ほど、社会からしっぺ返しを喰らった経験が多々あるので、本書の説明は腑に落ちました。一方で、社会を完全なカタチで理解して動かすことは出来ないけれど、社会が持つ「緩さ」故に、社会は多様な可能性を含んでいて、動かす余地がある。変化が激しい時代に、ポジティブに社会と向き合う為に、自分たちが暮らす「社会の不可解さ」を知ることは重要と感じました。 -
Posted by ブクログ
保育関係の仕事をしていた妹が
よく汐見先生の名前を口にしており、
印象に残っていました。
興味深い内容の本を出されていたので
読んでみることに。
子どもにたくさん体験を
させてあげることが大切ではあるけれど
それはお金や環境がすべてではない、
ということがよく分かりました。
100のきっかけページも
とても参考になります。
1歳の娘にはまだできないことも
多いけれど成長に合わせて
体験を増やして、親である自分も
楽しんでいけたらいいな。
あとは正解を追い求めないことも
大切にしたい。
情報化社会で他人の子育てなども
目に入ってくるけれど
子育てに正解はない。
自然と子どもにも正解を求めて -
Posted by ブクログ
アイデアの接着剤
著:水野 学
出版社:朝日新聞出版
どうやったら、いいアイデアをかたちにすることができるか
本書はそれを語るものです
いいアイデアを生み出すことはありません
これからも、アイデアを生むといったことは、おそらくないと思います
アイデアのかけらを、くっつける、つまり、アイデアの接着剤になることです
イノベーションという言葉は、まったくゼロから何かを生み出すということではなく、すでにある意外なもの同士を結びつけ、新しい何かを作り出す意味だといいます
けっこう辛口なところがよかったです。
気になったのは以下です。
・すばらしいアイデアも、伝わらなくては意味がありません。 -
Posted by ブクログ
読書の重要性を改めて教えてくれる一冊。特に第1章は多くの研究結果を引き合いに出しながら、本がもたらす効能を丁寧に示しており、非常に説得力があると感じた。
本書が挙げる読書の恩恵(P.27)
・一分野の知識が体系化されている。
・著者の経験を疑似体験できる。
・時代を超え、普遍の知識を学べる。
・無知を未知に変えることができる。
単に知識を得るだけでなく共感能力も育まれると述べられている点(P.46)が印象的で、読書を続けていきたいという気持ちが強まった。
(一部かもしれないが)本書や『独学大全』のようにネットで有名になった著者の本は、引用が多く説得力があるだけでなく、引用された書籍への興味 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者はカイロプラクティック著者は整体とカイロプラスティックを専門とする施術者。整形外科ではどうにもならなかった肩こり・腰痛などを実際に改善させている立場からの発言には重みと説得力がある。筆者によれば、「良い姿勢」に固執し過ぎて常に緊張状態にあることで発生している症状もあり、「良い姿勢」と「悪い姿勢」は半々くらいが良いと。また、背筋を伸ばす場合、「気をつけ」の姿勢は「良い姿勢」とは言えず、そこから息を吐いて適度に脱力した姿勢が「ちょっと猫背」でちょうど良いらしい。確かに脊椎の自然の形はS字カーブを描き、「真っ直ぐ」ではない。また本人が「猫背」と思い込んでいても、客観的には十分良い姿勢であることも
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Posted by ブクログ
これは楽しいですよ( ˙꒳˙ )
数多くある水族館の中から、作者さんが「クセが強い」と感じたとこを載せてくれてるんやけど、
四コマ形式やし、それ以外の箇所も絵がマジで盛りだくさん!圧倒的に文より絵の方が多いと思う( ˊᵕˋ )
1章から8章にわけてて、かつ、コラムとかも合間に!
例えば、施設の展示の仕方?アイデア?がクセすごだったり、魅せ方がクセすごだったり、といろんなクセすごポイントが見られる!
ただ見るだけじゃない!ただ行くだけじゃない!飼育員さんの愛とか、生き物たちへの思いとか、後世へつなげるための工夫&教育だったりとかとか、
こんなに面白い本なのに、すごい前向きに考えさせてくれる -
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Posted by ブクログ
分厚い新書。441ページ。
カウンセリングを説明するのに、なんでこんなにページが必要なのか、、
と疑問に思いながらページを開く。
最初の100ページくらいはついていくのがやっと。
著者が実際にカウンセリングした4人の事例が紹介され、一気に惹きこまれた。
もちろん、プライバシーの問題があろうから、その者の会話ではないだろうが、
カウンセラーと患者の緊迫した会話。
これはすごい。迫力、というか、リアル、というか、真に迫る、というか。
人の心の弱さが垣間見える。
それにどうカウンセラーが相対するか。
これは参った。
次、どうなるんだ。
下手なドラマよりも、推理小説よりも面白い。
ななめ読みもできない
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