あらすじ
筋肉を「科学的に鍛える」時代がやってきた!
トレーニング法、タンパク質摂取法、睡眠法…、筋トレにまつわる様々なメソッドを、理学療法士で人気ブロガーの著者が徹底解説。
スポーツ科学、医学、心理学、公衆衛生学、進化心理学など、世界の有名大学が行ったトレーニングにまつわる研究論文に基づき、「最強の筋トレ法」を導き出した!
俗説や自己流、不確かな情報源をもとに「なんとなく」行っていては、ケガや故障の原因につながりかねない。
本書は、「無駄なく」「超効率的に」「正しく」、そして自分に合った正しい鍛え方を伝授する。
そして、健康リスクも回避して、仕事と人生のパフォーマンスも最大化する「筋トレ本」の決定版である。
【序 章】 筋トレに関する7つの「新常識」
【第1章】 これが、科学的に正しい「筋トレ方程式」だ!
【第2章】 これが、科学的に正しい「トレーニング」だ!
【第3章】 これが、科学的に正しい「タンパク質摂取法」だ!
【第4章】 これが、科学的に正しい「筋トレの続け方」だ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
知りたかったことが大体全部載っていた
筋トレに関して色んな知識がある中で、主にやり方に関して情報が溢れていて、メカニズム的なことを理解できるまで記載してあるのはあまり無かった気がした
ググッたり、AIで聞いた時の10倍の濃度を持った情報がこの本にはありました
感謝しかない1冊です
Posted by ブクログ
まさに「筋トレの教科書」
科学の名の下にYouTubeやSNSで溢れる怪しい言説を一刀両断してくれる。実際に私が信じて実践していた習慣のいくつかが科学的根拠に乏しい、あるいは間違っているとわかり目から鱗の思いだ。さらに、トレーニング法からサプリメントの摂取法などを細かに提示し、正しい筋トレへ導いてくれる。
筋トレに携わる人は読んでおいて損はない。
筋トレや生物学の専門用語が頻出するので、多少の予備知識があった方が読みやすいと感じた。
Posted by ブクログ
p49 筋肉を大きくしたければ、トレーニングによる総負荷量を高めよう。低強度トレーニングでも回数を増やせば高強度トレーニングと同程度の効果が得られる。頻度は週単位でよさそう。
p66 ポジティブ動作(アームカームでいれば肘を伸ばすとき)とネガティブ動作(肘を曲げるとき)を合わせた繰り返し時間を「運動時間」という。運動時間は8秒以上かかると運動効率がさがる。8秒以内であれば何秒でも変わらなさそう。
トレーニング後のクールダウン(ジョギングやウォーキングといったアクティブクールダウン)に意味はない?→わけではなく、実験の効果的な結果がすくなく、意味があると言えない。プラシーボ効果はないとは言えない。やるなら低程度の30分いかないように。
アミノ酸が2個以上連結したものをペプチド。10個程度ではオリゴペプチド。50〜100個程度結合したものをタンパク質という。
体内に入ったタンパク質は、消化・分解→吸収→貯蔵→合成という流れを経て、筋肉になる。
タンパク質を摂取するのは筋トレ後の24時間の間(かつては1~2時間がゴールデンタイムだった)。
良質なタンパク質とは、体内で生成できずこれでしか筋タンパク質が合成されない、必須アミノ酸を9種類すべて含むもの。アミノ酸スコアをみる。ロース、脂身なしの豚肉、鶏卵、牛乳、大豆がベスト。
また、必須アミノ酸のうちBCAAのなかのロイシンを2g含有する食品やプロテインが好ましい。
プロテインの内訳・・・ホエイ、カゼイン、ソイ
ホエイ→他のプロテインに比べて必須アミノ酸を多く含み、スピーディにタンパク質を摂取できる。ファストタンパク質。
カゼイン→水に溶けにくく吸収に時間がかかるが、アミノ酸濃度を長時間支えてくれる。スロータンパク質。
ソイ→吸収速度は上記の中間くらい。抗酸化、抗炎症化作用がある。
p294 筋トレはガンによる死亡率を減らす。
週2〜3週間の筋トレはあらゆる病気の死亡率を減らす。週2〜3が最適で、それ以上だとトレーニングの継続が困難になる。また、ジムと自室での自重トレーニングの効果に特に差はない。両方やるとその分良い。
また、筋トレは良質な睡眠を促し、メンタルを向上させる。
p316 そもそも筋トレを続けられない理由。
旧石器時代は常に食糧不足に陥っていた。そのため、限られたエネルギーを効率よく運用するため、必要な狩猟や生殖活動以外ではエネルギーを使わず、休息していることが生き残るためのキーだった。
マシュマロテスト
「そのマシュマロ食べてもいいけど、15分我慢できたらもう一個あげるよ。」
「もし食べちゃったらもう一個はなしね。」
幼稚園に通う子どもに行った実験で、2/3の子どもは食べてしまい、1/3は我慢できた。
その後、32歳になるまで追跡取材を続け、
我慢できた子は健康的であり、経済的に豊かで犯罪の関与がなかった。
我慢できなかった子ほど、病気がちで経済的に乏しく、犯罪に関与しやすいことがわかった。
我慢できた子には、マシュマロを気にしないよう他のことに注意を向けていることがわかった。その結果から「イフゼン実行プラン」が策定。
もし〜したらそのときは〜しよう
「家に帰ったら、ソファには座らずテレビはつけない。スマホはカバン中に入れっぱで、ウェアを手にしてジムへ行く。」
p336 ヒトは生存や子孫繁栄に取って重要な食事や生殖行動を行うと、快感が生まれる。快感は脳の「報酬系」(最も重要なのがドーパミン)があるから。そして、家でゴロゴロすると報酬系が活性化する。
→立ち上がって歩き出すことで、ゴロゴロのドーパミンとは別のドーパミンが放出される。
そして小さな目的を達成させる(荷物の準備をするや、トイレに行くなど)。少し掃除をすると色んなところを掃除したくなるのもこれ。
ブログ「リハビリmemo」
Posted by ブクログ
知識・教育書評
読書レベル 初級〜中級
ボリューム 342頁
読みやすさ ★★★★★
知識・教養 ★★★★★★!
理解度 ★★★★★
実現度 ★★★★★
影響度 ★★★★★
一言感想:
「筋トレを始めてみようかなー」という初心者の方、「筋トレしてるけど思ったように筋肉が育たないなー」と悩んでいる方、科学的に正しく効率的な筋トレを理解したいという
方にオススメの一冊です!
大学等の研究結果(科学的根拠)に基づいて、効果的かつ効率的な筋トレのやり方が解説されています。頻度、負荷、回数、休憩、タンパク質・アミノ酸の摂取方法等が具体的に記載されていますので、すぐに自分のトレーニングにも取り入れてられますし、解説もとても読みやすいです。
Posted by ブクログ
既に10年週3回以上のウェイトトレーニングをしている視点から評価すると、とても勉強になる内容でした。最新の知見から考察されており、メタアナリシスの集合体を拝読している気持ちです。
昨今、ボディビルだけでなく様々な競技が発展してきている中、ビジネスチャンスを捉えてオンライン上で情報が溢れんばかりに出てきています。
何を信じれば良いのか?科学的にはどうなのか?迷った時には、この本を頼ればある程度信頼性のある情報を入手できると思います。
トレーニングをやっている方は、「エビデンスではなく、実際の身体が大きくないと説得力がない!」と言う方が多いと思いますが、まずはエビデンスに基づいた情報や仕組みを知ることは大切な事です(研究には時間とお金、人材が関わった結晶であるため)。
そんな中、著書は様々なエビデンスを基にして書かれているので、大変勉強になると感じました。
Posted by ブクログ
様々な研究に基づく正しい筋トレ知識を紹介してくれる。出てくる単語は専門的で理解が及ばないところはあるが、主題とその結論を汲み取ることで新しい発見が多く得ることが出た。
タンパク質摂取のゴールデンタイムは、筋トレ後1-2時間の後も筋肉合成効果が24時間高まっている。これは、定期的にタンパク質摂取をする必要を感じた。
筋肥大にはダンベルの重量ではなく、総負荷量(強度×回数×セット数)が大切である。しかも週単位の総負荷量の最大化が重要。つまりは、継続は力なり、安直か。
ウオーミングアップは有酸素運動を10-20分程度が最適、最初は低負荷で筋肉を温める、ストレッチは逆効果、クールダウンは乳酸値を下げるが筋肉疲労は水素含有量なので有効性低いなど、今まで常識を考えていたことが悉く覆される。しかも研究な日進月歩なので、常に最新の研究論文などをキャッチアップすることが肝要なのだろう。じゃないと、また逆効果だと証明されたことを妄信的に続けちゃうかも。知識もまた力ですね。
Posted by ブクログ
最新の科学的エビデンスに基づき、正しい筋トレの方法を教えてくれる。参考文献もしっかり記載してあり、信頼できそう。
出版年は2019年なので、すでに「最新」ではなくなりつつあるが、著者は現在でも、ブログ「リハビリmemo」で、最新情報を発信してくれているので、そちらも参照したい。
内容的には、ジムなどでガチで筋トレしている人向けのような感じもするが、家でゆるく自重トレーニングしているような人にも参考になると思う。
Posted by ブクログ
まだ今読みかけていますが、筋トレにかかる科学的根拠をわかりやすく書いて頂いてるので、日頃の筋トレの意義や、やり方などを改めて自分トレーニングの見直しや確信を得ることが出来ます。
Posted by ブクログ
すっきりした〜!
専門用語がたまに難しくて文字を追うだけになってしまったりもしたけど、基本的にとてもわかりやすかった
これってこうなんでしょ?と、なんとなく聞いたことある筋トレや栄養についてボヤっと記憶していた私を、エビデンスを元にはっきりと知識を正してくれた
卵や牛乳、プロテインについてはまんまと逆説を信じていた
あとは、やる気スイッチの仕組みを具体的に知ることが出来、まさにやる気スイッチONになった
Posted by ブクログ
効果的な筋トレの方法、習慣、食事について科学的に述べられていて、筋トレをする人が知るべきことを網羅されている。
トレー二ーが最初に読むべきであり、この一冊で完結してしまう本。
確かに比較介入実験の結果を基にかかれている。この分野はメカニズムが解明されていないことが多い為仕方ないところもあるが、なぜ効果的なのかが記載がないまま「比較実験の結果こうだから、これは効果的」というところがあり納得感が薄いところがあった。
以下個人的メモ
筋肥大の効果は週の総負荷量
休息時間は2分以上がベスト
フルレンジの方が筋肉の総負荷量が多いため効果的(一方で回復には時間がかかる)
筋収縮は1ストローク8秒以内にすべき
睡眠不足は総負荷量を低下させる(しかし単関節運動には影響しない)
筋トレ後効果的なタンパク質が吸収される時間は24時間継続
良質なたんばく質とは、アミノ酸スコア100(豚肉、鶏卵、牛乳、大豆)かつロイシンを2g以上含むもの
推奨されるタンパク質接種量 体重1kgあたり*2g程度 ex:65kg *2=130g
理想的には3時間おきにタンパク質をとることが効果的
朝昼晩の食事で均等にたんばく質とる方が筋たんぱく合成量大
食事と同時か食間にプロテインを飲むかでは筋合成量は同じだが、食間の方が脂肪量も多くなる→増量期は有効
夕方のトレーニングが朝昼より30%効果的
筋トレ後のプロテイン+糖質は効果的(糖質摂取に伴うインスリン分泌がタンパク質の合成を促進+分解を抑制するため)
クレアチン、カフェインは信頼度が高く、安全性が確保されたパフォーマンス向上サプリメント
クレアチンの効果
筋繊維はATP(アデノシン3リン酸)を分解してエネルギー作る
ATPは血中に少量しか備蓄できず1秒で使いきる
ATP補充のためのメカニズム 1クレアチンリン酸系 2解糖系 3有酸素系
クレアチンは1のクレアチンリン酸を補充するためエネルギー供給ができる
最初の5ー7日は体重1kgあたり 0.3g ex:65kg*0.3g=19.5g
その後総クレアチン量維持のため一日3ー5g
HMBはトレーニング初心者へのみ有効
筋トレは睡眠の質向上、メンタルの安定、ガンリスクの軽減につながる
筋トレの一年後の継続率は4%(96%が途中で放棄)
Posted by ブクログ
スマホなどで生活は快適になるが、運動不足や肥満、生活習慣病になり筋肉を失っていく。だからこそ私たちは筋肉を増やし、外見的な魅力を獲得し(服などではなく筋肉)、睡眠の質を高め、メンタルを良くして笑顔になり、そして健康的で病気に強い体を手に入れることに真剣に向き合わなければなりません。筋トレこそが人生の課題を解決する重要なソリューションです。きっとあなたに幸福をもたらせてくれるでしょう。
なぜ筋トレをするかの解説として記録しました。筋トレ初めて10ヶ月経つが、1年続く人は約5%。筋トレの方法とその効果を学べました。
Posted by ブクログ
## 読書ポイント
- ### 問題提起は何か?
- 最新科学の筋トレ方法がわかる
- ### 問題提起に対する解決策は何か?
-
- ### 何を学びたいのか?
- 正しい筋トレの方法
- ### それを学んで自分はどうなりたいのか?どのような成果、結果が欲しいのか?
- ジムに行った際に活用したい
- ### 他の本との共通点、相違点は何か?
- ### 著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
- ### 本を振り返って、自分に刺さった箇所はどこか
- ### 書評
- #### 感想
- 全体的にわかり易い言葉で説明されており、理解しやすかった。
- #### 意見
- 普段のジムでは、高強度にこだわるよりも、たしかに披露してからは強度を下げて回数を増やすいたほうが疲労していると感じていた。
- #### 気づき
- 高強度ではなくても、回数を増やせば筋肥大はする
- ネガティブは意識しなくていい
- 静的ストレッチは逆効果
- 特異点ウォームアップ
- プロテインは肝臓を悪くしない
- #### TODO
- 次回ジム行った際や、普段の食事を見直す。
## 本編
- 筋肥大の効果
- 総負荷量(強度×回数×セット数)×セット間の休憩時間×関節を動かす範囲×運動スピード×筋収縮の様式×週の頻度
- 総負荷量:**強度を下げても回数を増やせば**筋肥大はする
- セット間の休憩は**2分以上**
- 初心者は1~2分程度
- 可動域は**フルレンジ**が効果的
- 8秒以上のスロトレはダメ
- **ネガティブ動作**は意識しなくていい
- トレーニング前
- 静的ストレッチは逆効果、やるなら一部位30秒以内に
- 有酸素運動10分→軽いトレーニング
- [[特異的ウォームアップ]]=トレーニングと同じ強度を軽い強度で行う
- クールダウンは効果がない
- タンパク質の接種
- 筋トレ後にタンパク質を接種する
- 最強の[タンパク質](タンパク質.md)
- 肉
- 卵
- 牛乳
- 大豆
- 全ての必須アミノ酸を含んだタンパク質を接種する
- BCAAだけでは十分ではない
- プロテインは肝臓を悪くしない
- 牛乳は全乳が理想
- 卵は黄身まで食べる
Posted by ブクログ
トレーニング方法・強度・頻度だけでなく、栄養素(タンパク質)の摂取方法や頻度を確実性の高い科学的根拠を用いて説明しているため分かりやすく、信ぴょう性が高い。基礎的な知識が詰まっているため初級者にもオススメしたい本。
なかなか筋トレが続かない人のために意志力のコントロールの仕方等も説明してあるため幅広く知識が身につく。
Posted by ブクログ
⚪︎筋トレの前にストレッチをしてはいけない!
⚪︎セット間の休憩は2分以上
⚪︎筋トレの成果はバーベル、ダンベルの重さで決まらない
⚪︎プロテインの最高の摂取タイミングは24時間後
…他
臨床研究によって得られたエビデンスから
これまでの常識をひっくり返す最新の知見
決してゴリゴリマッチョを目指してるわけじゃないけど、筋トレするなら知っていないと損するティップス
ばかり
少し読みづらいところはあるものの…
Posted by ブクログ
介入研究のほうが観察研究よりエビデンスが高く、その中でもランダム化比較試験と二重盲検法がエビデンスが高い。
それらのメタアナリシスやシステマチックレビュー。
RM=最大はんぶく回数。
総負荷量=運動強度×回数×セット数によって決まる。
タンパク質合成は筋トレ後24時間上昇している。
タンパク質をとっても腎臓は悪くならない。
筋トレに効くサプリメント。
筋トレはすべての病気の予防になる。
サイズの原理=強度によって筋肉を使い分ける=高強度でなければ全部の筋肉を動員できない。総負荷が高ければ、全部の筋肉を使える。
成長ホルモンは筋肥大には寄与しない。
筋トレの休憩時間は長いほうが総負荷が上がる。低負荷の場合は短い休憩でもいい。
フルレンジの動きのほうが効果がある。
8秒以上のスロトレは筋肥大は望めない。遅筋に効く。
総負荷が同じであれば、週3日でも6日でも同じ。
筋力増強には高強度のトレーニングのみ=サイズの法則。6秒以下の運動速度。=神経活動の適応が望める。トレーニング回数を多くするほど効果が得られる。
ストレッチは逆効果。10~20分の有酸素運動。または同じ運動を軽い強度で行う。
スクワットの基本はバーベルのちゅしんが足の中心にあること。膝の関節は、ハイバーでは深く、ローバーでは浅く。
デッドリフトは大殿筋やハムストリングスに効く。バーは足の中心からずらさない。
疲労は乳酸ではなく水素イオンの蓄積で筋肉が酸性になることからおこる。
クールダウンで筋肉痛は減少しない、脳疲労も改善しない、体が柔らかくなることはない。血流を増加させる目的で低中強度で行う。30分以内にとどめる。
筋トレ後にたんぱく質を摂取すると筋タンパク質の合成が増加する。疲労困憊になるまで行うと24時間続く。
BCAAは筋肉でしか代謝されない=筋たんぱくの合成に有利と考えられたが、すべての必須アミノ酸を摂る。BCAAよりもホエイタンパク。ロイシンは強く影響している可能性がある。アミノ酸スコアが100でロイシンを2g含むプロテイン。
高年齢のほうが合成力が低下するので多量のプロテインが必要。
ホエイは短時間の合成量が多い。3時間おきがいい。1日3食でバランスよくたんぱく質を摂取すること。
トレーニング後24時間で摂取する。食事と一緒に取ると脂肪量が減少しやすい。食感に取るとカロリーオーバーになりやすい。
夕方のトレーニングが効果的。トレーニングした日は、
寝る前にたんぱく質を取る。
赤身肉の過剰な摂取が腎臓にダメージを与える。白身肉や乳製品はダメージを与えない。赤身肉は消化の過程で酸を生成するから。
インスリンは筋たんぱくの合成を促進して分解を抑制するといわれていたが、現在は分解を抑制するのみといわれている。タンパク質を十分に摂取していれば、インスリンの効果が代用できる。
筋トレ後は、全乳を摂取する。牛乳は遅発性筋肉痛の回復効果がある。
卵は卵黄も一緒に摂取する。
エルゴジェニックエイド=効果を上げるサプリメント。
クレアチンは、トレーニング効果を上げる。
カフェインは疲労の感受性を低下させる。
HMBは未経験者には効果的。
ベータアラニン疲労軽減に効果がある。
ジムで筋トレを始めた人で1年間続けられるのは4%しかいない。そもそもヒトは筋トレより有酸素運動向き。
心を変えられないが、環境を変えられる。
意志力を節約する=Ifthen志向。
誘惑になるものを排除、筋トレまでの手順を決める。
始めれば続く。最初の数回が肝心。
Posted by ブクログ
普段から筋トレをしていますが、確かに有名ボディビルダー、youtuberさん達の経験則を我々は見聞きしてやる事が多いと思います。
筋肥大には10回3セットetc...
科学的には総重量が多いほど筋肥大するんですね
今後は総重量を増やすトレーニング
今まで通りの高重量を扱うトレーニング
を組み合わせてトレーニングしたいと思います。
また、科学的に効果の高いサプリメントは参考になりました。まぁ、プロテインeaaしか使いませんが、、、普段の食事から気をつけて行きたいと思います。
Posted by ブクログ
YouTube動画やリングフィットアドベンチャーなどを用いてたまに自重トレーニングするくらいのゆる筋トレ勢です。
器具を用いたトレーニングに関する解説や効率的に筋肥大させるためには、といったガチ勢向けの内容もありますが、
・タンパク質は筋トレ前後いつ摂取すればいいか
・結局タンパク質の摂取は肝臓に悪いのか?
・エビデンスレベルの高い筋トレサプリメントとは
・現在の知見に基づくスクワットの正しいフォーム
・しんどく感じる筋トレをなんとか継続する方法
など、エンジョイ勢が活用できる情報も多数掲載されています。
表紙の圧の強さに反して、減量目的の女性や筋トレビギナーにも有意義な一冊でした。
Posted by ブクログ
こちらの書籍は、科学的根拠に基いた筋トレに取り組みたいと考えている方におすすめの一冊です。
その名の通り、科学的な側面から正しい知識を徹底的に教えてくれます。
具体的な筋トレ方法はあまり言及されていませんが、この書籍で学んだ知識を活かして筋トレメニューを考えれば、かなり効果的に運動することができると思います。
Posted by ブクログ
もう、タイトル通り効率の良い、または無駄にならない筋トレのエビデンスを集めた本。加えて、プロテインなどの筋トレしている人が良く飲んでいるタンパク質摂取法も書かれています。
ざっくりとしたポイントは以下の通り。
・筋肉を大きくしたい場合は、総負荷量を高める(1回当たりのバーベルの重さを上げるのではなく、回数の方が大事)
・初心者が行う低強度のトレーニングでは、1~2分間の休憩をする。
・運動スピードは8秒以内であればあまり変わらない(イメージとしては、おりゃー!とダンベルを超早く動かさなくてもOK)
・筋肥大の効果は、1回の総負荷量ではなく、”週単位”の総負荷量によって決まる!
ということで、筋肉を維持するという目的で、腕立てをずーっと続けるぞ!と思いました。
しかも、「筋トレは、がんによる死亡率を33%下げる」そして「週2~3回のトレーニングはあらゆる病気の死亡率を23%下げる」
ここ重要です。やるしかないでしょ。
しかし、週5回以上の場合は死亡率の減少効果は低いというのが面白いですね。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し、ということですね。
しかし「ジムなどで筋トレを始めた人の中で1年間続けられる人は、わずか4%に満たない」という課題があります。
継続は力なり、ということで、諺ってほんまによくできてるわぁ~と、妙な感心して閉じました。
Posted by ブクログ
元々筋トレには興味があったので知識がある方だとは思っていたが、「科学的に」正しい方法ではなかったものもあり非常に勉強になった。
トレーニング知識から具体的なトレーニング方法、栄養摂取、継続の仕方まで幅広く書かれていて読み応えがあった。
これを読んで早速トレーニングがしたくなった。
Posted by ブクログ
筋トレの最新知識があり楽しかった。筋トレは総負荷で決まるは驚いた。プロテインは3時間おきに、トレーニング後24時間を意識する。ためになる内容ばかり。
Posted by ブクログ
科学的エビデンスをもとにした筋トレの意味と効果的なトレーニング方法を紹介。筋トレフルメリットと今まで常識と思われていた都市伝説を解明していく。また、タンパク質の摂取方法を紹介。
Posted by ブクログ
多くのエビデンスに基づいた効率的な筋トレ方法を指南する本。トレーニングの強度や頻度、食事方法のパターンによる効果の大小が整理されていている。
筋トレに打ち込んでいる人には響く内容だと思うが、私はまだ初心者なので正直そこまで響かなかった。私の場合は筋トレの正しさにこだわるよりも、1回でも多くトレーニングした方がずっと効果的なのだろう。
Posted by ブクログ
最新の筋トレ理論
2000年以降研究が進化しており、昔と違ってエビデンスがある理論を紹介してくれている
2019年以降の情報はブログ「リハビリmemo」で更新してくれるみたい
Posted by ブクログ
著者の新刊「科学的に正しいダイエット」を先に読んでいたので、新しい知識は得られませんでしたが、改めて勉強になりました!
トレーニング前日:
良質な睡眠のためカフェイン摂取14時まで
筋トレ前:
静的ストレッチより動的ストレッチ
心拍数110の有酸素運動を10〜20分
筋トレ:
低負荷トレは回数セット数を重ねれば、高負荷トレと同様の効果がある
週2〜3回の筋トレは病気の予防になる
食事:
3時間おきにたんぱく質摂取する
寝る前のプロテイン
Posted by ブクログ
筋トレを始めて9ヶ月目になった頃に読んだ。まだまだ初心者なので愚直に回数と重量を追っている。そんな私にはちょっとレベルが高いというか情報量が多いという印象。もう少し経験を積んだらまた違う感想を持つのかも。
最後の章にある「継続する意思」については自分は年をとったらやろうと思って意志の力でできることは継続できるようになった。なぜだかはわからない。
Posted by ブクログ
ほとんど知ってる知識だったけど
新しく研究が進んだことによる情報もあったので
今後も活用したいと思うし、定期的に知識のアップデートをしたいと思った。