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◎全世界40万部(国内18万部)突破『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』著者の世界的ベストセラー待望の邦訳(14か国刊行)。前著は戦術書(何にいつ投資するか、それをどう実行するか)だが、本書は一歩下がって全体を俯瞰し「その投資は本当に正しい戦略なのか」と大きな問いを投げかける戦略書。
◎本書では50年以上・数万世帯のファイナンス情報から導き出した6つの「富の階段」(レベル1~6)を提示。各資産レベルで集中すべき戦略と落とし穴を興味深いエピソードとともに解説する(レベル1:生き延びる戦略、レベル2:教育とスキルの戦略、レベル3:投資戦略、レベル4:起業戦略、レベル5:事業拡大戦略、レベル6:資産を守る戦略)。著者が言う「富」とは、純資産(資産から負債を引いたもの)。つまり所有する全財産(不動産、金融資産、現金等)から全負債(住宅・学資・クレジットカードローン等)を差し引いたもの。
◎本書の魅力は、資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略だけでなく各レベルの落とし穴に言及していること。著者は言う。「私はあらゆる角度から富を見てきた。富の階段のあらゆるレベルの人たちにも会ってきた。また、FRBが実施している消費者金融調査からミシガン大学の所得動態パネル研究まで、膨大な量の金融データを分析してきた。これらのデータには、50年間にわたるアメリカの数万世帯のファイナンス情報が含まれている。本書は、私がこうした膨大な調査から得た学びと、私自身のお金に関する歩みを凝縮したものである。何より重要なのは、そのおかげで私自身が人生を変えるような富を築いてきたことだ。それは、私自身のためであり、私の家族のためであり、世界中の大勢の人たちのためであった。富の階段は、あなたが同じように人生を変える富を築くのを助けるために、私が開発したフレームワークである。私自身はこの階段の最高峰であるレベル6には達していないが、このレベルにいる多くの人を知っている。そのうち何人かは私のメンターであり、何人かは同僚であり、何人かはネットで知り合った人たちだ。また、私は莫大な富がもたらす恩恵を見てきたと同時に、その落とし穴も見てきた。この本は、ガイドであると同時に警告でもある。富を築く方法と、これで十分とみなすタイミングを知る方法が書かれている。本書の目標は何か? それは、あなたが富の階段を登り、より良い人生を歩むのを助けることだ。 問題はただ一つ。あなたにこの階段を登る準備ができているかどうかだ」
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Posted by ブクログ
富は直線的に増えるのではなく、階段のように、段々と積み上がってステージが変わっていくもの。本書では、富の蓄積を6ステージに分類し、各ステージの特徴、次のステージに上がるためにはどうすればいいかの具体的アドバイスが書かれている。
まず着目すべきは、ステージが下(1000万円以下の富)の場合、保有資産は現金、車、住宅などの消費財が保有資産のほとんどを占める。それに対して、富裕層になればなるほど、収益不動産、株、債権、投資信託、事業など、収益資産を持つ割合が増えていく。
収益資産からの配当によって金持ちはますます金持ちになり、収益資産を持たないことで貧乏人は貧乏人のままといえる。まさに金持ち父さん貧乏父さんで言われている「金持ちになりたければ、負債ではなく資産を買え」ということ。
富の階段を登りたいなら、収益資産の保有率を上げること、ジャストキープバイイング、資産を買い続けろという前作にも繋がる。
富の階段に隠された教訓は、お金は相対的な概念だということ。隠されたというのは実際に経験してみないと理解するのが難しいということ。富が増えれば増えるほどお金に対する考え方感じ方は変わる。
著者が富の階段から得た最大の教訓は、十分なお金があれば人生はお金の影響をほとんど受けなくなるということ。お金はそれが重要でなくなるまでは、とても大切で重要なものだ。しかし、富の階段を登るにつれ、人生における非金銭的な側面がより重要になってくる。当然ながら全てをお金で買うことはできない。私たちは富を得る前でなく、得た後に初めてこのことに気付く。
皮肉にも人は裕福になって初めて人生最大の喜びの多くにはそれほどお金がかからないと気付く。友人、家族と遊ぶ時間。健康を保つこと。自分自身に満足すること。これらに大金は必要ない。お金から最大の価値を引き出すには、こうしたお金以外の大切なものにどれだけ意識を向けられるかが重要になってくる。
お金というのは簡単に測れる尺度であるため、誰もがこの罠に陥る。人間関係や心身の健康は預金残高のように測ることができない。
真の富とは、単なる資産ではなくそれを使って築いた人生のことである。
Posted by ブクログ
資産形成の基本戦略について、まずは手持ちの資産額に応じて6つの段階に分け、それぞれの段階において取るべき行動と留意すべきリスクを豊富なデータをもとに解説した本。
何か劇的に目新しいことを書いてあるわけではないが、統計データと実例に基づいたシンプルな主張は説得力が高い。
前著『JUST KEEP BUYING』が戦術書だとすると、本書は戦略書である、という位置付け通り、資産形成と人生との関係を俯瞰する一冊である。
それゆえに細かい戦術論は他に譲ることにはなるが、人生の見通しを持っておくことは常に役立つことだと思う。
個人的には、JUST KEEP BUYINGがいつまで有効な選択肢なのか?を前著を読んでから知りたかったことなので、満足した。
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ビジネス・実用
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