ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「あなたがやってもいいんじゃない」——その一言が、静かに深く刺さりました
タイトルの「HITOLOGY」という言葉、最初は少し戸惑いました。でも読み始めてすぐわかりました。これは「人」を中心に置いた起業論で、自分という人間をどう活かすかを問い続ける一冊なんだと。
「やりたいことが多すぎる」「どこから整理すればいい?」——そんな問いをずっと抱えてきました。本書の核心にある「ヒトロジー」——自分らしさ(Being)を起点に、人とのつながりで事業を育てていくという考え方は、自分がやってきたことにようやく言葉が与えられたような感覚でした。
特に響いたのが「30%の準備で動く」という姿勢。完璧を待って -
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ネタバレ楠木成功者について、「ほかの人間とは景色が違って見えている」ということをよく言いますね。これは、その人の独自のフィルターを通したときに、同じものが「違って見える」ということだと思うんですよ。つまり「differently」という副詞であって、本当に「different なものを見てる」んじゃない。古い話ですが、「ボールが止まって見える」と川上哲治は言ったのですが、本当にボールが止まっているわけじゃない。ここでフィルターに相当するのが、その人が持っているストーリーなんだと思うんです。
結局、なんで商売で儲かるかというと、ほかの人が知らないことを知っているとか、できないことができるとか、そういうこ -
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本書をどれくらい理解できているか覚束ないところはあるが、これの前に「脳は世界をどう見ているのか」などの書籍を読んでいたこともあって、「予測」が脳の本質的な機能であるという点は腑に落ちる。
ただ、感覚信号と予測信号の間の差異が脳にフィードバックされ、脳はその誤差を最小化するように「世界のモデル」を更新していくというサイクルが知覚・学習の実体である、という説明は、分かったような分からないような。
これとの関連で、本書では、「期待自由エネルギー」というものについても解説されている。
曰く、脳は、未来の不確実性を数値化した指標である期待自由エネルギーを最小化するように行動を選択するのだとか。
これまた -
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『自分が何に惹かれているのかがわからないということだ。そしてもう一つは、その仕掛けを読み解いていくと、一作家の文学的な個性を超えて、私たちが生きている世界、この時代の現実をとらえる新しい視点が得られそうな気がすること』―『序章 時空間をめぐる小説』
ああ、自分と同じような感覚で柴崎友香を読む人が居る。頁を幾らも捲らない内に、そう思う。何に惹かれるのかを言語化できないまま、読み続けている作家。まさかその作家を読み解こうとする学者が居るとは。それが本書を手に取る切っ掛けではあったけれど、自分の中に巣食うもやもやとした印象や思考が言葉に置き換えられている、という錯覚を覚える。著者である社会学者、鈴 -
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夢野久作の長男である杉山龍丸による、父である夢野久作の回想録である「わが父・夢野久作」を中心に、氏の夢野久作関連の文章を追加して増補完全版としたもの。基本、夢野久作について語ったものであるので内容には重複が多い。
読んで思ったのは、杉山龍丸にとって父は「夢野久作」である前に杉山茂丸の長男杉山泰道であったのだなぁということと、祖父、杉山茂丸に対する愛憎ない交ぜになった複雑な感情についてだった。夢野久作にとって父茂丸は避けて通ることのできない人物であったと同じように孫である杉山龍丸にとってもそうであったのだなと。茂丸の思想や仕事に共感はしつつも、その所為で被った親族への迷惑は息子である久作だけで -
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永井さんの活動内容について読む前は基礎的なことを知っていただけで、こうやって詳細な内容を知れたことでより理解が深まった。
ソマリアという土地で活動をするということは並大抵の覚悟では出来ないと思うし、相当な覚悟で以て活動にあたっていても軍の関係者や友人の家族、話し合いを重ねていた氏族長など、昨日まで生きていた人がどんどん死んでいくのを目の当たりにするのはどんな人間だって辛く苦しいと思う。
永井さんがこの素晴らしい活動の裏で精神的に苦しんでいたことを知って、胸が苦しくなる。
紛争を起こすのが人間ならば、それを解決に導くのもまた人間にしかできないんだなと。
永井さんがこれまで辿ってきた道を知って、こ