あらすじ
ニューヨーク・タイムズ ベストセラー1位!『GIVE & TAKE』で著名な米国の超一流「組織心理学者」が「向上心」「人間的成長」について説いた意欲作!誰もが持つ「隠れた可能性」(ポテンシャル)に着目し、今から新たに成長し、自らの殻を破っていくルートを探求する一冊。組織心理学者ならではの科学的知見と豊富な実例に基づき、「個人の成長力、組織の集合知をいかに高めるか」「そのためのモチベーションや環境をどう構築するか」というテーマを深く掘り下げて考察する書。逆境に立ち向かい、成功を収めた個人・組織の感動的実例が満載!◇「才能」と「意欲」、どちらが遠くへ行けるか◇「明確かつ困難な目標」を掲げる効用◇人は「遊ぶ」ように学ぶ時、最も伸びる◇「何を経験したか」より、「そこから何を学んだか」◇あえての「越境行為」でイノベーションが生まれる
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Posted by ブクログ
著者は学者なのだが、元気をくれる自己啓発書のような本。
本書の解説として、よく「データに基づいた本なので、普通の自己啓発書とは一線を画す」と書いてあるけれど、それはあまりピンとこない。
でも、自己啓発書として読めば、薄っぺらい感じのしない感じがよい。騙されている感じがないので、素直に受け止めることができ、素直に元気をもらうことができ前向きな気持ちになれる。
海外の本は、事例がやたら多くて、それを読むのに疲れてしまうことが多いけれど、なぜかアダム・グランドさんの本はそれがない。元気をくれて「今日も頑張ろう」という気持ちにさせてくれる。
Posted by ブクログ
アダム・グラントの新刊
毎回、読みやすく勉強になる本を書かれる方なので、迷いなく購入。
今回の本は、人が向上し、可能性を引き出していくための、性格スキル、足場かけ、仕組みづくりのための本。
努力できるかも才能という人もあるが、この本では努力向上するための方法を科学的に分析し、誰もが身につけていけるよう、具体的なエピソードも豊富に交えて解説されている。
向上していくためには、どのような性格スキルを身につけていくべきか。性格は生まれつきだったり、ある年齢までで固定されるものでなく、いつからでも変えていけるものである。
向上していくためには、積極的に不快感を求めていくメンタリティを身につける必要がある。
新しいスキルや知識を身につけたり、改善、向上するためには、慣れ親しんだ方法を手放したり、失敗を重ねる必要がある。
それは不快なものだが、向上のためにはこの不快感を積極的に求める必要がある。
そうして、向上していくためには、自分を支えてくれるような足場かけが必要になる。
楽しく遊ぶように学ぶことでモチベーションを保ったり、アドバイスを求め、サポートを求める必要もある。
もっと広く、1人1人が向上できるような教育、組織、社会をつくるような仕組みづくりについても述べられている。
毎回のことだが、一読しただけでは、読み切れないくらいに学ぶことの多い本だった。
また読み返したい。
Posted by ブクログ
1 どんな本?
人生の目的をアンビション(名声・権力)では無
くアスピレーション(向上心・願望)であり、成長
に必要なものは性格スキル(積極性・意思力・自己
統制力)でる事を説明する本。性格スキルが後天的
に獲得出来る事を説明する本は他に無い。
2 何で読んだの?
(1) アダムグラントの本だから。
(2) 成長したいから。
(3) 具体的な行動の習慣化に取り組める状態にな
りたい。
3 構 成
3パート(9チャプター)384頁
プロローグで性格スキルと「足場」に触れ、
パート1で性格スキルの伸ばし方を
パート2でモチベーションの高め方を
パート3でシステムを
説いてエピローグで自己の可能性の追求の価値
を説いて終わる。
4 著者の問題提起
可能性とは現在の標高では測れない。
5 命題に至った理由
人はどの様にすれば限界という壁を超えていけ
るのか?と言う謎を解き明かしたい。
6 著者の解
可能性を測るには 「何を乗り越えてきたか?」
が、可能性を解放するには性格スキルが必要。
7 重要な語句・文
(1) 先延ばしとは不快感からの逃げ。
(2) 「知識〜実践〜不快感〜更なる実践〜進歩〜
安心感」のループ
(3) フィードバックよりも助言を仰ぐ
(4) 明確で困難な目標はベストを尽くすよりもパ
フォーマンスが上がる。
(5) デリバレイトプレイ
成長にフォーカスする。競争には勝ちと言う
上限がある。
(6) メンターは複数持つ。
複数の人から助言を受ける。
(7) 要らない情報を精査する。
(8) モチベーションを高める最高の原動力は進歩
している実感
(9) 趣味や副業が最高の回り道になる。
(10) ブレイクスルーは小さな成功の積み重ねの
結果
(11) チューター効果
教えると理解が深まる。
(12) コーチング効果
自分が聞きたい事を他者に投げかけて鼓舞す
る事
(13) 先代を喜ばせる為ではなく次世代の為により
良い社会状況を作ることが真価
(14) 心理的安全性が無いと集合知は得られない。
(15) レジリエンスとは成功の証である。
8 感 想
読み物として面白かった。学びは沢山あるが具
体的な取り組み方、練習の仕方が無いので調べた
い。
刺さったのは成長そのものに価値がある事。私
は成長とは手段であると思っている。確かに谷と
山 を乗り越えた先には価値があると思う。成長が
目的になって幸せだろうか?と己に問うた時進歩
に安心感を得られるなら成長は幸福と言えると思
った。
深く知りたい事は「足場」の掛け方。我が子に足
場をかけてあげるには何が必要だろうか?目標であると思う。親の押し付けでは無い目標を我が子に持って貰う事が私の目標。とりあえず私の目標を提示してあげれる状態にしたい。
人に勧めるなら谷を越えることも成長であると
言う事。何かを成し遂げたのと同等かそれ以上の
価値があり、大きく成長している証である。
要所に図やグラフが記されていて理解を助け、
面白さを増幅している。
タイトルのヒデゥンポテンシャルって二重の意
味じゃ無い?「隠された潜在能力」って。
9 TODO
(1) 人生の価値観の見直しワーク
(2) 価値観をもとに目標設定
(3) 目標を我が子に見せる。
自分の人生の、中期の、今年の目標を持って
欲しい。
10 問 い
価値とは?
11 答 え
欲しい感情
Posted by ブクログ
さすがアダムグラント、おもしろかった。
以下、引用。
違いを生み出す要因は、一見すると先天的な能力差のように思えても、実のところは、適切な機会や、意欲、向上心であることが多い
優秀さと先天的な能力とは、一般に期待されるほど強い関連性がない
重要なのは、どれほど努力したかという量よりも、どれほど人間として成長したか、という質である
成長のために必要な「三つの勇気」
第一に、「自分にとって最適」だと信じ込んでいる手法を捨てる勇気
第二に、自分の心の準備が整う前に、挑戦の場に飛び込む勇気
第三に、誰よりも多くの失敗を経験する勇気
セラピストは恐怖症治療を行う際、患者の状況に応じて二種類の曝露療法を使い分ける。一つは、系統的脱感作法、もう一つはフラッディング法洪水療法である
洪水療法とは、意図的に不快感を増大させることによって、結果的にその不快感を軽減させる治療法である
Posted by ブクログ
まだ見ぬ自分、ありたい自分になるべく、ひたむきに努力を重ねることこそ至高であると理解した。巷の自己啓発本でも、似たようなことを主張しているが、本書の特徴は膨大な研究成果に立脚している点である。「科学」というだけあって、説得力があると感じた。よりよく生きるためには近道など存在しないが、愚直に前向きに明るくやっていけばよいとエールを送ってもらったように思う。
Posted by ブクログ
想像通りでした。不快なところに身を置くのは慣れていますが、不快の中に飛び込み、最大限成長できる術はからっきし持ち合わせていません。
この本を参考に全てためしていこうと思います。
Posted by ブクログ
誰もが持つ内に秘めた可能性をいかに解き放つか。
目標に至る長い道のりに必要なのは、不快感と向き合い困難に挑む勇気、情報を積極的に吸収し応用する姿勢、そして不完全さを受け入れる覚悟。
組織において、集合知を生み出すのに不可欠なのは、優秀な頭脳や感情的な繋がりだけではない、相互信頼と相互依存への強い自覚と、それによるプロアクティブな行動。
才能はスタート地点を決めるが、ゴールを決めるのは性格である。
Posted by ブクログ
性格スキル、周囲の存在などにより、後天的に力は伸ばせる。
アダムグラント氏の新作、今回も400ページ近いが読んでいて楽しかった。 能力は先天的な力がモノを言う、と言う考えがある中で、著者は条件を整えることで後天的に力を伸ばせる、先天的に力あっても伸びない人を越えられらると説く。
具体的に条件として、性格スキルを上げ能動的に、スポンジのように知識など吸収していくことなどを、豊富な具体例などと提示してくれる。途中にギバーの大事さなどかつての著作のことも出しており、与えることの大事さも再確認した。