ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
この本を読んで、「まさにその通り」と思うことがたくさんあった。
面白い映画やドラマ、楽しかった展覧会など、さまざまな感動を自分なりに整理する前に、つい他人の感想を読んでしまい、自分の気持ちがどこかへ行ってしまうことがよくあります。
本書では、「好き」を言語化するための具体例が数多く紹介されています。
まだ輪郭のぼやけている「好き」を掘り下げ、細分化し、自分の言葉にしていく。そのために、具体的な場面や感情を思い出すことの大切さが伝わってきました。
これまで感想をどう表現すればいいのかわからず、素敵な文章を書ける人は文才がある人だけだと思っていました。しかし、この本で紹介されている方法なら、自 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭の青年の心情が自分と重なり、さらにその心情を的確に哲人が論破するので、私に深く刺さり、読んでいて動機を感じた。
原因論と目的論について
自分の経験と重ねて考えると、原因論に基づいて、やりたくないことに後から理由付けしていることに気づいた。無意識的にやりたくないことに理由付けしていることに気づいて少し怖いと思った。このことについてChatGPTになぜ理由付けするのか聞いてみると面白い返答が返ってきた。どうやら脳が理由付けを考えるようにできているらしい。無意識的に理由を考えてしまうのは仕方ないとしてそれを自覚し、もう一度、再判断をすることが大切。
変わるより変わらない選択のほうが楽だから変 -
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Posted by ブクログ
2019年に執筆された名著 コミカライズもされ非常に評価の高い医療少年院に勤務された精神科医、臨床心理士の、小学生の親や小学校教員に向けた啓発本です。
冒頭から内容が濃く提示される問題の大きさに無力感を感じつつも、社会全体が向き合わなければならないと感じさせられます。
軽度知的障害や境界知能である本人が一番苦しい世界を生きているはず。社会側が差し伸べている救いの手は双方の無知や偏見によりなかなかとられることはない。しかしその中でもトレーニングによって軌道修正をする人たちがいるのも事実。
すべて読み終えて感じるのは、どうか小学校のうちから親は躊躇うことなく医療へアクセスして、子どもを未来の犯 -
Posted by ブクログ
一気通貫でマクロとミクロ、主体と構造という軸でマイノリティのユダヤ人が大国に振り回されつつ、ネットワークや律法(トーラー)を遵守する啓典の民としての高い識字率を、使った官僚や貿易、金融の担い手として生き延びてきた背景を述べる。もちろん農民や貧民も多く、改宗したものも多い。
パレスチナから出たユダヤ人はキリスト教、イスラム教とゾロアスター教(ベルシア)との、間で生き延びドイツ系が、アシュケナージ(イディッシュ語)、スペイン系がスファラディームとして分かれた。
ホロコーストの前に民衆による虐殺ポグロムが東欧各地であり、各地で上記のようなポジションのユダヤ人は差別の的となり、結局1700万人中600
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