あらすじ
著書累計100万部突破!!
1日でも早く知ってほしい!
大人になる前に知っておきたい一生役立つ「頭の使い方」
◎なぜ、話がかみあわないの?
◎要領がいいってどういうこと?
◎数学でxやyを使う理由って?
◎ことわざって何のためにあるの?
◎勉強や方程式って何の役に立つの?
◎なぜ、歴史で大昔のことを勉強する必要があるの?
◎お金って何のためにあるんだろう?
◎自分のやりたいことを実現するにはどうすればいい?
勉強も人間関係もスムーズになる「考える」トレーニング
AIに使われるのではなく、AIを使いこなす知的想像力を育てよう
「具体と抽象」の往復で、何でもシンプルに整理できる! 頭すっきり!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『13歳から鍛える』とタイトルにありますが、遥かに上の年齢である私にも、ちょうど良い分かりやすさでした。正直、10代のうちに読んでおきたかった本です。
言葉でコミュニケーションする際に、『具体と抽象』を理解していないと、相手に話が伝わらないのがよく分かりました。
引き続き、著者の『具体と抽象』を読みます。
Posted by ブクログ
ADHDには新事実ばかりで刺さりました。
内容をしっかり理解するために電子ノートに書き写しながら自分の中に落とし込んでいった。私は抽象化が苦手だった。なんとなく気づいていたけど言語化したことなかった事実。
仕事中でも日常生活でも、とても具体的に「これをここに戻して」「これはこうして」って指示されないとわからない。自分はやっぱり頭が悪いって決めつけてたけど違うのかもって思えたくらい感動した。
本書を読み進めていきながら自分の今までの体験談が自然と思い出され、それらの出来事を具体から抽象、抽象から具体に変換してくなど頭の中で行った。初めてに近い脳の使い方で、自分もこんなふうに考える力があったのかと嬉しくてワクワクした。
自分の得意な仕事はあまりないけど、具体化と抽象化する力を身につけたら何か変わるかもしれない。本書は入門として非常に素晴らしい本です。著者の同テーマの別書籍も購入したので、年齢に見合うよう少しずつステップアップを望み読み進めます。
Posted by ブクログ
『具体と抽象』を読んで、自分がこれまで具体的に考える傾向が強かったと気づいた。改善や振り返りには、具体と抽象を行き来することが大切だと実感した。
特に、抽象的な視点を持っていないと相手の意見が見えないという“マジックミラー構造”が印象的で、コミュニケーション齟齬の理由が腑に落ちた。
今後は、「具体 → 抽象 → 次の具体」の流れで内省し、経験を再現可能な学びへ変えていきたい。
Posted by ブクログ
具体と抽象、日常に溶け込みすぎていてまだまだ理解できていないと感じるが、とても大切な事だと感じて仕方ない。何度も読み返したくなる本とも言える。
Posted by ブクログ
大人になった後に読み終わり、もっと早くに読んでおけば良かったと思うくらい、具体と抽象について、誰でも理解できるよう平易な言葉で書かれている。
大人だからこそ読んでほしいし、子供をもつ方は必読書だと思う。
Posted by ブクログ
「具体」や「抽象」という言葉は、それ自体が抽象的であり、目に見えないためにイメージしにくく、理解しづらい。
本書は「13歳から」とあるように、具体と抽象という概念をできるだけやさしく、わかりやすく解説している。この概念は、考えるときや他者に説明するときなど、さまざまな場面で役に立つものである。
とくに「抽象化する」という行為は、物事の本質を捉えることであり、新たな気づきやアイデアを生み出すきっかけとなる大切な思考の視点であると感じた。
読書好きの方や読書メモを書いている方にとっては、特に気付きに繋がりそうな本だと感じた。
Posted by ブクログ
大人バージョンの具体と抽象を読み終わり、
自分のものに少しなったが、より深く考えるためにこの本を読んだ。
中学生には少しだけ難しいと思う
だけど、私には具体例がたくさん載っていたのでとてもわかりやすかった。
全てにおいて使える考え方なので読んでよかった。
Posted by ブクログ
相手との会話や理解の度合いに差が生まれるのは、この抽象レベルの理解が自分にできていないからだと気づけた。数学のxやyで躓いてる時点でアウトだったのか…。図解付きでわかりやすかったので、今度は同著の「具体と抽象」を読んで、しっかり勉強したくなりました。
Posted by ブクログ
授業づくりに活かせそう。
具体と抽象の行ったり来たりで学びが深まる。
導入は抽象で課題をとらえて、具体的な問題に取り組む。もしくは具体的な問題に出会って、抽象的な課題を見いだす。
展開で具体的な作業を通して、一般化抽象化で規則性の発見,公式の発見。そしてまとめ具体+抽象。振り返りはまとめの抽象を自分の具体につなげられたら、ハナマルかな。
Posted by ブクログ
13歳からとなっていますが、大人でも思考の整理のできる本でとても良かったです。
「抽象」と「具体」の関係性はもちろんですが、本書全体を読めば、日常的に「具体化」「抽象化」が行われていることがわかる。
数学の先生が物事の整理が上手なのは、抽象度の高い思考を繰り返しているからなのかも。
わかりやすいけれど、内容的には割と複雑にも思いました。歴史をなぜ学ぶのか、国語の勉強は何を鍛えているのか、一般化とは何か、なぜ会話で誤解が生じるのかなど、トピックは様々です。でも、すべて「具体と抽象」で説明がつく。
個人的におおっと思ったトピックは、共感が生まれる仕組み。ここも具体と抽象で説明ができるんだ!と感動した。
曲がりなりにも国語教師なので、ものの見方に対して、それなりの枠組みは持っていたつもりだけど、思った以上にこの「具体と抽象」のフレームは一般化できると感じた。もっと意識的に使っていきたい。
Posted by ブクログ
高校の現代文、小論文の問題は問題を正解する為ではなくて具体と抽象の行き来を鍛える為のトレーニングだったのかなと思えた本。
日常から具体と抽象を意識したいなと感じる。
新R25の地頭の鍛え方の動画を見ながら存在を思い出した本、途中で読み止まってたけど改めて読みたいと思った本。具体と抽象を行き来することを鍛えていきたい
Posted by ブクログ
抽象的にものごとを考えることが苦手であり、管理職に向けて具体と抽象を行き来することが重要であるも指摘を受けたため購入。細谷さんが綴る同テーマの内容をこれからも読む予定。数や言葉に加えてお金も、異なるもよを1つとしてみなす抽象化の能力てあることについては、なるほどと思とともに、世の中のものは何かしら抽象化できるのだなと思った。また、Whyは抽象化思考、Howは具体化思考、一方で、Whenは答えがあり今後AIに取って代わられるため、具体や抽象化思考が今後大切である。
・横方向である知識の増強と、それを生み出すための思考、つまり縦方向の増強が必要。
・抽象的に考えれば考えるほど全てが同じに見えてくる、具体的に観察すれば全てが違うようにみえる
・本を読むことは、具体的に書かれた大量の描写を抽象化してメッセージを読み解くことや、自分の身の回りの生活にあてはめてみるという具体化である
Posted by ブクログ
具体と抽象について考えることは、今までほとんどなかったので、新たな知見が得られたようで、少し賢くなった気がしました(笑)。
今後生かせそうなことは、場面に応じて具体的な言葉と抽象的な言葉を意識的に使い分けることで、効果的なコミュニケーションをとっていくということです。
〈例えば他人をほめるとき、どちらがほめられた方はうれしいか?〉
A「説明するのがうまいね」
B「先週の国語の授業のグループ発表、話し方のスピードを途中で変えているところとか、すごかったね」
Bの方がAよりも効果的にアピールする気がします。Aは抽象的でBは具体的な言葉選び。
〈具体的な表現とは?〉
・その人にしかあてはまらない表現をする
・一般的な特徴ではなく、個別の出来事に触れる
・一言ですますのではなく、細かく描写する
・理屈でなく感情に訴える
【なるほどと思ったこと】
・勉強とは私たちが日々賢くなって、今日よりもよりよく生きられるようにするためのもの。
・歴史を学ぶ意味は、それを抽象レベルで流れや関係性を見ることにより、教訓を導き、現在や未来に応用することにある。
「源頼朝という鎌倉幕府の征夷大将軍が1191年1月に亡くなった」という過去の具体的な事実は、金輪際この世で起きることはない。ただ、抽象レベルで「権力者のとつぜんの死によって周囲の権力争いがどのように展開するか」というその後の出来事との関係性でとらえれば、いまの政治にだって会社の経営にだって応用することは十分に可能。
問題の要素を抽象化していけば、歴史上の出来事で学ぶべきことは山のように出てくる。
抽象度を上げて考えれば「構図は一緒」と考えることも可能。人間の基本的な特性、死にたくないとか、家族を守りたいとか、より快適に暮らしたいという欲求は百年や千年のレベルではそう簡単に変わるものではないから。
・「一見直接はどこにも役に立たない記号を使うことによって、どこにでも使えるようになる」のが数学の威力であり、これが数学という抽象化を極めた学問が表現することの意味。
・「魚を与えるな、釣り方を教えよ」という言葉があるが、「具体」と「抽象」の関係が、まさに「魚」と「釣り方」に対応する。「魚」に相当するもので最もわかりやすい例が「受験勉強」。とくに試験を解くためのテクニックというのは誰もが「すぐに役立つ」と飛びつきやすい一方で、いざ入試が終わってしまったら他のことにはほとんど役に立たない。しかし、同じ受験勉強をやっていても着々と「釣り方」の側面を磨いている人もいる。それは受験勉強を単なる短期的な暗記やテクニックの習得ととらえるのではなく、「ものの考え方」「目標達成の仕方」「時間管理の仕方」という観点、もっと汎用的で他にも役に立つ手法でとらえるということ。つまりここでは「受験のテクニック」が魚=具体で、「ものの考え方」が釣り方=抽象という関係になっている。
Posted by ブクログ
当たり前やないかーいって思ったけどこれ13才向け。
よかったです中学生並みで。
具体と抽象はピラミッドのようで、その中にも小さなピラミッドがあって、逆に人間には認識できないほど大きなピラミッドもあるよね。
大人向けのほうの具体と抽象も読みたいな
Posted by ブクログ
流し読み。
著書の『具体↔抽象トレーニング』を過去に読んだことがあり、
それと類似するところも多かったのでさらに理解が深められたように思う。
もし自分が中学生のときにこれを読んでいれば、
「なんで歴史なんて過去のことを勉強しなきゃいけないの?」
という疑問が解消され、歴史が好きになってたかもしれないなぁ。
日常における、具体と抽象の往復はこれからも意識していきたい。
最近哲学の本を読んでみたいと思っているのだが、哲学こそ抽象度が高い思考のものだよなぁ…。自分なりに具体化できるように練習してみよう。
Posted by ブクログ
具体と抽象とはなにか、を分かりやすく説明してました。
第四章が特に役立ちました。コミュニケーションをとるとき、伝えたいメッセージが何か?具体的なエピソードは?を意識するなど、やり方が書いてあり参考になりました。
また、自己紹介で相手に印象が残るやり方も紹介してありました。アニメは好きはあまり残らないが、鬼滅の刃が好きといったほうが頭に残るなど。。(ちなみに私は善逸が好きです!)
Posted by ブクログ
具体と抽象を読み、さらに理解を深めるために読みました。
具体と抽象よりもさらに分かりやすく書かれています。
自分の子供に読ませたいけれど、どうやってアプローチしたらいいのか(笑)
もっと若い頃に勉強するということを抽象的に話してくれる先生がいたらいいな、と思います。
自分の勉強は、完全に具体でした…
Posted by ブクログ
話が通じない人なんかはこの具体と抽象が下手な人が多い。
抽象的な物事を自分の世界へと具体として落としていける人はこの先も考えが繋がっていけるよね。
Posted by ブクログ
借りたもの。
これは言語化(概念の定義化)の本だと思った。
非常にわかりやすく、具体と抽象という、何処か相反する言葉が、それ故に互いに互いを強調(認識)しあい、関係している事がわかるのではないだろうか?
事例も交え、大人はそれまでの人生の経験から「何となく」ふわっと理解?していたもの(抽象)を事例なども交えて言葉によって(具体)説明している。
その具体例に関しては、表紙に13歳と書いてあるだけあって、義務教育中の生徒に身近な内容が例に挙げられている。
勉強すること、友達とのコミュニケーションなど……
具体と抽象とは、すなわち「見えないものを見えている」、知能であり、それは人間にしかできないことと指摘する。
抽象は、実は身近なところに溢れている。
数や言葉、お金といった抽象を具体にするために使うモノ、それによって細かい個別の具体をひとくくりに(カテゴライズ)して抽象化できるといった具合に……
未来の予測(将来の夢、その実現方法についての模索や見当)もまた、抽象を具体にしていると思った。
私が興味深く感じたのは、絵画における具体と抽象の話。(p.133~)その定義について「そうだった!」と再発見させてくれた。
余談だが…
X(旧Twitter)で掲載されていて、今は作者様が削除されたようで、もう見れないのだが……
道雪葵『【漫画】どうして1+1=2なのか分からなくて、強迫神経症になった話』
でも、そもそも「1」とは何かを理解できず(数字は概念を表す記号だしね…)、それでタイトル通りになったという話を思い出した。
Posted by ブクログ
子ども向けとはつゆ知らず、13歳になる子どもが居るので買って私が読んでいました。何度も出てくるのでこれは具体、これがこうなると抽象。と日頃から物事を考えることになりました。
Posted by ブクログ
13歳から鍛えるというタイトル通り、非常にシンプルに具体と抽象について解説された一冊。なぜ、具体と抽象を行ったり来たりするのか?抽象化するとどんな良いことがあるんだろう?ということに今一度立ち返ることが出来る。何度も繰り返し読み返したいと思いました。
Posted by ブクログ
抽象化、具体化の能力は大人になる過程で無意識に獲得している人が多いと思いますが、意識的にこの様な視点が持てる様になると、見える世界の奥行きに違いが出ると感じました。若い頃に獲得した方が良い視点だと思い、中学生の子供と一緒に少しずつ読んでいます。本書にも書いてありますが、一章が抽象的な話で、とっかかりで何の話なのかが見え辛い様なので、分かり難い様なら2章以降読んで戻ると良いと思います。
Posted by ブクログ
抽象化がうまくできるようになると、
要点を簡潔に説明できる人になれる。
読書とは、 具体と抽象を行き来する繰り返しだ。
本を読む意味は、具体と抽象の“ピラミッド”を横にも縦にも広げることにある。
単なる知識の収集ではなく「具体⇔抽象のトレーニング」「思考力の強化」
多くのすれ違いは、この具体と抽象のレベルの違いから生まれる。
AIは4W的な知識に強く、 Who / What / When / Where といった
「答えのある問い」に正確かつ大量に応えることが得意だ。
一方で、人間は Why や How といった 「答えのない問い」に力を発揮する。 「なぜそうなるのか」どうすればいいのか」という問いに意味を見出せるのが人間だ。
言葉は現象をそのまま映すのではなくその一部を切り取ったものにすぎない。
大人の昔話は、人生における“過去問”である。
つまり「過去にどう問い、 どう答えたか」という思考の蓄積なのだ。
Posted by ブクログ
なるほどー。確かにこの世は、具体と抽象が入り乱れて成り立っている。
タイトルにあるように中学生で知っておくと、いやいやな勉強の必要性が分かってすっきりしそう。
図解してあって分かりやすい。いろいろ納得。嫌いだった数学へのリスペクトも湧いた。
152「範囲は狭いが感情的なアピール度が上がる」具体と、「感情的なアピール度合いは下がるが範囲が広くなる」抽象
本のPOPを書く時に毎回悩むやつだ。
Posted by ブクログ
大人用は難解なので子供版も試してみる。簡単に言うと、そうゆうことなのね。
何を見て何を感じるか、何を考えるかは、その人の自由だ。自由というよりは生き方と言ってもいいのか。楽しく生きたほうが、幸せな気がする。
Posted by ブクログ
考えるの頭に付く言葉としてよく耳にする「具体」「抽象」。その考え方が私たち全員の、生き方であったり、関わり方であったりの大きな要素であることを知ることが出来ます。学校に限らず、学ぶという行為のなかで、具体的と抽象的とを分けてカテゴリーしていくことが、無意識にもされていることで、それ故に意識的に気を付けることでさらに得るものが多いことが理解できます。いまの人々に足りていないと言われている要素、考える力やコミュニケーション力といったものの基礎となるものの考え方、そしてその鍛え方が書かれています。13歳からとあるように、学校が主な学び場となっている子供たちに、その学びが重要であること、その重要性に気付くことの大切さ、そのために必要な考え方が披露されています。そしてその力は鍛える必要があるし、鍛えられるものだということも知ることができます。場面場面で、意識的に使うことで、頭の使い方に大きな変化が起きるものであることが分かります。