あらすじ
★「ちゃんと考えた?」と言われたことのある、言ったことのあるすべての人へ
★ほんとうは考えているのに、「考えが浅い」と思われるのはなぜ?
★元口下手なコンサルタントが明かす、「知性」と「信頼」を同時にもたらす黄金法則!
さあ、思考の質を上げよう。
子どものころ、「ちゃんと考えてから話して」と言われたことはないだろうか。もしくは上司に「ちゃんと考えた?」と言われたり、部下の言動に「こいつちゃんと考えたか?」と思ったことはないだろうか。
実は「ちゃんと考えている人」と「考えていない人」の差は思考の量ではありません。徹夜して考えたからといって「あの人、頭いい」とならないでしょう。両者の差は思考の「量」ではなく、「質」なのです。
本書は、"本質論"が人気で1億2千万PVを誇るビジネスメディアの主宰者でありコンサルタントとして1万人ものビジネスパーソンと対峙してきた安達氏が、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。
一説によると人間は1日に1万回ほど思考しているそうです。つまり、人間はみな考えているのです。
「ちゃんと考えた?」とされる人も自分なりに考えていたはず。自分なりに考えていても、他人から「考えてない」とみなされるのは、質に変換できていないから。たとえ伝え方や話し方をいくら身に付けても低い質のままでは、「それっぽい話」ができるようになるだけで、人を動かしたり、信頼を得ることはできません。話す前の思考の質で伝わるかどうかはほぼ決まってるのです。
しかし、「ちゃんと考えた?」と言われたこと、言ったことがある人はいても、「ちゃんと」の部分を具体的に教わったこと教えたことのある人はいません。
そこで、口下手で決して「頭がいい」とは言えなかった著者がたまたまコンサル会社に入って叩き込まれた、「ちゃんと話す前に考える」ことを明確化し、業界問わず、一生使える形に法則化。コミュニケーションに苦手意識がある人も、考えることが苦手な人も、話す前だけでいいので、ちゃんと考えることから初めてみませんか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルの通り、頭のいい人が書いている本だと思える、わかりやすくスラスラと読める読みやすい本だった。
自分もよくざっくりとした質問をしがちだったので、内容を細分化して必要な項目を質問するなど、コミュニケーションコストを意識していきたい。
つい自分のことも知ってもらった方が親しみが湧きやすくなるかもと、自分のことも時折話題に絡めて話してしまうことがあるが、相手から聞かれない限りはぐっとこらえて聞き役に徹しようと思う。
ひとつ「本当にそうか?」と思ったのは、妻に青と白の服どっちがいいか聞かれた時の応え方について、「率直にどっちがいいと思ってるの?」の返答するのはそんなに上手く返事がくるかなーと思った。
我が家なら「それがわからないから聞いてるんでしょ!」と怒られそうだ笑
Posted by ブクログ
聞くということ、話すということのクオリティーを上げる要素について徹底的に考える本。
と、この本を早速再定義してみました。相手から学ぼうという意識は常に持っていたいな。
①とにかく反応するな(感情的になるな)
②頭の良さは他人が決める(頭のいい人と他人に認められればやりやすくなる)
③人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
④人と闘うな、課題と闘え(論破すな)
⑤伝わらないのは話し方ではなく、考えが足りないせい
⑥知識はだれかのために使って初めて知性となる
⑦承認欲求を満たす側に回れ(他人の承認欲求を満たせる人がコミュニケーション強者)
仕事ができない人が高い解像度で言語化されていて、妙に納得しました。
Posted by ブクログ
【ふるまいを「賢く」】
普段からいろいろ感じ考えていることを言語化してくれたような本。具体的な日常の事例もセリフ形式で紹介されており、イメージが沸きやすかった。賢い人こそ、自分と相手の立場や言いたいことを客観視する能力に長けているのではないかと思った。相手に対する敬意や、真意を汲み取る力はどんな場面においても重要。ただ、自分だって承認欲求のある人間なのだから、自分を抑え続けるのは根気がいる。賢い人の周りに賢い人が集まる理由なのだろう。
Posted by ブクログ
20260902
本の内容からも、学びが多い。+引用文献から発展した思考の拡張が面白かったです。社会人1年目2年目に読むと良い社会人になれそうな
傾聴する際
①ゴールの確認
②考えていることを聞く。(思考過程を聞く)
※相手が考えている内容を全て聞いた後で、話をしないと、相手が「話を聞いてもらっていない」と不満になってしまうから注意が必要。
③話を整理して、相手の意思決定を助ける
面接時の質問、5種類
①過去に行った行動についての質問。そして、困った際の直面した状況にどのように対応したか
②仮に〇〇のような状況に置かれた場合、どのように対応しますか?
上2つの質問に合わせて使う3つの深掘り質問
①その時どのような状況でしたか?
②その時あなたは何をしましたか?
③行動の結果、どのような変化がありましたか?
経営者の条件 ピータードラッカー
「知識あるものは理解されるように努力する責任がある。素人は専門家を理解するために努力すべきである。専門家は専門家と話が通じれば十分であるなどとすることは、野卑な傲慢である」
頭の良さは他人が決める。
無人の山で木が倒れる音はするか?しないか?
しない→音を聞く人がいなければ、音は聞こえない
→コミニケーションにおいて同じ
言葉の定義
問題…煩わしい事象のこと
課題…解決するべき問題のこと
人間は出された質問が難しいと簡単な質問に置き換えてしまう。相手の質問の回答は自分の望んでいる言葉の定義と違う事はあるが、それはこちらの質問の難易度の問題である。
p138
タモリの
「人間の思考、思想は、要約すると、傾斜の思想と、平地の思考に大別することができる。平地の思考のそれはハイデッガーである。」
※傾斜の思考はキルケゴール だそうです。
↓
アナロジカル・リーズニング(類推的思考)+抽象化+概念結合(conceptual combination)
特に中心は類推的思考(analogical reasoning)だと思います。
1. 類推的思考
ある領域の構造を、別の領域へ写して考える方法です。
タモリの場合、
坂という物理的世界
* 高い/低い
* 傾斜
* 落下可能性
* 位置エネルギー
から、
人間・哲学の世界
* 可能性
* 自由
* 不安
* 生き方
へ構造を移している。
単なる「似ているもの探し」ではなく、領域をまたいで構造的な類似性を発見するところがポイントです。
2. 抽象化(abstraction)
坂そのものから具体性を剥いでいきます。
坂道
→ 高低差
→ 位置の差
→ 可能性の差
→ 選択
→ 自由
→ 不安
というように、どんどん上位概念へ移動する。
これが抽象化です。
そして抽象度を上げたから、「坂道」と「キルケゴール」という、一見関係のないものを接続できる。
3. 概念結合(conceptual combination)
本来別々だった概念を組み合わせて、新しい意味を作ることです。
坂 × キルケゴール
→「傾斜の思想」
さらに、
平地 × ハイデッガー
→「平地の思想」
という新しい概念を作っている。
既存知識を検索しているだけではなく、既存知識から新しい概念を生成しているところが重要です。
4. 対比思考(contrastive thinking)
さらにタモリは、
「坂がある」
↓
「じゃあ、その反対は?」
↓
「平地」
と対立概念を作っています。
傾斜 ↔ 平地
キルケゴール ↔ ハイデッガー
という対比を作ることで、最初の「傾斜」という概念そのものも鮮明になる。
これは弁証法そのものとは違いますが、対比によって概念の輪郭を出す思考です。
5. さらに広く言えば「発散的思考」
正解を一つに絞るのではなく、
「こういう見方もできるんじゃないか?」
と可能性を広げる。
これは発散的思考(divergent thinking)の性質も強いです。
だからタモリ自身が「むちゃくちゃ」と言える。
「これは真理である」と主張しているのではなく、仮説を生成して遊んでいるからです。
⸻
まとめると、今回の思考は、
具体物を観察する
→ 抽象化
→ 異分野へ類推する
→ 概念を結合する
→ 反対概念を置く
→ 新しい仮説・世界観を生成する
という流れです。
専門用語で一つ選ぶなら「類推的思考(analogical reasoning)」。
ただ、タモリの面白さまで含めるなら、
「抽象化と類推による概念生成」
と表現するのが一番しっくりきます。
そして、これは以前話していた「深く考える」と少し違って、縦に掘る思考というより、“抽象度を上げて横に遠くつなぐ思考”です。ここがタモリ型の特徴だと思います。
Posted by ブクログ
【要約】
単に「話し方」のテクニックを教えるのではなく、「話す前に何をどう考えるか」という思考の質に焦点を当て、周囲から「頭がいい」と信頼されるための実践的なアプローチを説く
①「頭の良さ」の決定権は他人が握っている
「東大卒」や「IQ(知能指数)が高いこと」を頭の良さと捉えがちだが、社会における頭の良さは他者との関わりにおいて発揮される「社会的知性(SQ)」で決まる
どんなに高い専門知識を持っていても、それが他人の役に立っていなければ、周囲からは「あの人は使えない(頭が良くない)」と判断されてしまう
逆に、学歴に関係なく、常にその場を前進させる的確な発言ができる人は「頭がいい」と信頼される
つまり、頭の良さとは「他者への貢献度」の別名であり、その評価のすべては他人が決めるという客観的な視点を持つことがスタートライン
②「とにかく反応するな」遅い思考(論理)を起動する6秒の科学
人間は感情的になった瞬間、脳の判断力が著しく低下し、誰であっても「おバカさん」になってしまう
カッとなって感情に任せて放った一言は、それまで築いた関係を一瞬で崩壊させるほどの損失をもたらす
行動経済学では、脳の動きには直感的・感情的な「早い思考」と、論理的・冷静な「遅い思考」があるとされている
・実践アクション:
怒りや理不尽さを感じたら、とにかく6秒間、無言で口を閉じる
感情が動くスピードに対して、冷静な「遅い思考」が追いつくまでに約6秒の時差があるため
・黙っている間に考えること:
ただ耐えるだけでなく「ここで怒鳴ったらどうなるか」「他に解決策はないか」「一時的にトイレに行ってこの場を離れるべきか」といった複数のシナリオ(代案)を頭の中で比較検討(並列評価)する
これらをシミュレーションしているうちに、怒りの嵐は自然と去っていく
③知識を「知性」に昇華する「知らないフリ」
相手から求められてもいないのに知識をベラベラと喋る行為は、単なる「賢いフリ(自己満足)」であり、相手に「うっとうしい」と感じさせてしまう
知識は誰かの役に立てるために使って初めて「知性」になる
・「賢いフリ」の例:
カフェで注文しようとする相手に、突然「カフェオレとカフェラテの違いって知ってる?割合がね……」と語りだす
・「知性(相手のため)」の例:
相手が「デカフェはあるかな、カフェインが苦手で……」と悩んでいる時に、「それならカフェラテの方がドリップコーヒーを使うカフェオレよりカフェインが少ないはずだよ」と優しく教える
・「あえて知らないフリをする」:
相談された時に「それは〇〇が原因だから、すぐやめなよ」と正論を突きつけても相手は動かない
あえて「知らないフリ」をして「具体的にはどんなことをしているの?」「自分では何が原因だと思う?」と問いかけ、相手と同じ立場に立って一緒に考えることで、相手自らに気づきを促すのが本当に頭のいい人のアプローチ
④信頼関係を築く「服の二択」の極意
「青の服と白の服、どっちが似合うと思う?」と聞かれたときの返し方に社会的知性のすべてが凝縮されている
(A)「白がいいんじゃない?」
→ 相手は「本当に私のことを考えて言ってる?」と不満を覚える(即答はNG)
(B)「どっちも似合っているよ」
→ 選択の放棄であり、「適当に答えている」と怒られる
(C)「最近のトレンドはミニマルだから青がいいよ」
→ 知識のひけらかし(賢いフリ)に過ぎない
正解は「白と青、それぞれどこが良いと思ったの?」と質問を返すこと
相手に「この人は私のことを真剣に考えて、悩みを理解しようとしてくれている」と思わせることが最も重要
相手が「青はデザインが好きだけど、白は旅行先に合いそうで……」と悩みの本質を語りだしたら、「じゃあ旅行先でも青は上品で使いやすいと思うよ」と最後に背中を押してあげることで、相談してよかったという絶大な信頼が生まれる
⑤「言語化コスト」をどちらが支払っているか
コミュニケーションにおいて、最も頭と時間を使うのが「考えていることを言葉として整理し、表現する(言語化)」という作業
「とりあえず電話する」「まとまっていない状態で『どうしたらいいですか』と相談する」のは、自分自身の言語化の負担(コスト)を相手に肩代わりさせている状態
電話を受けた側は自分の手を止め、話を引き出し、整理してあげなければならない
「メールで相談する」「自分の中で課題と解決策を整理してから相談する」のは、自分で言語化コストを負担してから相手に届けるため、相手の負担が激減する
常に「このやり取りの言語化コストはどちらが払っているか」を意識し、相手にコストを支払わせない配慮ができる人が、職場でも「仕事ができる人」として高く評価される
⑥論破しない「人と戦うな、課題と戦え」
「論理的に言い負かす(論破する)」ことが賢いことだと思われがちだが、実際には恨みを買うだけで、相手を納得させて動かすことは絶対にできない
本当のプロフェッショナルは、人と戦うのではなく、目の前にある「課題」と戦う
・クレーム対応の例:
客から「今日届いた食器棚の引き出しに小さな傷がある!今すぐ交換に来い!」と怒りの電話が入るが、あいにく在庫はなく、取り寄せに4日かかる
・凡百の対応:
「在庫がないので、4日間お待ちいただくしかありません」と事実を論理的に説明し、相手を説得(対立)しようとしてこじらせる
・頭のいい人の対応:
話を丁寧に聞く中で、お客さんが「明日から3連休で家族旅行に行く。古い食器棚を処分して全ての食器を出して待っていた。新しい棚に綺麗に片付けて、すっきりした気持ちで旅行に行きたかったのだ」という怒りの本質(課題)に気づく
・解決アクション:
担当者は他店舗から展示品の綺麗な引き出しを緊急確保して届け、さらに「旅行の道中、車の中でお子様と召し上がってください」と、子供向けのキャラクターお菓子を添えて手渡したことで客は大感激し、展示品のままで納得してくれた
「今日棚を届けること」ではなく「すっきりした気持ちで旅行に行ってもらうこと」という本質的な課題を解決したから
⑦結論から話すとは「相手の聞くスイッチ」を入れること
「結論から話す」ことができない人は、重要な情報と雑多な情報を脳内で「分ける(整理する)」ことができていない
結論から話す真の目的は、相手の脳に「今からどういう姿勢でこの話を聞くべきか」というスイッチを入れることにある
ゴール(結論)が見えない話は、行き先のわからない飛行機に乗せられているようなもので、聞き手に強い不安とストレスを与える
・言い訳プロセスの例:
「昨日から熱っぽくて、今朝も頭痛がして、これから病院に行こうと思うのですが、本日はお休みを……」と話すと、上司は「結論はなんだ?」とイライラする
・スイッチを入れる例:
「本日、体調不良のためお休みさせてください。これから病院に行ってまいります」と最初に告げれば、上司の脳に「勤怠・業務調整のスイッチ」が入り、その後の話をスムーズに受け入れられる
⑧コミュ力強者になるための3ステップ
承認欲求が渦巻く現代社会において、他人に「認められたい、褒められたい」と自分のことばかり考えているうちは、余計な自慢話やアドバイスが増えて「コミュ力弱者」から抜け出せない
コミュ力強者になるためには、以下の3つのステップを踏む必要がある
(1)自信はあるが、謙虚であること
自分を過信して傲慢にならず、過小評価して卑屈にもならず、「私は何でもない人間です」という静かで知的な態度を崩さない
(2)口ではなく、結果のみで有能さを示す
「私は有能です」と口でアピールするのではなく、黙々と成果を出して結果だけで実力を証明する
(3)成功した上で他人に「親切」にし、他者を「承認」する
人は「成功している人」が「自分に親切にしてくれた時」に心から信頼を寄せる
成功を収めた後、自分の承認欲求は自分で満たし、他者の承認欲求を満たしてあげる「与える側(承認する側)」に回ることこそが、本当のカリスマでありコミュ力強者の条件
Posted by ブクログ
EX.相談を受けたとき
①ゴールの確認
相手の言葉を使ってオウム返ししながら
②考えていることを聞く
悩んできた過程を聞く
③話を整理して相手の意思決定を助ける
何が決定を妨げる要因なのか
こうしたい、という相手の意志を尊重して推す
つじつまが合わない部分は、「これって〜だよね」と確認だけする
→相手が言いたいことはなんなのかを考えながら聞く
言語化を手伝う
EX.この青と白の服、どっちがいいと思う?
→白と青、それぞれどこがいいと思ったの?
率直にいってどっちがいいと思ってるの?
と整理してあげる
EX .映画のアウトレイジ
感情的になった人間から死ぬ
怒っているときは頭が悪くなる
→頭のいい人は、キレること、感情的になることでどれだけ大きな損失を被るか知っている
EX.食器棚の傷に怒る客の根底にある、スッキリした気持ちで旅行に行きたいという気持ち
→相手の言っていることから、その奥に潜む想いを想像して話す
具体例が多く、頭に残りやすいのが有り難い!
著者のインパクトの残る言語化の賜物だと思った。
私自身、本を読んだあとや映画をみたあとは感想を言語化したり、育児日記を毎日書いているが、
夫婦喧嘩はしょっちゅうだし、人とのコミュニケーションもまだまだだと感じる。
この本を何度も読み返したり、
ノウハウメモをアップデートして、頭のいい人になりたいと思う。
1.すぐに反応しないこと(感情的にならない)、
2.整理しながら聞くこと、
3.言葉の真意を考えること、
これはしっかり胸に留めておきたい。
Posted by ブクログ
良い人間関係を築くためにもっとも大切なことは、相手を尊重すること。そして相手からも尊重されること。
この本には、相手を尊重するための具体的な方法が書かれていた。まずは形だけでも本書に載っているような振る舞いをすることで、やがて心から目の前にいる人を思いやって、気遣える人間になれるのではないか。そして巡り巡って周りからも大切にされるような存在になれるのではないか。そんな希望を抱ける本だった。
Posted by ブクログ
型にはめた処世術ではなく、「意見」が言えるようになるための具体的な考え方が書かれていた。
私は仕事で自分の意見が持てないことに悩んでいたので、ここに書かれている思考法はとても参考になった。
Posted by ブクログ
感情的になると判断を誤る
→とにかくすぐに反応しない
→すぐに口を開かない
→相手がどう反応するかいくつか案を考える
→冷静になれる
頭のよさは他人が決める
コミュニケーションの主体は相手にある
優れたアイデアも他者に伝わらなければ意味がない
他者がどのように思うかを意識する
立場も価値観も違う他人と考えを共有するために、論理的思考が大事
人は頭のいい人の話を聞こうとする
頭のいい人が薦めるものを欲しくなる
賢いふりをするのではなく、賢く振る舞う
人はちゃんと考えてくれる人を信頼する
うまく話せなくていい
むしろ積極的に沈黙する
賢い人は知らないふりをする
簡単にアドバイスしない、意見を言わない、とにかく相手に話してもらう
知識は披露せず、誰かのためになるなら話す
親切にすることで承認される
相手が承認を求めていれば思い切り承認してやろう
承認欲求を満たす側になろう
—————————-
話が浅くなる3つの理由
1.根拠が薄い
2.言葉の定義を考えず使う
3.成り立ちを知らない
○真逆の意見も調べる、統計を調べる
×誰かの受け売り、偏見、先入観、思い込み
ちゃんと考えてから話す
相手が受け取る言葉の意味を想像して齟齬なく話す
言葉に敏感になる
相手が聞きたいであろうことが結論
相手が聞きたい話から話す
出された質問が難しいと、簡単な質問に置き換えてしまう
→事実と意見が混じった回答になってしまう
→ゆっくり考えて、事実をまとめて回答する
→質問に反射的に答えない
相手の言いたいことを考えながら話を聞く
意見を安易に言わない
すぐに自分の意見は言わない
相手はこちらの話を聞きたいのではない
「ご想像の通りだと思いますよ」
「おっしゃる通りだと思います」
話が途切れたら、むしろ沈黙する
相手が話し出すのを待つ
アドバイスしない
ゴールを確認して、話を整理する
質問の深掘り
何をしてたのか?
そのときどんな状況だったか?
その状況でどうしたか?
その結果どうなったか?
今度仮にこうなったらどうするか?
一度に聞くのは一つだけ
質問の目的や具体を知らせる
分からない状況に至った経緯を話して質問
Posted by ブクログ
身の回りの話上手いなーと思う人が見事に当てはまる説明もあり、楽しく読み進めることができた。
自分でも意識していることが改めて言語化されており、客観的に見るとこんな感じなのかーとも思った。
言語化が正義な世の中であることが前提になっているが、その実特に仕事の文脈では言語を自由に操れることが有利であることは明らかなので納得ではある。
レビュー書いた事ないですが
これまで本のレビューを書いたことは無かった僕が、初めて書こうと思った理由がこの本に書かれていました。
見た、聞いた事を客観的に理解、それを言語化し他者へ伝える事を日々繰り返していくということを決意させてくれる本でした。
また普段から意識していてもなかなか出来てない、相手が今何を欲しているかや、相手の立場からいかに物事を考えるかを学ぶことができました。
思考法が具体的に書かれている
具体例やどういうふうに考えていくのかを分かりやすく説明されていて、あまり本を読まない私でも一息の内に読んでしまいました。
人の話をよく聞く(理解する)自分の話しばかりしないなどわかっているつもりでもなかなか難しい。語彙力やコミュニケーション力も大事ですね。とても読みやすい本でした。
Posted by ブクログ
・他社は誉めつつ自分はなんでもない人間ですと言う顔をすること。
・頭のいい人は賢いふりをするのではなく、
知らないふりができる人だ。
・カリスマ=結果を出した上で他者に親切にできる人
・承認欲求を満たしてあげる側に回れ
・相手が承認を求めてるのであれば思い切り承認してあげよう。逆に私が承認されるかどうかは、相手が私に"親切にされたか"による。
・知識は誰かのために使って初めて知性になる。
・人はちゃんと考えてくれている人を信頼する。
・検索時site:.go.jpをつけると絞れる
・人は名前のないものについて深く考えることはできない。
・名前を生み出す→新しい概念についても考察できる。
・考察の対象の定義を考え、その定義に名前をつける。そうすることで他の人もその概念について考えることができる。
・ネーミングは思考の出発点
Posted by ブクログ
わかりやすい、そして付属のシートに全てが詰まっていてありがたい。
その7.承認欲求を満たす側に回れ
自分の評価が高いわけじゃないけどそんな自分をこんなもんでしょ認めているという自己肯定感はあって、承認欲求ないんだな〜と思いました。
2.整理の思考法
結論から話す、と事実と意見を分ける
→システム1で反射的に答える時、難しい質問を簡単に答えられる質問に置き換えてしまう
システム2を使う訓練が必要
・それは証明可能な事実か?
・自ら判断を下した意見か?
→感じたことは事実なのですが… これは主観的な事実。客観的事実が証明可能。
感想と意見も違う。感想から出発して、根拠を集めることで、納得できる形にすることが、意見を持つこと。
Posted by ブクログ
・賢いふりをふるな、賢いふるまいをせよ
・頭の良い人は物事の本質を理解するために時間を使うため、難しいこともわかりやすく話すことができる。話のわかりやすさは理解の深度で決まり、理解の深度はどれだけ分けて整理できるかで決まる
・傾聴:アドバイスするな、整理せよ
Posted by ブクログ
似たような自己啓発書はたくさんありますが、読みやすく、かつ「話す」にあたって必要な要素を具体性を伴って解説しているので、意識して実践しようという思いにさせてくれます。特に賢いかどうかは他人が決める、だから他人の立場で考える、という部分はかなり印象に残っています。実際にこの本で書かれている「話す」という行為をできるかどうかは、かなりの経験を積む必要がありますが、何度か読み返してモチベーションを維持しながら、日頃の経験を積んでいきたいと思いました。星4つですが、4.5ぐらいの評価です。
Posted by ブクログ
仕事をするうえで意識すべきことがちらばめられていた
・案件における結論、ゴールを定義すること
→このゴールは他人(多くの場合は承認者)が決める
この人は何を求めている?から出発して仕事をする
・質問の上手い人が仕事を円滑に進める人
→質問する前にいくつか仮説を作る
仮説の上での質問は、議論を深める
・考えるとは整理すること
→仕事だったら、5w1hを基に整理してみること
→プライベートなら、感情や気持ちの動きを深掘りすること
・複雑な事象こそキャッチコピーを
(名前をつけれる人は言語化能力が高い)
→頭のいい人は難しい事柄を身近な事例に喩えてわかりやすく説明する力に長けている
→話をシンプルにすると相手に伝える
⭐️事実と意見を分ける
主観的である感想と他者も納得できる根拠のハイブリッドで、意見をつくると刺さりやすい
【所感】
薄々感じていたことが言語化、体系化されていて、
腑に落ちることが多かった。
仕事ができる人は、どうやったら相手に刺さるか?をいろんな角度から考えてアウトプットしている人な気がする
難しい事象を単純化することの弊害もあるような気がしたな。思考がストップして深掘りできない状態になってはいけない。
あくまで課題認識するための交通整理の手段の一つであると心得よう
Posted by ブクログ
本書では、項目ごとに普段の仕事やプライベートで遭遇するような会話の具体例が挙げられていて、実体験と比較しながら想像しやすくとても参考になりました。
仕事で上司や同僚と関わる時、パートナーと会話する時など、自身に思い当たる注意すべき点がたくさんある事に気が付けました。
特に心に残ったのは、以下です。
①相手の求める結論から話すこと
→結論は相手の聞くスイッチをオンにする
②事実と意見を混同しない事
→結論には事実だけを述べること
→意見には主観だけでなく、反対意見や根拠のあるデータがあるとより深い会話になる
③質問は要素分解して1つに絞ること
→賢者は識者に良質な質問をする
④話し手の求めていることの本質を理解し、一緒に答えまでたどり着くこと
→勝手にアドバイスをしたり自分の話を入れ込んだりするのは、聞き手の承認欲求であり浅はかである。例え分かっていてもあえて分からないふりをして、話し手自らに気付かせるのが賢者である
個人的には、根拠のあるデータ云々は少しハードルが高く面倒に感じましたが、それが私のゆるさであり悪いところだなと思います(笑)
しかしながら、できることから意識しながら取り入れていきたいと思います。良書でした。
Posted by ブクログ
対人関係について述べているので読みました。
「とにかく反応するな」は良い考えではありますが、話している相手もある程度会話をしないと無視をしているのか?と思い逆の反応になる事があります。対人関係は本当に難しいです。
Posted by ブクログ
まぁ、タイトルから思い浮かぶような内容で、目からウロコ的な話は少なかったが、当たり前な基本的思考法がきちんと整理されてわかりやすく書かれている。
特に「傾聴」に関しては、言うは易く行うは難し、である。理屈はわかっているのだが、つい自分もアドバイスをしようとしてしまう傾向があるのは自覚している。きっとここに書かれているようなことが実践できれば、人からもっと信頼されるんだろうな。
Posted by ブクログ
頭の良さは他人が決める
怒っている時は全て間違っていると思え
1番最初に意見した人が1番偉い
頭の良さは相手が決める物、自分で賢いふりして難しい言葉を使っても何の意味もない
相手の承認欲求を満たすことが最善
少ない情報で話さない、逆意見と統計を必ず確認
曖昧な理解の言葉を使うな、理解してから使え
考える=整理する→違いのわかる人になる
結論から話すことで相手の聞くスイッチを入れる
質問や意見の前には仮説をたくさん立てる
言語化のコストを誰が払っているか考える
◯ではなく△だ、を自分の言葉で考え続ける
Posted by ブクログ
・頭がいいかを決めるのは、自分ではなく他人。相手の立場になって何を考えているか、何を求めているかを考える。
・結論から話すためには?→「結論」とは何なのか→相手が知りたい内容のこと。結論を聞いて初めて、自分に聞く必要がある情報かを判断。
・事実と意見を混同させない。今求められていることを話す。
・言語化コストを意識する。誰が言語化するコストを払っているのか。できるだけ自分が払う。言語化の質を高めることで相手の心が動き、相手の行動に繋がる。
・最後に書いていた、本当に頭のいい人とは、大切な人を大切にできる人だと思う。これに集約されていると思った。わかった気になった時が一番危険であり、そんな時こそちゃんと考えられているかに立ち返る。
Posted by ブクログ
話すのが苦手なのは、自分の考えが足りてないからなんだと考えさせられる。何で伝わらないんだろう、なんで評価されないんだろうというのは他者のせいではなく、自分のせいなんだと考えるべきなんだ。本当に相手のためになることは、相手の思いはというのを考えてコミュニケーションをとることが大切なんだと思わされる本。
Posted by ブクログ
「多くの人から『頭がいい』と言われる人は、何を考えながら会話をしているか。」ということが書かれている。
仕事とプライベートの両方の面から「話す」上で大切にしたいことが書かれている。自己啓発本や啓蒙書独特にありがちな押しつけがましさや技巧色は少ない。
筆者のセオリーは、「仕事でもプライベートでも、多くの相談は、既に自分で調べて考えられている。迷走して混沌としているその状況を一緒に整理すれば、たいていのことは解決する。」だ。
「相手の話を聞いて頭の中で状況を整理し、質問を1つ投げる。相手が答えたら、その内容に質問を1つなげる。」
このやり方が基本とのこと。
相手の話を聞いて(聞くふりをして)、自社のソリューションの型にはめて見積もりを出すのが仕事だと思っている人、読め!!!
評価4.5
Posted by ブクログ
非常に読みやすい本である。専門用語を極力抑えて、読者に導入として言葉を用いた際は、その言葉の意味を分かりやすく説明し、手法への具体的なやりとりを会話の例を出して伝えている。
ここまではよくあるビジネス書と変わりないが、この本(著者)のインパクトのあるところは、まさに、言葉にインパクトを当てはめている点である。それも、決して強い言葉を用いるのではなく、どうしたら人の話を「ちゃんと聴けるか」に重点を置いて、「7つの黄金法則」と「5つの思考法」という記憶に残りやすい言葉と手法で、読み手に記憶として残ってほしい・相手との話をより一層理解してほしいという思いがひしひしと伝わってくる(別冊特典のように千切って持ち歩ける付録もあり本気度が感じられる)。本を再読やパラパラ見直すだけでなく、この付録はあえて自分で手書きで書かせる空白を用いており、細かな部分まで可能な限り読者に定着できるよう、あの手この手と伝えている。しかし、口説くない、煩くないのは、安達氏がまさに、聞き手としてのコミュニケーションを整理する仕事を長年プロとして体感してきたからこそ、成せる表現だろうと想像できる。
個人的に好きな言葉は、7つの黄金法則その⑦にある「承認欲求を“満たす”側に回れ」である。また、著者が最後に述べているように、この本の内容は、どの職種においても活用でき、家族間や親しい人にこそ使ってほしいと言っているだけに、日々接している相手への敬意を大切にと改めて教えてもらえた。そんな、テクニックだけでなく人間として大事なことが書かれている。
Posted by ブクログ
"p47 怒っているときは、皆頭が悪くなる。落ち着いて話す
p59 自分の話が理解されないのは、相手のせいではなく自分のせい
p74 「ユーザーのニーズをとらえて、適切に施策を打つべきですよね」=いかにも正しいけど、なんのアドバイスにもなってない発言→避けろ
p77 一番偉いのは、最初に案を出す人。勇気がいるし、なにより周りからバカにされないように勉強しなければならない。
P92 議論の勝ち負けではなく、本質的な課題を見極める。できない理由を論理的に説明したら相手を怒らせるだけ。
P123 相手の承認欲求を満たす人になる。社員の誕生日を祝う。子供の受験日まで覚える。
p136 話が浅い人の特徴=根拠が薄い、言葉の意味・定義を知らない、成り立ちを知らない。
p144 後知恵アドバイスをやめる。→「✖絶対に成功すると思ってた!」?成功する前から言え
p147 話を深くするコツとして、「自分の意見と真逆の意見を調べる」「統計データを調べる」がある。→周りが耳を傾けるようになる。
p155 「ごみ捨てしといて」も指示として不適切。より明確に指示をする
p159 顧客とクライアントは違う。辞書を引いて適切に言葉を使おう
p197 結論から話そう。相手が聞きたい話を先にしろ
p203 質問に真っすぐに答える。「○○は何か言ってた?」✖「○○について不満そうでした」=質問に答えられていない
p208 事実と意見を区別する。「どう行動したか?」に「がんばりました」はダメ
p209 事実とは裏付けできるもの。意見とは人が判断を下すもの。
p233 聞く態度:肯定も否定もしない、相手を評価しない
p243 コミュニケーションの主体は相手にあり。相手に聞かれていないのに、自分の話をしてしまうのはダメ
p270 仮設思考で聞く。「○○を懸念されているのでしょうか?」
p277 一度に一つのことしか聞かない。細分化しろ。
p279 ✕「ブログってどうやって書けばいいのですか?」〇「ブログでアクセス数を稼ぎたいのですが、どう書けばいいですか?」
p290 電話を掛けるのではなく、メールを書いて相手が払うコミュニケーションコストを減らす。
p307 言葉を再定義する手順;良い○○と悪い〇〇を考える。→良いコンセプトが思い浮かぶかもしれない"
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知性と信頼をもらたす黄金法則7つ
①とにかく「反応」するな
②頭のよさは、「他人」が決める
③人はちゃんと考えて「くれる」人を信頼する
④人と闘うな、「課題」と戦え
⑤伝わらないのは、話し方ではなく「考え」が足りないせい
⑥知識は「だれか」のために使って初めて知性となる
⑦承認欲求を「満たす」側に回れ
思考の質を高める方法の5つの思考法。
①「客観視」の思考法
②「整理」の思考法
③「傾聴」の思考法
④「質問」の思考法
⑤「言語化」の思考法
Posted by ブクログ
とにかく反応するな
頭のよさは他人が決める
人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
人と闘うな、課題と闘え
伝わらないのは話し方ではなく、考えが足りないせい
知識はだれかのために使って初めて知性となる
承認欲求を満たす側に回れ
構造化面接
何をしたんですか?(過去の行動)
そのとき、どんな状況だったんですか?
(状況の深掘り)
その状況でどうしたんですか?(行動の深掘り)
その結果どうなったんですか?(成果・結果の深掘り)
今度仮に、こういう状況になったらどうしますか?
(仮定の状況における行動)
Posted by ブクログ
なるほどね。一発大逆転の大技はなかったけど、ヒントになるようなことが節々に。
そう、カタカナを使わないなんて、部下にもよく言ってるので共感できました。
ところで、タイトルにもある「頭のいい人」ってどんな人?それが気になってたから、最後まで読ました!
Posted by ブクログ
「頭のいい」とはなんだろうと考えることがたまにあるので気になって読んでみた。僕の中の「頭のいい人」は、視野が広い人と定義していたが、この本は違った。コミュニケーション力のことを言っていた。相手の話を聞き、言いたいことを見極めて、求めていることに応える。そこでもちろん、自分を出す必要がない。だってそれは、相手が求めていることではなく、ただただ自分の承認欲求を満たすためだけであるからだ。
筆者は、頭の良さのキーワードとして、「言語化」を挙げていた。それは先ほどの相手の言っていることを整理することや、課題を言語化して、共通の問題意識を持つこと。
言語化から逃げずに、相手の求めていることを引き出しながら対話することを大切にしていきたい。
期待していた内容と違った
この手のビジネス本にはありがちだが、全体的に内容が薄い。相談者の話を聞いて課題を見つけるコツを知りたいと思うのに、肝心の方法が書かれていない。正直ビジネスの例でもう少し掘り下げて欲しかった。最近発生したと思われる和製英語が度々使われており、意味がわからない箇所があった。日常レベルの例を取り上げて多くの読者の共感を得るという意図はわかるが、奥様の相談例がどうしても彼女に対する上から目線に感じられてしまい、その後の内容が頭に入ってこなかった。その他にも、例からまとめの文章への繋がりがわかりにくく、文章は易しいのに読みづらかった。