あらすじ
NHK番組『グレートトラバース』でおなじみの著者が、コロナ渦で停滞を余儀されながらも旅を続ける理由を、その半生とともに語る。
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Posted by ブクログ
100名山スタート時は純粋な気持ちで人との出会いを楽しめたが、百名山の途中から地上波で15分番組が始まり多くの人に田中陽希は知られるようになった。その結果、応援の人が多く集まってしまい、過剰な応援や差し入れ、写真の要望がで思うように行動できないと本人は苦しんだ。
ちきりんさんが「ひとをパンダ扱いするのは失礼」(2022/10/15 Voicy)で有名人にただ会ってみたいとやってくる人の失礼さと、実際に会ってみても話が盛り上がらないことについて語っていたが、まさにその通り!
憧れて外から見ているだけでいいのだ。プライベート時に、急に写真を撮るのも大変失礼だ。
実際に用事があるなら、アポとってお金払ってでも会いにくるのが筋。
陽希さんは大勢の声援に答えられないことに、自分が悪いように思ってしまったが、本当はそうではなくて、有名人をパンダのように見に行くことに問題がある。テレビに出ているひとなら、見に行っていいと思っちゃいけない。
そして登山する人なら、プレゼントを渡すことも相手の荷物を増やして負担にさせてしまうかもしれないと容易に想像できる。
陽希さんは感謝しようという気持ちで乗り越えてきたようです。
。。。。。。。。。。。
⚪︎「登山とは聖なる場所と人間界を行き来すること」✨✨✨
⚪︎チャレンジは自ら発動してするもの。誰かのためのチャレンジはエネルギーが弱い。
(200名山は妻やまわりの人に言われてやり始めたらしい。)
⚪︎今後は見てきたものを還元する。「利他的な活動」
そして自然に恩返しをしていく。
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たまたま観ていたグレートトラバースで田中さんを知った。そして、この本を手に取った。人との出会いに感謝し、今までもこれからも挑戦をし続けていく真っ直ぐな人間像を伺い知ることができた。ただひたすら尊敬。
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NHKでやってる三百名山一筆書きの番組を楽しく観ていたところ、本屋で見つけた。何故こんな大変な挑戦をしてるか、背景等知らなかったが、この本に色々と書かれていて興味深く読んだ。やり遂げることへの大切さが勉強になる。こだわりが伝わる。道中で会った人々との時間も心温まる。夢に向かって突き進んでいる姿に皆惹きつけられているんだろうな。
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三百名山踏破の田中さんの著書。
三百名山の丁度半分、戸隠山で偶然田中さんと会い、会話したのはよい思い出です。
田中さんの大切にしていることや自然への敬意、考えがわかります。
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本気とは、続けられる力。
これがやりたい、を見つけられるか。見つけたら続けること。誰かの、何かのためではなく、自分のために。
それができたら幸せな人生になる。
百名山一筆書きの田中陽希さん。人となりを知りたかったので、読めてよかった。励まされた。
それでも僕は歩き続ける、という陽希さんに倣って、自分も歩き続けよう、と思えた。
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著者の田中さんに人生こうあるべきだ
やりたいことは何かを教えてもらった
これからの人生でどれだけ活かせるか
田中さんよりはるかに歳を重ねている私にとって、難しい課題かもしれない
ただ、もう一度自分の人生を見つめ直してみようと思う
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年に2回程度登山をするし、グレートトラバースも見たことがあったから気になって読んでみた。
登山の様子も少しあったが、学生など若者向けに、挑戦すること、やり遂げることの大切さを伝える本だった。
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今月8冊目
★★★
今までは旅の話だったが今回はコロナで停滞している時に書いた旅を通して感じたお話や過去の話。
人生ここまで色々旅して凄まじい経験値。
人生経験値多い方が魅力的だし楽しいよな
Posted by ブクログ
「日本3百名山ひと筆書き」の旅の途中でのインタビューをまとめた本。旅の途中ということで、単行本としてまとまった形で読むにはやや中途半端な感じもあるが、コロナ禍による停滞中という状況下による貴重な語録にもなっている。
田中陽希氏自身の生い立ち、アドベンチャーレーサーへの転機といった人生について、このインタビューで初めて知ることができた。また百名山と、2百名山の旅の違いや葛藤についても赤裸々に語られているし、後半の章は田中氏の思想についても踏み込んだインタビューとなっており、逆に単行本一冊分のボリュームだからこそ、突っ込んだ内容となっている。