ブックライブの高評価レビュー

ビジネス・実用の高評価レビュー

  • 寺田寅彦と現代――等身大の科学をもとめて

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    役立つ科学、経済論理に合った科学、国家主導の科学、科学の企業化など、筆者が言うように現代の科学は寅彦の時代の科学のあり方から大きく変容をしている。もちろん時代の中に埋め込まれているものであるから当たり前だが、本質的なものからのズレの大きさからの危機感を感じる。
    著者が提言している寅彦流の、「等身大の科学」や「新しい博物学」は文理融合的でありながら、基礎研究を大切にするであろうし、そう言った視点は現流の科学の方向性の行き過ぎをコントロールもするのではと感じる。
    誰もが考えるべき科学のあり方を、これほどわかりやすく説明されている本は珍しい。
    素晴らしかった。

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    2026年05月05日
  • こうやって、僕は戦い続けてきた。 「理想の自分」に近づくための77の習慣

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    プロ野球選手でありひとりのビジネスマン、人間菊池雄星投手を垣間見た。
    プロ野球の世界のみで生きてきた人とは思えないくらい広い世界観でものごとを捉えているのが印象的。
    野球バカでは到底メジャーで活躍し続けることはできないんだと改めて実感した。

    特に目標の立て方、今の延長線上ではなく将来どうなっていたいかを軸に考えること、というのは強く共感するとともに改めて自己内省を図り整理したい。
    また日頃の疲れを癒すために気分転換の引き出しを用意しておくことも大切。

    no rain,no rainbow(雨が降らなければ、虹は見られない)

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    2026年05月05日
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!

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    自己欺瞞という言葉に初めて触れた一冊。

    企業が業績を上げる為、家族が幸せに暮らせるようにする為にはどうすればいいか?
    その答えが、「箱の中」と「箱の外」という言葉を使い分かりやすく示されている。
    対話形式でイラストあり、わかりやすかった〜。

    特に印象に残ったのは、人は本来、他者のために動こうとする気持ちがある。その気持ちに背いたとき、相手を非難し、自分を正当化してしまう―ということ。(自己欺瞞)
    例えば、赤ちゃんが夜中泣いている。夫は寝ている妻のために、起きて赤ちゃんをあやさなければと思う。でもその気持ちに背いて、そのまま寝ることを選択する。自分の気持ちに背いたことで次のような事が起こる。

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    2026年05月05日
  • コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ

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    人文哲学系のそこそこ重たい本は初めて読んだかも。
    二つの分水嶺
    「道具」
    自律と他律
    対人間、対自然から対テクノロジーへ

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    2026年05月05日
  • 杉村太蔵の推し株「骨太」投資術

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    理に適った投資方法と銘柄選択であり、とても参考になった。経済政策や今後の取組み、あるべき姿を見通して株価が上がる先見の目というものを持ち合わせた投資家だと感じた。

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    2026年05月05日
  • 世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

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    ネタバレ

    量子論を論じた物理学者たちの思索を経由しつつ、量子力学という切り口から世界のすべてが相互作用によって成り立っている事を、形而上学としてではなく、あくまで科学哲学的な解釈として捉えようとしている本書。(垣根を越えようとしている?)

    ただし、ここでいう"相互作用"というのは『華厳経』に由来する「一即一切・一切即一」に近い感覚です。「一つのものの中に全体が宿り、全体の中に一つが宿る」という華厳思想。すなわち世界を独立した実体の寄せ集めとしてではなく、すでに互いの中に互いが折り込まれているものとして見る事を指しています。

    す〇ぢさんはこれを『サク〇ノ刻』だと仰いました。
    (ヴィ

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    2026年05月05日
  • わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治

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    以前、イギリスのEU離脱のニュースに衝撃を受けたことがありましたが、本書を読んでその背景に納得感を持つことができました。もともとイギリスにはEUに対する批判的な見方が根強くあり、それが国民投票という形で顕著に表れたのだと感じます。

    また、イギリス社会が想像していた以上に階級意識の強い構造を持っていることや、政治的な混乱を抱えている現実についても理解が深まりました。単なる出来事としてではなく、その背景にある社会の在り方まで考えさせられる内容だったと思います。

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    2026年05月05日
  • 障害者差別を問いなおす

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    これもまた、相模原事件を受けて書かれたものといえるだろう。最近、あの事件がどのようにとらえられていた/いるのかに興味があって関連する本を何冊か読んでいる。そんなことでこの本を読んだ。けれど、それ以前から著者の荒井さんの本は読みたい本リストにしばらくの間入っていたはず。
     障害者に対する差別や偏見、社会の対応について、よどみなくときに厳しく明確に言葉を紡ぐことができる人として受け止めた。自分は一応、障害者じゃないほうでいながら障害者差別はいかんと思っているんだけど、ではなぜ障害者差別はいけないのかと問われたり、自分が矢面に立つような場面にもしなったら毅然とした態度をとる自信がいまいちない。それは

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    2026年05月05日
  • AIで拡張する社会―「知性」「労働」「経済」の未来予想図

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    ±方向のシナリオについて述べるのはもちろん、DCがらみの環境問題など足元の課題についてもしっかり深掘りされていて勉強になった

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    2026年05月05日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    企業経営を「企業価値」という軸から捉え直し、CFOがどのような視点で意思決定を行っているのかを示した一冊。著者は三菱UFJフィナンシャル・グループのCFOなどを歴任しており、実務の中で培われた判断基準が具体的に語られている。

    本書の中核にあるのは、企業活動のあらゆる意思決定は最終的に「企業価値の向上」に収斂されるという考え方である。売上や利益といった指標はあくまで途中経過であり、将来にわたってどれだけの価値を生み出せるかという視点で意思決定を行う必要がある。そのための共通言語として、資本コストやリターンといった概念が位置付けられている。

    印象的だったのは、CFOの役割が単なる財務管理ではな

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    2026年05月05日
  • 日清食品をぶっつぶせ

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    【日清食品をぶっつぶせ|安藤徳隆・竹居智久】
    — 自ら創造し、自ら破壊せよ —

    日清食品社長・安藤徳隆氏が、自身の経営観やブランドづくり、新規事業への挑戦、そして創業家3代目としての覚悟を語った一冊。日経BPの竹居智久氏による20時間以上のインタビューをもとに、安藤氏の考え方や胸の内が掘り下げられている。

    本書の中心にあるのは、「自ら創造し、自ら破壊せよ」という考え方である。創業者・安藤百福氏がインスタントラーメンという食文化を創造し、2代目の安藤宏基氏が「カップヌードルをぶっつぶせ」の精神で会社を成長させてきた。その流れを受け継ぎながら、3代目である安藤徳隆氏は、築き上げられた日清食品

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    2026年05月05日
  • 睡眠の起源

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    我々が毎日経験している睡眠にすらこれほど多くの謎があり、その謎を解くためいかに多くの研究があって、それでもなお様々な謎がある。科学というのは分からない事を解き明かすプロセスのことだと再認識できる良書。専門的で難しいことを優しく解説してくれるので、読んでいるこちらも何故だろうと疑問を持って考えられる気持ちよさがある。
    本来なら6章と7章はまとめの章だろうが、睡眠や意識の未解明な謎を書かれている所がまた好奇心をくすぐられる。

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    2026年05月05日
  • 社会心理学講義 ──<閉ざされた社会>と<開かれた社会>

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    トンデモ本だった。無茶苦茶難解な本なのに麻薬のように読ませる。理解できているとは到底思わない。一言でいうと、錯覚。疑えと。
    これ以上説明できない。
    たまたまアイヒマンの話やミリグラムの実験に興味を持ってこの本に辿り着いた。他の著作も読んでみよう。感想を書けない。それ程難解で重かった。読み切った自分をほめたい。

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    2026年05月04日
  • ウイルスはそこにいる

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    免疫の観点から人間の歴史を捉えることで、私たちが長い年月をかけてウイルスと向き合い、時に対抗し、時に共存してきた存在であることがよく理解できました。
    また、ウイルスには人体に悪影響を及ぼすものだけでなく、もともと体内に存在しているものもあるなど、その多様性と複雑さに、不思議さと奥深さを感じました。

    さらに、最終章で語られていたワクチンに関する内容も大変印象的でした。コロナ禍においてはワクチンに関する否定的な噂が広がりましたが、それらについての訂正とワクチンについての役割について知識を深めることができ非常に有意義でした。

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    2026年05月04日
  • その「一言」が子どもの脳をダメにする

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    ネタバレ



     「習慣」に引き続き、「一言」も読破。
     子どもにとって、わかりやすい言葉とは何だろうか?

     大人のものさしで、良かれと思う言葉は、実は子どもを傷つけてるものだと考えさせられる一冊。
     
     ネタバレが苦手な方はまわれ右!


     子どもに対する言葉遣い。
     どう言えば伝わるのか、良かれと思って使っている言葉は本当に適切なのか。

    「習慣」の本と同じく、一例が載っていてわかりやすい。
     普段つい言ってしまう言葉が、子どもの脳にどんな影響があるのか、よく理解できた。

     大人だとわかるあいまいな言い回し。
     
    「後にして」、「いい加減にして」
     
     つい便利だから使ってしまうが、子どもからした

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    2026年05月04日
  • 大陸の誕生 地球進化の謎を解くマグマ研究最前線

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    子どもの頃から、大陸はどのようにしてできたのかと、なんとなく考えていました。雨が降って海ができ、その中から都合よく大陸が生まれたのだろう、と漠然と思っていたのです。
    しかしこの本を読んで、その成り立ちは想像以上に複雑であることを知りました。さらに、地球だけでなく他の惑星まで研究の対象になっている点にも驚かされ、非常に興味深く感じました。

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    2026年05月04日
  • これからの本屋読本

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    ネタバレ

    本屋をやりたい!でも儲からないし、これからの時代に求められないんじゃないか…そもそも本が好きなだけで、本屋に勤めたこともない

    そんな私に何ができる?と思っていたけど、私でもできるかもしれない!と思えた一冊。

    特にP284からの「つとめ」と「あそび」が
    ぐさっときた。
    自分を生かしてくれている社会、この世界に対する「つとめ」果たすことは生きる歓びになる。


    この本と出合ったのは、個人の書店やZINEの販売をするイベント。気になっていたけど、ネットではなんとなく買わずにいた本。
    たまたま、イベントで出合ったとき、
    【あ!あの本!!こんな形なんだ!!思ったより小さい!!】と心のなかでドキドキし

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    2026年05月04日
  • スマホ時代の哲学 深い集中を取り戻し豊かな時間を生きる (新装版) 【増補改訂版】

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    非常に面白かった。まさに現在はスマホ時代であり、人々の手からスマホが離れることはない。そんな時代の問題を哲学的に考察しており、自分を含め、本書を読んで身につまされた人は多いだろう。
    AIで社会はますます便利になると喧伝されているが、人々が仕事や社会で求められるハードルは年々上がっており、終わりなき成長を求められている。AIを使いこなさないと今後生き残れないとか、喧しい。
    SNSには自己啓発的言説があふれ、それを目にした人々は自らを鼓舞して日々のテンションを上げている。そんな日常に疲れ果て、いっときの逃避先として、スマホの細切れのコンテンツに意識を分散させ、日々の生活をやり過ごしている。。。

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    2026年05月04日
  • だから僕たちは、組織を変えていける

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    トピックとしては割と知られた内容を再整理した内容ではある。しかし目的達成のために体系的かつ分かりやすい言葉で整理され、また個々の話題についてもそのエビデンスや実践方法まで書かれているので腑に落ちるし、自分はどうだろうと即座に問いやすくなっている。
    個人的に良かったのは、冒頭に「時代の話」として経済の変遷がとてもシンプルにまとめられており、なぜ今この組織の問題が重要なのかを概観することができる点。この変化に気づかず硬直している組織は多いのではないか。この章を読み課題認識を持つだけでも価値がある。

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    2026年05月04日
  • 人はなぜ物を愛するのか 「お気に入り」を生み出す心の仕組み

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    大変に良い本。人がモノ(行動も含む)を愛するということを理論的に考察し、主張する本。リレーションシップ・ウォーマーという人がモノを愛する仕組みを提唱し、それを補強する考察や研究を紹介している。一読目で大いに学びがあったが、再読すればより深い理解が得られるかもしれない。読破には時間がかかるが、難しい文章ではない。

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    2026年05月04日