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リアルな西成生活
筆者が78日間、西成で生活してみて出会った人たちの記録。とりかくリアルですらすら読めた。そこにいる人たちが名乗る経歴などは、すべて設定であり、本当の素性は明かさない…という人間関係を読み取っている。建設業の飯場や、ドヤと呼ばれる簡易宿泊施設の日常など、とにかく細かく描いており、なかなか立ち入れない西成を体験した気分になる。
Posted by ブクログ
面白かった!
著者の普通さが良い。感覚は普通の一般人なんだけど、私だったら決して行けないところまで入り込んでいて、すごく肝の座った人だなというか、本当は普通の感覚ではないところがこの人にしか書けない内容になっていると思った。
近くの人と距離が縮まって色々教えてもらえるようになる感じとか、周りの人から気を許してもらいやすい雰囲気の人なんだろうなというのが伝わってきて、そういった才能もあるのかなと。自分では決して体験できない出来事が自分と近い目線で語られていてすごい臨場感。
読書の面白さは、こういった自分の経験では知り得ないようなことを本読むことで疑似体験できることにあるとこのような本を読むたびに実感する。
Posted by ブクログ
元ヤクザ、生活保護受給者、犯罪者、シャブ中たちが暮らす西成・あいりん地区での生活を78日間追ったルポ。78日間も滞在できたのが、、凄い。
読んでいるだけで、この街に漂う負のオーラが伝わってくるようで苦しくなった。
もっと美味しいものを食べさせてあげたい!と思ってしまうけど登場する人たちはみんな、まともとは言えない生き方をしてきた人たち。т т
「西成で78日間を過ごして分かった。自分はまだここに来るような人間ではない。この街にいる人間を見下していると言えばそうかもしれないし、逆に私のような人間がこの街にいること自体、恐れ多いような気もするのだ。」
最後のこの言葉から、著者は西成の人たちを単純に哀れんでいるのではなく、彼らの世界に外側から入り込むことへの申し訳なさや、彼らの尊厳を侵してしまうことへの畏れも感じていたのかなと思います。
あとがきで、この本に登場した人たちもこの本を読んだのだと知って、なんでか少し嬉しかった。
最近ルポルタージュの本にハマってる^o^
いろんな世界を知れるのがおもしろい!
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