あらすじ
悩めるキャリア女性たちと会って著者が気づいたことは、「がんばり過ぎる女性はバッグが大きい人が多い」ということ。空気を読み、先回りしようとした結果、あれも必要、これも必要と考えるからです。けれども、その結果、あまり重要でないことに忙殺され、自分の大切にしたいものに手間をかける時間を奪われてしまっていることが多いのです。小さなバッグは、有限なあなたの人生を象徴するようなもの。本書は小さなバッグを通じて、本当に大事なものを見極め、身軽で豊かな暮らしを送るコツをご紹介します。
【目次】
Prologue 豊かな人生は小さなバッグから始まる
Chapter1 ミニマムリッチという考え方
ひとつのものを大切に使うという姿勢
1万円のバッグを10個集めて消費していませんか
買い物に出かけるときはフルメイクで
Chapter2 お金をかけるにはポイントがある―厳選アイテム10点
バッグを軽くする方法
靴について
時計について
Chapter3 エレガンスと美意識のみがき方
エレガントに振る舞うには、ながら作業をやめる
若いパリジェンヌがシャネルを持たない訳
本物の憧れアイテムは、未来をつくってくれる
Chapter4 小さなバッグを持つ生き方
「小さなバッグ」とは、有限だが貴重なあなたの人生の象徴
本当に大切なものは、直感に従って選ぶと後悔しない
人生の舞台によって変えるバッグ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
寝る前に読んでいるライフハック本。「もしも」に備えてある程度のものをバッグに常備している。子供が大きくなって少し余裕が出てきたら、実践したいことがたくさん。靴はある程度拘っている。時計も修理に出さないと。
装丁がとても好み。
Posted by ブクログ
あとがきの「小さなバッグは有限な人生の象徴」というフレーズが印象に残った。「バッグが大きい人は自分で抱え込がち」と筆者は指摘しているが、私もそのタイプ。他の人でもできることをつい自分でやってしまうし、バッグの中では「もしも」に備えたグッズが幅を利かせている。
バッグの中身を軽くする方法がいくつか紹介されていたが、「もしものためのグッズは、1週間ほど保留期間を設けてみる(自宅に置いていく)」というのは実践できていなかったので、試してみようと思う。
Posted by ブクログ
チャンスを掴むには、直感に従って行動することも大切。直感を磨くには、決断を早くすること。決断を早くするには、身軽であること。
「小さいバッグ」=「有限な人生」に入るものはごくわずか。だからこそ、何を入れるのか慎重に精査する必要がある。
やらないことを決める。(良くもなく、悪くもないことはやめる)
本当にやりたいこと、自分がやるべきことを決める。(人生の質を高める)