ビジネス・実用の高評価レビュー
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著者らの対話形式で進むため、キリスト教ナショナリズムの動向や思想がすっと頭に入ってきた。
なるほどと思ったのは、キリスト教が衰退しているからこそ、福音派を名乗る人々が聖書を好き勝手に解釈し、つまみ食いして自分たちの主張に変えてしまっているという指摘だ。たとえばレビ記19章には入れ墨を禁じる記述がある一方で、同じ章に寄留の外国人を大切にせよという記述もある。しかしこれらは顧みられていない。
さらに本書は、一見相容れないように見えるリバタリアン、福音派、テック長者たちが、なぜ手を結んでいるのかという思想の整理にもなった。国家への不信や既存秩序を壊したいという衝動を共有し、終末を待つのではなく、自ら引き起こそうとしている点で通じ合っているのだという。
本書でも触れられているように、1980年代までは民主党も共和党も中道からやや保守といった位置にあり、イデオロギー対立は今と比べれば牧歌的だった。そのことを改めて思い知らされる。党派を超えて信念を貫いたマケインのような政治家が、今の共和党から再び現れることはあるのだろうか。
著者も指摘しているようにアメリカは自由とグローバリズムを掲げる超大国から、ある種の「普通の国」へと変貌しつつあるのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ資産の増やし方に関する投資本は昨今たくさんあるが、本書は「ではその資産をどう使うか」という話。
個人的にも年齢とともに楽しめることが徐々に減っている実感が提示されている内容と重なり、周囲の高齢者を見ていても充実して動けるのは60代くらいまでと感じていたので非常に納得感があった。
資産を完全にゼロにしろということではなく、限りある時間の中で大切な経験をし、思い出を作っていくこと。そして人生をただ働くだけのものにしないようにしよう、というメッセージだと受け取った。
【P.193 死ぬ前に後悔することトップ2】
1位 勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった。
2位 働きすぎなければよかった(男性1位)
>「働きすぎは後悔しても、一生懸命に子育てしたことを後悔する人はいなかった。多くの人は、働きすぎた結果、子供やパートナーと一緒に時間を過ごせなかったことを後悔していたのだ」
本書を読み、自分の寿命や健康寿命、親の寿命、子供と一緒にいられる時間(高校卒業まで)、猫の寿命などをカウントダウンアプリに入力してみた。ときどき見返して、後悔のない選択をしていきたい。
また長生きリスクに対しては「ねんきん定期便」を確認した。老後については貯金に頼るだけでなく、日々の生活費を年金中心に確保できるよう準備し、受給前の時期には経験や贈与へ定期的にお金を使っていきたい。
一点気になったのは、P.240の「医師の診断を受け、生化学的年齢と予想寿命を確認しよう」という点。
寿命に関しては医師であっても正確な予測は困難であることが多いため、鵜呑みにはできないと感じた。長生きしても、しなくても困らないよう備えておくのが現実的ではないだろうか。 -
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香りのエネルギーをすごく感じた!
新しい知識が増えて、さらに香りに興味を持った
βカリオフィレンの香りには
血管の硬化や脆弱性を防ぐ効果があると!
これが多く含まれているのが、コパイバという精油
初めて聞いた
香りを感じづらい人はアルツハイマーや認知症にも
なりやすいと。
香りをかぐだけで、効果があるなら簡単だしやってみたい。ラベンダーは万能だそうです
嗅覚トレーニングしようと思いました!
前にアロマに詳しい方が、ヒバの精油の香りを嗅いで病気予防をしてるって聞いて、香りってすごいなと思っていたので
この本を読んでさらに、香りをもっと取り入れようと思いました!
さっそくグローブを購入
他にも8種類くらい注文したから、届くの楽しみ♫
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エディプスコンプレックスは、フロイト自身の父の喪失体験を自己分析したことにより発見されたんだね。
でも、それだと男児に寄りすぎて女児には当てはまらないから、メラニークラインがフロイト批判はしてないけど、覆したんだ。
フロイトのいう女児のエディプスコンプレックスこじつけじゃないか〜と思っていたから、合点した。クラインのもちと残酷すぎる気がするけど。
そして、ここまでフロイトが精神分析を発展させるには、ケアする人の存在が欠かせなかった。
以前読んだ本では、ケアとは一緒にいて傷つけないこと、と定義していた。
本書では、ケアとは非対称なもので、対象の欲望を同一化し自分を犠牲にする必要がある、とあった。
母と子の間にも、恋人の間にも、看護師と患者の間にも、ケアは至るところに存在する。
すでに傷ついた相手を傷つけないように、体中で相手の求めることを感じて、さも当たり前であるように叶える。
ケアする側が吸い取られる構図になり病んでしまいやすいのは、ケアの闇。
だけれど、やっぱりケアがないとフロイトが精神分析を生み出せたように、光も生まれないんだよなぁと思った。
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フィジカルAIの登場によって、様々な産業がどのように変革していくと思われるのかを、わかりやすく解説した本。
SFで描かれるヒューマノイドが人々の生活に入りこむ未来がリアルに見えてくる。
フィジカルAIとは、「現実世界の現場を、学習し続け、改善し続ける場所に変える仕組み」である。
フィジカルAIの導入によって、工場は、製品を材料から生産するハコではなく、改善し続ける工場という1つのシステムとなる。
そして、デジタルツインという現実世界をデジタルの世界に落とし込んだ電子空間の活用によって、失敗含むシミュレーションはその電子空間内で繰り返され、現場はその失敗を踏まえた成功パターンを適用するというものづくりプロセスに変わっていく可能性が高い。
これは、今までの現場での試行錯誤を前提とした改善プロセスを一気に変える革命になる可能性が高い。 -
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コンピュータは人をつなぐ管ではなく、ネットワークの成員になった。意識は持たないのに知能だけを持ち、目標を追い続ける。危ないのは人間に似ているからではなく、まったく違う仕方で動けるからだ。
AIの出力は読みやすい。読みやすいから疑わなくなる。出典が付いていること自体が安心の記号になって、中身まで確かめていない自分がいる。気をつけないとなぁ。
AIは手段を自己修正できるが、何を正しいとするかは修正できない。より良い人間とは何かを話し合う仕事は、人間が手放してはいけないのだと思う。
効率とは誰にとっての効率なのか。自己修正の仕組みはどれも非効率で、だから真っ先に削られる。他者を理解するには時間がかかる。余裕を持って事に当たりたい。 -
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【感想】
ミニマリストとは何か、なぜ人は物を持ちすぎるのか、幸せとは何か、
まで踏み込んだ本はもしかしたら、珍しいかもしれない。
いまやミニマリズムの考え方、情報はネットにこれでもかと蔓延っているけど、この本はそんな表面的なミニマリズムの考え方ではないように思えた。
【学び】
・当たり前になるモノ・コトに対しては「刺激の差」を検出できなり最終的には「飽きる」
・不便さにも人は慣れるので、少々の不便さは楽しむマインドが重要。
・「環境」は幸せの割合の10パーセントしか影響しないので、「必要なモノ」だけで幸福度キープで充分生きていける
【自分に置き換えると】
慣れたらすぐに物を買ってしまうので、「人間は慣れて飽きる生物である」という癖を認識しておくだけでも、モノのインプットは抑えられそう。
家族のものがあるから、減らせないと思っていたけど、「価値観」は人それぞれであり押し付けないコトが大事だと改めて気づきになった。
【これから大事にしたいこと】
価値観を押し付けず、まずは自分の持ち物だけは「ミニマル」にする。
減らすのは簡単。インプットを抑える。
【実践すること】
・物が欲しくなったら刺激の差を認識し「必要なモノか?」の脳内判定会議を行う
・まずは自分の周りをミニマルにする -
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・嘘はあたかも金銭の様に人々の間を流通していく。
・嘘をつく時、嘘をつかれる時、その両方に必要なのは優しさ。
・相手の頭に浮かべたくないイメージにつながる語彙は、とにかく使わないようにする。
・なぜあなたの嘘と相手の嘘は違うのか。
どうして相手はそんな嘘をつくのか。
その理由を丁寧に考えることが人間関係を良くするための近道。
・ネガティブ思考、ポジティブ思考は、世界をどう捉えているかの違い。
・伝えたい情報だけを的確に伝えるのがフィクション。
・伝えたいのは本当のことだけど、嘘を使ってそれがより強く伝わるようにするのがフィクション。
・人生という小説のボリュームは、一人一人によってサイズが決まっている。
・相手が自分と同じ考え方をしないのは、相手が間違っているか、自分の伝え方が悪いのだと思い込んでいる。
・無意識の嘘に勝てるのは意識的な嘘だけだ。
・僕たちは嘘しか受け入れることはできない。
・事実は1つだが、真実は人の数だけある。
・フィクションは、ジャーナリズムでは決して届かないところまで想像を広げ、事実とはまるで異なる場所から物語を始める。
そうやって事実の断片に新しい解釈を見つけ出し、僕たちが受け入れがたい現実世界との折り合いをつけるための、新しい物語を創り出す。
・誰も伝えなければなかったことにされてしまう事実を見つけ出し、僕たちに分かるように伝えるのがジャーナリズム。
僕たちがどうしても受け入れたくない事実を、何とか受け入れられる嘘にして伝えてくれるのが文学。
・小説は現実を変えるための手段。
・現在も過去も未来も、すべては僕たちが一度きりしか出会うことのない事実の断片から作り出される嘘にすぎない。
・僕らは嘘で繋がっている。 -
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まさにこれが私の恐怖と嫌悪の正体なんだ。
だから全体主義や、満員電車を恐れる。
人間は簡単にシステムに飲み込まれて、悪事に鈍感になる。
いともたやすく人間が消費されて、“生産性”のない人間がシステムから排除されていく。
会社に心臓を捧げる上司達、ビジネス書やビジネスメディアの気持ち悪さはまさしくこのスマートシステムそのものの嫌悪感と直結する。彼ら信奉者達は、利益獲得や効率化を最上として、自分が盲目にさせられていることに気づけていない。
そこに空恐ろしさを感じるが、この社会システムから逃れられない恐怖に日々晒されてもいるのだ。
本書の凄いところは、この問題に対して回答を提示できているところだ。
なんか狩猟民族とかになりたいな‥むりか
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