ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ミケランジェロと同時代を生きた著者による、貴重な生々しい記録のオンパレード。
冗長な記述もあるけれど、ダ・ヴィンチとミケランジェロの人となりをたっぷり知りたい自分にはうってつけの本だった。
ダ・ヴィンチの奇行の数々に笑う。こんなに変な人だったんだ...。
ヴァザーリさん、ミケランジェロのこと好きすぎるよ〜。記述がなんとまあ細かく愛にあふれていること。作品を絶賛する情熱に語彙が追いついてないまである。
ミケランジェロの偏屈エピソードがたっぷりでうれしい。ミケランジェロによるキレのある暴言がたくさん読めたな。
ミケランジェロの葬式の様子まで知れるとは。棺周りの描写は、冗長だけれど資料的価値がものすごく高い。ミケランジェロを讃える彫刻と絵の数々は見てみたかったなあ。
作品についての記述が実態と違うことがちょこちょこあって(注釈で分かる)、なんでだろうな〜と思っていたら後書き解説で納得。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまず、本を手に取った瞬間に装丁に空のような爽やかな海の色、絵の具のパレットのようにカラフルな海の生き物たちのイラストに心を惹かれました。そしてタイトル「さみしい夜にはペンを持て’」。
これはきっと私が求めている、心に光を当ててくれる本なのでは!と直感的に思いました。
早速買って開いてみると、タコの坊やの悩みと苦悩から始まります。言葉は易しく、若い人達向けに書かれていることが分かります。
時にヤキモキしながら、時にワクワクしながら、タコくんの冒険物語が進んでいきます。
ヤドカリおじさんの言葉に、どんどん「書くこと」がしたくなってきます。
言葉の力、書くことの力を信じる気持ちになってきます。海の底に広がる色とりどりの生き物たちや海藻たちが、言葉の豊富さと結びついて想像の中で生き生きと浮かんできます。
そうか、私が自分の書き物に満足できないのは、言葉を選ぶ努力を途中でやめてしまうからか。
もっと自分の心を見つめて、言葉の暴力のように雑に選ぶのではなく、例えを想像して、根気よく言葉を見つけていけば良いのか。
書くことで成長に気付くことが嬉しい、それも確か
。
タコくんと共に書くことの意味を、書くことによる希望を学んでいきました。
ヤドカリおじさんは行ってしまい、タコくんは卒業してしまったけど、二人のメッセージは心に強く刻まれました。
未来の自分のために、成長の喜びのために、書いてみよう!
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Posted by ブクログ
人生について、軽疫学全般のコンセプトやフレームワークを適用し、市場分析、戦略策定、結果の検証して修正していくというアプローチが興味深い。また読み返したい。
よくある人生論2つ
残酷な社会ゲームを冷徹に戦って生き残り、経済的•社会的成功を手に入れるという現実主義的主張
経済的•社会的成功の虚像に囚われず、自分らしく生きて本当の豊かさを手に入れろという理想主義的主張
この二律背反を壊すのがイノベーション。
じふんらしさと思える人生を歩み、経済的•社会的にも安定した人生を送る
人生プロジェクトの原理
時間資本を別の資本(人的資本•社会資本•金融資本)に変え、ウェルビーイング構築
人的資本→社会資本→金融資本
自分にとって本当に大事なもの、本当に実現したいことを意識して時間資本の配分をマネージする
ライフサイクルカーブ
短期の合理より長期の合理が大事
ファイブフォースを個人に当てはめる
人材価値は需要と供給の関係で決まる
流行の資格や学位は戦略的に筋の悪い選択
才能より長く続けられるかどうかが大事
リソースベースドビュー
強みではなくではなく特徴(長く続けてきたこと)に着目する
→時間資本を大量に投下しないと獲得出来ない資源や能力
ブルーオーシャン戦略
セミプロ並みの知識を組み合わせることで唯一無二の存在になる
創造性
打率より打席の数を重視する
失敗し続けるのは意外と難しい
正味現在価値NPV
将来生み出す価値が高いものに時間配分する
リターン期間の長いもの=リベラルアーツ
経験学習
具体的経験→内省的観察→抽象的概念化→活動的実験
経験とは良質な失敗のこと
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
発達指向型組織
適材適所は最も成長できそうな人を配置する
=安定指向型組織は最も安定した成果が出せる人を配置してしまう
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Posted by ブクログ
団野村といえば、そうです。あの野茂英雄を
メジャーリーグへ送り出した代理人です。
野茂氏が近鉄バファローズと交渉を行なっていた1994年のオフに、その傍らにいたのが団氏です。
当時は代理人と言われても、ほとんどの日本人は
「フィールドから契約へ エージェント人生34年 交渉の記録何それ?」「なんか怪しい人間に野茂は洗脳
されているのか?」という印象しか抱かなかった
はずです。
その後日本のプロ野球に代理人制度がもたらされる
のは2000年なのですから、当然といえば当然
なのかもしれないです。
しかし現在でも代理人というものが、どういう
立場でどういう仕事をしてるのかを正確に把握して
いる人は少ないと思います。
この本では過去に海を渡ったメジャーリーガーの
代理人としての交渉録だけではなく、団氏が代理人
としてどのような思想を持って、代理人ビジネスを
こなしていたかを理解することができます。
何でもかんでもメジャー流がいいと言い切れ
ません。ただ、プレーヤーは所属球団とは契約上
対等であるべき、というのがメジャー流の考え
です。
ひと昔前の日本のプロ野球はプレーヤーの立場
どころか、球団そのものさえもオーナーの裁量に
委ねられていました。
この「契約上、対等あるべき」という点を日本人
プレーヤーは忘れてはいけない、と団氏は強く
主張しています。
今後のMLBへ渡る日本人プレーヤーは続くと
思います。その時「代理人は誰だろう」という点が
気になるきっかけとなる一冊です。 -
Posted by ブクログ
歴史をよく知るとツッコミどころが多すぎて失笑、、、
それくらい表現が分かりやすかった。
贖宥状ってそんなんありかよ状態だし、
離婚したいがために権力ぶん回して国教会作っちゃう国王、
他にも解釈によって人道的にありえんことしまくりだし、人間って本当に愚かすぎると再認識。
いやーさすがにー、、、
宗教の歴史知って一気に性悪説に傾いた。
宗教って一種の依存で思考停止状態なのかな?
もちろんいいこともたくさんあるだろうけど、そういう側面もあると改めて思わされた。
追記(突っ込まざるを得ないところ)
•予定説の「神の御心に適う」がなんで天職に就いて成功することになるのか
•ピューリタンってピュアな人たちという皮肉から生まれたとは何事。飲みの席のギャグすぎる
•ケネディのパパって大金持ちで息子を大統領にしたかったんや
•バイデンもカトリックだとは!!
•ブッシュは福音派ごり押しで当選
→後に十字軍発言で炎上(文字通り)
その他雑記
•福音派=保守右派=同性婚反対、妊娠中絶反対
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Posted by ブクログ
社会の中で生きていると、その社会の中で順応するために身に付けて内面化した小さな「社会くん」が自分の中に現れる。
「社会くん」は、生産性だったり価値だったり、目に見えるものや数値で測れるものを大事にしている。
仕事をする時や、自分が成長するためには「社会くん」は背中を押してくれる。
でもいつしか「社会くん」のまなざしは、意味があるかどうかは関係ないただ楽しいことにも向いたり、仕事を円滑にするためには必要のない「感情」を蔑ろにし始める。
「生活」は順調に進んでいるけれど「人生」は停滞し始める。それが行き過ぎると順調に進んでいたはずの「生活」にも侵食し始める。
そうなってしまうと自分にとっての「ほんとうのこと」が分からなくなっていく。
自分は「ほんとう」はなにがしたいのか。
自分は「ほんとう」はなにを感じているのか。
自分は「ほんとう」は何を伝えたいのか。
がどんどんぼやけていく。
そんな「ほんとう」を取り戻すために、ぼやけた霧の中を進むための助けになる懐中電灯のような本でした。 -
Posted by ブクログ
とても語ることが難しい本に出会ってしまった。上手く言語化できる気がしないが試みる。
松田さん自身が最後のイタコにならないようにと、イタコのことについて書き記した本。彼女がイタコを目指そうとした経緯、仕事の内容について知ることができる。読めば読むほど自分の想像していたイタコ像から離れていき、読み終わるころには「想像していたよりもちゃんとした仕事だったな…」となった。
元はイタコについての理解度を深めたいという理由で読み始めたのだが、松田さんの気骨あふれるエピソードに驚いてしまったり、仕事に対する姿勢に感銘を受けたり、依頼者・相談者とのエピソードに笑ったりした。個人的には恐山で結婚式した人の話は一番印象に残っている。
また、章と章の間にあるコラムで郷土史家による専門的な補足がされているので、学術的な理解も深めやすい。「オシラサマが空を飛んだ」話が掲載されているあたりのコラムは特に面白い。不覚にも笑わされてしまった。
その他にも、取り残されてしまった人間の死者との向き合い方、失われつつあるイタコの伝統についても考えさせられた。
と、このようにイタコのことについて以外も盛りだくさんな本であったため、とっ散らかった感想になってしまったがとても面白い本である。詩を扱っている本ではあるものの、重すぎたりしないので読みやすい。おすすめできる本。
※現在、紙の本は手に入らないが電子書籍で手に入る