あらすじ
3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
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Posted by ブクログ
永遠に知らない
自分は全てを知っていると称する者がいたら宗教に足を踏み入れている
ただ自らの信じる最善の道を選ぶ
尊敬 人間の姿をありのままに見てその人が唯一無二の存在であることを知る能力
ありのままのその人らしさを受け入れ尊重する
他者の関心ごとに関心を寄せる
褒めてくれる人がいなければ適切な行動をしない
罰を与える人がいなければ不適切な行動もとる
褒められようとする人
怒りは人と人とを引き離す感情である
貢献感の中に幸せを見出す
それは自分で決めていいんだよ
競争原理ではない、協力原理
承認欲求に囚われた人間は他人から認めてもらうことを願うあまりいつの間にか他者の要望に沿った人生を生きることになる
褒められることでしか幸せを実感できない人は永遠に求め続ける生を。永遠に満たされることのない生を送ることになる
自分の価値を自らが決定すること 自立
普通であることの勇気
自分であることに価値を置く
人間の喜びもまた対人関係から生まれる
他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じることを学ぶ
仕事の関係とは信用の関係 交友の関係とは信頼の関係
ありのままのその人を見ること 尊敬
その人が語る言葉について疑いの目を向けること一旦留保して自分なりに考えることは大切な作業
その人が嘘を語っていたとしても嘘をついてしまうその人ごと信じる
まずは目の前の人に信頼を寄せる
結婚とは対象を選ぶのではなく自らの生き方を選ぶこと
分かりもしない将来のことなど考えず今をダンスする
愛し、自立し、人生を選べ
普段の努力
Posted by ブクログ
自己肯定感が低い時に読むと、耳が痛い内容ではあるけれど、前向きな気持ち、勇気が出てくる。
刺さったフレーズを抜き出してたまに見返したいと思う。
Posted by ブクログ
もっと早くにこの本に出会えていたら、人生が違っていたような気がする。
とても良い本だと思う。一年に一回程度は読み返したい。そう思える本です。
この本の中で触れられているエーリッヒフロムの本も読み返してみよう。
Posted by ブクログ
遅ばせながら「嫌われる勇気」を読んで非常に素晴らしかったので、すぐにこちらの本も購入して読み始めたのですが、私にとってはこちらの方が感銘を受け、特に最後の方は自然と涙が出てきました。
「運命とは、自らの手でつくりあげるもの」
「本当に試されるのは、歩み続ける勇気」
「すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすらに「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける」
そして、最後の「人間が変わるのに、タイムリミットはあるか?」の問いへのの答えが「寿命迎える、その前日までだ」
「われわれは未来が見えないからこそ、運命の主人公になれる」
まだ半世紀も生きていないですが、もう自分自身は買われるものでは無いのかと思っていました。でも、変わることに早いも遅いもない、寿命を迎える。その前日までは、人間はいつまでも幸せになるために、自分の人生を選択していけるのではないかと思いました。人生が思い通りにいかない、周りの人とうまくいかない、周りに対して不満ばかりだ、そういう思いでストレスを抱えている人、悩みを抱えている人にこそ、ぜひ一度読んでほしい本だなと思いました。
Posted by ブクログ
最も好きな本。
幸せになるには勇気が必要だし、目の前の人を承認することが必要。
◆人の幸せは他者への幸福感
└全ての幸福は人間関係の中で生まれる
└他者から信頼されている、頼られていると感じた時に幸福感を感じる
◆自己の課題と他者の課題
└自己の課題 : 結果が自分に回帰する、自分でやり切れるもの
└他者の課題 : 結果が他社に回帰する、自らがコントロールできないこと
└自己の課題に目を向けて、できるところまでやり切る。他者の課題に一喜一憂しない
◆他者と良い関係を築く方法
└自分から他者を尊敬する
└尊敬とは、ありのままの姿をしっかり見て理解すること
Posted by ブクログ
Audibleにて
嫌われる勇気に続いて聴いた
すべての他者を尊敬せよ
どんなことでも他者の関心事に関心をよせる
他者の気持ち
共感 同じ種類の人生、気持ちを持つ
対等
勇気も尊敬も伝染する
今の自分が過去を決める
最良の別れに向けた不断の努力
心に響いた
子育てに、自分の人生に活かせるヒントが詰まっていた
Posted by ブクログ
嫌われる勇気に続く、アドラー心理学の解説本。面白い!
シンプルに生きる
シンプルに生きるのは困難
愛すると決める、幸せはそこにしかない
響いた
Posted by ブクログ
幸せになる勇気
2025.08.21
嫌われる勇気を読んでしばらく経ったので、別の視点から幸せになる勇気を読んだ。
すべての悩みは対人関係であるし、すべての喜びも対人関係である
哲学を学ぶのではなく哲学することを学ぶ
まわりを気にせず自分が愛する
青年が言っていたように実践するのは難しい。けれど核心をついているアドラーの教えは、時間をかければ消化できて幸せな人生が送れるのだろう。
Posted by ブクログ
この本は、『嫌われる勇気』の続編。
分けて、切り離して考える。
自分に残った部分を繋げるというイメージ。
多分、何を言っても、反論しても、アドラー心理学で考えると論破されるような感じ。
世界中がこの考え方をできれば、全員が幸せになれる。
どの点を突っ込んでも、全てに答えがあり、全て繋がる。
しかしながら、できない方が多いので、不幸はあちらこちらに散在している。
それも人間というものなんだろう。
この本では青年は教師をしているけど、大多数の子供相手に短時間では難しいだろうね。
親子や夫婦はもっと近くも、アドラー心理学が否定する生き方をすると、不幸が多くなるというのは、なるほどとは思う。
いろんなことをごちゃ混ぜに考えずに、イエスノーフローチャートみたいに、こういう場合はこっちだというふうに当てはめていくと答えが見つけやすいかもしれない。
そんなイメージだった。
それにしても、青年の口が悪すぎ。そんな言葉、普段言わないよってちょっと面白かった。“鉄面皮”とか、他にもいっぱい言ってたなぁ笑
心理学や哲学がちょっと面白いかもと思い始めたので、どんな感じなのかわかって良かった。
Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」の続編。再読。初読は2016.8.15。
最近アドラー心理学にハマっている。
ほんとは「嫌われる勇気」を読みたかったが、うちの書棚を探しても見つからないのでこちらを読む。
生きてくために必要な学びが詰まっている。
9年前に読んだ時より、するっと腹落ちした感じがする。
帯に
・自立とは「わたし」からの脱却である。
・愛とは「技術」であり「決断」である。
・人生とは「なんでもない日々」が試練となる。
と書いてある。
この本を未読で、アドラーをあまり知らない人にとってはなんのこっちゃ?だと思うが、この本を読み終えた時非常に重く心に響いてくる。
以下は、前回読んだ時に心に残ったこと。
・哲学は学問というより生きる「態度」
・教育とは「介入」ではなく、自立に向けた「援助」である。
・「わたし」の価値を、自らが決定すること。これを「自立」と呼びます。
・「ルカによる福音書」ー汝の隣人を、汝みずからの如くに愛せよ」→自分を愛することができなければ、他者を愛することもできない。自分を信じることができなければ、他者を信じることもできない。
・愛は自立です。大人になることです。だからこそ、愛は困難なのです。
今回は「信頼」について特に心に響いた。
・信頼とは、たとえその人が嘘を語ったとしても、嘘をついてしまうその人ごと信じること。どこまでも能動的な働きかけである。
そういう強さを、僕は持ちたい。
Posted by ブクログ
・哲学と宗教の最大の相違点は「物語」の有無。
・哲学は学問というより、生きる「態度」。
・変化とはすなわち死だ。
・「いま」を肯定するために、不幸だった「過去」をも肯定する事がある。
・可能性の中に生きようとしている。
・世界には本当の意味での「過去」は存在していない。自分の解釈で彩られたものがあるだけ。
・人間は誰もが「わたし」という物語の編纂者であり、その過去は「いまのわたし」の正統性を証明すべく、自由自在に書き換えられていく。
・いまの「目的」に反する出来事は消え去る。
・カウンセリングする時に「依存」と「無責任」の立場に置かないように気をつける。
・「その選択によってもたらされる結末を、最終的に引き受けるのは誰か」=課題の分離
・ほめられることでしか幸せを実感できない人は、人生の最後の瞬間まで「もっとほめられること」を求める。その人は「依存」の地位に置かれたまま、永遠に求め続ける生を、永遠に満たされない生を送ることになる。
自らの意思で自らを承認するしかない。
・わたしの価値を「自ら」決めること。それを「自立」と呼ぶ。
・自己中心的な人は、ありのままの自分を受け入れられず、絶え間なき不安にさらされているからこそ、自分にしか関心が向かない。
・われわれ人間は、わかり合えない存在だからこそ信じるしかない。
・愛とは2人で成し遂げる。「わたしたち」の幸せ。
・他者を愛することでオトナになる。
・愛は自立。おとなになること。
・誰かを愛するということはたんなる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。
・「幸せになりたい」と「楽になりたい」というのは違う。
・われわれは他者を愛することによってのみ、自己中心性から解放される。他者を愛することによってのみ、自立をなし得る。そして他者を愛することによってのみ、共同体感覚にたどり着く。
・すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける。
・われわれは、未来が見えないからこそ、運命の主人になれる。
Posted by ブクログ
一気読みしてしまうほど面白かった。が、とても難しい。
引き込まれるほどの哲人と青年の議論にあたまが追いつかないところが多々あるが、節々に心に刻まれるやりとりがたくさんある。
幸せになふ勇気を持つこと、愛すること。尊敬すること。これがいかにシンプルでいかに難しいか。
自分が幸せになるために、承認は必要ない。誰かのためを思って褒めたり叱ったりしてはいけない。
ただ、目の前の人を自分が相手を信頼して与えてあげること。
自分から愛し、ともに幸せを気づいていくこと。
自分は特別な人間でもなく世界中の中で普通の人間である。ただいるだけでこの世に貢献していること。
まだまだ頭の中がとっちらかっているが、自分に正直に、周りの人を尊敬(ありのままを見る)し、ただただ貢献していくことを感じていく。
自分の幸せ愛する人との幸せを考えていこうと思えた一冊
Posted by ブクログ
嫌われる勇気の続編ということで、さらに実践的な内容になっていた。嫌われる勇気でもあったが、全ての悩みは人間関係にあるという出張は一貫しており、さらにそこから愛の話にまで展開していく。実践の内容は教えをそのまま実践に移せるかというと現実問題難しいところもあるのではないかと感じた。ただ、アドラー自身が自分の主張を完成されたものではないと言っているように時代とともに変わってくる部分もあるのではないかと思う。また、共同体感覚は正直まだ理解できていないが、愛を知り課題の主語を私ではなくわたしたちに出来るように考えていきたい。(2025年7月6日)
Posted by ブクログ
学びが多い本でした。
特に「尊敬」の概念にハッとさせられました。
教育の話から始まり、愛の話で終わる。
私達には愛する勇気が少々足りていない。
「私」の幸せではなく、「私たち」の幸せを追求する。
この本には答えが書いてあるわけではなく、変わりゆく私たちの答えを探すための準備を整える内容になっていると思います。
匿名
国語の教科書に載せてほしいです
とても興味深いので、通勤、食事、空き時間、夜更かしをして読んでしまいました。
図星で、核心をつかれた言葉に衝撃を受けますが、与えられるのを待つのではなく、自ら与えたいと思える本です。私もまだ勇気が足りていないのかもしれませんが...。
Posted by ブクログ
感銘を受ける部分が多かった。
最後の方に書かれていた別れるために出会うは私の別れに対するネガティブな考え方を変えてくれた。
自らの価値を自らが決めることを自立と言うのもいいなと思った。今までは自立とは親の世話にならないこと、自分のことは自分でするという生活面にフォーカスした部分での自立という認識だったのがガラッと変わった。
Posted by ブクログ
運命は来るものでなく、自分たちで作るもの。幸せを感じるのは貢献感であるが、それは自身が他社に貢献している事、他者も自分に貢献して社会が回っている事。この内容は覚えておきたいと感じた。
Posted by ブクログ
「尊敬とは、その人がその人らしく成長発展していけるよう、気づかうことである」
「悪いあの人」「かわいそうなわたし」「これからどうするか」
問題行動の背後にある5つの段階
賞賛欲求、注目喚起、権力争い、復讐、無能の証明
自立とは自己中心性からの脱却
運命とは自らの手でつくり上げるもの
すべての出会いとすべての対人間関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける
世界はシンプルであり、人生もまた同じである。
しかしシンプルであり続けることはむずかしい。
「なんでもない日々」が試練となる。
ほんとうに試されるのは、歩み続けることの勇気
われわれは未来が見えないからこそ、運命の主人になれる
刺さる言葉多数。きっと読み終わったそばから忘れてしまうけれど、せめてこの読書記録には戻ってこようと思って刺さったフレーズを抜書きして感想に変えます。わたしの運命の主人に、なろう。私から愛そう。
Posted by ブクログ
妊娠中に読めてよかったと思う本。
子育てにも活かせそう。
ありのままの自分を受け入れることができず、絶え間なき不安にさらされてきるからこそ、自分にしか興味が向かない
自分はこの状況だと感じた。
自立とは自己中心性からの脱却
他者を愛する事によってのみ、
自己中心性から解放される。
自立を成し得る。
共同体感覚にたどり着く。
嫌われる勇気を読んでからの方が内容が理解できる。
でもそれでも一度読んだだけだと難しい。。。
アドラーの言っていることを本当に理解するのは、難しい。本当に誤解しやすい部分が多い。
また子育てに悩んだ時とかに読み返したい。
Posted by ブクログ
前半は少しスピードが上がらなかったが後半につれて面白くなっていった。後半は自分の痛いところをつかれまくってしまった。結婚をすると主語が変わるという表現が印象的。自立をしないといけない、、、
Posted by ブクログ
理屈としては腑に落ちたが、実践するのはなかなか難しいと感じた。ただそれは本作の中でも触れられている。
前作の「嫌われる勇気」で展開した理論を本作では「学校教育」という例に沿って、より詳しい説明や補足をしている。特に「褒めても叱っても行けない」というアドラー心理学の考え方について、詳しく補足説明がなされている。もしかしたら、「褒めてはいけない」という理論について「理解できない」という声が多かったのかもしれない。
Posted by ブクログ
アドラー心理学は、現代社会の我々のニーズとピタリと一致しているのは間違いないと思った。100年以上前からこの未来を予知していたと言うのだろうか運命の人と言うのは自らが作り上げた選択である。なるほど、人間とは、自分の目的のために選択をしている。あたかも環境要因が導いたと理解しながらも、実は自らの目的を達するための選択である。アドラー心理学ってほんとにストイックで息苦しいが正論ではある。
Posted by ブクログ
前作、嫌われる勇気を読んで(聴いて)、続編としてaudibleで視聴
アドラー心理学の概念、骨格をある程度理解した上で、教育などの具体的な事例に落として、哲人と青年の対話形式で行われる
今回は主に教育や子育てに活かせる内容になっていた
あらゆる対人関係の土台は、尊敬(相手を唯一無二の存在であるとしっかり見ること)
相手の心と人生に立って共感して寄り添う
子どもが自立できるよう、過干渉せず、子ども自身が決定できるように促す
例、子どもから遊びに行っていい?と聞かれた際、いいよ(親が判断)、とか宿題をしたらね(条件付き)などの回答では、子どもが自分のことを自分で決められない(自立できない)
→自分で決めさせつつ、親側から補助できる知恵や経験があれば伝えるにとどめる
全ての悩みは対人関係にあるが、人間の喜びも対人関係から生まれる
Posted by ブクログ
共同体感覚。愛されるにはまずは愛する事。主語が私。ではなく私たち。となることが愛。
頭では理解したつもりだがまだまだ完全なる理解には時間がかかりそう。実戦には更に時間を有すだろう。定期的に嫌われる勇気と共に読み返していきたい。
Posted by ブクログ
幸せとは、貢献感である。分かる。
他者の期待を満たすために生きてはいけない。これも分かる。
って状態になりました。でも、これを矛盾なく人に説明しようと思うと言語化が難しい。とりあえず読んでみてとしか言えなくなってしまう。
まだまだ理解の解像度が荒いのか、定期的に読み直したいです。
読んでよかった
今回の内容は、より深い内容になっていました。
特に「悪いあなた」「かわいそうな私」の所は心がえぐられる様な感覚でした。
その2つは、過去や現状で起こっている事を、悲観的に捉えている状態です。
でも「これからどうするか」で良い意味で、前に進むしかないんだなと、勇気が持てました。
また、読み返したいと思います。
本当の結婚
結婚して30年以上たった今、仕事で精神を病み辞職。
不安で落ち着かない日々に、主人の優しさと、娘達の自立する姿から勇気を貰っていた時この本に出会いました。
子育て、仕事、家事。大変で、がむしゃらだった毎日。
娘達が嫁ぎ、仕事が、面白くなって頑張りすぎた結果辞職。
休む事を知らない人生でした。
幼い頃から相手に合わせる人生を送って本当の自分がわからなくなっていました。
未来に希望を持つ事の難しい年齢の私でしたが、この本は今までの人生と、未来に希望をくれました。
主人は、職人気質のとても難しい人ですが、今は、少しずつ私に合わせてくれる様になってくれています。
幸せになる勇気。私達夫婦には、愛と自立が、芽生えたようです。
Posted by ブクログ
別れるために出会う!
すべての出会いとすべての対人関係において
ただひたすら「最良の別れ」に向けた
不断の努力を傾ける。
心に刺さりました。
今を真剣に生きたいと思います。
Posted by ブクログ
哲人と青年の2人の対話形式は面白く、青年は読者の理解できないような痒いところに届くように展開してくれていだが、読み終わった後は少しもやっとした感情が残り、哲人が伝えたいことを理解することは完璧にはできなかった。
人は本来自分がどうみでみられているかなど自己中心的な考えに囚われがちだが、他者を愛することで、自分と同じくらい他者を思いやり幸せや成長を願うことができる自分本位の視点から解き放たれる。また相手と対等な関係を築くことで依存や支配の関係性が生まれず、自立の実感を湧くことができ自立を生むことができる。
結果として、自分が共同体の一員であり仲間と共に生きているという実感につながり自分の居場所感覚を獲得し、人間の幸福である貢献度につながる。
愛するとは自己からの解放であり、真の自立であり幸福の道
運命の出会いを求めている人は、可能性の中に生きていて、担保のない愛には踏み出す勇気がなく、典型的な劣等感コンプレックスにハマっており、自らの劣等感を課題解決しない言い訳にしている。
Posted by ブクログ
嫌になるほど何度も出てくるのが課題の分離。それだけ難しいのだろうが。読んでいると青年の言葉使いが気になってはくる。自分に幸せかと説われたら幸せだと答えられる自信はある。結婚して10年以上、子宝に恵まれず衝突していたころから比べるとだいぶ愛し愛されているのがわかる。いつかこの話を息子にも話そうと思う。
Posted by ブクログ
青年は今回こそ理想じゃなく実践の話を、と意気込んでいたので取り込みやすいかも?と思ってたけど、具体の話が出しても抽象の話に引き上げられ、そのまま青年も納得してしまい私だけが取り残される形に…
子供の喧嘩の仲裁とか読書感想文へのコメントとかどうするんだろうなあ、あとでChatGPTに聞いてみるか
微熱がある中で読んだのもあるかも、よく内容が残ってない
ざっと目次を読んで思い出す
・変われないのは変わりたくないから、過去は今の状態によって彩られる→たしかに元気な時は「高校落ちたけどそれはそれで今があるんだしな〜」と良かったとは思えないがそれがあったから、とはなる
・三角柱で悪い人、かわいそうなわたし、これからどうするか→まさに会社の強い人と話すと言われることだ「そんなしょうもないおじさんの話ばっかしててもしょうがないじゃん、○○はどうしたいの?」でもこれはこれで字面にすると怖いよね〜○クルートかよ
でもあまりにぐるぐる回ってる時は意識しないと抜け出せなさそう
・無能の証明 → よく妹が「私は本を読んでもらえなかった/読んでこなかったからできない」的なことを昔言っていた、自分に言い聞かせてるみたいだった、あれを無能の職業だと思ってたけど、実際のはエグいな、犬になっちゃうんだ…
・わたしであることの勇気→く〜、まさに今会社で陥っている状態だ、これまでは承認でやってきてたけど今は仕事に全力投球できないし年齢も重ねてきて見合う実力の期待値も上がってきている、母からも「ほどほどでいいじゃん」と言われる(これはお互いに言い聞かせている笑)が、それがなかなか受け入れられない、すごい自分でないとなにかが崩れるような感じがする、どうしたらいいんだろね
・運命の人と踊れ→家でよく踊ってるからわろた
子も0歳にしてスイングしているのですぐにダンスホールにピットインしてくれそう
愛のところは今時点でわりとできてる気がするなあ
Posted by ブクログ
前作の嫌われる勇気に比べると、少し衝撃にかけ、テーマも愛や幸せということで気づきの部分では少ないものの、単体で見ると、やはり価値観を改めて考え直させる作品ではあるなと感じた。特に、条件のない「信頼」を相手に与えてこそ、人生においての幸せを得ることができるという点に衝撃を受け、日常で実践!と言うと意識しなければやらないみたいな言い方になるので、日常にしていきたいと思った。また、運命的な人はいない、運命とは自らが作っていくものであると言う一文に感動と共に妙なワクワク感を感じた。と同時に、今までの自分の受け身さを見にしみて感じた。日々の日常の行動の考えについて気づきをくれる一冊。
Posted by ブクログ
前作「嫌われる勇気」には劣るが、あとがきを読んで両者の役割の違いを理解すると、こちらはこちらで意義があると思えた。アドラーを実生活で具体的に実践したいと思ったら役に立つという感じ。自分の人生が充実しているのは「共同体感覚」が得られているからだとわかった。
理解するのが難しい💦
「嫌われる勇気」を初めに読み、この本を読みました。レビューでは、もっと詳しく書いてあるとのことですが、それでも正直難しいです。内容を理解するには、もっと読み込んだほうがいいんだなと思いましたので、分かるまで読み返そうと思います!
でも、内容的には自分の思いを覆すような内容がただあったので、その部分はためになるなーと思います。