あらすじ
3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
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Posted by ブクログ
子供には、自立してもらうために教育をする。そのための目標が以下の通り。
〈行動面〉
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
この行動目を支える心理面の目標
①私には能力があるという認識
②人々はわたしの仲間であるという認識
特別な自分ではなくても自分は価値のある存在だと思える時に自立ができる。そのために、教師は尊敬を向けなくてはならない。子どもの関心ごとに関心をよせ、その子のありのままを受け入れる覚悟が必要。
特に、「いま、ここをダンスのように生きる」や「子供を教育する時は、まず教師が子供を尊敬する必要があること」に得心した。過去も未来も実際にはない。そうではなくて、今ここを生き、人の役に立つこと、愛することで共同体感覚を得られる。そんな風に今を生きれたら、幸せだろうな。
また、子供を教育する時には賞罰ではなく尊敬を向けることが必要。叱ることや褒めることで子供が本当に育つのか?と言われれば疑問を持たざるを得ない内容だった。ほめるというよりかは、「ありがとう」や「助かったよ」などを伝え、「あなたは、私の役に立っているよ」というメッセージを送り続けることが大切だと思った。
Posted by ブクログ
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』の続編。人生最大の選択とは「愛」であるとのっけからアクセル全開。前作を読んだことのある方なら、アドラーの言う「愛」は好いた惚れた的な甘味で生やさしいものではないはずと容易に予想がつくところ。アドラー心理学が掲げる行動面の目標は「自立すること」、「社会と調和してくらせること」。これらの行動を支える心理面の目標は「わたしには能力があるという意識」、「人々はわたしの仲間であるという意識」。他にもいろいろなキーワードや法則のようなものが大量に登場する。これらがどうやって『幸せになる勇気』へと向かっていくのか。一見するとバラバラのパーツがやがて一本の線へ繋がっていく醍醐味をぜひ味わっていただきたい。
Posted by ブクログ
幸せになる勇気、それは愛する勇気
相手の目や心で共感して尊重する。
年齢が上であっても下であっても常に尊敬をして
対等な気持ちで会話できたらと感じた。
そして常に与える側になり無条件の信頼を持ちたい。
特に印象に残ったことは三角柱の話。
人の相談は、あの人悪い、わたし可哀想、これからどうするかの3つに分けられる。
それを聞いた時、わたしが悩んでるモヤモヤすることは何かを客観的に分けて考えられるようになった。
そして必然とこれからどうするかに目線を向けたいと感じた。
幸福、貢献感に繋ぐために常に目の前の人を尊重してただひたすら全ての出会いと対人関係において「最良の別れ」普段の努力を続ける。また時間をおいて環境が、変わった時に再度読み直したい本の一冊だ!
Posted by ブクログ
アドラー心理学(哲学?教育学?)より学んだこと
・自立=見返りなしで自ら他者を愛すること(課題の分離)
・自立=特別な存在ではない自分を受け入れ、自ら評価すること(他者評価からの脱却)
・子供の問題行動の5段階
①賞賛の要求:褒めてもらう。共同体での特権的地位 →関心事に注目し共感する。ほめる必要はない。
②注目喚起:目立とう。共同体での居場所「特別な私」。道化→ 尊敬。特別である必要はない。そのままで十分価値がある
③権力争い(反抗):力の証明。万引き・喫煙・暴力・不従順。問題児。彼らの土俵から降りる。怒りのラリーをしない。
④復讐:権力争いの敗北。相手に憎悪され、注目してほしい。ストーカー・自傷行為・引きこもり・不潔・グロテクスな趣味。専門家領域
⑤無能の証明:何をやっても特別な存在になれない私。周囲の期待を徹底拒絶する行為。愚者を演じる・無気力。専門家領域。
・怒りとは人と人とを引き離す感情である。
・ニーバーの祈り:神よ、願わくば私に、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とを授けたまえ。
・三角柱:悪いあの人・かわいそうな私・これからどうするか
・過去は存在しない
・変化とは死そのもの(=自己の否定)
・人間はいつでも自己を決定できる存在である=自分の人生は、自分で選ぶことができる。
・幸福の本質は自身が貢献感を持つことだ。他者からの賞賛ではない。
Posted by ブクログ
『嫌われる勇気』の続編。
愛すること、尊敬すること。
そこに外的要因は必要なく、無償の愛を奉仕する。
世の中生きていると難しい部分も多い。嫌いな人間に対して無償の愛、尊敬を向けられるかと問われたら二つ返事で承諾することは難しいと思う。それは、愛、敬意を示すことを遮る問題があるのだろう。でも、それは誰の課題なのか。相手が気に入らないというのは何故なのか。実は課題の分離ができていないが故なのかもしれない。(少し読み返して、自分が面倒だからや話しても分からない、傷つきたくないなどの要因が影響しているように感じた。無条件の信頼ができてないのかもしれない。それをやった上で相手が自分を嫌うかどうかは相手の問題、嫌われる勇気ってことかな?無条件の信頼って難しいけどなぁ…訓練かな。)
いずれにしても、その域に到達できるよう修行なのかもしれないし、諦めるより日々意識して少しずつ進んだ方が人生死ぬ時に少しでも成長を実感できるのかもしれない。色々試行錯誤だけど、自分を殺してまでやるのは違うと思うからそこの線引きが難しい。
不幸だけでなく、喜びも対人関係から生じるというのはなんとももどかしいし、0、100思考になってはいけないんだなと痛感。
全体として塩梅が難しい。おそらく自分は現状本書の本質を掴めていないんだと思う。だから再読して深めていきたい。
(少し読み返して藤井風の「まつり」という曲とマッチしてる部分が多いなと感じた)
Posted by ブクログ
自分を幸せにする主体は自分なんだよね
“幸せにしてもらう”ものでもなければ、”いつか勝手に幸せになる”ものでもなく
そのことを知っていればそれ以上はない
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
「嫌われる勇気」が良かったので続けて。前回教えを受けてやる気になった若者が、実践した上での難しさを再度師匠に問う内容。
哲学とは机上の空論というイメージが私にもあるので、実践してぶつかる壁にも向き合う姿勢はとても説得力があると思った。
Posted by ブクログ
前作嫌われる勇気は、昨年読んだ本の中で最も感動し、最も新しい
価値観を学んだ本。本書は・・・。
前作同様、青年と哲人の会話形式。
前作で希望を抱き教師になった青年。その青年が哲人を訪れたのは・・・。
青年こそ、嫌われた勇気を読み、理想を知ったつもりで現実にどう
直面すべきか見えてこない読者の姿。
本書を読み終えて改めて思う。幸せになるための勇気を出そうと。
Posted by ブクログ
幸せになるにはと、ずっと考えてきたけど何かわかった気がする。すべての喜びは対人関係の喜びであり、対人関係は、仕事、交友、愛の関係またはタスクがあり、アドラーは信頼を与えることでこのタスクを解決しようとした。
信頼をするには共同体感覚を掘り起こす。つまり、尊敬をし、共感し、その人が唯一無二の存在であることを知り、その人の目で見て、耳で聞いて、他者の心で見るということ。
他者を信頼するには自己を信頼しないといけなくて、それは自立をしないといけないということ。そのために自分の理性を使う勇気を持ち、わたしであることに価値をおかなければならない。
そして自立し、共同体感覚を掘り起こすには、人を愛するしかなく、最初は2人だけのわたしたちを全人類にまで広げる。
愛することは、責任を負うことであり、勇気が必要。つまり愛する勇気は幸せになる勇気であり、愛し、自立し、人生を選ぶことが幸せになる方法だと感じた
Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」と同様に、わたしは発売当初斜に構えてひねくれていたため、ベストセラーになったこの本を手に取るまでに10年かかってしまいました。もし10年前に素直に読んでいたらどんな人生になっていたのか、後悔はしていませんがとても興味があります。それほどまでにこの本には人間が善く生きるための知恵が詰まっており、陳腐な言葉ではありますが本には人生を変える力があるのだと強く実感させられます。本著に出てくる哲人も言っていますが、アドラー心理学は一度知識として知っただけではとてもじゃないが理解できず数年かけて自分で実践する必要がありそうです。そのためにも「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」をまずは何度も再読し、心に叩き込むところから始めます。一生物の本です。
Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」の再読も終わったので「幸せになる勇気」も読んでみた。
序盤、なんだか教育の話ばかりで何だこれは?となっていたけど、青年同様、読者の私も哲人の言葉に呑み込まれていきました。
うーん、凄い。
何度も論破され、怒りを露わにしながらも見事に再論破され(笑)、そんな青年に苦笑しつつ自分と重ねることができました。
いいやつだなあ、青年。
「嫌われる勇気」が大ベストセラーになったから、ついでに2作目で狙ったのかな?と思って少し冷めた感じで読み始めたのですが、前作の理解がさらに深まるうえに、さらに踏み込んだアドラーの世界を知ることができました。
人生とは?
愛とは?
幸せとは?
やっぱり「嫌われる勇気」と合わせて読むべき、読まれるべき一冊です。
Posted by ブクログ
幸せになるにも勇気がいるってなんで?って思いましたが、「あーそういうこと」。アドラー心理学は優しいことを言っているようで、険しい道のりを示しますね。同性異性に関わらず人を愛することは難しい。「悪いあの人、かわいそうな私」は気にかけて生活していきたいと思います。『嫌われる勇気』と併せて再読したい本です。
匿名
国語の教科書に載せてほしいです
とても興味深いので、通勤、食事、空き時間、夜更かしをして読んでしまいました。
図星で、核心をつかれた言葉に衝撃を受けますが、与えられるのを待つのではなく、自ら与えたいと思える本です。私もまだ勇気が足りていないのかもしれませんが...。
Posted by ブクログ
【要約】
アドラー心理学を解説したベストセラー『嫌われる勇気』の続編であり、アドラー心理学をいかに日常生活、特に「教育」と「愛」の場面で実践するかを説いた物語形式の解説書
前作から3年後、教育者となった青年が「アドラーの教えは現実では通用しない」と憤慨して哲人のもとを再訪し、議論を交わす中で「幸せになる勇気」の本質を掴んでいく過程が描かれる
①教育の目的(自立)と尊敬
アドラー心理学において、教育や指導の最終目標は相手の「自立」を促すこと
その入り口となるのが「尊敬」であり、それは相手を操作しようとしたり変えようとしたりせず、ありのままに見て、その人が唯一無二の存在であることを認める能力のこと
・他者の関心事に関心を寄せる:
相手が何に興味を持っているのかを理解しようと努めることが、尊敬の第一歩となる
・賞罰の否定:
相手を「褒める」ことも「叱る」ことも、相手を自分の支配下に置こうとする上下関係(縦の関係)を生むため、自立を妨げる
・自立を促す援助:
教育者は介入ではなく「自立に向けた援助」を行うべき
②「目的論」と現状打破
人間は過去の「原因」に突き動かされる存在ではなく、現在の「目的」に沿って生きている
・過去のトラウマの否定:
過去に何があったかは重要ではなく、その出来事にどのような「意味」を与えるかによって未来は決まる
・これからの課題:
相談の場面で人が語ることは「悪いあの人」か「かわいそうな私」に終始しがちだが、本当に話すべきは「これからどうするか」という解決策
③問題行動の5段階と対処法
子供や部下が問題行動を起こす背景には、段階的な目的が隠されている
(1)称賛の欲求
褒められるために良い子を演じる
→「褒める」ことをやめ、相手をありのままに認める「尊敬」を示し、「特別な存在でなくても、ありのままの自分に価値がある」ということを伝える
(2)注目喚起
褒められないなら、いたずらなどで目立とうとする
→「叱る」ことは逆効果(叱られることは相手にとって「注目された」という目的の達成(報酬)になってしまうから)
問題行動を無視するのではなく、相手が関心を持っていることを否定せず、こちらから関心を寄せる「他者の関心事に関心を寄せる」こと
一人の人間として対等に、誠実に接することで、相手は自分が認められていると実感できる
自分から先に相手を信頼し、関わりを持つという「先手」の姿勢が、良好な関係を築く鍵となる
(3)権力争い
誰にも従わず、挑発や戦いを挑む(反社会的行動等)
→同じ土俵に立って戦わない(権力争いから降りる)ことが重要
反省文や謝罪文を書かせることは、単に「許してもらうこと」だけを目的にさせ、根本的な解決にならない
アドラー心理学の「課題の分離」を用い、本人の人生は本人が決定すべきであることを伝え、自ら決定させる(自立を促す)援助を行う
叱るのではなく「その行動の結果、どのような結末が待っているか」を冷静に話し合う「結末の体験」というアプローチも有効
(4)復讐
自分を愛してくれない相手に、憎しみで仕返しをする(ストーカー、自傷行為等)
→この段階に達すると、当事者間での解決は非常に困難になるため、第三者の専門家による援助が必要
(5)無能の証明
「自分はダメだ」と諦め、これ以上期待されないように振る舞う
→専門家であっても援助が極めて困難な最も深刻な段階
周囲がすべきことは、一切の期待をかけないことではなく、それでもなお「ありのままの相手」を尊敬し、粘り強く寄り添い続けること
④幸せの本質は「貢献感」と「愛」
「すべての悩みは対人関係の悩みである」と同時に「すべての喜びもまた対人関係の喜びである」
・幸福とは貢献感である:
自分が誰かの役に立っているという主観的な「貢献感」こそが幸せの正体
・「私」から「わたしたち」へ:
自分のことだけを考える「自己中心性」から脱却し、人生の主語を「私」から「わたしたち」に変えることが自立であり愛
・愛は決断:
愛とは「二人で成し遂げる課題」であり、「受け身」の姿勢ではなく、拒絶を恐れずに「この人を愛する」という自らの意思による決断が必要
★結論
幸せになる勇気とは、「誰かから愛されるのを待つのではなく、自ら他者に興味を持ち、信頼して手を差し出す勇気」のことである
Posted by ブクログ
世界に対する無条件の信頼って、多くの人は子どもの頃は持ってたんじゃないだろうか
それが散々裏切られ、女性は時には性犯罪に遭ったりして、だんだんと鎧ができてきたんだと思う
なので今さら無防備に信頼もできないけれど、自分が生きやすくなる範囲ではできたらいいよな
Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」の続編。
「嫌われる勇気」を読んで納得するも少しもやった人へ書かれた本という感じ。
前作ほどのインパクトはないが、まぁまぁ。終盤に、青年が急に物分かりが良くなった点に少し違和感を感じた。
本書は、3年前に教えを理解し、哲人の元を旅立って行動に移した青年が挫折し、「うまくいかないのは、アドラーの教えが間違っているからだ」と言って、再び哲人のところを訪れたという設定で書かれている。
前半は3年前に2人がどのような話をしたかを確認しあっている。主に、
・自分と他者を分離する
・ありのままの自分を受容する
「幸せになる勇気」では、さらにそれらを一歩進めて、
①私であることの勇気
②自己中心性からの脱却(自立)
の話になる。
①は他者からの承認欲求や賞賛(他者依存)を求めない、やらない(他者依存の世界を作らない)。
②は甘やかされた子ども時代のライフスタイルから脱却しろと言う話(例えば、伴侶を見つけられないのは出会いがないからではなく、自分中心の世界から脱却できていない(したくない)から)。
Posted by ブクログ
幸せになるために勇気が必要なのかという疑問から本書を手に取った。
幸せには2つのポイントがあると感じた。一つ目は、他者との繋がりが必要不可欠であることだ。自ら他者を信頼・尊敬し、『すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた努力』をしていきたい。
二つ目は、自分で決めることの大切さである。
上手くいく人いかない人、上手くいく時いかない時があるが、それは誰にも予測できない。大切なのは「良い決断」でなく、『日々の決断含む自分の人生は、自分で決めること』である。予測不能な未来を不安に思うのではなく、自ら決断した予測不能な未来を楽しみたいと思う。
また、印象的だったのは、『人間は誰もが「わたし」という物語の編集者であり、その過去は「いまのわたし」の正統性を証明すべく、自由自在に書き換えられていく』という一節。
「いまのわたし」の解釈で過去と言われるものが存在しているのだと思うと、人間はなんて傲慢な生き物なのだろうと感じた。仮にそうだとしたら、「過去」と言われるものを考える際は、少なくとも「事実」にフォーカスすることを意識したい。
最後に、本書は「幸せになる勇気」というタイトルだが、私には「幸せとは何か」を問う内容として響いた。そこに書かれている考え方は理解できるものの、それを実行するうえで必要だとされる「勇気」についてはまだ実感できていない。いつかその勇気が必要になったとき、本書を思い出し勇気を持って幸せを選びたい。
Posted by ブクログ
自分自身の幼少期の問題行動を、顧みて「そういうことだったのか」って思うことが度々ありました。もっと早く、知識として入れておくべき内容ですね。あと、「幸せになる勇気」って、結構大変かも・・・と思いました。(笑)
Posted by ブクログ
大前提として、内容が複雑で難解なため、何度も読み返す必要がある。
アルフレッド・アドラーの言葉に「すべての悩みは対人関係の悩みである」とあるように、幸せになるためには対人関係に踏み込むことが欠かせない。
幸せになるためには「自分を愛すること」と「他者に貢献すること」が鍵であると学んだ。
「自分の幸せのために、他者に貢献する」という、一見すると矛盾した行為も、アドラー心理学では理にかなっている。
また、「他人をコントロールできないからこそ、自分の人生を他人の感情に左右されてはならない」という考え方には納得できた。
そして、他者からの評価、たとえば「褒められること」を期待してはいけないという点も理解できる。
ただ一方で、「相手が評価を求めていなければ、褒めること自体は問題ないのでは?」とも思った。
むしろ「褒められて伸びる」人というのは、他者からの評価に依存しているのではなく、「褒められたこと」を燃料に、より加速しているだけなのかもしれないと感じた。
Posted by ブクログ
読み切って、ショックが大きかった。
毒親にされてショックだったことを娘には絶対にするまいと躍起になってたことや、未だに親に対して褒められたかった思いを抱えてるんだなと認めしまったこと=自立していないという事実に直面したことが、ショックでした。
幼少期、親に放置されてたことが結果として自立(自分で考えて問題解決していくこと)につながったことで、親の育児は正しかったのではないかとも読み取れ、そこを認めることもショックでした。
でも、AIにこの気持ちのうちを話すと、そうではないと。「嫌われる勇気」に記載していた、勇気づけそのものである、と肯定してもらえて安心した。
もちろん、アドラーの考え方からしたら危うい行為もあるんだけど、中立にいると言ってもらえて安心した。
そして更に極めていきたいなと思った。
生きる力を育てていきたいから
Posted by ブクログ
前作に続き、読ませていただきました。
この読みやすい会話ベースでの青年と哲人の掛け合いが大好きです。もう続編は出ないのでしょうか
非常に勉強になった掛け合いは問題行動を起こす子供にとっての教師の意味について。学校での限られた時間しか交流しない教師よりも、出生時から関わる親に教育の責任があると主張する青年。確かにそうだと感じた。ただ、どう足掻こうと家庭に介入できない教師が子供に与える影響の小ささを嘆くのは意味がなく、子供が家庭と学校で同じ行動をとっているとは限らない。哲人は、他ならぬ教師の前で問題行動を起こすことを選んだ子供に対して、尊敬を持って居場所を示さなければならないと言う。これは対人関係に帰着するアドラー心理学の特徴が出た、思考の仕方として勉強になりました。
「ありのままの自分を受け入れることがでにず、絶え間なき不安に晒されているからこそ、自分にしか関心が向かない」
また、ひどく共感できたのが、「『愛される技術』から『愛する技術』へ」。散々欲しがっていたカメラを手に入れた途端に燃え尽きてしまう例え。個人的にも服を買った経験などを思い出しました。こういった獲得/所有/征服をゴールとした恋愛は、物欲と同じである。この説明で、高嶺の花子さんへの止まらない想いにも一区切りがつけれそうな気がしました。神格化した愛、動物的な愛ではなく人間的な愛を育むべし。
読めば読むほど、その時の人生ステージに必要な教訓が得られると感じた本でした。また読みに戻ります
Posted by ブクログ
幸せは他者貢献からしか得られない。でも自分の価値は自分で決めて自立すべき。
→究極はわたしたちの幸せを追求する共同体感覚、、
これが哲学なのか〜!?ひとつの考え方としてはなるほどだけど、納得感刺さる感は嫌われる勇気のほうがあったな
2026.5再読
前よりするするっと入ってきた。そうだよな、うんうん、再確認って感じ。
自分を自分でみつめて、そのまま認めて、普通である勇気。初めは皆愛されたいライフスタイル、そこから、愛する、幸せになる勇気へ。それが難しいんですが。。本当にただ、気持ちの持ちよう。
自分を愛することができなければ、他者を愛することもできない。ぐさっ
自立とは自己中心性からの脱却。愛は、わたしからの解放。
読んでよかった
今回の内容は、より深い内容になっていました。
特に「悪いあなた」「かわいそうな私」の所は心がえぐられる様な感覚でした。
その2つは、過去や現状で起こっている事を、悲観的に捉えている状態です。
でも「これからどうするか」で良い意味で、前に進むしかないんだなと、勇気が持てました。
また、読み返したいと思います。
本当の結婚
結婚して30年以上たった今、仕事で精神を病み辞職。
不安で落ち着かない日々に、主人の優しさと、娘達の自立する姿から勇気を貰っていた時この本に出会いました。
子育て、仕事、家事。大変で、がむしゃらだった毎日。
娘達が嫁ぎ、仕事が、面白くなって頑張りすぎた結果辞職。
休む事を知らない人生でした。
幼い頃から相手に合わせる人生を送って本当の自分がわからなくなっていました。
未来に希望を持つ事の難しい年齢の私でしたが、この本は今までの人生と、未来に希望をくれました。
主人は、職人気質のとても難しい人ですが、今は、少しずつ私に合わせてくれる様になってくれています。
幸せになる勇気。私達夫婦には、愛と自立が、芽生えたようです。
Posted by ブクログ
終盤の運命の人はいないなどの幸せになる勇気に関する話は驚きをもって刺激を受けたが、やはり前作嫌われる勇気ほどの衝撃はなかった
また、前作は青年がこちら目線に立ち代弁者として哲人と対話しててより話が入ってきやすかったが、今作ではわめき散らすばかりでこんなに物分かりの悪いものだったかなと改変が気になった
少し冗長にも感じてしまった部分があった
Posted by ブクログ
前作が面白く、その日に両方続けて一気に読んでしまった。青年の演技がかった厨二っぽさがクセになる。
一方で、前作は自分自身が変わる方法として取り入れやすく、やってみよう!と思えたものの、本書は、そうしたらいいのは理解してるけどできないから悩んでいるし、ずっと幸せになれないんだよ!と青年と同じように哲人に食いつきたくなった。
まずは鵜呑みにして、心を入れ替えて、実践してみることでしか理解して幸せになれる日は来ないのかもしれない。
Posted by ブクログ
「嫌われる勇気」の続編。前回アドラーの教えを学んだ青年が3年ぶりに「先生」の書斎にやってきた。
理想に燃え大学司書を辞し、母校の中学教師になった彼が書斎に持ち込んだ現実、そしてそれに対峙する「先生」の説くアドラー。そこで説かれる愛とは、幸せとは。これもなかなかに興味深い視点だけど、難しい…。
Posted by ブクログ
Audibleにて聴いたが、幸せになる勇気は結局何なのかあまり理解できなかった。ありのままを受け入れる、存在を認めること…青年の暴言が人格批判になっているのはやり過ぎな感がある。
Posted by ブクログ
アドラー心理学を教育にあてはめて考えるところから、最後の方は愛について考察する展開で、難しかった。教育、自立の関係はわかりやすいが、自立と愛の関係は分かりにくかった。親からの愛という意味では自立とは繋がるけど、配偶者はどういう関係なのか理解しきれなかった。参考になる考え方もいくつかあるので時間を空けて再読しても良い本だと思う。
Posted by ブクログ
「ありのまま」を認める勇気。アドラー心理学と『成瀬は都を駆け抜ける』に学ぶ、自立と尊敬の形
はじめに
アドラー心理学の決定版ともいえる『幸せになる勇気』を読み終えました。前作『嫌われる勇気』で語られた衝撃的な教えが、より実践的な「教育」や「愛」というテーマで掘り下げられており、多くの気づきがありました。
特に心に残ったのは、対人関係における**「尊敬」**の定義です。
教育のゴールは「自立」である
本書では、教育の目的は一貫して「自立」であると説かれています。
親や教師が子どもの課題に介入し、操作しようとすることは、相手の自立を阻む行為に他なりません。
• 子どもの課題に介入しない
• 自立を促すことが真の教育
このシンプルながらも難しい実践の根底にあるのが、エーリッヒ・フロムの言葉を引用して説明される「尊敬」の概念でした。
「尊敬とは、その人のありのままの姿を認め、唯一無二の存在であることを認めることである」
相手を変えようとせず、価値観を押し付けず、ただありのままを見る。その姿勢こそが相手にとっての「勇気づけ」となり、自立へと向かわせる力になるのだと感じました。
「成瀬」という生き方とアドラーの教え
この一節を読んでいるとき、ふと思い出した物語があります。宮島未奈さんの『成瀬は都を駆け抜ける』の一シーンです。
主人公の成瀬は、周囲から見れば少し風変わりな女の子。ある時、担任教師から「家庭でも注意するように」と諭された成瀬の母親は、こう言い放ちました。
「そういう子なんで」
この言葉には、成瀬を矯正しようとする意図も、世間の物差しに当てはめようとする否定もありません。母が成瀬の「唯一無二の姿」を丸ごと受け入れた瞬間でした。成瀬はこの言葉を聞いて、「自分はそのままでいいんだ」と確信したといいます。
アドラー心理学では、人を褒めることも、叱ることも「ジャッジ(評価)」であるとして否定します。対人関係は、上下の評価ではなく、横のつながりである「尊敬と愛」で成立すべきだと。
この母親の態度は、まさにアドラーの言う「尊敬」そのものではないでしょうか。成瀬が誰に媚びることなく、自分自身の人生を突き進んでいけるのは、この「尊敬」による勇気づけがあったからこそだと腑に落ちました。
憧れは「自分」を捨ててしまうこと
また、本書では「憧れ」についても鋭い指摘がありました。
誰かになりたいという憧れは、実は相手の真の姿を見ておらず、従属や恐怖、あるいは作り上げられた虚像を崇めているに過ぎない。
大切なのは、誰かのようになることではなく、自分の価値観を押し付けることでもなく、ただ目の前の人を、そして自分自身を「ありのまま」見つめること。
おわりに
成瀬あかりというキャラクターは、まさにアドラー心理学を体現したような存在だと思えてなりません。彼女の突き抜けた自立心の裏には、彼女を「そういう子」として認めた周囲の尊敬があったのだと。
「ありのままを認める」という大きな勇気を持って、私もこれからの人間関係に向き合っていきたい。そう強く思わされる一冊でした。
Posted by ブクログ
前作の『嫌われる勇気』が地図となる一冊なら、本書はコンパスであるとのこと。
なるほど。地図は定期的に見返したくなるものだったが、このコンパスはどうだろう。なんかちょっとしっくりこないところもあった。
でも、おかげでちょっと冷静にもなれた。
どう使うかがアドラー
理解するのが難しい💦
「嫌われる勇気」を初めに読み、この本を読みました。レビューでは、もっと詳しく書いてあるとのことですが、それでも正直難しいです。内容を理解するには、もっと読み込んだほうがいいんだなと思いましたので、分かるまで読み返そうと思います!
でも、内容的には自分の思いを覆すような内容がただあったので、その部分はためになるなーと思います。