あらすじ
3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
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Posted by ブクログ
遅ばせながら「嫌われる勇気」を読んで非常に素晴らしかったので、すぐにこちらの本も購入して読み始めたのですが、私にとってはこちらの方が感銘を受け、特に最後の方は自然と涙が出てきました。
「運命とは、自らの手でつくりあげるもの」
「本当に試されるのは、歩み続ける勇気」
「すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすらに「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける」
そして、最後の「人間が変わるのに、タイムリミットはあるか?」の問いへのの答えが「寿命迎える、その前日までだ」
「われわれは未来が見えないからこそ、運命の主人公になれる」
まだ半世紀も生きていないですが、もう自分自身は買われるものでは無いのかと思っていました。でも、変わることに早いも遅いもない、寿命を迎える。その前日までは、人間はいつまでも幸せになるために、自分の人生を選択していけるのではないかと思いました。人生が思い通りにいかない、周りの人とうまくいかない、周りに対して不満ばかりだ、そういう思いでストレスを抱えている人、悩みを抱えている人にこそ、ぜひ一度読んでほしい本だなと思いました。
Posted by ブクログ
感銘を受ける部分が多かった。
最後の方に書かれていた別れるために出会うは私の別れに対するネガティブな考え方を変えてくれた。
自らの価値を自らが決めることを自立と言うのもいいなと思った。今までは自立とは親の世話にならないこと、自分のことは自分でするという生活面にフォーカスした部分での自立という認識だったのがガラッと変わった。
Posted by ブクログ
共同体感覚。愛されるにはまずは愛する事。主語が私。ではなく私たち。となることが愛。
頭では理解したつもりだがまだまだ完全なる理解には時間がかかりそう。実戦には更に時間を有すだろう。定期的に嫌われる勇気と共に読み返していきたい。
読んでよかった
今回の内容は、より深い内容になっていました。
特に「悪いあなた」「かわいそうな私」の所は心がえぐられる様な感覚でした。
その2つは、過去や現状で起こっている事を、悲観的に捉えている状態です。
でも「これからどうするか」で良い意味で、前に進むしかないんだなと、勇気が持てました。
また、読み返したいと思います。
Posted by ブクログ
前作の嫌われる勇気に比べると、少し衝撃にかけ、テーマも愛や幸せということで気づきの部分では少ないものの、単体で見ると、やはり価値観を改めて考え直させる作品ではあるなと感じた。特に、条件のない「信頼」を相手に与えてこそ、人生においての幸せを得ることができるという点に衝撃を受け、日常で実践!と言うと意識しなければやらないみたいな言い方になるので、日常にしていきたいと思った。また、運命的な人はいない、運命とは自らが作っていくものであると言う一文に感動と共に妙なワクワク感を感じた。と同時に、今までの自分の受け身さを見にしみて感じた。日々の日常の行動の考えについて気づきをくれる一冊。