あらすじ
3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
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Posted by ブクログ
前作同様、非常に分かりやすく、対話式で進んでいくから読みやすかった。
内容は『嫌われる勇気』と重なる部分もありつつ、青年が直面した現実的な課題に対するアドラーからのアンサー。
仕事、交友、愛、一貫して大切なのは、主体的に生きる態度なんだと思った。
利己的を極めると利他的になる、仕事の考え方。これは、哲学者であり医師であったアドラーが思想に生物学も取り入れたように感じた(分業とか)。
以前読んだニーチェの本は、なんかここ矛盾してるように感じるなぁ、とかそういう気がかりがあったけど、アドラー心理学は大前提として、全ての悩みは対人関係の悩みだといっているから大体納得できた。
愛されるよりも愛するの方が難しい。たしかに、無償の愛を目の前に注ぎ続けるのは、課題の分離をしっかりできないとできない高難易度な行為だなと思った。
Posted by ブクログ
セオリーは理解できても、実践が難しいのがこのアドラーの心理学。だからこそ何度でも読み返したくなる本。
何度読んでも新鮮味があり、自分の行動を見直すきっかけになる色褪せない良書。
以下ネタバレ?
幸せを得るためには常に能動的にいることが最も大切で、愛も尊敬もまずは自分から示していくこと。
教育とは自立を目指すこと。賞罰は与えず、相手を尊敬し、信じること。自分が持っている知識は分け与え、交友的に接する。
しかし、課題の分離は常に頭に入れておく。相手の課題には踏み込まないこと。私は、相手の課題に踏み入れがちなので、ここは常に強く意識をしていきたい。
なんでもない日々が試練。幸せになるために勇気を持って覚悟を持ち、日々選択をしていく。
Posted by ブクログ
『嫌われる勇気』より一歩踏み込んで、「では、実際にどう生きるのか」を考えさせられる一冊。特に「愛」と「自立」の話が印象に残った。幸せとは自分だけの問題ではなく、誰かと関わりながら生きていくことなのだと考えさせられる。
また、「褒める・叱る」と「信用・信頼」の違いも興味深い。普段何気なくしている人との関わり方を、別の角度から見直すきっかけになった。
そして何より面白いのが青年の反論。こちらが「いや、それは現実には難しいだろう」と思うところを、まさに自分の代わりに突っ込んでくれる。そのやり取りがあるからこそ、哲人の言葉を一方的に受け入れるのではなく、自分自身で考えながら読み進められた。前作からさらに深く、アドラーの思想と向き合える一冊だった。
読んでよかった
今回の内容は、より深い内容になっていました。
特に「悪いあなた」「かわいそうな私」の所は心がえぐられる様な感覚でした。
その2つは、過去や現状で起こっている事を、悲観的に捉えている状態です。
でも「これからどうするか」で良い意味で、前に進むしかないんだなと、勇気が持てました。
また、読み返したいと思います。