【感想・ネタバレ】新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのかのレビュー

あらすじ

ロシアによるウクライナ侵攻、世界的な移民排斥運動、権威主義的国家の台頭、トランプ2.0、そして民主主義制度基盤の崩壊……。
「なぜ世界はここまで急に揺らぎはじめたのか?」。共同通信社を代表する国際ジャーナリストが、混迷する国際政治の謎を解き明かすために、国際政治学者や評論家、政治家や現場を知る実務家へのインタビューを敢行。辿り着いた答とは?

プロローグ 「警察官」の退却
第1章 覇者の驕り―「無敵」から「Gゼロ」へ
第2章 「格差」の超大国―アメリカを蝕む病
第3章 リバンチズムー「大ロシア」再興の野望
第4章 百年国恥 ー中華民族の偉大な復興
第5章 「南」の逆襲ーBRICSの論理と心理
第6章 白人の焦燥ー「人種置換」の世界観
第7章 SNSと情報工作ー民主主義の新たな脅威
第8章 「警察官」の犯罪―時代遅れの戦後秩序
第9章 逆流する歴史―よみがえる伝統主義
エピローグ 「19世紀」へ向かう歴史

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Posted by ブクログ

とても面白い。
なぜプーチンはウクライナに侵攻したのか、なぜ習近平が不気味な権力者に見えるのか、なぜトランプは同盟国に高い関税をかけるのか。
日々のニュースで巻き起こる世界情勢がなぜ起こっているのかが理解できるようになる。

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

アメリカ、ロシア、中国の動向を失地回復(レコンキスタ)の観点から解読する。
アメリカはグローバル化によって貧困に陥った白人男性たちの復権(MAGA)を、ロシアと中国は本来偉大なはずの祖国の復興を目的としている。
ロシアは偉大な国であるのにソ連崩壊によって不当に貶められた、というプーチンの意識についてはラックマン『聖なるロシアの復興』の記述と重なる。
習近平の場合、統治と国土拡大は四書五経に基づいた伝統的価値観に則っているという。
ロシアと中国は反アメリカの点で利益が一致している。
ロシアの西側への攻撃が恐ろしい。インターネットを利用した情報工作、極右政党への支援、難民の武器化。ヨーロッパを混乱させ、分断を煽り、民主主義を内側から破壊しようと目論む。アメリカ大統領選にも関わっているとされる。
戦後80年を経てアメリカの影響力は衰え、中国が台頭した。その中国と手を組むロシア。ある歴史家は、今後世界は大国がそれぞれの勢力圏を形成して均衡を保ちながら弱肉強食の掟が支配する「力こそ正義」の世界になっていくと予想している。

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

今の世界情勢の「なぜ?」がわかる。日本の含めた西側諸国からは、中国やロシアはならずもの国家と読んでも過言ではない見られ方をしているが、そのように振る舞うのは(行為を正当化するわけではないが)合理的な理由がある、というように感じた。
今後も圧倒的な軍事力による現状変更がしばしば見られると思うが、日本政府にはワーストケースを考えた舵取りをお願いしたい。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

本書の核心は、現代が国際的なルールや協調よりも、軍事力や経済力といった「力」がすべてを決定する19世紀的なパワー・ポリティクスの時代へと先祖返りしている、という指摘です。
トランプ、プーチン、習近平といった大国指導者たちが、かつての栄光を取り戻そうとする「現代版レコンキスタ(失地回復)」の思想に突き進み、既存の秩序を揺るがしており、かつて世界の警察官だったアメリカの影響力が低下し、世界は指導者不在の「Gゼロ」時代に突入したそうです。(G7とかのGがゼロという意味らしいです)
現在は、古い秩序が崩壊し、新たな秩序がまだ見えない「狭間の時代」であり、紛争の形態も「圧倒的な強者による制圧」から、互いに暴力を行使し合う「殴り合い」へと変貌しているという危うい現実が描かれています。
世界で今何が起きているのか、その背景にどんな歴史があるのかをしっかりとキャッチアップすることが、自分たちの仕事や生活を守ることに繋がるのではないかと思いました。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

【新書 世界現代史】 川北 省吾 著

 著者は、共同通信の編集委員。ジャーナリストの本は、事実を中心に分かりやすく書かれていますが、いつも「それで?」の不満が残ります。これに対し、本書は、関係者のインタビューを交えて視点を複層化させ、俯瞰的な視点も持ち合わせています。現在世界で起こっていることは、歴史面での「レコンキスタ(失地回復)」であり、これが同期化して次々に起こっていると分析します。世界全体が歴史や人種の失地回復に取り組んでおり、これまでのグローバリズムから帝国主義時代に逆戻りし、この流れは留まらないと予測します。

 「大国は帝国主義の動きとなり、小国はその狭間でうごめく」と書かれていることは、いまの米国の動きを見ても納得せざるを得ません。「どうすればいいか」の問いに、「答えは自分自身で見つけなければならない」という某氏の発言は、「ボォ~っと生きて」きた我々にも突き刺さる問いかと思いました。新書とは思えない重厚さで、売れているにはわけがあると納得の一冊です。

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

テーマは本書冒頭にもあるように、
レコンキスタ(国土(覇権)回復運動)。

アメリカ、中国、ロシアの動きを中心に、
周辺国やグローバルサウス、SNSの影響などを描く。

こうした今の世界(政治)の動きの背後にある思想や思惑、そこに至る歴史的、個人的な背景などを歴史の目撃者、側近、メディア人、研究者、歴史書などの様々な観点から丁寧に解説されている。

日本の国際政治の動向が関係性にどう影響してくるのかなどが素人でもおぼろげながら分かる気がする。

そして本書が出たあともベネズエラやイラク戦など次々と現代世界史は侵攻(進行)している。

国際社会に組み込まれてる日本も、そこに暮らしてるいち生活者にすぎない私たちも、この世界の動きについては知っておく必要があるし、そのうえで小さいかもしれないけど確かな影響を世界をどう及ぼしたいかを考えるきっかけになると思う。

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2026年03月13日

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「アメリカは世界の警察官ではありません。われわれの力で全ての悪を正すことは不可能なのです」
 この演説は、冷戦後の世界逃れを変えることになった。もはや「世界の警察官」ではいられないというオバマの”ギブアップ宣言”は、「パックス・アメリカーナ(米国の力による平和)」の終わりを告げていたからだ。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んで良かったと思える作品

第1〜4章の「力こそが正義」とする為政者が生まれた背景は、よくよく読めば「失地回復」というよりむしろやっぱり「因果応報」
私にとって何より収穫だったのは、第6章の「ベッケンフェルデ命題」を知ったこと
自分がいる場所のはずのリベラリズムをどこか息苦しく感じていた理由がわかってホントすっきりです

で、よく言われる日本人としてどうしたらよいか、ですけど
エピローグに書かれた歴史家のジョン・ルイス・ギャディスと筆者の会話がすべて
「どうすればいいのか?」
「答えは自分自身で見つけなければならない」
今この瞬間に答えられなくても、幸いにして、
・今頭の上にミサイルが飛び交っているわけではない
・オセアニア政府下にいるわけでもギレアデ共和国下にいるわけでもない
・そもそもいつなんどき大地震が起きるかもしれない国に住んでいる度胸はある

あとは個々人の持ち物や持ち時間を踏まえて自分の可能性・選択肢を増やすだけかと

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

世界の警察アメリカの凋落から世界はあらたなレコンキスタの時代に。トランプ、プーチン、習近平それぞれの行動の理屈を分かりやすく解説した、今の国際情勢に関する良著。
ちょうどアメリカがイランを攻撃したタイミング、昭和の知識しかなかった自分にはこの30年の国際情勢の変化が納得して理解できる。
日米関係にも今後変化が出てくるのだろうか。

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2026年03月01日

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これはおもしろい!
と、同時に背筋がぞーっとする。

極めて危うい世界に今我々は生きている。
だけど、その危うさは我々自身が選択したものなのだ。

どうして、トランプとプーチンと習近平は仲が良いのか、本書を読むととてもよくわかる。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

これからの世界の方向性について、非常に示唆深い書籍だった。グローバル化、移民問題からくる軋轢により欧米で極右ポピュリズム化していき、そのことで世界の連帯が弱くなりGゼロ時代になってしまっている現代。また、国連が担う平和の担保についても考えさせられた。大国、中小国、防衛面で米国に頼っている日本、それぞれ戦略は異なってくるだろうが、妥協してでも組むべき協力体制はまだまだあるのだろうなと感じた。各国の強み、弱み、依存先などを把握して、リスクヘッジを加味した上で世界各国と対話していく必要がある。本書はAIの話には触れていなかったが、AIが発展した時代においてどうゲームチェンジが起こっていくのか、起こしていくのかを真剣に考えていかないといけない。
必然と経世済民を託している国のリーダーたちの政策、方針については今後もしっかりウォッチしていきたいと感じたし、自分も何か一つでも多くの貢献をしていきたい。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

この十数年で様変わりした世界を丹念な取材で読み解いた秀作だ!
アメリカ、ロシア、中国の失地回復(レコンキスタ)。共通する「我々はかつて、そしていまも強大国である」という思い、格差がひろがることによる影の思想の拡大等、現実のニュースと照らしてみると納得できる点が多かった。個人も国も強い側、正しい側に行きたいのは変わらないのだなぁ

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

法によって世界の秩序が保たれる時代は終わり、力のあるものが支配する時代が始まった。アメリカに頼ることはできず、これから日本が自ら考え答えを出し、この弱肉強食の世界を生き抜いていかなければならない。

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2026年03月28日

Posted by ブクログ

非常に読みやすく、読んでいて、面白かった。

ポイントと思った、単語等
・レコンキスタ(失地回復)
・ジョージ・W・ブッシュ問題児?
・中国は回帰する大国
・グローバルサウスも怒っている
・リベラルが最大化して、役目を終えた
・移民問題が引き金
・ローンウルフ型テロ(安倍首相やトランプ襲撃)
・ネットによる加速主義
・伝統主義が蘇っている

新しい時代に入って来ているのだなと感じた
どんな主義でも行き過ぎたら、より戻しが起きる

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

プーチンはウクライナを侵攻し、習近平は南シナ海を埋め立てて軍事拠点化し、トランプは一方的に高関税を発動する。今やアメリカはイランを一方的に攻撃している。大国がルールを破っても、国際社会は止められない。
まさに、力こそ正義なのか。
また、別の側面で、現在の行き過ぎたリベラリズムが西洋社会の退廃を産み、伝統的な国会や郷土、家族を求めている点もあるような気がする。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

前半は5。プーチン、近辺、トランプの行動を理解するのにとても役立ちました。後半はちょっと混乱というか取り散らかっている印象で理解が難しかった。間をとって4評価です

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

評判通りのよい本でした。
オバマの「世界の警察官ではない」発言に始まるアメリカの世界での縮小と国内での格差拡大、ロシア・中国・グローバルサウスの「レコンキスタ」と欧米の反移民、それらが一つの潮流となった現在のトランプと戦争と「力こそ正義」の世界。
残念ながら、トランプが退場すれば世界は元に戻る、というものではなく、今の流れが続いていくと覚悟せざるを得ないのではないかと思いました。
ただ、こういうジャーナリストの取材記事をベースにした本にはよくありますが、新しい発見や認識がある一方で、もう少し掘り下げてもらえると良いなと感じました。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

米中露はかつての栄光を取り戻そうと行動している。レコンキスタになぞらえて、大国や第三勢力の思惑などを取材した。プーチンも2000年代初頭は今とは違い、米と共同歩調を取ろうとしていたという。こんにちの状況は、起こるべくして起きている。

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

まさに「歴史は繰り返す」ということなのでしょうか。一見前進しているように見える各種制度の変遷も過去からの繰り返しであり、焼き直しであることが多いのでしょう。

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

成毛氏が薦めていたので読んでみたもので、期待どおりでした。一方、同じくFBでフォローしている田村耕太郎氏はあまり評価してなかった。

この手の本としては読みやすい(≒わかりやすい)というのは事実なので、それだけでも価値がありそうな気がしました。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

共同通信特派員を経て、独立し国際ジャーナリストとして活躍する川北氏が3年に渡り、世界的識者に聞いた世界政治の今を解説する9章に渡る分析。
イランにて、アメリカイスラエルが先制攻撃を行ったところから、世界経済が大きく混乱している今だからこそ、読み応えある新書です。
中国、アメリカ、ロシア、グローバルサウス、ヨーロッパでの移民排斥、SNSと情報工作、伝統主義の復活など、日本政治においても変化がどうして生じているのか、いろいろな背景を概観することが出来ます。
SNSで識者が指摘しているとおり、最新の軍事的先進化のトレンドは反映されていないかもしれませんが、どうしてアメリカとロシア、中国、ヨーロッパとアフリカアジアが分断されている傾向にあるのかを、さまざまな切り口で考えるきっかけを与えてくれる良著です。
副題にあるように「力による正義」がどうして世界的に目立っているのか、その理由を知りたいと思う方には是非読んで欲しい新書です。
改めて、日本政府がどこに向かうべきなのか、そしてその影響を受ける日本人が、何を考え、どこに指標を置いて行動していくべきか、示唆を与えられました。

第二次大戦後80年が昨年すぎ、改めて国連中心の仕組みが制度疲労を起こしている時代、アメリカ中心の日本の在り方を今一度見直すべきでは?という著者の最後の問いは、非常に重たいものを感じました。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

いまの国際情勢を読み解くのに最適。
知恵を出し合い一つの地球を目指すビジョンはもはや無く、力により国境は塗り替えられていく。しかしプーチンやトランプ、習近平の行動原理にあるのは失地回復(レコンキスタ)という、ある意味で復讐。悪気なく押し付ける民主主義や、耳障りがよく現実味のない特権階級への反発。正当化された暴力が今までなかったわけではないが、少しずつ歪み始めた秩序への恐れも感じる。
しかし、このレコンキスタという概念は身の回りのことで考えると案外個人の動機にも当てはまるところがあると気付かされた。大きな不満を持つ人は本来得られるべき(と本人が感じている)何かと現状のギャップを感じているのだろう。
仏教的には苦という概念で説明できるのかもしれないが、だからどうということもなく。
今の国際情勢を理解するとともに、人の行動原理を理解するためにも気付きのある一冊でした。

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2026年03月11日

Posted by ブクログ

オバマが世界の警察官ではないと表明してから今に至るまで流れ
プーチン 習近平 トランプなどレコンキスタという失地回復という思想で自国拡大の考えが強まっている

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

某SNSで見かけた絶賛の投稿をみて読んでみた。

「レコンキスタ(失地回復)」を切り口とし、世界の研究者や政治家などに幅広く取材された内容が読みやすくまとめられており、個人的には単純に読み物として面白かった。

文化伝統からみて「失ったもの」を取り戻すために、ウクライナ侵攻や南シナ海の埋め立てが起こっている。暮らしぶりを取り戻すためにトランプ支持や移民排除の動きが起こっている。一見バラバラに見える昨今の出来事、確かに「レコンキスタ」という観点では共通している。

怖いのは、フィクションではなく実際に世の中で起こっている、ということ。しかも、首謀者たちは絶大な権力をもつ切れ者。あえて一般市民を攻撃し移民を作り出し分断をあおる。SNSやAIの操作も厭わない。今日も誰かが「取り戻す」ためにインターネットやメディアを操作している。

その中で、日本は、自分は、どうするのか?
考えていく必要があるのだろう。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

平易な文章で分かりやすかった。各界の第一人者であろう人々(素人には分からないが)にインタビューして書かれており、生の声として伝わってきやすい。
アメリカのトランプ支持者は一体何を考えているのか、とずっと不思議に思っていたが、生産業が衰退し格差が固定化される中、「親の代より良い暮らしができる」と希望を持たせてくれる存在(ストロングマン)に縋りたくなる気持ちが少し身に染みた。
またロシアのプーチンがフェイスブックなどで特定の興味関心がある人々に向けて広告を流し、ブレグジットを誘発したとする記述に戦慄した。今日の日本の選挙でもこのような情報工作は当然に行われているのだろう。エコーチェンバーも含め、SNSの使い方には本当に気をつけたい。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

これは確かに読んでおいた方がいい本ですね。
今、世界で起きている様々な理解し難い事柄の背景を知ることができます。けっこう衝撃でした。世界を一つのテーマでくくり、俯瞰的に書籍にまとめた筆者がすごいと思いました。世界のニュースや日本の外交、防衛など、見る目が変わりそうです。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

各国の著名な論客によるボリュームのある内容でした。米国建国がそもそも帝国思想も内包していたというのは腑に落ちた。第3代米大統領のトーマス・ジェファーソンの「自由の帝国」という言葉は、トランプ大統領の存在が、さながらスター・ウォーズのダース・ベイダー卿の影のアメリカを体現しているかのよう(第9章)だと

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

共同通信の配信で地元紙にも連載されていたのだが,気になりつつ読めてなかったので新書にまとめてくれて良かった。内容はインタビューベースの硬派な取材記事で,1冊の本として通読するのはやや難しい感じがした。
何でもかんでもレコンキスタというのもどうかと思うが,プーチンと習近平についてはしっくりくるような気がする。
「力こそ正義」の時代に逆戻りしているのは確実で,フクヤマの「歴史の終わり」ではなく,ハンチントンの「文明の衝突」とも違う,権力者の意向に振り回される世界になっている。
『聖人のキャンプ』の先見性。それは,後になってみればということだが,自分もひとつで良いのでそんな何かを残したいと思わせる。天才とは未来が見える人なので。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

世界の警察アメリカが世界のバランスを保っていた時代が終わりを告げ、権威主義国家が自国の力を最大化しようとすることで均衡を保つ世界に変貌を遂げてきている。アメリカもストロングマンのトランプが手綱を握り、かつてリベラルな民主主義を推し進めていたアメリカはもう失われつつある。自国の利益を最大化してレコンキスタを狙う強国に挟まれる弱者はどのようにして自国を守っていくべきなのかを考えさせられる。

安保理常任理事国であるロシアやアメリカが率先して国際法規を無視して強権を発動している現代は、無法地帯そのものだなあと。日本に住んでいると、日常があまりにも平和すぎて危機感が欠如してしまうが、もはや何が起こっても不思議ではない時代になりつつあるのかもしれない。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

世界中で自国第一主義、排外的な勢力が急に沸き起こった様に見える昨今の国際ニュースや国内の動きがあるが、歴史は急に変動するわけではなく、連綿とした「流れ」があることを本書で再確認できました。ただ、取材が難しいため仕方ないことではあるが、中露の流れが少し説明不足な感がありました。

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2026年02月18日

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