ビジネス・実用の高評価レビュー
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ネタバレ内分泌代謝や糖尿病が専門である医師による一冊です。医学エビデンスに基づく食事方法とは、食事内容ではなく、食べない時間を増やす、たったこれだけのことでした。
古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせ、体内の不要な老廃物を一掃し、細胞組織を活性化させる機能をオートファジーというのですが、これは人間が飢餓状態から生存するために、古いタンパク質を元に細胞を活性化させる体内に組み込まれたシステムです。このシステムが働くためには、睡眠時間を含めてでも良いので、最後の食事から約16時間経過させることが条件であるので、16時間何も食べない食事法について述べられていました。
16時間もの空腹なんて耐えら -
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生協書籍部のレジ前に置いてあったので、珍しく何も考えないでカートに放り込んで読んだ本。
人に手を引かれるのではなく、自分の思考力で飛ぶ人間になるための考え方。時々筆者の方法も紹介されている。将来創造性を要求される仕事に就こうがつかまいが(もしかしたらそんな仕事は無くなっているかもしれないが)日々のアイデアや思索を深める作業を自立的に行うことのできる力は、自らの生活を豊かにするだろうと思う。
忘却が人を人たらしめる、というのが面白かった。この前読んだとあるインタビューと対比させると面白そうだ。読書には30ページ前に得た知識情報が抜け落ちる悔しさを噛み潰す行為がつきもので、忘却を恐れて読書が続か -
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情報が増えれば真実や知恵が増えるわけではなく、情報ネットワークは真実だけでなく虚構や誤りによっても秩序を形成する。ゆえに、人類がAI時代の強力な情報ネットワークを生き延びるには、自らの可謬性を認め、強力な自己修正メカニズムを備えた制度を構築し続けなければならない。以上が主要な主張。
ただ、コンピュータや情報ネットワークに、認識論的な意味での『可謬性』を帰属させられるのか?の疑問がずっと残る本でもあった。例えばFacebookの推薦アルゴリズムが「エンゲージメント最大化」を目的としていて、ロヒンギャへのヘイトを大量に推薦したとして、アルゴリズムは間違えたのか?とは言えない。
目的関数に対しては -
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クレイジージャーニーを観ていて、興味を持ちました。
上田優紀さん。
写真家で、世界各地を常に飛び回り、自然、動物などの写真を撮っています。
何がクレイジーかというと、もう世間に知られている景色でも、まだ誰も観たことがない瞬間があるのではないかと考え、その瞬間を撮るためにまさに命をかける。
現地の人から止められたのに、40日間ウユニ塩湖に寝泊まりをして、その瞬間を待つ。
昼間は灼熱、夜は極寒、近くでは雷が落ちている。
それでも、その瞬間を待つ。
そうして、撮られたウユニ塩湖での満点の星空の写真。
地面には水がはられて水鏡と化す。
空一面の星空が、地面にも反映され、地面にも星空 -
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『見るだけで9割叶う 魔法の宝地図』を読んで
三宅裕之氏の「1分朝活」の朝活フェスに、望月俊孝さんがゲスト出演されたことをきっかけに、「宝地図」というものを知りました。
以前から「魔法の宝地図」という言葉は聞いたことがありましたが、実際にどのようなものなのか、その内容までは知りませんでした。
今回、この本を読んで改めて感じたのは、夢が「叶う・叶わない」「現実化する・しない」ということ以上に、自分の夢に向かって、小さな一歩を踏み出せるかどうかが大切だということです。
そして、もう一つ大切なのが、どのような意識状態で、その一歩を踏み出すのかということ。
不安や焦り、義務感から動くのではなく、自 -
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先日『水を縫う』を読んで刺繍に興味が湧いたところの新刊でしたので手に取りました。
まずは、刺繍の持つ役割から説明されています。
・生地の補強
・保温
・魔除け
・招福
・社会的立場の識別
・財産
・華やかさの演出
そして、チクチクと縫う人たちが開発してきたさまざまな刺繍技法が紹介されています。各地域や民族によって育まれてきた文化が反映されていて素晴らしいです。
日本の着物に見られる「染め+刺繍」にも、
・表現に奥行きを持たせる
・強調する、際立たせる
・形をはっきりみせる
機能と手法があります。
そして世界の刺繍の数々。
第4章 ファッションと刺繍では、164ページに『水を縫 -
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素晴らしい。AI時代にはもはや絶対生まれないであろう天才の記録って印象。そして何より語学への愛、情熱に胸を打たれる。中学生時代からの英語へのひたむきな探究心、知識欲、向学心…。書籍さえ満足にない時代でも情熱さえあればこれほどの語学力を身につけられる(もちろん相当地頭も良いのでしょうが…)という感動。
英語学習に飽きた頃、『毎日、網走郊外にある原生花園で昆虫を集めたり、花の間で寝ころんだりし、家にこもっては理科の実験や新しいラジオの組み立てなどに熱中しはじめた。』というのも、脳の力を高めるのに理想的な環境すぎる…。スマホなんか持ってちゃこうはならないよ…。
私なんかはまるでわからない言語を聴いて -
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言葉は化石にならない。では、人類がいつ、どのように言葉を獲得したのかを、私たちはどうやって知ることができるのか。
本書は、言語学だけでなく、考古学、霊長類研究、脳科学、遺伝学、発達研究、人工言語研究などの知見を集め、数百万年に及ぶ言語進化を一つの壮大なパズルとして組み上げていく(原題はThe Language Puzzle)。石器、火、声道、脳、遺伝、子どもの言語学習など、一見ばらばらな研究が「言葉の起源」という問いにつながっていくところが素晴らしい。
もちろん、言語の起源を直接示す証拠はなく、著者の描く進化史はあくまで仮説である。それでも、言葉の歴史をたどることが、人間とは何かを考えるこ -
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第二次世界大戦の独ソ戦に従軍した、女性兵たちの証言をまとめた本。
凄まじい。
本当に、凄まじいの一言に尽きる。
何百人もの、戦争に参加した人たちの生の声。
口述記録が主なので、たどたどしい部分や、支離滅裂な部分もある。
理解しづらい部分もあるし、教訓的な内容でもなく、綺麗なオチがつくわけでもない。
だがそれが、圧倒的なリアリティを生む。
正義とも悪とも、善人とも悪人とも、被害者とも加害者とも言い切れない。
ただただ色んな人の人生が、戦争がそこにある。
だからこそ、胸を打たれる。心を震わされる。
現代社会では、特に日本の(西洋の)視点では、「ロシア=侵略者」というのが概ね共通のイメージだ -
Posted by ブクログ
こういう、様々な時代や文明を取り上げつつ、あるテーマの議論を展開していくスタイルの著書は大好物。
この本の内容を要約すると「ローマ帝国から現代の米中対立に至るまで、資源・貿易・基軸通貨・技術の4つの軸で世界史を読み解く経済教養書です。過剰なマネーが文明にもたらす盛衰のメカニズムを解説しています」とある。結局、著者は現代トランプがやっていることは危うくて、いつかそのつけを払うことになる、という考えを事例とともに論証しているように感じる。
日本のことも歴史を遡って、多く扱っている。その上で、現代米中二国間競争の中で、安定した日本の存在感は高まっていくと著者は結論づけている。いずれにしても、それ
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