新しい経営学

新しい経営学

2,640円 (税込)

13pt

あらゆるビジネスの見え方が変わる!
“専門分野の寄せ集め”だった経営学を
ビジネスの目的別に再構築した画期的入門書

■経営学をビジネスモデルで理解する「常識破り」の入門書

そもそも「経営学」という学問は、「経営戦略」や「マーケティング」「アカウンティング」「ファイナンス」「人・組織」「オペレーション」といった専門分野の集合体です。
それゆえ、経営学の「入門」をうたっている本はどれも、各分野の寄せ集めでしかなく、経営学がわかりにくい原因となっていました。

本書は、そうした経営学“入門書”の「常識」を打ち破るもの。
「ターゲット」「バリュー」「ケイパビリティ」「収益モデル」という、
現実のビジネスを構成する4つの要素から経営学を「目的別」に理解してしまおうという
前代未聞の試みが結実したものです。

この4要素が組み合わさることで、「ビジネスモデル」が成立します。
ビジネスモデルは、事業を統合的に運営していくために欠かせない「経営視点」。
事業運営を任されたビジネスパーソンも、アルバイトをする学生も、会社そのものを経営する経営者も、
誰にとってもためになる、面白く学べて実践できる
画期的な一冊が、ここに誕生しました。

■独自企業・事業のビジネスモデルを解き明かすオリジナル演習収録!

本書では、ビジネスモデルのフレームワークを机上の空論に終わらせず
読者に実際に身につけてもらうことを考え、22題の演習を収録しました。
Google、Amazon、Apple、スターバックス、エプソンといった
独自のビジネスモデルを有する企業や事業を題材に取り上げ、
読者自らが実際にビジネスモデル図に描きだすのです。

このビジネスモデル図を一発で描ききるのは至難の業。
自ら調べ、考え、整理するという過程が必要です。
しかし、その繰り返しを経ることによって初めて、
真に「経営視点」を身につけることが可能になるのです。

■ビジネス書アワード2冠『経営戦略全史』著者渾身の一作!

本書のもう一つの特徴は、その圧倒的な読みやすさにあります。
文字数18万字超、ページ数360ページという大ボリュームながら、
平易でスピード感のある文体と189点にも及ぶ図表によって
「一気読み」することが可能になっています。

同じく「経営戦略100年の発展史を一気読み」する本として
大きな話題を呼び、ビジネス書アワード2冠を獲得した
『経営戦略全史』の著者・三谷宏治氏による、
かつてない読書体験を約束する渾身の一作です。

■目次

序章 経営学の全体像とこの本での学び方
1章 ターゲット:誰を狙う?
2章 バリュー:提供価値は何?
3章 ケイパビリティ:どうやって価値を提供する?
4章 収益モデル:どうお金を回す?
5章 あと3つ:事業目標、共通言語、IT・AI
補章 ミクロ経済学基礎と経営戦略史

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新しい経営学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    経営学の入門書に最適なのではないでしょうか。
    多くの事例、やさしい文体でわかりやすい。
    厚さがあるので読み切るには多少の気合が必要。 
    経営者にも社会人にもおすすめの一冊。

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

    初学者が経営学の構造をわかりやすくイメージするには、非常に良い本だと思う。4つの機能から整理することで、他の本を読んだときも、今どこの話をしているな、ということがイメージできるようになった。経営学の整理の1つの方法として、重宝したい。

    0
    2021年10月28日

    Posted by ブクログ

    経営学とはどんな学問なのか?、本書を通じて概観を掴むことができた。最初の1冊目としては良い教材と思う。

    また、事業がどのように回っているのか、この概観を掴めたことが非常によかった。(事業を経営する)
    事業の全体感を掴んだ上で、自身の業務の立ち位置や求められるものを考えて行動できると、よりよい業務に

    0
    2021年06月11日

    Posted by ブクログ

    新しい経営学というよりは、経営学入門。

    ■経営学は6分野の専門領域の寄せ集め
    ・経営戦略
    ・マーケティング
    ・アカウンティング
    ・ファイナンス
    ・人組織論
    ・オペレーション
    (+IT・テクノロジー)


    アカウンティング:資本、損益、キャッシュフローの財務会計と、状況・要因分析の管理会計。予算の立

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    全く知らなかったことはひとつもないけど、経営学の理論について、網羅的にシンプルにまとまっているので、教科書的に使えてとても良い感じ。演習もよいです。

    0
    2019年11月03日

    Posted by ブクログ

    経営学を「機能別」ではなくて、「目的別」に整理統合したもの。

    そうそう、経営学って、こんな感じでつながっているんだよね。少なくとも実務的には。

    が、なかなかこういうのが今までなかった。多分、部門横断的にかける人がいなかったんだよね。

    経営戦略の分野では、いまだにポーターのポジショニングとRBV

    0
    2019年10月15日

    Posted by ブクログ

    ターゲット、バリュー、ケイパビリティ(資源、インフラ)、プロフィットの4軸でビジネスモデルを整理する演習が面白かった。

    今まで同じように見えていた業界企業の違いがよくわかったし、なかでもケイパビリティは社員教育や立地、技術、特許、販売戦略など競合と差別化する重要な要素であることを知ることができた。

    0
    2023年01月20日

    Posted by ブクログ

    基本となる理論が十分に説明されている。それぞれの理論がなぜそう考えられるのか、背景まで説明されている。

    0
    2022年12月17日

    Posted by ブクログ

    著者の本はビジネスモデル全史以来2冊目。
    豊富な事例と明快な解説が印象的だったので、バラバラと学んできたビジネス知識の棚卸しのために購入。

    世の中に多くあるMBA本に比べ、以下の点が優れていると感じた。
    ・事例が多く、その事例分析が新しく深い
    ・説明の仕方が非教科書的で頭に入ってきやすい
    ・しかし

    0
    2021年02月07日

    Posted by ブクログ

    ビジネスフレームワークやアカウンティングなど部分的に経営管理に必要な知識は学べても経営管理に必要な知識をこれまでの経緯、事例が1冊に整理されている本はなかなか出会わなかったと思う。

    1.全社レベルでなく、事業レベルのテーマが中心
    2.専門分野でなく、ビジネスの目的別に解説する
    3.同じ枠組みでの事

    0
    2020年02月23日

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