ビジネス・実用の高評価レビュー
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「シルクロード」というタイトルから、往年の手垢のついた世界観の本でないといいなあ…と一抹の不安を覚えながら手に取った。
しかし、読み始めると不安は消し飛んだ。
まず、序章世界史を学ぶ理由が素晴らしい。ロマンや教養、といった美辞麗句ではなく、歴史を必要とするのは権力者、それを下支えする権威、宗教に触れていく。究極的には権力は暴力装置が源泉であり、経済力で購入可能でありまた維持が必要、などかなりドライでクールな世界認識を提示される。また、歴史学の在り方と著者のスタンスも示されるが、それは一転して熱い思いがこもっている。
また著者は独自の世界史の区分けを以下のとおり提示する。
世界史の八段階( -
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地政学で全てが説明できるわけではないし宿命論だと批判されることもある。でも、中国やロシアの脅威、日本の愚かな過去など、地政学で納得できる説明ができることも事実だと思う。
外交も戦争も平和も相手があってのことだ。片方だけが声高に平和を主張したところで、相手にその気がなければ平和になりようがない。日本国憲法第九条は誇らしい理想であることは間違いない。それを大事にしたいし日本が平和であり続けて欲しい。でも第九条があるから万が一の備えをしなくて良いのかというとそうでもない気もする。
本書に書かれている通り、現実があってこその理想だし、理想があってこその現実だ。話し合いも必要だろう。ただ常に理想通り -
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カウンセリングとは何か、カウンセリングを通して人はどのように、なぜ変化していくのか。
東畑先生の圧倒的な教養や知識、そして長年の臨床の積み重ねによる経験から導き出されたこの問いに対する答えがとても分かりやすく、あらゆる側面から細かく分けて書かれています。
同じく臨床に携わる者として変化していく患者さんをこれまでたくさんみてきたけれど、その理由については明解に言語化できておらず、この本を読んでとても納得がいきスッキリしました。
読み物としても面白いし、カウンセリングの歴史や種類等学べて勉強にもなりました。
初めから終わりまで東畑先生の熱い思いが感じられ、特に第5章はこちらの胸も熱くなりま -
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アフリカを見る アフリカから見る
著:白戸 圭一
出版社:筑摩書房
ちくま新書 1428
アフリカは、日本にとって、やはり、遠い世界であると思いました
これまでに作られてきたイメージが次々に崩れていくのを感じました
貿易立国というのは、はるか昔のことであり、日本は内需中心になっている
GDPの10%程度が貿易であり、世界の主要国のなかで、もっとも内需依存の国家であることが紹介されている
アフリカというのは、広大な草原に、まばらに人がいるイメージであるが、都市部では、日本以上に過密であること
政府が、TICADを通じて、留学を含めて、アフリカの人材開発を促しているのに、日本企業には、それ -
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Reactには苦手意識があり、何冊か入門書を買ったりUdemyの講座を受けたりしてハンズオンを実施したが、今ひとつ理解が進まなかった。どれも様々なフックを挙げて説明してくれるが、よく理解できないまま次々に進んでしまい消化不良になっていたと思う。この本は「実践入門」とある通り、実務で使うことになるであろう機能に重点をおいて説明され、まさに実践に役立つ内容になっている。
Reactを使うプロジェクトに入ってすぐにバリバリ活躍することはできないだろうが、この本を参考に、また必要な情報を探したいときに辞書的に使うことで、なんとか業務をこなせるのではないかと感じた。 -
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研究=虫取りと同じ純粋行為
美空ひばりと養老孟司同い年らしいw
養老孟司って女より虫が好きで虫目当てで海外行くらしいけど分かるよ。虫以下の価値の女多いよね。
なんで読書と言えば小説なのか分からない。科学ほど面白くて奇想天外な物語無いのに。
「 ぜんぜん考えないで、ノー天気に暮らしていても、考えた挙句に、死ぬことなんて考えたってムダだと悟るのと、結論は同じです。だから考えたってムダかというと、そんなことはないでしょう。昔の人はうまいことをいいますね。「大賢は大愚に似たり」。いちばん賢い人は、いちばんのバカに似てる。そういうことでしょ。 大賢と大愚はそっくりなんだけど、じつは大違いなんで -
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忘れられません。これでもかというくらいにアクション、格闘、ダンスの波が次から次へと押し寄せてきて、その衝撃に、終わった後もしばらく席を立てなかった映画『RRR』。
本書では、著者笠井さんの専門であるインド・パキスタンの歴史、政治、国際関係に関する所見をもとに、その『RRR』や『ムトゥ踊るマハラジャ』をはじめとする、数多くのインド映画を切り口にして、インドの近現代史を分かりやすく解説してくれています。
それらの映画には、イギリスからの独立を勝ち取るまでに積み重ねられた、インドの英雄たちの苦難の努力が色濃く反映していることが分かりました。
本書で得た知識をもとに、もう一度『RRR』を見たくな -
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ネタバレ悩みは、乗り越えることで人を成長させる。いわば「心の筋トレ」であり、適切に向き合えばコントロール感や自由度が高まり、結果としてストレスは軽減される。重要なのは、「意味」に集中することである。
ただし前提として、過去と他人は変えられない。この事実を受け入れることが、悩み解消の出発点となる。
悩みに対する主な対処法は3つある。
1つ目は、対処法を具体的に調べて実行すること。
2つ目は、あえて受け流す「スルー力」を身につけること。
3つ目は、悩みそのものを再設定し、「本当に解決すべき問題は何か」を考え直すことである。
また、「話せないこと」がストレスを増幅させる最大の要因となる。書いたり話した