コンサル一年目が学ぶこと 新人・就活生からベテラン社員まで一生役立つ究極のベーシックスキル30選

大石哲之

新人からベテランまで今日から使える、外資系コンサル出身者が
必ず身に付けているベーシックスキルを30個に厳選!

本書は、コンサルタンティング会社に勤める人のためだけの本ではありません。
職業・業界を問わず、 15年後にも役立つ普遍的なスキルを、
社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから理解するための本です。

では、なぜ「コンサル一年目が学ぶこと」というタイトルにしたのか。
外資系のコンサルティング会社の出身者には、業界や職種を問わず、さまざまな場所で活躍する人が多くいます。
ということは、彼ら、彼女らが、コンサルタント時代に学んだことのなかに、
業界、職種を問わず、ひろく活躍できる、普遍的な仕事力が含まれていたという仮説が成り立ちます。

本書では、わたし自身の経験に加え、各界で活躍する元コンサルタントの方に取材し、その仕事術のうち今日から使えるスキルを、30個に厳選しました。

【目次】
第1章 コンサル流話す技術
01 結論から話す
02 Talk Straight 端的に話す
03 数字というファクトで語る etc
第2章 コンサル流思考術
10 「考え方を考える」という考え方
11 ロジックツリーを使いこなす
12 雲雨傘 提案の基本 etc
第3章 コンサル流デスクワーク術
16 文書作成の基本、議事録書きをマスターする
17 最強パワポ資料作成術
18 エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負 etc
第4章 コンサル流ビジネスマインド
23 ヴァリューを出す
24 喋らないなら会議に出るな
25 「時間はお金」と認識する etc

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / ビジネススキル
• 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2014年07月31日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

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学びが多く、本の読み方も学べ時間術も学べた。いろんな職種の人の考え方や日々の過ごし方を知ることが大事だと思った。図解もかいました。

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端的

名著なだけあり、読みやすく端的です。
これさえ抑えれば良いというものではありませんが、思考術やマインド、スキルなど幅広く触れられており、今後の学習指針になると感じました。

＃タメになる

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コンサルタントでも1年目でもなくても参考になる事が多々書いてあった様に思う。
技術的な事も心構え的な事も首肯することがたくさんあったし、参考にしたい事もたくさんあった。
新卒社員や卒業を控えた大学生などにもオススメしたい本。

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コンサルタントになりたいなと大学3年の頃は思っていて、その時にこの本を楽しく読んだ記憶。

プレゼン力、論理思考、仮説思考、問題解決力などがコンサルに必要、ということだったけど、これは研究者もまったく同じだと感じる。

結局、どんな職業についても必要とされる能力は変わらないのだから、その時々で頑張って目の前のとことに取り組んでおけばなんとかなる。

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コンサルタントの方と一緒に業務をする中で、コンサルタントと呼ばれる方々は、どうやら私とは異なる「仕事の組み立て方」をしているようだと感じていました。一緒に仕事をする中でOJT的に少しずつ取り組み方のエッセンスを教えていただいてきました。
今回、「コンサル一年目が学ぶこと」を通して、彼らが当たりまえに身に着けているスキルを体系的に確認したいと思い本書を読みました。これまで学んだことの再確認やできているかセルフチェックをすることができました。
以下では、私にとって新しく腹落ちした２つスキルについて共有いたします。

１，"仮説思考"の重要性
仮説思考とは、情報を集めてから考えるのではなく、まず答え（仮説）を持ってから、その検証のために動くスキルです。考えてから実行する旅行計画などもこれに当てはまります。日々の業務でもこの返信が来たら次の作業をしよう、来なかったら何時に催促しようなど簡単な仮説思考はやっていますが、きちんと使いこなせれば公私ともに、もっと効率よく成果を上げられるすごいスキルだと感じました。
このスキルがすごいと思った理由は３つあります。
一つ目は、決断の迅速化です。
あらかじめ複数の仮説（選択肢）とその結果を用意しておくことで、実際に何かが起きてから「どうしよう」と立ち止まり後手にまわることがなくなります。
二つ目は、問題解決の効率化です。
情報をやみくもに調査するのではなく、今ある情報から考えて仮説が立てられ仮説→検証を繰り返すことで調査範囲を絞り、本質的な解決策に最短でたどり着くことができます。
三つめは、情報の取捨選択が可能になることです。ビジネスでは、重要なことに力を注ぎ成果を上げることが必要ですが、自分なりの仮説がなければやみくもに頑張ることになります。
特に一つ目は、決断の遅れにより後悔した経験もあるので、公私ともにいろんな可能性をあらかじめ仮説しておきたいと感じました。

２，チームの一員としての動き方
チームワークとは分業することであり、同じ役割を果たす人は２人もいらないという考えに感銘を受けました。本書では、メンバーは、それぞれ別の価値を発揮しなければならないと書かれていました。価値を発揮するとは、期待を適切に把握し応えつづけることですが、これは一朝一夕にはいきません。一方で、チームの一員としてすぐもできることもありました。それは、リスクを早めに開示することです。大まかな答えを見つけることを最優先に考え早い段階でチームに情報を共有し、方針の軌道修正を可能にすることができます。
私は、これまで「同じ方向を向くこと」と「同じ内容の仕事をすること」を混同していたように思います。まだ、うまくイメージができませんが、別々の仕事をすることで発揮できるチームワークもあるのだと考えを改めました。
今後は、リスクに限らず進捗状況といった情報をこれまで以上にチームへ開示すること意識し相互補完できるチームワークの実現に貢献したいです。

この他にもコンサルに限らず全てのビジネスパーソンの役に立つスキルが、実例を交えてわかりやすく説明されていました。私もときどき読み返して、自身のスキルチェックに使える本だと感じました。

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読みやすい。社会人になる時役立つ。
相手の期待値を少しでも上回るようにするのが仕事というところにビビっとガッテン！
・目的を持って本を読む
・情報量だけでなく、調べる前に自分の考えを1分考えて自分の意見を持つ癖をつける。　この2つは実行しようと思う。

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1. 会議に臨む姿勢
•会議はセレモニーではなく、自分の意見を必ず一言述べることが重要。
•意見を出すのはではなく、仕事を前に進めるためである。正しい、正しくないなんてない。
•情報を聞くだけでなく、自分の視点を持って発言することで、初めて学びや成長につながる。

2. 論理を武器にする
•新人がまず磨くべきは「経験」よりも論理・数字・ファクト。
•客観的な根拠を提示できれば、経験不足でも説得力を持てる。
•単なる情報の寄せ集めではなく、だから何かを示すことが大切。考えることが大事。

3. 期待値を把握し超える
•ビジネスの基本は、相手の期待値を正確に把握し、それを超え続けること。
•そのためには「120%の成果を出す」というコミットメントが必要。
•コミットメント力は、同じく高い意識を持つ仲間と切磋琢磨する中で磨かれる。

4. スピードと全体観
•スピードと精度のバランスを意識する（例：3時間で60点 vs 3日で100点）。
•まずは全体像を掴み、闇雲に作業を始めないこと。
•単なる調査作業では意味がなく、常に「解釈」と「提案」を伴う必要がある。

5. 情報と考える力
•情報量を増やすだけでは能力は高まらない。
•情報をもとに自分の意見を持つことこそがビジネス能力を磨く鍵。
•間違っていても学びになり、正しければ思考の正しさを確認できる。

6. キャッチアップ力とフォーカス
•秋山氏の例のように、短期間で大量の知識を吸収するキャッチアップ力が大事。年間800冊。
•ただし浅く広くではなく、**重要な論点を見極め、深掘りする力（Focus & Deep）**を意識する必要がある。

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会社の課題図書として指定された本です。

これで3社目の経験なのですが、特に議事録は私の場合発言録になってしまっていて、とても反省しました。

これからは、この本をバイブルとして、3社目も頑張っていきたいです。

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来春からコンサルティング会社に就職する自分にとって、学びの多い本だった。

最も印象的な部分として、期待値の話をあげたい。仕事の基本として、クライアントや上司の期待値を超え続ける事が重要である。ここまでは何となくわかる話だが、具合的に期待値を超えるとは何か、何に取り組めば良いかまでイメージする事は中々難しかった。
しかし本書を通して、以下の2点を意識することで期待値を超え続けられると学んだ。
①期待値擦り合わせを欠かさないこと
②本質の部分を見極めその点を必ず外さないこと
がむしゃらに頑張ればいい訳ではなく、正しい努力を正しい方向性で行う。コンサルタントの1秒にはクライアントからの報酬が発生している以上、本質的ではない事に時間を使うことは許されない。その観点からも、期待値の話は非常に勉強になるものだった。

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社会人として仕事に臨む上での考え方、基本的な所作について必要なことが過不足なく記載された良書。新卒〜入社3年目ぐらいの部下に薦めたい本No.1