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この本は、〈ノマド〉について書いた本である。
〈ノマド〉といっても、流行りのノマドワーカーとはちょっと違う。
世間ではノマド=フリーランスワーカーという言葉が定着しているけれども、もともとの意味をたどっていくと、なにもフリーランスワーカーという意味ではない。
1、近代国家に代わって、グローバル企業・個人が主役になる新しい中世
2、中心がなくなり、世界中に離散する組織や個人の形態
このふたつが本書でいう〈ノマド化〉の概念である。
そのような社会のなかに、いやがおうにも僕たちは巻き込まれつつある。
そこで僕たちは、どうサバイブしていくのか?
ノマド化する時代を踏まえた新しい「働き方・キャリア」「ビジネス」「ライフスタイル」を研究し、実践していく会員制のコミュニティ「ノマド研究所」を主宰する著者が、東南アジア各国で生きる多くのノマドたちを、丹念に取材。満を持して世に送る、ノマド化する社会と個人の実態と、その時代を生きるためのヒント。
21世紀をひらくディスカヴァー・レボリューションズ!シリーズ第3弾!
Posted by ブクログ 2013年10月19日
あなたがどこにいるかではなく、何が出来るか?行き過ぎた市場原理主義と破壊的なITの発展によって、生きること・働くことに対する新しく生まれた潮流。視野を広げるという意味で読んでおいて損はないと思います。
そもそも、政府よりも企業。企業よりも銀行、が世の中を動かしているわけですから、国の括りはもはや…と...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月18日
若干飛躍しすぎじゃない?って思うこともあったが、ITの発達によって国というものに囚われる必要がなくなるというのは、まあその通りだなって感じ。また、どこに属しているかではなく、“何が出来るのか”が重要になってくるというのはよく分かる。実際に聞かれた事があるけど、なかなか答えるのが難しい質問。世界でやっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月21日
著者が唱える「ノマド化する時代」において、日本では、日本語力や漢字力、日本人のマナー、古典といった分野を学び直そうとする風潮がみられるような気がする。
大石さんはノマドのためには日本の文化を理解する必要もないと述べている。しかし、いま現在、日本という国の存在・文化は尚更再認識されつつあると思う。これ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月27日
時間と場所にとらわれない仕事をして自分の好きな場所に暮らす生き方=ロケーション・インディペンデント。
これからはますます「どこに所属しているか?」ではなく「あなたはなにができるか?」が大切な時代になってきます。
今自分が準備できることはなにか?考えてロケーション・インディペンデントを目指していき...続きを読む
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