【感想・ネタバレ】松田聖子と中森明菜 1980年代に起きたアイドル革命のレビュー

あらすじ

80年代を代表する2人の歌姫は相反する思想と戦略で、1980年代消費社会を代表するアイドルとなった。当時最前線の作詞家・作曲家たちに触発されて生み出した楽曲を論じ、芸能界にうごめく欲望を見事にかいくぐった2人の闘いを描く傑作評伝に大幅加筆した決定版。

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Posted by ブクログ

加筆修正された改定第3版。過去2作も読んでいるが、改めて読んでも、自分にとっては凄い作品。万人受けする内容ではないが「ザ・ベストテン」世代の読者には絶対的に響くだろう。よくここまで関連文献を精査して書いていると思う。知らなかったエピソード、ウィットに富んだ批評、そして正確で的確なデータ。情報と楽しさ満載の1冊。また何年かしたら読み返したい。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

「奴隷市場の人身売買」のようだと批判した その物語自体はフィクションだったが、誰の実体験でもないから、逆に誰もが共有出来る一つの擬似体験となった。 アイドル同士の「固い誓い」を信じるファンはいなかったので、この約束の履行を誰も迫る事は無かった。 社会変革を目指した学生運動はやがて瓦解し終息するが、同時期に進行していたこの世代による音楽革命は成功した。 自作自演の彼等は、最初から存在する自分の枠組みから逸脱したくても出来ない。 彼女は《夏の扉》のような能天気な曲が好きなのだ 松任谷由実が否定的に「四畳半フォーク」と名付けた方向に向かった 彼等は敵陣に飛び込み、内部から攪乱し、やがて体制を転覆させようと考えていたのである。 「政治重視」へのアンチテーゼとしての《傘がない》だった 勿論、何の反省もしていない。全面的な自己肯定、自己陶酔の世界である。 活字と映像と音楽のメディアミックスを展開し 「硝子の林檎」は「壊れそうな心」のメタファーであり 閉店間際の叩き売りみたいだ 山口百恵の曲から恥ずかしげもなく引用している コミック『のだめカンタービレ』にも「モーツァルトはピンク色ですヨ〜」との台詞がある 適度な不良性を持つチェッカーズに彼女達は飛びついた 素人性を売り物にした高校生達だった 最早ヒット曲としての演歌の延命は絶望的だと 要するに「着物を洋風にアレンジしたもの」としか説明のしようが無い衣装だった まるで石原裕次郎の訃報が号砲であったかのように 歌詞にある「レプリカント」は人造人間の事だが 中森明菜は近藤真彦の自宅マンションで手首を切り 二人の背後には金屏風があったので

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2026年04月04日

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