【感想・ネタバレ】13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海のレビュー

あらすじ

子ども大人も知っておきたい世界のしくみ!

「地政学」がわかれば、歴史問題の本質/ニュースの裏側/国同士のかけひき…が見えてくる!

高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、
「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊


【絶賛の声、続々!】
真山仁氏(『ハゲタカ』著者)
「大人にこそ読ませたい未来を生き抜く必読書
戦争、平和、日本の行く末を知る羅針盤がここにある!」

杉山晋輔氏(前駐米大使)
「今の日本にこそ求められている一冊!
複雑な国際情勢が物語でやさしくわかる」

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Posted by ブクログ

13歳からとありますが、大人にもおすすめ。

お恥ずかしい話、私自身、学生の頃は社会科全般嫌いで今でも社会情勢のニュースには苦手意識があります。
学生もしくは若いうちにこういう本に出会っていれば、ニュースの見方も変わっていただろうなと、数十年分損した気分になりました。

13歳という数字にこだわらず、親が読んで小学生の子供に噛み砕いて教えるなども良いと思います。対話形式でとても読みやすく、興味深い内容でした。

1
2025年09月07日

Posted by ブクログ

・一回通読。ニュースでチラ見する国際情勢。なんとなくで推測してきたボヤけたその背景の解像度をグッと高めるキッカケをくれる本
・国際政治記者の経験に裏打ちされた本著の内容は、国際保健学研究者によるFACTFULNESSとはまた別の角度から、世界の現状を伝えてくる。この二作は相補的と感じた
・基軸通貨、南シナ海、タックスヘイブンなど、深掘りして学びたいこともいくつも出てきた。総じて中立的に視えるけど、アフリカ指導者と欧米資産家への批判の熱量、民族主義や自国民ファーストな思想に対するアンフェアさを少し感じたので、ここら辺は追加の情報収集が必要

以下、メモ

海、アメリカ、ドル
核、中国、南シナ海
領土、ロシア、クリミア半島
統廃合、小国、ユーゴスラビア
搾取、アフリカ、タックスヘイブン(汚職)
地理、朝鮮半島、賠償
中心、北南極、温暖化

海底ケーブル。第一次世界大戦の時からあったの
海の深さの平均。数千メートルなの
ロシアの民族数。190なの
小国ほど外国語に強い
アフリカ一人当たりGDPは日本の20分の1
アイルランドはテロで独立した?
南極やグリーンランドの開拓。どうなってる?

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

1日目
アメリカが大国なのは世界一の海の利権を得ているから

2日目
中国が南シナ海を欲しているのは「核爆弾」を積む潜水艦を海の中に隠したいから(陸に隠すとコストと見つかる可能性が高まるから)

3日目
中国、ロシアの大国は広すぎる為
常に「周辺諸国から攻められる」という疑心暗鬼をする。
また2国とも少数民族が多く、管理したいがために様々な統治方法で監視をし続けている。

4日目
大国が分裂した結果小国が生まれる事がある。小国は大国に飲み込まれないよう、外交官としてのスキルを上げていく。
優秀な外交官ほど多くの知識を得て「知識の武装」をして時刻を守ろうとしている。

5日目
アフリカが豊かにならないのは、一部の権力者が自らの利権のために海外お金を送り、自国の発展のために使わないから

6日目
アメリカが超大国となったのは、地理的条件が恵まれているから
 
7日目
内向きな中国は外国との関わりに慣れておらず、トラブルだらけとなっている

エピローグ
受けた恩を返すのではなく、他の人に与える事が大事

0
2025年12月02日

Posted by ブクログ

地政学の観点、尚且つ物語形式で、世界情勢を広く、さわり的な部分をわかりやすく解説してくる名著でした!
Google Earthをぐるぐるしながら、一緒に読み進めるのも楽しかったし今後の社会情勢の報道の見方も変わってくる様な気づきも頂けた気がします。
息子はまだ9歳ですが、いつか一緒に地球儀見ながら話せたらなぁ、なんて思いました。

0
2025年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地政学について小説風に簡単に分かりやすく、
まとめらていて、とても読みやすかった。
地政学について、ほぼ無知でしたが、
導入との本としてはとてもいいのかなと
思いました。

詳しく内容が書かれている本ではなく、
広く浅くという内容の本でした。

日本、アメリカ、中国、ロシア等の大国について
国同士の関係や、立地による有利不利等の
話が簡単にまとめられていました。

0
2025年10月30日

Posted by ブクログ

大人の私が読んでも、し、知らなかった……の連続がある学びの多い本でした。
13歳からということもあり、内容も読みやすい!
地政学というと、難しくて取っ付きにくい学問のイメージでしたが、地球儀から眺めて考える世界のカタチをあらためて考えさせられました。カイゾクさんの最後の質問、自分なりの考えさせられました。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

地政学の入門書
子どもとの会話を中心に展開されるストーリー仕立てのため、とても読みやすく、国や民族同士の摩擦は、背景に歴史や地理的条件が大きく影響していることがよく理解できた。

中国やロシア、アメリカなど日々流れてくる情報を受け取るときに無意識にどちらが良い悪いと判断しがちだが、それぞれの背景に目を向けるとどのような解釈ができるのかを知ることができ、自分が偏った見方をしていることにも気づかされる。
同時に、文化の違いという尺度だけで判断しがちだった自分にも気づき考えさせられた。

地理的条件はなかなか変えることができないなかで、小国や地理条件の悪い国の努力も印象に残った。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

地政学視点では、アメリカは日本と同じ海洋国家であると、初めて知りました。
また日本の強みを改めて認識しました。
アクション
・中国を地政学視点で考えてみます。

1. 地政学の基本的視点
•地理条件が国の運命を左右する
→ 国の位置・地形・資源・気候は、国際関係や安全保障の前提条件となる。
•海洋勢力 vs 大陸勢力
→ アメリカやイギリスの「シーパワー」、ロシアや中国の「ランドパワー」という対立軸は、今も国際政治の中心テーマ。



2. 世界の要衝とリスク
•中東:石油・宗教・民族の複雑さから、国際的なエネルギーと安全保障の焦点。
•ウクライナ:欧州とロシアの狭間。大国間対立の「緩衝地帯」。
•台湾・南シナ海:中国の台頭と米国の抑止の最前線。日本の安全保障に直結。
•ヨーロッパとアジアの交差点(トルコ・中央アジア):歴史的に交易と軍事の要地。



3. 歴史から学ぶ地政学の教訓
•ナポレオン・ヒトラー:陸軍の強さだけでは制海権を持つ国に勝てない。
•アメリカの戦略:二つの大洋を持つ海洋国家として、世界秩序を主導してきた。
•中国の戦略:陸から海へ進出中(「一帯一路」や南シナ海軍拡)。



4. 日本にとっての示唆
•島国の宿命:資源乏しく、海上交通路(シーレーン)の安全確保が死活的課題。
•地政学的強み:海洋国家としての立地、技術力・経済力を活かせる。
•戦略的課題:米中対立の中でのバランス取り。安全保障と経済の二面で判断が必要。



5. 実務に役立つ地政学的思考法
•ニュースを「地理」で読む:紛争・経済問題の背後には必ず地理条件がある。
•ビジネスリスク管理:サプライチェーンや投資対象国を見るとき、政治だけでなく地理的制約を考慮。
•国家戦略を理解する:地政学を知らずに国際関係を読むと「なぜこの国がこう動くのか」が分からない。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

中3の息子が好きな作者さんなので読んでみたところ、地政学としても、物語としても面白くて夢中になりました。小4の息子に勧めたら息子も夢中に。親子で読むと、親子で共通の話題ができ、地政学からニュースや歴史を見る楽しさも共有できるようになりますよ!

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

興味があった地政学のとっかかりとして、とても読みやすく、わかりやすい内容でした。
自分が見ている世界はあくまでごく一部。各国の立場で、過去の経験によっても見え方が違うことを把握した上で、物事に向き合うことが大事!

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

地球儀に興味を持った高校生と中学生の兄妹が、アンティークショップを営む"カイゾク"から、7日間にわたり講義を受けることになり、世界の歴史的な変遷も含め、地政学を学んでいく。

"遠くの国と仲良くして近くの国の脅威に対応する「遠交近攻」は地政学の王道"、"核兵器は①原子力潜水艦、②海中からミサイルを発射する能力、③深くて安全な海、の3つを揃えてはじめて最強のアイテムになる"ということ、中国が南シナ海を支配したがる理由もこれによることなど、自分にとって新たな学びも多かった。

フェアトレード商品を選ぶことや、無料の情報を信用しないこと、など改めて意識的にやっていきたい。
また、"恩というのは、世話になった人に返せるものではない。ほかの人に自分が受けたこと以上のことをしてあげることで返すものだ"というカイゾクの言葉に感銘を受けた。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

大阪関西万博に行く前に読もうと思って手に取った。結果、大正解だった。国の位置する場所や大きさや歴史にとても興味を持った。今年読んだ本の中で一番人に薦めたい本。

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2025年08月29日

Posted by ブクログ

・いま世界で国同士、地域同士がどんな関係になってるのか
・その関係は国や地域が地球上でどんな位置にあるからか
・その位置関係から生まれる国際情勢の法則は何か
・その法則は人間のどんな習性から来ているのか
・そんな習性のある人が寄り集まる世の中はどうあるべきか
・その習性を持つ自分も何を考えてどう生きるべきか

がひとまとめに語られている良書だと思う。

逆から言うと、
・自分はどうあるべきか
・自分は他者、世の中の人と人はどういう関係にあるのがいいか
・その関係にすべきなのは人間にどんな習性があるからか
・その習性は、国際情勢のどんな法則を生み出しているか
・その法則は、国や地域の地球上の位置とどう関係しているか
・その位置関係がために、世界で国同士、地域同士が今どのような関係になっているのか

を、知ったり考えたりできます。

地理とか政治とか地理とか国際関係学とかにあまり関心がなくても、上のどれか1つでも関心があれば本書を楽しめるかと。

そして結果的に、身近なことから世界まで様々な視点を持つことができ、それら視点を重層的に扱えるようになる、そんなキッカケになるといいなと思います。

難しい言葉もないので読みやすいですよ。

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2025年08月28日

Posted by ブクログ

1年半ほど前から読みかけで止まっていましたが、いま世界で起きている様々な変化の根っこにあるものをまず理解できたように感じます。あくまでこれは取り掛かりであり、カイゾクさんの言うように関心を持った次の段階として、さらに知識や考えを深めたい。日頃のニュースに自分なりの見解を持って接したいと思いました。

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2025年08月23日

QM

購入済み

おもしろい

世界のことを、他の国のことを知っていたようでなんにも知らなかったんだなと痛感した1冊。強い国はなぜ強いか、なぜ戦争が起こるか、国同士が仲良くするにはどうしたらいいか、、、他人の立場になって物事を考えるって世界のバランスを取るためにはすごく大事だ。

#タメになる

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2024年07月31日

匿名

購入済み

読みやすくわかりやすい

世間知らずの自分にとって、とても助かる1冊でした。とても読みやすくわかりやすいです。いろいろなニュースを理解していく上で、助けとなる知識を得られた気がします。

#タメになる

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2023年08月09日

Posted by ブクログ

大人でも読みやすい。勉強になる。散らばった知識を整理するための本。人に説明できてこそ、初めて真の知識だといえるのかもしれない。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

世界のニュースを見て「なぜこうなるの?」とモヤモヤした経験、ありませんか。
国の思惑も、歴史の因果も、地図の上ではただの線にしか見えない——その“見えない理由”を、この本は物語の形でそっと照らしてくれます。

主人公の兄妹が出会うのは、謎めいた“カイゾク”。
3人は地球儀を回しながら、海流や資源、宗教、国境線の成り立ちを対話形式で理解していきます。
説明ではなく「物語」として地政学を語るから、気がつくと複雑な国際関係が一本の“線”としてつながっていく感覚があるのです。

特に心をつかまれたのは、
「世界の中心はどこか?」という問い。
日本から見れば太平洋が広がるが、ヨーロッパから見ればアジアは“端”。
視点が変われば地図はまったく違う物語を語り始める。
そのシンプルな事実が、世界をとらえる“自分のレンズ”の偏りに気づかせてくれます。

そして本書の一番の魅力は、
世界を知ることは、結局は“自分を知ること”につながる
という気づきをそっと置いていくところ。
どの国も、自分の弱点を補いながら生きている——その姿は、私たち一人ひとりとなんら変わりません。

読み終えたときには、まるで地球儀の上にもう一つ“自分の座標”が立ったような感覚が残ります。
ニュースの見え方が変わり、世界が少しだけ近くなる一冊でした。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あるアンティークショップの老人から、高校生と中学生の兄妹が地政学に関する話を聞く内容。
日本にとって影響力の大きいアメリカ、中国に関連する話が多いが、その他の地域の話も含まれる。

話される内容はわかりやすく、知っている情報もあれば知らない情報もあったので、個人的には面白かった。
ただ、国の話や背景などはどんなものか知っている前提で話が進んでいくので、13歳向けとしては難しいような気はした。
今の子たちはニュースとかを結構色々読んでいたりするんだろうか。

個人的には、アフリカで何故抗争が絶えないのかの理由を国と部族の区切りの問題とされていた辺りや、日本と韓国がずっと仲が悪い理由が示されていたのが興味深かった。
しかし、どちらの話も知ってしまうと、現行の枠組みでは解決不能な気がしないでもない。
外交の果てにこれらの問題は解決されるんだろうか。

たぶん生物は進化するうえで自分と他人を区別することで社会を組み上げてきたと思うのだが、その欠陥のように感じる。
個人や国の上の枠組みに地球人類的な考えが根付いたとしても、自分と異なるものを排除しようとする動きがなくならなければ、結局変わらない気もした。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

名言がたくさんだった。最近の中学生向けの本ってこんなにちょうどよく分かりやすくて学びのきっかけになるのだと感動した。

民族問題が大きい国で民主主義が機能しないという話が面白くて、権威主義の台頭する国家や共産主義国家について考えるきっかけになったが、選挙という制度は負けた側(ここでは民族)が結果に不安を抱いたとしても結果を受け入れ、勝った側は負けた側の意見も一定程度重んじることを前提としている、というのが当たり前と思っていたけど、全然当たり前じゃないよなと思った。日本での民族問題ってあまり表面化していなけれど、最初から上手く抑え込んで、ガス抜きしながらやって来たのかな?と歴史が気になったし、他国に植民地化され、民族関係なく定規で国境を引かれてしまったアフリカはそりゃあもう発展していく上であまりにマイナスからスタートさせられたんだなと不憫に思ったし、結局世界はパワーによって動くのだと悲しく思った。けどその"パワー"を抑制させるために一人一人が他者理解や知識をつけることが必要だから、学ぶことへのモチベーションはむしろ高まる。

あと、知識を増やしたり物事を考える習慣を身につけるとは騙されないように武装するという事、という話で思い出したのは、留学先の大学では、この概念をほとんどの学生が持っていて、だから英語で情報を集めてた。現地の言葉での情報が英語に比べれば少ないし、ソースへの信頼も?だし、特に政治や経済や国際関係のこととなるとメディアが偏っているからといった理由で。だから英語を頑張れ、という単純な話ではないが、多様なソースや言語のツールを持っていることって大切だと思う。この感覚を最近忘れていた。

メモしておきたい名言
p36 情報というのは集めすぎると、それは持ってないことに近くなる(目標や計画がなければ、どんなに重要な情報も使いこなせず武器にならない)
p169 差別してきた対象と交わって、知らない事を減らしていくことが、地道だが最も効果的に差別をなくす方法

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

13歳からの、とあるので地政学の本としての内容は濃くはないが、世界に興味を持つきっかけの本としてはとても読みやすく、大人が読んでも面白かった。
この本をきっかけに地政学や世界史関連の本を読みたくなった。

世界中の貿易の9割は海を通る
→陸は安定して物を運べるようになっていない
アメリカは世界の海の行き来を支配している
→だから強い、だからドルがつかわれる
情報も海を通る
→海底ケーブルもアメリカが最多
経済成長
→新しい技術と、人の数
核ミサイルを最強にする条件
→原子力潜水艦、海の中からミサイルを発射する力、潜水艦を隠す海
 →中国は南シナ海が欲しい
国の位置が外交を決める、遠交近攻
大きい国は遠心力が働きやすく管理が難しい
→大国の侵略的な行動は自国を守ろうとする気持ちが強い。丸を守るにはその外丸を守る、、
選挙を行う利点=暴力なしに政権交代が可能
カリスマでなければ選挙なしにリーダーで居続けるのは難しい
王様と、政治家は仕事をワークシェアしている
アフリカは国のお金を政治家が海外に流している
→国の成り立ちからも遠心力を押さえつけようと
 →不正なお金はタックスヘイブン
安くて良い物はあやうい
アメリカが超大国なのは地理的上条件に恵まれていた
大国は他の国に目が向きにくい
日本が敗戦を天災のように捉えたのは復興の知恵
地球温暖化をポジティブに捉える人も
歴史上、強い大国は自らが中心であるという世界観を他国に受け入れさせてきた

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

自分のいる国がこれから安心して生活できる国で居続けるにはどうしたら良いのだろうか。多民族で小国でも上手に立ち回り、豊かになった国はどんなことをしたのだろう。自分が住みたい国、長期で滞在してみたい国は周りの国からどうみられているのか、将来的にも安全だろうか?多くの国を簡単に俯瞰してみれたような感覚で他国について知りたくなる良い本でした!
また、物語の会話の名言が心に刺さりました。
無知に気付けば気付くほど、より一層学びたくなりました。( ´∀`)

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

世界の仕組みがわかりやすく述べられていて理解しやすかった。
1つ1つの区切りが短いので読みやすかった。
個人的には最終章の二人の気づきが深くて勉強になった。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

13歳からのってだけあって読みやすい。地理的要因で政治にどんな影響があるのかが分かりやすく書かれていました。日本は海に囲まれた島国であり、それは少数派である。そして、多数派から見える考え方のヒントがあっていろんな見方ができるようになる本だと思いました。なぜアメリカが強いのか、なぜアフリカは貧しいのか、、、。「なぜ」の考え方は面白い。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

地政学に関する入門書。
教える側と学ぶ側の対談形式で展開され、極めて読みやすい。

地政学というと、どこか取っ付きづらく、難しいイメージがあるが、本書はそうした抵抗がまるでなく、小説やライトノベルのようにスルスル読めてしまう。

オチがちょっと物足りなく残念だったが、総じて分かりやすく、勉強になった
見識を広げるためにも、有用な一冊。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恥ずかしながら地政学というものをこの本で初めて知った。

世界の歴史は苦手な部分があったけど、地球儀から見た世界というのが新鮮でとても読みやすくてすらすら読めた。
最後の2人の回答もとても素晴らしい。
わたしも中心は自分がいる場所と思いましたが、自分以外の人たちも同じ考えを持っているから、その視点を尊重し共に生きていくまでは考えられなかった。
世界の平和を願うにはまずは世界を知っていくことが大事と学んだ。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

日韓の関係については頷けない部分もあるが大略的にはわかりやすく説明している。特に日本を過小評価している人たちにはよく読んで欲しい。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

世界の事知る良いきっかけとなった。以前読んだ日本人の誇りとは異なる視点も多い。色々な切り取り方があるのだろう。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

初めて読んだ地政学の本。世界の仕組みや成り立ちが分かりやすく書かれています。この本を読んでから日頃なんとなく見ているテレビのニュースの見方が変わりました。子供はもちろん大人の方でもきっと新しい視点を得られるはずです。

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2025年08月18日

購入済み

地球をどこから見るとどう見える

地球のいろんな地域のことが深くわかる話だった。温暖化の予期せぬ影響や、南極の話など、完結でわかりやすくあるものの、身につけておくべき見方を示してくれる本だった。

#タメになる

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2023年11月24日

匿名

ためになる

地政学って何ぞや、から始まり読んでみたらなるほど興味深い。
子供向けかと思いきや、大人が読んでも楽しめました。

#タメになる

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2023年04月02日

Posted by ブクログ

「13歳から〜」という著書はたくさんあるが、中学1年生くらいが地理の学習とともに読むとよいとは感じた。
ただ、子どもでもわかるように単純化した説明がなされているので、「この見方が全く正しい」という思いをもつと危険だとは思う。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プーチンは元スパイだとか、中国の国民は国から常に監視されてるとか、国外とのDMのやり取りは海底にあるケーブルを経由して届くから盗み見られてしまうかもとかへぇ!!!ってなった!

ニュースで他の国の政治の話をしているのを見てもよく分からなかったけど、前よりかはなんとなくわかるようになった!

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

とにかく読みやすくて、わかりやすい。
地政学について何も知らなかった自分でも、気軽にさくさくと読み進めることが出来た。
もっと詳しく知りたいと思う箇所が多々あったので、それに関しては、また地政学に関する話を幾つか読んで補っていこうと思う。
地政学はもちろん、世界や社会へ興味関心を持つきっかけになる良い本でした。

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2025年11月12日

NOR

ネタバレ 購入済み

地政学の導入としては良い

初心者が地政学の考え方について学ぶには良いと思う。
ただし、本文中にカイゾクが語る事柄に間違いが散見される。
例えば、本文中に「日本は、韓国に攻め入って植民地にしたことのある、加害者側の国だ」というものだ。
日本は韓国を併合した事実はあるが植民地化した事は無い。
また、ネット上の情報は信用度が低いので「信頼のあるメディアから有料で仕入れるべきである」という主旨の記述があるが
それを受けて信頼のあるメディア=新聞という図式になる会話があった。
本当にそうであろうか?一次情報を仕入れるのならば新聞やネットのニュース記事でも良いと思うが考察の入った記事について
「信頼のあるメディア=新聞」が成り立つか疑問だ。

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2023年04月05日

「社会・政治」ランキング