こうやって頭のなかを言語化する。

荒木俊哉

10万部突破のベストセラー『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』の著者が、1000人以上のメソッド体験者の生の声を活かしながら、約1年という時間をかけて新しい言語化メソッドを開発！ それが本書の「言語化ノート術」である。そもそも言語化力は、だれにでも必ず身につけられる能力だ。「言語化を習慣にすること」これができれば……だ。ただ、これが本当に難しい。そこで本書の「言語化ノート術」は、1日3分＆3ステップで実践できる超シンプルな設計になっている。時間をかけずに無理なく続けられる。続けやすいから確実に成果が出る。とにかく5日間だけやってみてほしい。そのとき、あなたは確実に変わっている。 【目次】●第1章 言語化力の高い人がやっていること ●第2章 こうやって自分の話を聞いていく ●第3章 一瞬で思考がまとまる超効率メソッド ●第4章 【実践】「言語化ノート術」5日間体験 ●第5章 「言語化体質」になれば、うまくいく

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / ビジネス教養
• 出版社: PHP研究所
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2024年12月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 13MB

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凄く解りやすかったです。何より、方法がシンプルなので実践に至りやすいと感じました（まだ実践はしていません）。
「できごと＋感じたこと」に「そう感じたのは何故か？」を加えて、その感じた理由を思いついたまま複数書き出し、それらを要約。
これにより、「私は〇〇（できごと等）は〇〇（理由）だから〇〇（こう感じる）だ」と言語化できます。
日々を過ごす中で「〇〇は、なんとなく嫌だ」としているなんとなくの部分を明確にできることで、自分を知ることもできます。

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結構感動した内容は、私たちは自分自身をもっと知る必要があると言うこと。他人の目に相応しいとか、合わせるべきとかそんな考えは捨てるべきで、自分という人間をもっと味わい知り尽くすことが大切だと。

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言語化は誰でも身につけれる。
ベースとなるのは聞く力。
他人のことを聞く力もだし、自分の声を聞く力が大事。思考とは、自問自答である（自分の話を聞くこと）。
相手の話を聞くときは、相手の言葉に関わる気持ちで聞く。相手の言葉を引き出して、相手の言葉の中から答えを探していく。相手が使った言葉を使って考え方を引き出す。相手だけの言葉の辞書を作るイメージ。言葉の意味は人それぞれ定義が違うから。
また、『なんとなく』を言語化することで悩みがクリアになり、対処しやすくなる。
→自分の軸がはっきりとする。
人生の絶対的な正解はないので、言語化により自分の考え方や軸をはっきりさせる。
軸をはっきりさせることで、人生で迷った際に判断材料になる。企業におけるミッションやバリューと一緒。企業も方向性が迷ったらここに戻る。
学び＝繰り返すこと。自分について学び続けないといけない。1度言語化したら終わりじゃなくアップデートしていく。
言語化＝セルフカウンセリング。自分の全てをさらけ出せるのは自分だけ。上手くなれば24時間いつでも相談できる。意外と自分のことをわかってない。
言語化において大事なのは習慣化。

〇言語化ノート術
1.ためる→2.きく→3.まとめる の3ステップ。
1.ためる
『できごと＋感じたこと』をメモする。
point：1日1つ。短くてよい。時間をかけずにパットする。媒体はなんでもいい（筆者はスマホ）。ネガディブな内容を書いてもいい。
例）プレゼン終了＋テンション上がった。
2.きく
1で作ったものの後に『のはなぜか？』を足す。
ノートの左上に書き、四角で囲む。
その下に、3分で5個以上問に対する答えを書く。
point：声に出すといい。率直な気持ちで書く。他の人に見られんようにする。頭に浮かんだことをそのまま書く。後で見返すように紙媒体が良い。後半に行くほど内省が深まった内容になる。
3.まとめる
2で出したもので共通するものをグルーピング。
その後は、問いに対する現時点での自分の考えを『1行』でまとめる。右上に書いて四角で囲む。2行になってもいい。出来れば結論を普遍化させる（より汎用性が高くなるように抽象化）。ゆるくまとめる。わかりすい言葉にする。覚えやすさ。
結論に違和感がある時は、時間を空けて修正する。
※おまけの4ステップ目（そなえる）
4.そなえる
3でまとめた結論を踏まえて具体的な行動を考える。
『結論につながる行動はなにか？』
右下欄に記入する。その他にも振り返って気づいたメモとかを書く。

〇言語化の成長によるメリット2つ
1.伝え方が上手くなる
伝え方≠言語化、how to sayとwhat to say
伝え方（テクニックの）だけ上手くなっても意味が無い。どう話すかよりも会話の内容が大事。言語化により自分の意見が日々ストックされる。結論から話すことができるようになる。
2.質の高い思考を手に入れる
思考の質は抽象と具体化の反復が上手いひとのこと。ノート術はまさにこの練習になる。

ノートに終わりはない。
言語化は技術ではなく能力。
やればやった分だけ身につく。
1度言語化したら終わりではなく、
日々自分の意見は変わるのでアップデートしてく。
『人は一生完成しない。人は何度でも完成する。だから、言語化にも終わりはない』

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うわぁぁあ、これジャーナリングとか、思考法とまで繋がるのか！とか、なんであの人の言葉が響いたのか、自分の価値観との繋がるからか！とか、なんだかいろんなものがつながって感動してしまった！
意外と評価低いの悲しい笑

言語化ってめんどくさそうなんだよなぁ、
実は前書も買ったけど途中でテーマ決めるのめんどくさくてやめてしまったところがあって。
あまり期待せずに読んだけど、期待以上に良かったです。

簡単にできそうな「言語化ノート術」これならとっつきやすそうで、とりあえず続けてみたいなって思いました。


自分の考えが伝えられなくてもやもや。これまでも何冊か関連本読んできた私。
いろいろ繋がるのが面白くて、納得できるところも多くて、めちゃくちゃ響いた本でした。

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とても読みやすく、言語化能力を鍛えるステップも難しくないので、やってみようという気になった。1日目達成！

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自分の思考内容の言語化（再整理）
自分が伝えたい内容を相手に伝える為の整理

これらの利点、やり方、具体例を示した本
やり方はシンプルなので、本で納得したら、日々１回やり続ける事で自分の生活が向上します。
良本です(^^)

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わかりやすく、すぐに始められるメソッドを知ることができました。初めてでも躓く点が減るような工夫がされていました。
感情の言語化はうまくできるようになりそうだと感じたのですが、この方法で「なんとなく理解していることをわかりやすく伝える」のような言語化能力も上がるのかが気になっています。
1日3分ですし、とにかくまずは実践してみようと思います！

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前田裕二の「メモの魔力」、細谷功の「具体と抽象」との共似性が見て取れる内容でした。成功者は具体と抽象を行き来する思考を身につけているのかもしれないです。これからは、本書の内容を踏まえ、言語化のトレーニングに取り組んでみようと思います。

[ブクログ · ★★★★☆]

言語化することの大事さと習慣化の方法を述べた本。

キャリコンの話が出たのには、図らずも驚いた。感情の言語化するプロセスとしては確かに同じ流れなのかも。

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人気コピーライターが教えてくれる言語化のコツ。
一日3分3ステップで身につける「言語化ノート術」というメソッドの本。

Audibleで聴了。
何聴こうかな、たまにはビジネス書も聴こうかな、と色々眺めている中で目についたタイトル。
「あぁ、そういえば言語化、苦手だなぁ」
と思い聴き始める。

とても分かりやすい展開で、要は言語化をクセにしよう、という話なんだけど、その際にノートに書こう、という。

目玉の3ステップは
貯める、聞く、まとめる、というもの。
それに備える、を加えてバッチリ、というキャッチーで親しみやすい方法だった。

自分の心の声を一番聞いてくれるのは自分、という観点から、自分に「なぜ？」を問いかけることでどんどん言語化を促進させようというスタイル。

最初の「貯める」で
出来事と、そこから来た感情をメモしていく。
仕事がうまくいって→嬉しかった
とか、そういう簡単なのでいいらしい。
これで言語化の種を貯めていって、次の「聞く」で、
仕事がうまくいって→嬉しかった
「のはなぜか？」
と自分に問いかけ、自分の話を聞いていくとのこと。
これを3分で可能な限り書き出し、結論として「まとめ」ていく。
その際に、その場だけに適応する言葉よりも、より普遍的な言葉でまとめられるとグッド。
それで自分の傾向が言葉として表れてくると、その後の色んな事柄にも「そなえ」られる、という、シンプルで奥の深そうな方法だった。

私も映画観たり本読んだりの後に、こうして感想をまとめたりしているんだけど、その際にも役に立ちそうだなぁと思った。
そうすると恐らく、自分の琴線に触れるものが何なのか、というのが言葉としてより明確になってきそうな気がする。
とりあえず好きなテーマとして「選択に迷う人間」というのが、観る際も何か物を書く際にもあるのだけれど、それ以外にもきっと色々あるはずで、そういう無意識の所を言葉として形にしておく、というのは大事だなぁと感じた。

「言語化」というなんだかめんどくさくてとっつきづらそうな出来事を、こんなにシンプルな方法でまとめてくれる、そして大切さを気付かせてくれる、ありがたい一冊でした。

「伝え方はレシピ、言語化は食材」
という言葉も印象的だったなぁ。
「伝え方が9割」なんて本も売れている中で、伝え方よりも、「何を伝えるか」が肝心、という主張でした。
その「何を」を充実させる為にも、言語化は大切なのだと。