【感想・ネタバレ】心に折れない刀を持て ジャングリア沖縄、誕生までの挫折と成長の物語のレビュー

あらすじ

USJでの計画頓挫から、ジャングリアのオープンに至るまでの過程を追うドキュメンタリー。なぜ沖縄にテーマパークが必要だったのか? その大義と、そこに挑んだ森岡毅と刀のスタッフの苦闘の連続をリアルに記す。たった一人が起点となった建設費700億円のリゾートテーマパーク。それは森岡毅の見果てぬ夢の実現への壮大なストーリーであり、同じ夢を見る刀の仲間たちとの成長の記録でもある。
現役バリバリの経営者が、リアルタイムで、しかも自分の手で、ビジネスの裏側をここまで詳細に綴ったことがかつてあっただろうか。輝かしい経歴の裏の苦難と苦闘の日々を赤裸々に描く感動ノンフィクション。読めばあなたも生きる勇気が湧いてくる。何があっても折れない心の持ちようがわかる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

凄まじい挑戦者たちの実録。

一見不可能なことに果敢にチャレンジする際に求められることは、「高い戦略性」と「胆力」。困難にぶち当たった時にそれを乗り越える言動力は、「目的の正しさ」と「戦い抜いた事実」。

最初は小さくても一歩踏み出してみることで、やれることが増える。するとやりたいことが増える。自分の可能性が広がると人生は豊かになる。

「あなたの人生はそれでいいのか?」と問われているようで胸が痛かったが、失敗を恐れず一歩踏み出してみようという勇気をもらうには十分すぎる本だった。

ジャングリアは今苦戦していると聞くけれど、きっとまた森岡さんの凄まじい胆力で乗り越えていくのだろうな思う。とても楽しみだし、応援したい。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

非常にアツい内容だった
エマーシブフォートは早期撤退になって、ジャングリアも苦戦が報じられている今だからこそ読む価値があると感じる
多焦点眼内レンズはあそこまで絶賛されると気になってしまい、行間を読めと書いてあった眼内クリニックはおそらく特定できたと思う
あと、一番心に残った言葉は以下
「どんなに土砂降りの豪雨の中でも、もう一度火を起こさねばならない」

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

本書で最も心を打たれたのは、感情論ではなく、数学的に勝率を設計した上で大勝負に出る胆力だった。
それは無謀な勇気ではなく、論理を信じ抜く覚悟であり、成功の裏側にある真の強さを見せられた。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

森岡さんの本はほとんど読んでいますが、この本はいちばん熱量が多く、ドラマチックな一冊です。書き手としての森岡さんのスキルも上がっていて、感動的な場面と、笑ってしまう場面の両方がバランスよく収まっていて400ページ超えのボリュームを感じさせず読み終えました。
最後に、この一節が僕の心に刺さりました。「一度も失敗をしなかった人生とは、まともな挑戦を何一つできなかった人生のことだ。せっかく生まれてきたのに、それでは臆病者の命の無駄使いではないのか?そんな人生こそが最大の失敗ではないのか?」

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

森岡さんの本は何冊も読んだが本作も最高でした。自己啓発的な要素もあるので若い社会人の方でも読みやすいと思うし、一方で論理的思考の数学的なアプローチもありとても勉強になると思います。ジャングリアの開業の際に、オペレーションが思うようにいかずネガティブなコメントが世間では溢れていましたが、森岡さんが見据える世界のことを全然知らないんだろうなと思う。この人はもっとデカい人だよと私は思います。そして必ず実現させる人だと。私も一日本人として日本を元気にできるように頑張ります。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

とても元気の出る作品だった。
ビジネス本でもノウハウ本でもなく、勇気、努力、立ち向かう姿勢を改めて感じさせて貰える本で、それはこの人は成功するな、という人柄や、やり抜き通す信念と情熱が注ぎ込まれた作品だった。

スマートで賢くなっている現代人の中で当たり前のように仕事をしているが、情熱やここまで本気でやることが出来たら表面上だけでなく社会や世界を変えるインパクトを与えられる人になるんだろうな、と思わせてくれる勇気の出る1冊だった。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

森岡毅の生き様がカッコ良すぎる。
成し遂げようとする熱量、飽くなき執念、周囲を巻き込む人間味のある人柄、凄い!

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

筆者が刀を創業し、ジャングリアを開業するまでに経験した様々な苦難やそれを乗り越えてきた物語。
胸が熱くなる部分がたくさんあった。
自分自身は社会を大きく変えるようなことは志向していないが、少なくとも自分がやりたいと思ったことには挑戦するだけの意志は常に持ち続けたいと思った。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

森岡さんの本の中で一番面白かった。
スーパービジネスマンの輝かしい奮闘の記録。
ではなく、悩み、苦しむ生身の人間たちの話。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

ホントにすごい。ジャングリアの開業までにUSJ時代からの物語があった。開業できた事実だけでなく開業までの時期はコロナがありウクライナ戦争があり自分ではどうしようもない世界的な危機が起きていた。それを刀が、オフィスも持てないホントにゼロからやり遂げた事実。そして、執念、情熱、信念、勇気、感謝、チームワーク。すごい。
まさにサバイブ。勝てた。でも最後まで読むと負けても最大限やることをやれたから、また挑めばいいという境地にまでいっていた。周りに感謝してもしきれない気持ちに溢れていた。
ジャングリアの不評やYouTubeで批評している評論家の動画を見て、「アンチ森岡さん」や「アンチ刀」など印象が悪くなった人もいると思うが、この本には、「評価は勝手に周りがすればいい」と別次元の高みに行ってる森岡さんと刀を感じた。
狼の話し。競争し人生をかけて大義のために成し遂げる人生の物語。
俺はこれをやったぞ!
このチームでやったぞ!
この関係者、利用者を豊かにしたぞ!
と生まれてきた証を刻む人生も素晴らしいし、憧れる。同じ成果を求める必要はないと思う。その人ができるベストを尽くす。人間は前に進むものか。生き物も植物も生きている以上は育つ。育つ科学がある。サイエンスを何のために活用するか。

アンチはますます増えるだろう。これからも批判はあるだろう。
しかしジャングリアはまだ第一段でありこれから三段ロケット以上の構想がある。決めつけてはならない。
チーム刀の実績に素直に頭が下がる。

この本を読んでダイエットに火がついた。ロードバイクも長距離走れるようになった。ツールドおきなわ出よう。こうやって勇気は伝染する。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

この本で映画になるくらいのドラマがあった。現代最強マーケターとして紹介されることも多い森岡毅氏がゼロから会社を立ち上げ、仲間と共に夢に向かって走っていくストーリーは感動という言葉では足りない。泥臭い仕事にも果敢に挑戦している事が分かり、改めて自分の仕事のモチベーションになった。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

森岡さんはこの本を「勇気を出したいときに読む本」にしたいと後書きで書いてらっしゃいましたが、この本に限らず森岡さんの本には人を勇気づける熱があります。また過去の著作も読み直そうと思いました。早くジャングリア行きたいな。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

刀の創業者 森岡氏が、USJの成功からシャングリア開業までの取り組みを本にしたもの。USJの延長で沖縄リゾート計画を進めていたことがゼロリセットとなり、そこからシャングリア開業に至る苦労は想像を絶する。何度もあった危機を乗り越えて前へ前へと進んでいくチャレンジ精神がすごい。勉強になった。

「沖縄の人々は、こちらが辛くなるほど、とてつもなく優しかった」p39
「USJが大切にしてきたのは、「消費者目線」による徹底したマーケッティングだった」p41
「会社にいながら会社の不満を言うのはプロとしておかしい」p44
「「狼性」が強烈に目覚めると、自分でも抑えきれないほどの衝撃が湧き出で続け、人生をただひたすらに挑戦へと駆り立てる。「狼性」とは、まるで魂に焼きつく、消えることのない炎のようなものだ」p46
「「狼」は危機に強い。差し迫る危機が訪れたとき、多くの人は思考停止に陥り、感情に飲み込まれてしまう。だが「狼」はかなり違う。危機であれば、むしろ彼らの意識は研ぎ澄まされ、その瞳は不思議なほど燦燦と輝きを放つ。極限状態は、眠っていた爆発的な瞬発力を引き出すトリガーとなる。不安の霧が立ち込める中でも、胆力と集中力が、彼らを獲物へと一直線に導くのだ」p47
「同調圧力の強い日本社会において、融通が利かず、正しいことばかり言って、極端な手段を好む「狼」は、どうしても周囲から浮いてしまう」p48
「どんどん経験を積んでやれることを増やすと、魅力的な獲物が新たに見えるようになる。要するに、どんなに小さくても良いから、自分なりの一歩を踏み出して、日頃から「狼の牙」を研いでおくことだ」p50
「人生において、何を一番優先するのか。人は、もっとも大切なもののために、2番目に大切なものを泣きながら捨てなければならないときがある。今までも何度かあったが、その度に、壮絶な痛みだった。今回はもっと酷そうだが、それでも選ぶことから逃げてはいけない」p56
「挑戦には失敗がつきものであり、失敗しない人はまともな挑戦をしていないだけに過ぎない」p72
「(オフィスがあることは有難い)ちゃんと屋根があって壁もある空間で仕事ができることはものすごく尊いことだ」p111
「生まれたばかりの刀は、給料も払えない手弁当状態で、経費のやりくりが大変な「極貧」の会社だった」p115
「人間は迷ったとき、自己保存の本能が楽な方に下駄を履かせるので、それがまるで正しいかのように脳を錯覚させる。だからもしも迷うくらいならば、敢えて厳しい方の選択が正解である確率が高いのだ」p156
「スタートアップがうまくいくかどうかは、人集め次第だと思う」p209
「日本人が投資に踏み切るために必要なのは安心感だ」p236
「かつてのUSJが大阪市の第三セクターで大失敗したように、公の税金でテーマパーク事業を創ると「消費者最適」とは違う、別の思惑が経営判断に入り込むので失敗することが多い。本当の経営力を持った企業をこの沖縄に創るために、我々は民間100%にもこだわった」p274

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生を賭けて成し遂げたいこと、野望、夢を実現させるための計画の立て方がすごいと思った。
夢を夢で終わらせずに本当に現実にする為に、マーケティングを使って未来を予想し仮説を立て、数字に落とし込み、期日を設けて計画し実行する。
その為に何が必要で、誰の協力が必要なのか明確にする。

あとやっぱり森岡さんの人を見る目がすごい。
おそらく世間から見たら変わっていると思われている人に対しても、森岡さんはその人の個性を長所として捉えてその人の得意なことを活かす的確な人事配置ができる人なんだと思った。
だから森岡さんの仲間も自分の得意なことが活かせるから森岡さんについていく。最後の最後まで協力する。

一番印象に残っているのは”狼性”の話。
狼は安定や平穏を望んでいない。そんなところにいたら退屈で苦しい。
加えて誰かに支配されることも嫌う。自らで決めたことを自らの知恵と力で実行したい。
まさに独立を考えている夫のことだと思った。
あぁやっぱりこういう人っているんだなと。
自分は安定志向でしかも私生活には狼みたいな人いないから、私には夫がすごく変わっているように映っていたけれど森岡さんがいうように根っからの挑戦者気質の人っているんだなと、うちの夫はこれだと、面白いくらいに腑に落ちた。

そういう意味でも、この本を最後まで読み切れて良かった。
結構分量があるが、あっという間だった。
森岡さんの他の著書も読んでみたい。

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

すごく熱い本だった。
USJを辞めて、刀を創業し沖縄でジャングリアを開業するまでのマーケターたちの熱い物語。
ありとあらゆる艱難辛苦を乗り越えて達成した目標の崇高さをその道のりの厳しさと未来への展望をもとに語った作品。
今現在、巷ではテーマパークについて賛否が巻き起こっているが否定的な意見のターゲットとなっている要素を見るとまさに見当違いな批判であることがわかる。やはり、時代に流されずに本人が記した一次資料を読んでよかった。
ぜひこれからの日本の産業発展に大きく寄与していただきたい。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

株式会社刀の設立から現在まで、そしてジャングリア沖縄の資金調達の物語。読むと勇気が出る、躊躇いへの処方薬のような一冊だった。
私はこの本を読みはじめるまでにほぼ2ヶ月かかった。本自体は予約購入して、読むのを楽しみにしていたにもかかわらずだ。
理由は6月末のNewspicksの報道を端に発する一連の騒動である。報道は様々な面から確認して判断しないといけないが、私自身が森岡さんと刀の熱心なファンであり、「マーケティングで日本を元気に」する一助になりたいと考えていたため、当時ショックでなかなか腰が上がらなかった。
だが、結果として読んで良かった。3ヶ月近く腑抜けになっていたが、今日からまた頑張っていけそうだ。

賛否はあるが、ジャングリア沖縄の成功を心から願っている。

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2025年09月22日

Posted by ブクログ

USJの本を読んでその派生で読んでみたが、テーマパークの目に見えるクリエイティブな所よりも、それらを支える地道な面がメインで描かれていて、内容はちょっと難しかった。
苦しさも面白さも伴う仕事の、苦しい部分が多くて、現実甘くねぇなって思った。刀チームの決意と覚悟えぐい。
尼崎の激うまシュークリームは食べてみたい。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

読み物としておもしろかった。マーケティングにおいては冷静な計算を感じていたが、起業物語としてはちょっと自分に陶酔し過ぎかなと感じた

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

USJを去ってからジャングリア立ち上げまでの軌跡。
USJの株主の変化と、ジャングリアでの資金調達の苦労、メガバンクへの恨みつらみが興味深い。
熱い使命感が読み取れるが、ベンチャー小説的な面白さがある。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

羨ましい
と言ったら軽すぎるか
自分にはできる気がしない
そこまで全てを犠牲にして挑戦する覚悟
目の話はもっと早く聞きたかったなあ

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

森岡さんの書籍を何冊も持ち読んでいるいわゆるファンだと思います。ジャングリア開園までの溢れる思い。それを表現する文章力・シズル感。心を打たれました。ただ、純粋な読後感としては、もっともっと知りたい事に溢れていました。

ジャングリア設立までの苦悩や文章の大半は700億円の出資・融資をいかに集めるかに終始していましたが、本当にそれだけだったのでしょうか。もちろん資金が重要なのは言うまでもありませんが、パーク設立までの土地交渉・アトラクションや園内設備の設置・地元企業への交渉。文章の中でもちろん触れられていましたが、今回のプロジェクトでの開演までの苦難は資金調達が主だったのか。穿った見方かもしれませんが、まるで資金さえ集まればパークが開演できる。そう思われてもおかしくない文章構成だったのは勿体無いと思うのは私だけでしょうか。

まだ、出資・融資をして企業の皆様は、なぜ出資・融資をする判断に至ったのでしょうか。コロナ禍・ロシアのウクライナ侵攻。様々な障壁がある中で、出資や融資が難しい状況に追い込まれた事は凄く生々しく入ってくるものがありました。ただ、あくまで文章上では、その後あっさり出資や融資が決まっていったのには飛躍を感じました。こんなにも苦労をしているのだから、厳しい状況だからこそ、そこからなぜ資金を出すことに決まったのか?どんな企業判断があったのか?先方からメッセージがあったのか?そこを掘り下げた文章が見たかった。何十億も簡単な判断ではないはずです。だからこそ苦悩が続く次のページには出資・融資が決まってる..。これは読み手としては違和感です。その銀行内のストーリーには何があったのか。刀とのやりとりには何があったのか。もちろん書籍には書けないことしかないですが、刀の苦悩+αで出資側の苦悩や判断も飛躍させずに伝えて欲しかった。

「ジャングリアがなぜ開園できたのか」このテーマに関して、刀の溢れる情熱や大義や勇気。この点に関しては、凄く震えて伝わるものがあると思います。ただ、具体的にどんなプロセスを経て、関係企業とのどんなやり取りがあったのか。その点を深く知る事はこの本ではできません。中には今までの森岡さんの読者であればあるほど、期待をされている読者であるほど、肩すかしをくらう印象を持つ可能性があると思います。書ける範囲の中で表現された印象です。

私はもっともっと具体的に書いた方がリアリティを感じて、ジャングリア設立に関してこの書籍から魅力を感じることができたのはと思います。ただ、フラットにそれらを差し引いても、夢中になって続きが気になって読むことができた、この書籍が非常に魅力的な本である。それ自体は間違いありません。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

700億の資金調達。
地方創生を謳いながら協力しないメガバンク
挑戦者とは弱さを抱えた生身の人間

是非、ジャングリア黒字興行として成功して欲しい

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

アミューズメント施設を創造する事業を、造る発想は沸いた事は無い。ましてそんな事には関心は全く無い。読めは、やっぱり壮大で想像を超えていた。文字では言い表わせない、伝えられない苦労がヒシヒシと分かる。 目的に向かって諦めない強い意思が伝わってきた。 是非、足を運びたくなる。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

・感想
良い点:
1.リアルな挑戦の重み
 著者が実際に経験した失敗・迷い・苦悶が隠さず書かれており、ただ成功を美化するストーリーではないところに説得力があります。読者として自分の挑戦にも重ねやすい。
2.目的・志(大義)の描き方が印象的
 なぜ沖縄でテーマパークを作るのか、単なる事業ではなく地域・文化・自然との関係を重視する姿が描かれていて、ビジネスの底流にある価値観を考えさせられます。
3.戦略・組織・資金調達の実践的な知見
 “できるかどうか”を問うだけでなく、“どうやって可能にするか”という戦略や判断が細かく述べられていて、実践者には役立つ。
4.鼓舞されるメッセージ性
 迷ったとき、苦しいとき、「心に折れない刀を持て」という言葉が何度も力を与えてくれます。挫折経験の少ない人にも、挑戦を考えている人にも響く。

弱い・留意すべき点:
1.分量と情報量の多さ
 436ページと内容が濃いため、一気に読むのは疲れる部分がある。体系的に整理されたビジネス書を想像して読むと、各章でかなり情報量が異なるので、読み飛ばしたくなる箇所もあるかもしれません。 
2.成功が見えてから書かれているというバイアス
 成功までの物語が描かれているが、どの程度までが再現性があって、どれが著者の個人的な資質やバックグラウンドによるものかが曖昧な部分もある。つまり「同じ手法を取れば自分にもできるか」はケースバイケース。 
3.リスク・失敗の原因の詳細がやや専門的な部分も多く、一般読者には抽象的に感じる場面あり
 法律、地域行政との交渉、地理・環境調査など、テーマパーク特有の構造的な障壁についての記述があるが、それが他ジャンルの起業に応用できるかは限定性がある。

総合的には、挑戦・起業・プロジェクト運営に関心がある人には非常に価値ある一冊で、⭐︎4 に値する(満点ではないが、高得点)。

・Todo
1.自分の「折れない刀」を明文化する
 あなたが挑戦する理由(目的・志)を紙に書き出す。「なぜそれをやりたいのか」「それをやることで何を成したいのか」を明確にすることで、揺らぎにくい「刀」が心に宿る。
2.小さな挑戦を積み重ねる
 最初から大きなプロジェクトをやろうとすると挫折しやすい。小さなタスクやプロジェクトで、失敗するかもしれないがやり切る経験を積む。「胆力」を養う。
3.仲間との信頼関係を育てる
 山を登るような挑戦には、共に歩む仲間が重要。信頼できる仲間を見つけ、共有できる目的を持ち、互いに支え合う環境を整える。
4.戦略を練る時間を取る
 どんなに夢があっても、数字・現実とのズレを無視しないこと。マーケティング、市場調査、資金調達の見通し、リスク分析などを具体的に考えておく。
5.計画の「耐久力」を設計する
 外的リスク(例えば自然・行政・資金ショックなど)や内的リスクが来たときに備えて、余裕を持たせる設計をする。資金・人員・時間・心理的な予備を持つこと。
6.定期的に原点を振り返る
 挑戦者は前へ進むほど視界が狭くなりがち。目的や志が曖昧になったり、妥協が入ったりすることがある。定期的に「なぜこの道を選んだか」「何のためにやっているか」を振り返る機会を設ける。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

他人がとやかく言うことではない、事業家・起業家としての気概がこもってました。
失敗よりもしなかった時の後悔のほうが大きい、というのは納得だし、日本人にはそういうところが欠けている、という主張も納得感あり。
ただ、なかなか自分はそんな人にはなれないなぁと思いました。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

ジャングリア開業までのリアルな挑戦と苦悩が書かれている。この方の志や人柄はとても尊敬できる。
ただ、開業まで支援してくれた企業への感謝は必要かもしれませんが本のなかに書かれると少し冷める。

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

挑戦する人の考え方や行動を知ることができた。特別な才能がある訳ではなく、壁を打ち破っていく野心や行動が常に心にある。現状に満足せず自分自身も進んでいきたい。

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

たまたま本屋さんでこの本をが平積みにされているのを見つけて手に取った。私の出身地である沖縄の一大プロジェクトについて書かれており、ジャングリアについては1人の県民として沖縄にとってポジティブな材料になってほしいと祈っていたため、少なくともその裏話が聞けることに魅力を感じて購入した。読んでみると、私が非常に関係性の近い会社が具体的に出てきておりそこまた近いところで起こっている話だと思えて面白かった。基本的に森岡さんのジャングリア設立への奮闘記として書かれていて、前半から中盤にかけて非常に臨場感がある内容となっている。ただ、中盤から後半にかけては、内容が薄くなっており、いまひとつ面白みにかける部分があった。

主題とはズレるが、沖縄の見方という観点において、新鮮な目線がいくつかあったので、それはをアイディアベースだがインプットできて良かった。

【以下、印象に残った箇所】
P11
彼らが千葉や大阪で何十年もやってきたように、オーランドではアメリカ人の金で建てて、アメリカ人を働かせて、アメリカ人の金で日本のコンテンツIPを広告宣伝してもっと人気にして、主にアメリカ人を集客して稼いだ売上からライセンス料を日本へ送金する未来を実現する。かつてアメリカ人ばかりが自動車をつくるものと思われていた時代にトヨタやホンダが挑戦したように、世界のテーマパーク業界においても我々が奮起して新たな日本人の食い扶持を創るのだ!!!

P28
ゴールドマン・サックスにとってみれば、3000億円かけたパークを僅か数百億円で大阪市/UPRから買い叩いて、兆をゆうに超える価格でUPRにすべての株を買い戻させるのだから、まさに清供の極致。社史に残る空前絶後の快挙であったに違いない。

P31
世界の”南国リゾート需要”から大きなパイを日本で唯一切り取ることができる沖縄は、日本人が本気で投資をすれば、我々の子孫たちの時代には日本経済を牽引するエンジンになるのは間違いない。

P33
世界の”南国リゾート需要”から大きなパイを日本で唯一切り取ることができる沖縄は、日本人が本気で投資をすれば、我々の子孫たちの時代には日本経済を牽引するエンジンになるのは間違いない。

P43
しかし日本においては、2001年にオープンしたUSJはそのやり方では残念ながら上手くいかなかった。2010年から「売れるものを創る」やり方に必死に切り替えて、ようやく経営再建したこの5年間の自情と誇りが我々にはあった。不幸だったのは、どうしようもなくなった弱者が強者に買収されて救済される従来の流れではなかったことだ。USJを瞬たせまくっていた我々だ。業績も土気も自も最高潮に達していたタイミングで、その昔にUSJをうまく操縦できなかったUPRに吸収されることになった。ハレーションが起こるのは必然だった。

P53
その意味でもUSJには第二のパークが必要だと私は考えていたのだ。大阪のパークから仲間の半分を沖縄へ連れて行くのだ。ワクワクするのは沖縄でチャレンジする人たちだけではない。大阪も適度に薄まるので、空いたスペースを埋め、元の密度に戻すチャレンジが大阪にも生まれると考えていた。つまり、沖縄計画は、USJという組織に巣食う「狼」たちの、いわば「ノアの箱舟」だったのだ。

P156
人間は迷ったとき、自己保存の本能が楽な方に下駄を履かせるので、それがまるで正しいかのように脳を錯覚させる。だからもしも迷うくらいならば、敢えて厳しい方の選択が正解である確率が高いのだ。

P205
思い悩んだ私は、大成功した某ユニコーン企業の経営者や、知人のベンチャー企業で組織を大きくして成功している人事担当者などに、ひたすら話を聴いて回った。わかったことは、彼らもそういう戦略人事の有スキル者を外から見つけたのではないこと、内側から創り出したのだ。成功したベンチャーはいずれも、経営陣が試行錯誤で人事をやってきたか、あるいは任命された必ずしも人事キャリアではない”適任者”が経験を積んで成功したパターンのどちらかだった。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

ドラマになりそうな本。

資金調達の達成までを描いている物語。

最後の方に書いてあるけど「勇気のサプリ」になるような本。使命を全うしようとする人の葛藤感情を描く。

ようやくスタートラインに立てた後のジャングリアを物理的に作る物語も見たいと思った。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジャングリア沖縄の誕生までの苦労話
開業資金700億をつくるのは大変なんだなあ
 沖縄はUSJ時代から目につけていたどころか、ほぼ融資がきまる直前に泣く泣くとりやめ。という歴史があったのか・・・ かつてUFJをポイした外資(米国ユニバーサル社)が買収とは資本主義って怖い。米国の立場では、日本に大型遊園地は2つもいらんだろ。。米国ユニバーサルの立場は頭で理解するも心のうちでは沖縄撤退は許せない→退社・独立して仲間と刀を設立。漫画みたい。
刀での最初のプロジェクトが成立するまでの苦労とか、コロナやウクライナで資金調達チームがぼろぼろになる様子がこれでもかと記述される。冗長な記述には少々うんざりだが、著者の生きざまはかっこいいです。「目的の正しさと、戦い抜いた記憶だ。それが、心に宿す折れない刀になる!」
おまけの感想
・ご褒美の多焦点眼内レンズ手術、私も受けたい
・地銀よりもリスクを取る体力があるはずのメガバンクはすべて逃げていった ビジネス小説あるある
・開業したジャングリアの評判はいま一つのようですが、刀の力で日々改善されると信じてます

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2025年09月30日

「ビジネス・経済」ランキング