ビジネス・実用の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
あのピーター・ティールが「哲学者ルネ・ジラールについて最もわかりやすく解説した本」と大絶賛した本。なぜ彼が哲学者に関心を持っているかというと、ジラールは人間の欲望がどう生まれ、どう行動を変えるかについての研究を行っていたから。欲望の発生や行方をコントロールすることができれば、ビジネスでも非常に有利になるわけだ。最も象徴的なことは、「人は誰かの欲望を見て、自分の欲望が掻き立てられる」ということ。つまり、自分自身が最初から欲しいと思っているのではなく、誰かの欲求行動に影響を受けて初めて「欲しい」と思う、というもの。これは思い当たる節がいくつもある。誰かの行動の意影響を受けるなら、自分の行動でされか
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試し読み
Posted by ブクログ
この本は、日本の詩歌についてフランスの高等教育機関コレージュ・ド・フランスで5回にわたって講義した本である。日本の和歌をフランス人に説明するのは至難の業であるのに違いないのに、この著者の素晴らしいのは、まず第一回の講義で菅原道真の詩歌を取り上げたことである。
我々日本人だって、菅原道真が卓越した詩人であったことを知らない人が殆どである。というのも道真が生きた時代は、インテリ層は漢文で文章を書いており、詩も漢詩だったのだ。
万葉集では7世紀から8世紀の和歌が、4,500首も編纂されたにもかかわらず、それから古今和歌集が1100首の和歌を編纂するのに150年もかかっているのは、その間の9世紀にお -
Posted by ブクログ
これ自分のために書かれたの?というくらい、読んでて思い当たる節がありまくりました。
注意として、この本は最近ありがちな「現代人はスマホ中毒だからスマホを手放そう」という前向きで安直な内容ではないです。
むしろ微量の毒を含み、読んでいてグサッときます。自己完結して「はいはい、そんな人いるよね〜」と余裕をぶちかましていると横槍がスレスレを通過!みたいな危険度があります。まさにヒヤリハット。
でも危険なだけではくて、著者がしっかり伴走してくれます。中級者向けの登山道を、万全の道具(参考文献)や先輩(著者)を携えて登るイメージ。
スマホが手放せなくなった現実に向き合いつつも、その中で失われつつあ