ビジネス・実用の高評価レビュー
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「現代思想入門」からこちらへ。寝ながら読めるほど自分には優しくないが(むしろ頭が冴える?)、「現代思想入門」にもあったトピックをもう少し掘り下げてくれる。教科書的にというより面白いところを紹介してくれる感じで。
構造主義とは、人間は自分で判断や行動の「自律的な主体」であると信じているけれども、実は自律性はかなり限定的で人や世界の構造的な事実(時代、地域、社会集団の歴史や常識等の無意識なところ)に基づいて成り立っていると。その切り口として権力論のフーコーや言葉遣いのバルトや文化人類学のレヴィ=ストロースや精神分析のラカンを取り上げて説明している。特に後の二人の話はへーと刺激的。
歴史は文化に -
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ネタバレこの本を読んだ理由は、単純に「時間を増やしたい」「もっと効率よく使いたい」と思ったからでした。
気合や根性ではなく、脳の仕組みに沿った時間の使い方を知りたかったのがきっかけです。
本書で一貫して語られているのは、
時間管理ではなく、脳の状態に合わせた行動設計の重要性でした。
特に印象に残ったのが、時間帯ごとの脳の使い分けです。
朝は脳が最も活性化しており、文章を書く、考える、アイデアを出すなどの創造的な作業に向いている。
昼はエネルギーが落ちるため、メール対応や会議などのルーティン作業に充てる。
夜は無理に頑張らず、脳を休ませて翌日に備える。
この考え方だけでも、1日の組み立て方が大きく変 -
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ネタバレいつもと違うことをしてみる
腹八分目は量を抑えなきゃではなく、できるだけ心地いい食事にしようと考えると継続できる
意識してゆっくりと丁寧に動く
朝起きたときにベッドを整える
だれも見ていないところで、いいことをする
自分を褒める
安いからではなく、本当に欲しいから買う
万が一に備える
旅行など
自分自身に投資すると将来の一番高いリターンを生み出す
字がきれいだと得
お金がないと言わない
入ってくるお金にありがとうとつぶやく
自分の経済的価値を意識して
「自分はこんなことができるんじゃないか」と可能性を模索
相手からいいとこどり
小さな親切をちょこちょこする
なにかできないかなと考えて↑
正 -
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お恥ずかしながら、
私はユニークというものを
ユーモアセンスと混同してしまっていた。
つまり、テーマを履き違えながら
本著を読み始めてしまったわけなのだが、
それでもあっという間に引き込まれていく内容であった。
本著の特徴としては大きく2つ
1つめは各章が短くまとめられているため、とても読みやすい。2駅間の電車の中や寝る前の10分など、短い時間でも区切りよく読み進めていけるため、読み始めることに対してのハードルが全くない。
これも狙ってのことなのだろう。
2つめは様々な心理学や哲学の内容が、とてもわかりやすい言葉でまとめられていることだろう。
わかる人には、ここはアドラー心理学の考え方 -
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素晴らしい本だった。認知行動療法について大まかを理解するのにとてもわかりやすく、また最後に暴露療法にも触れている。それはACTの内容に近しく、不安なときそれを認め不安の対象にあえて集中するといった内容で、認知行動療法と暴露療法をバランスよく組み合わせることで、より楽に生きやすく自由な選択肢を見つけられるようになるのではと思った。
この本の良いところは、合間に差し込まれる漫画が普通にクオリティが高いことで、主人公にも感情移入できた。
最も役立つと感じたのは、1.完璧主義やべきべき星人といった考え方のクセを認識すること、2.問題解決シートでしっかり準備をして不安なことに取り組んで振り返る、3.事実 -
Posted by ブクログ
ボーナスなどの臨時収入は簡単に使いがち。使わずに1ヶ月ほど取っておく。そうすると大切に使うようになる。
10万円のバックを見た後に2万円の財布を見ると安く感じる。これは錯覚だ。
3000円のものを買うときに1000円の送料は高く感じるが、100万円のものを買ったときの送料1000円は安く感じる。これも錯覚だ。
物の価値を値段に惑わされずに価値としてみる。
投資は必ず少額から始め、かつ余剰資金で始める。
一度に全額を投資しない。
それがなくなってもぐっすりと眠れるか?を考える。眠れなくなるならその投資はやめる。
投資家は人と違うことを考える。相場が冷えているから買う。暑いなら売る。恐怖と -
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「日常」というワードにほのぼの系を連想していたが、本書で展開する議論は想像を上回る骨太。生半可な態度では理解するのが難しいところもあり、日常美学は学問であることをまじまじと認識させられる。
美的=感性的を基軸に、日常に潜む美的経験や美的性質について検討していく。21世紀に生まれた新しい学問であるため、断定的な定説というものは少なく著者の主張が述べられていく構成となる。執筆期間にあたる著者個人的な出産・育児経験を下地に論理を構成しいるので、学問として突き放されるのではなく親近感が持てる。
「世界制作」というキーワード。
美術芸術はどこか崇高なもので日常生活から切り離された体験であるという一般 -
Posted by ブクログ
勉強になった。売上高と利益の構造や4種類の相場の考え方など説明が分かりやすかった。
•世界のGDPのうち、日本のGDPが占める割合は大体5%前後
•数字を抑えておくと、真実が見えてくる
元の数字とパーセント→影響
•粗鋼生産量
•上がる銘柄を選ぶ
•世界が1年間に生み出す負荷価値よりも、世界の時価総額の方が大きい。
•日本経済は製造業が牽引している
•ど真ん中の産業は時代によって変わる
•社会が何かの出現で変わるタイミングを掴む
○見出しに登場する要チェックワード、これらの言葉は全て変化を表している=既に変化が起こっている、あるいは起こりつつあることを意味する。
①「年」·····用例:〇
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