あらすじ
鈴川葵の成長の軌跡、第2弾
グダグダな資料が劇的に変わる!
物語の主人公は、プレゼンがうまくいかずに悩む入社4年目女子の鈴川葵。
社内のグダグダ会議を改革した葵は、あるプロジェクトチームのメンバーに大抜てき。そこで今度は「資料作り」を学び、社内のコミュニケーションを変えていくことになります。
先輩、恋人からアドバイスや、コンサルタントの父が授けた「資料作りの7つのStep」「コミュニケーションの3つの作法」などを実践し、相手に自分の主張を伝える極意を身に付けていく葵。最後には大きなプレゼンテーションの舞台に立つことに--。
本書では、「無駄のない行動を起こさせる意思疎通」や「自分の思いをストレートに伝えるプレゼンテーション」を実現するための上手なコミュニケーションを、資料作りの実践手法を中心にして解説していきます。
主人公の成長をみながら、自然にコミュニケーションの原理・原則を掴んでいただけることと思います。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
資料作りというタイトルの本ではあるが、中身は資料作成の本質である効果的なコミュニケーションを物語形式で教えてくれる本だ。資料にこんなグラフを入れると分かりやすいとか、色使いはこうした方がいいといった見せ方の話は無く、誰に何を伝えて、どういう状態に変化させたいのかを考え、実現するための資料作成の基本であり本質を教えてくれる。
社内でプレゼン資料を作成することになったが、どういう資料を作るといいか分からない、あるいは部下の作成した資料がいまいち伝わらない内容だけど、どうアドバイスして良いか分からないという人は読んでみると良いと思う。漠然と感じていたモヤモヤが言語化されているのでスッキリ理解できると思う。
Posted by ブクログ
続編。
続編も引き続き、面白いって凄いなと純粋に感じる。
しかも、資料作成やコミュニケーションなど、普遍的なことについて書かれているのに、新しい発見が沢山あった。
一作目から読んだ方がストーリーに感情がのって、ノウハウを吸収しやすいと感じたので、急いでいない人は一作目から読んで欲しいです。
Posted by ブクログ
会社の内定者研修の課題図書として。
プレゼン資料の作成の仕方だけでなく、社会人として仕事の取り組み方、考え方、質問の仕方などタメになる内容が豊富だった。
Posted by ブクログ
コミュニケーションとは相手を動かすことが目的。相手に自分の意図通りに動いてもらうためには、まずは自分が相手にどうしてほしいのか・どうなってほしいのかを明確に言語化することが重要。その上で、目的や背景を伝えることやストーリー立てて伝えるなどのノウハウが必要。
Posted by ブクログ
「コミュニケーションの3つのお作法」が心に刺さった。そして、会話やメール、チャットは紛れもなくコミュニケーションだと認識していたけど、「資料」もコミュニケーションの手段なのだということに確信が持てたのが嬉しかった。指導を受けることも指導をすることもあるので、この本の内容を「腑に落ちる」所まで理解納得しておきたい。
とてもわかりやすい!
SNSで見かけて購入しました。
本当にわかりやすかったです!
1枚ものの資料を作ることが多いので参考にさせていただきます!
また、人とのコミュニケーションにも触れていて
自分の課題が言語化されてモヤが少し晴れた気分でした。
あとは実践していくのみ…
反応が読み取りにくい方に試してみたいなと思う次第です。
Posted by ブクログ
評価が高かったので読んでみたが、想像以上に良かった。ストーリー形式で読みやすく、あとがきにもあるように感情の揺らぎが手伝っているように思う。
資料作りのデザインや見せ方のテクニック論ではなく、伝えるための根本の部分に特化しており、非常に参考になった。なんとなくやっていたことが、言語化、整理されているのは心地よい。新たな気付きも多かった。
Posted by ブクログ
仕事の遂行能力を上げたくて読んだ。意志疎通の注意点など、とても役に立った。大事なフレーズを職場なにメモして、1日1度は読むことにしている。少しでも身に付けばいいと思う
Posted by ブクログ
これからこういう営業企画になりたいという、思いが最後の説明会実施の描写の中に濃縮されてた。
これから説明会いくつか残ってるから、早速取り入れたい。
テクニックとして学びは、
1、発言や資料に見出しをつける
いわゆる枕詞、意識はしてるけどもっと使いこなせるはず。
2、相手に行動してもらうことを意識できているか
見落としがち。
手段と目的が混ざってないかは、常に自問自答すべき。
Posted by ブクログ
資料作りの本質をついている。
資料を作る前に考えることがわかります。
資料を通し何を伝えて、伝える相手にどうしてほしいのかを先ず考えること。会話も同じ。
つまりコミュニケーション力を意識することで資料の中身もよくなっていく。
Posted by ブクログ
いかに上手く相手に伝えていくかの本質を言語化した本。さかまきさんの出される本は、会議の教科書含めとても分かりやすく、本質を捉えておりとても素晴らしと思います。もちろん本を読んで理解するだけではダメで、公私含む生活の中で実践してこそ真の価値を発揮するので、とにかく実践していきたい。後家族や同僚にも是非この本を進めていきたい。
Posted by ブクログ
資料作りの教科書というタイトルですが、実際は伝え方の教科書です。
とても密度の濃い内容ですが、中でもコミュニケーションのお作法が、響きました。
職場で早速使おうと思います。
Posted by ブクログ
社会人としての基礎的なコミュニケーション方法がしっかりと記載されていますので、上司とのやりとりでうまくいかないと感じている人は是非読んでみて欲しい。
資料作成についても簡潔にわかりやすく説明されているので、とてもタメになりました。
Posted by ブクログ
筆者の言うようにこれは資料作りの教科書ではない。ビジネスコミュニケーションの教科書である。その水準は高く,新人社員にはうってつけではないだろうか。
内容についてまとめる暇がないが,いずれ研修等の材料として読み返して整理することになるだろう。
ハラスメントの問題は一面コミュニケーションの問題であり,ハラスメント研修としてコミュニケーションの教科書を下敷きにすることは十分に考えられる。
Posted by ブクログ
著者も触れているが、資料作りの教科書という題名からは少し内容がずれていて、社内コミュニケーションに関わる問題を解決するための誰でもできる方法について書かれていた。
私としては嬉しい誤算で、ただこうすれば見やすい資料になりますよーという表面的な作法についてよりも、相手について考えて相手に伝えたいことが伝わるようにすることが資料の最終目標であることを再確認できた。
他にも言われてみれば当たり前だがあまりできていないことが挙げられていて、初心に帰るために気づいたときに読み返すようにしたい。
Posted by ブクログ
「伝える」の本質が学べる本。
冒頭に「キレイな資料を作っても、伝わらないと意味がない」「伝われば資料なんかいらない」とあり、まさにキレイな資料作りのスキル向上を目指していた私の意識が大きく変化した。
コミュニケーションの原理・原則も書かれており、とても参考になった。
結論から先に伝えることは意識しているが、どうしても勿体ぶってダラダラと伝えるクセがある。無理して結論を先にしなくても、見出しを先に伝えるだけでもいいことに気付かされた。
特に、せっかちな相手には「まずは見出しから伝える」が有効だったので、自然とできるように身に付けたい。
Posted by ブクログ
同シリーズの1作目が良かったので、2作目も読んでみた。ストーリー仕立てなので、コツや具体例が頭に入ってきやすいし、明日から実践したくなる。内容は難しいものではなく、これくらいのことは最低限やって欲しい、くらいのレベル。
Posted by ブクログ
ちょっと文章に癖はありますが、エピソードはとてもよくある
光景で理解できました。
資料作りを自己流でやっている方向けの入門書として良いと思います。
Posted by ブクログ
まずは作り始める前に以下をラフスケッチで考えてみる
●資料を通して何を伝えたいのか。キーメッセージとなるものを書く。
(例)新しい業務フローを作成した。
→変更点を理解してくださいor現場の意見を聞きたいor承認してほしい
●キーメッセージ
・誰に見せるのか
・この資料で何を伝えたいのか
・その結果、どういうリアクションがほしいか
●ボディー
・キーメッセージを伝えるための情報としてなにが必要なのか
→何があると伝わるのか(作業フロー、比較表)
→どういった疑問が持たれそうか?
ここまで考えたら、電子化してみる
●作成手順
①話したいことをとりあえず書く
②言いたいこと+相手にしてほしいことをひと言で表す
(例)〇〇だから××をしてください
→依頼、承認、相談、情報共有、ルール説明など
③相手の状態を考える
(例何を知っていて何を知らなくて、何を疑問に思うのか
④内容を分割して構成を考える
⑤パワポにした時のラフスケッチを書く
⑥スライド作成
⑦再鑑して修正
●資料の修正点
・MUST:直さないと伝わらないもの
・WANT:直した方がより伝わりやすい
・趣味:伝わるがセンスが良い修正
●依頼の方法
・動作が明確
・期限が明確(できたら工数も)
・目的と背景が明確
●コミュニケーションの方法
・発言に見出しをつける
(例)確認、質問、肌感覚を知りたい、賛成/反対、相談、提案、補足、報告、困っている、アドバイスを求めている
・ストレートに答える
(例)進捗が一部未完了です
・最後まで言い切る
(例)考えています、懸念しています、◯◯すべきと思います、どう思いますか、合っていますか
Posted by ブクログ
あとがきにもある通り、資料作りだけでなく伝え方の教科書だなと感じた。共感できる内容が多く、発言に見出しをつけるは意識して取り入れたい。また、伝えた結果、相手にどうなってほしいのかという視点は持つようにしたい。
Posted by ブクログ
資料作りやビジネスコミュニケーションの教科書としては良い。
結局は資料をどう作るかよりも、何を伝えたいのか、問題点をどう解決するのか、を考えることに尽きるので、考え方の教科書を読むと相乗効果がありますね。
Posted by ブクログ
資料の目的
→誰に見せるのか
→その人に何を伝えたいのか
→その人に何と言ってもらいたいのか
例:新しい業務フローで、リードタイム2日を実現したい
タイトル=キーメッセージ=伝えたいこと
図表はあくまで補足、脇役
仕事の依頼の受け方
・体の動かし方がイメージできるまで質問
・期限を明確に(どのくらい工数をかけるべきかも確認。)
・目的と背景が明確
→自分の言葉で語れないなら、単なる作業者。いつまでも主体的に動けない。
【目的と背景】【動作】【期限】
コミュニケーションの3つのお作法
①【発言に見出しをつける】
「理解を確認したい」「感想です」「質問です」「相談したいです」「アドバイスがほしいです」「とりあえず聞いてもらいたいです」「違う意見があります」「賛成です」
②【質問にはストレートに答える】
「うまくいっています」「遅れています」「はい」「いいえ」
③【最後まで言い切る】
「〜と思ったのですが、片澤さんはどう思いますか?」「〜と思っているのですが、どう対処していますか?」「〜と理解したのですが、合っていますか?」「〜が問題だと考えています「〜を懸念しています。」
日本語の特性上、語尾がはっきりしないと言いたいことがぼやけて伝わりづらい。
質問の意図を拾う
「何か気になることがありますか?」「何か懸念がありますか?」
プレゼン資料の作成7ステップ
①思考を発散させる
伝えたいことを全て紙に書き出す
②主張と要望を考える
「ペーパーレス化が業務効率に大きく寄与することを伝えたい。だから、ペーパーレス化の候補の洗い出しに協力してほしい」
「複合機は三つの手順で簡単に使えることを伝えたい。だから、使おうと思った時に困らない状態になってほしい」
要望=相手に求める変化=行動の変化、状態の変化、感情の変化
③相手の状態を考える
相手は誰か?
何を知っているのか?
相手が知りたい、あるいは、疑問に思いそうなことは何か?
④シナリオを組み立てる
スライドごとのキーメッセージを書き出す
→キーメッセージを接続詞でつなぐと、過不足が見えやすい
⑤ラフスケッチ
⑥電子化
⑦レビュー
それぞれのステップで上司にレビューを貰っておくと手戻りが防げる。
結論ファーストでなくても良い、聞き手が結論に驚き反発してしまっては逆効果。
頭の中ではちゃんと話せていても、実際に話してみると全然違う。
Posted by ブクログ
新人社会人を主人公とした小説ベースで資料作りについて教えてくれる本。資料作りとあるがコミニケーション、自分の伝えたいことメッセージの伝え方について書かれている。小説形式でとても読みやすくわかりやすい