あらすじ
●ヤフーアカデミア学長にしてグロービス講師
孫社長にも一目置かれた伝説の「伝え方」!
・プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。著者の伊藤氏は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主であり、今はグロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導し、ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。本書では、「右脳と左脳」に働きかける伊藤氏独特のメソッドを紹介します。
●1分で話せない話は、どんなに長くても伝わらない
・「話が長い、手短に話せ」と言われる方は少なくないでしょうが、伊藤氏の考えは「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」というもの。長いのは話がまとまっていない証拠でもあり、相手に伝わらない一番の原因。そこで本書では、伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を紹介します。
感情タグBEST3
初ビジネス書籍を読んで
他者に見せる、聞かせる、という点を論理的に経験も交えて説明されており、大変勉強になる本であった。
私は人に表現するという点に苦手意識をもっており、消去的になってしまった経験が多かった。その意識を少しでも払拭できればと思いこの本を選んだ。読み進める中で、自分に当てはまると感じた場面が登場し、その原因はなんなのか、ではどういう風に対応するかという論理的な文章で客観的に説明されていたため、理解が深まった。
この本で深まった知見を忘れずに心に留め、成長の糧としていきたい。
Posted by ブクログ
シンプルでわかりやすく、実践しやすい内容だった。一日で読み終えてしまうくらい読みやすく、イメージもしやすかった。(スッキリ、カンタンが実験されていた)
人に伝える、話すことにはゴールがあって、その手段としてプレゼンや対話がある。
わかりやすく簡潔に話すための骨組みとしてピラミッドストラクチャーがあり、この骨組みは様々な場面で活かすことができる考え方だと学んだ。
言語化、説明、提案、プレゼンなどに苦手意識がある人は読む価値ありだと思った。
Posted by ブクログ
自分の話が長くなる傾向があり、読んでみました!
話し方のテクニックも大事な点ではなくありますが、この本は人に物事を伝える理由は人に動いてもらうこと、という重要な点を忘れがちという点にもフォーカスしてくれてます。気づきか多い本です。
Posted by ブクログ
伝えるためには
自分の思いを筋立てて簡潔に話すこと
だけじゃなくて、
相手を動かすために、相手に届くように伝えること
も大事。
方法論だけじゃなくて、その前提の大事な思考も学べだ一冊。
自分がいかに相手のことを考えれてなかったか、気付かされました。
⚪︎以下、備忘録
自分の伝えたい思いは。相手にどう動いて欲しいのか。そのために簡潔に相手に届けるには。(=1分で話すための伝え方)
相手とは。どんな状況にいるのか。どうすれば届くか。相手は不要な情報はいらないと思ってる。
Posted by ブクログ
知識としては、既に知っている内容ばかりだが、それをしっかり理解して行動ができるように噛み砕いて書かれている点がとても良いと思った。
簡単な言葉で書かれているが、実際ここに書かれていることをしっかり行動に移したら、ビジネススキルが格段に上がると思う。
Posted by ブクログ
ロジックと熱量(パッション)の掛け合わせが重要だと理解した。
人に理解してもらうためには結論ファースト、意味が直接繋がる根拠3つ、かつ想いを込めること、そして身振り手振りや発声を含めたボディランゲージを意識する。
どれも聞いたことがあるようで、スピーチやプレゼン時には意識出来ていなかったと気付かされた。
今後、プレゼン準備をする際は上記を意識するだけではなく根本の目的、伝えたいこと、伝えた相手をどう動かしたいかまで考えた上で準備をしようと思う。
そして、何度も繰り返して練習すること。
周りにも見てもらい完成度を高めていくこと。
一言一言に想いを込めて相手に届ける意識を持つこと。
によって本番で最大のパフォーマンスが出来るよう、プレゼンを"磨いていこう"と思う。
Posted by ブクログ
新たな観点を知ることができ実行しやすい内容になっていた
・話す場合も聞く場合も、論理のピラミッドを作ること(左脳)
・イメージさせてそのイメージに入らせる(右脳)
・すっきり簡単に、超一言で記憶に定着させる(聞き手は80%話を聞いていない)
初心者にもわかりやすい
昨今業種に関わらずプレゼンをする機会が増えており、PowerPointの作成を上手くやるにはどうしたら良いんだろうとか悩んだり、上手く作れた気がしても聞き手はつまらなそうにしているのを見てショックを受けたりしている最中にこの本に出会いました。
とにかくわかりやすい。
この一言に尽きます。相手に聞いてもらうには聞いてもらえるような準備が必要という当たり前の話から始まり、それを具体的にどうしたら実現できるかも平易な言葉で説明されているのでとりあえず読んでおいて損はないと思います。
なお細かいテクニックとかはないので熟練者には向かないかもしれませんが、初心者の僕にとっては最高の本でした。
Posted by ブクログ
1分で話せ
世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
著:伊藤 羊一
出版社:SBクリエイティブ
良書。日ごろから、本質を理解して、簡潔に表現するために必要な考え方を説明しています。特に、キーマンには、ずばり、結論をわかりやすくお伝えする必要があります。
気になったのは以下です
何が大事なのか、それは、どうしたら相手に伝わるのかを、きちんと考えることです
そもそも、人は、相手の話の80%は聞いていない
1分で話せるように話を組み立て、伝えよう
どんな話でも、1分、で伝えることはできる
聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか
聞き手が賛成してくれたらいいのか
聞き手に動いてもらう必要があるのか
相手が動くために、できることすべてをやりきる
まず伝えようとすることの骨組み、つまり、結論と根拠のセットを構築します
結論を先に、でも、結論って何?
自分の中にあるデータや自分の外にあるデータを加工しながら、結論を導き出すこと
これは売れます、だからやりましょう、が結論です
私の主張はこうです 理由は3点あって、1点めはこう、2点めはこう、3点めはこうです
ひとまず、意味がつながっていればロジカル、なんです
「基本的に」は不要、いらない言葉をいかに削るか
カンタンな言葉を使う
ロジカルに考えたストーリーにするには
前提を聞き手と共有する
主張(結論)を明確にする
主張を説明する根拠を複数用意する
意味がつながっているか、確認する
スッキリ、カンタンでいこう
読まずに頭に入ること、を目指そう
中学生が理解できるレベルの言葉しか使わない
正しいことを云うだけでは、人は動かない
たとえば、といって、具体的な例を示す
ピラミッドは3段で、 ①結論、②根拠、③事実
覚えやすく、その一言でプレゼン全体を表現するような、キーワードを
人前で話すときのポイント
①視線、②手振り、③声、④間合い
俯瞰で見ながら話す
①自分の主観で話す
②客観的に話す
③客観的な自分と相手に憑依した自分を持つ
展開
まとめー詳細ーまとめ
主張ー根拠ー例示ー主張
問題ー変化ー解決策ー未来
相手は何を質問しているのか?
① Yes/No で答えるのか
② アイデアを聞かれているのか
③ 懸念点を答えればいいのか
ひとこと、ひとことにおもいを込めましょう
誰に向かって話をしていますか
声に出して、立って練習しましょう、時間のゆるすかぎり
提案よりも、問題解決で信頼をつくる
ゴールを決める
次に、軸をきめる
最後にまとめ、結論といたしましては……
事前準備は必ず行う
目次
はじめに 私は、人に何かを伝えることが本当に苦手だった
序章 そもそも「伝える」ために考えておくべきこと―うまいプレゼンより、「動いてなんぼ」
第1章 「伝える」ための基本事項
第2章 1分で伝える―左脳が理解するロジックを作る
第3章 相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう
第4章 1分でその気になってもらう―右脳を刺激してイメージを想像させよう
第5章 1分で動いてもらう
第6章 「伝え方」のパターンを知っておこう
第7章 実践編
ISBN:9784797395235
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1400円(本体)
2018年03月20日 初版第1刷発行
2020年08月29日 初版第36刷発行
最高でした!
全ての働く人がこの本のように伝え方を意識できたら、きっと日本の社会は明るく成長していくと感じました。日々、人を動かすことを意識して考えを伝えていきたいと思います!
Posted by ブクログ
上司の勧めで読んだ。特に印象的だったのが、上司と対話する時は主観の自分と上司と対話してる自分を客観的に見る俯瞰の視点を持つこと。私は自分の意見を言った際に、それに対して反対意見や上司からの指摘を受けた場合、自分自身を否定されたような感覚になっていた。それで意固地になったり、反発したり、はたまた自信をなくしたりしていたのだが、これを読んで、今まで自分は俯瞰で見ることができていなかったのだと気づいた。
すぐに上手く実践す?ことな難しいかもしれないが、今後は対話する時は俯瞰で見られるように意識したいと思う。
Posted by ブクログ
仕事の時にうまく話がまとまらず、何を伝えたいのかが曖昧になってしまうという方にはおすすめです。
少しずつでも実践していくことで身になっていくと思うので頑張ります。
Posted by ブクログ
自分自身転職を考えおり、面接を控えている中で、端的に伝える力を身に付けたいと思いこの本を読んでみた。
面接で凄く活かせる内容かと考えるとそうでもない気もするが、自分がプレゼンするにあたって、プレゼンの構造を理解するのにはとても良かった。
具体例もあり、参考にできる部分は多くあると思う。
ただ、即興の相手からの質問に対しての回答に対する解決策がいまいちパッとしなかった。
実際話すのが苦手な人は、予想していない状況下での質問に頭が真っ白になってしまい、上手く話せない事が多い。
そこの部分をもう少し深掘って貰えたらなお良かった。
Posted by ブクログ
「ゴールに対して確実性が高まるのであれば、徹底的に機会を追求すべきでしょう。相手を動かすためにできることすべてをやる。」(P.154)
この文でハッとした。
やっぱり人を動かすには、できること全てやったって足りないことも多い。プロもそういった気持ちでやっているんだというのがとても学びだった。
Posted by ブクログ
伝えたいことは短く1分間で伝える。
重要なのはやはり気持ちだ。
営業でもプレゼンでも、目的は何かをよく考え、目先の利益を優先するのではなく、その目的を達成し、皆が幸せになることを考える。
相手との信頼関係を構築することが一番大切。
Posted by ブクログ
会社の尊敬上司からこの本を進められた。普段から話の内容が頭に入りやすい話し方をする人だがこの本を読むことで納得した。
結論から話すのは理解していたが結論▶︎根拠▶︎具体例で話を組み立てる【ロジック】のがとても上手かったから話が入りやすいと感じた。
また、どんな話でも1分で話せる。というフレーズが印象深かった。
長々と話せば話すほど集中力が落ち理解されなくなってしまう。言葉も中学生が分かる言葉で話すことを意識していく。
Posted by ブクログ
これまでの経験で学んでいることも多かったが、人に伝えるために必要なことが整理されていて分かりやすかった。
相手に理解してもらうだけでなく、そこからどうしたいのかゴール設定が重要。
また、動いてもらうために必要な準備は全てやる。
1対1での上司への提案は、「プレゼン」ではなく「対話」。
対話しながらお互いのピラミッドをすりあわせ、合意した一つのピラミッドを作るイメージを持つ。
Posted by ブクログ
社会に出る前は当たり前に出来るものだと思っていたこと、をいざ実際に社会人になってみて考えると、その当たり前が出来ていないなと思わされた。当たり前をやり続けることがいかに難しいか、そしていかに普段できていないかを突きつけられているようだった。
Posted by ブクログ
事例を上げながら分かりやすい内容で書かれており、見出しを読むだけでもポイントが掴め一気読み出来た。
プレゼンでは中学生が理解できるレベルの言葉しか使わないのが基本ということはビジネス書ではよく書かれているが、いざポッドキャスト等を聞いてるとイチイチ横文字が多く、それってどういう意味だっけと思いながら内容を聞き逃してしまうことが多々ある。
結局自分がプレゼンする際も専門用語は極力減らし分かりやすく伝えることが大事なのだなと納得した。
そして、声に出して、立って、何度も時間の許す限り練習することが大事であり、それって多少こなれてくると疎かになるところを何百回も繰り返すことが大切なんだなと改めて実感した。
その中で一言で覚えてもらうキャッチコピーがあればなお良いのだと。
Posted by ブクログ
・左脳と右脳に働きかける。
・基本ベースはピラミッドストラクチャー。
・相手は誰なのか?イメージする。
・プレゼンの目的は相手を動かすこと、常にそれを考え、それにつながっているか?考える。
・動かしてなんぼ。綺麗に話すのは目的ではない。プレゼン前の根回しとか、その後のフォローとかできること全部やる。
・結論を出す。だから何?、本当か?、ファイナルアンサー?に答える
・3点あります。というとノートに1.2.3と聞いてる側は書き出す。そこを埋めてやればいい。
・私はこの会社が好きです。業績がいいから。
私はこの会社が好きです。給与が高いから。
つながっているようで、前者はつながらない。
どんな聞き手も意味が繋がるか?意識してピラミッドストラクチャーをつくる。
・前提を聞き手と共有し、結論を明確に、ピラミッドストラクチャで根拠は3つあればよい、意味をつなげる。
・超一言があるといい。
キチリクルンみたいな。
プレゼンを一言でまとめる言葉。
・否定する上司は否定箇所を作って、一緒につくりあげちゃう。
・言葉に本当に思いを込めて喋ればトーンは勝手に変わる。
1体1と、プレゼンは全然違う。
1対1は一緒に作る。というスタンス。
相手の意見も出させて、良い方をとっていく。
・売上、利益増の方向は絶対一緒なはず。前提や、期間、課題、立場の差を意識し、合う場所を探る。
1時間もかからずに読み切れるボリュームでした。
図も書いてあってわかりやすい説明でした。
セールになっていたので購入しましたが、定価では買わないなあっていう内容でした。
話の組み立て方が学べる一冊
話の組み立て方や簡潔に話すこと、相手の話をまとめる力について学ぶことができる一冊です。
まず、本の内容も非常に簡潔で理解しやすいです。途中で図解等も入っているため、よりイメージしやすく記憶に残りやすいと感じます。また、実際に起こりそうなシチュエーションを例に挙げているため、自分の会社ではこうだな、と言った具合に実践しているところのイメージも想像しやすいです。
プレゼン資料作成が苦手な方や、会議を受けて、その内容をまとめる時などに必要な内容が凝縮されていると思います。
凄くわかり易い!
自身の知見を広げるため読みましたが、
とてもわかりやすく、為になる内容でした。
また、後半に身近な例題もありましたので活かしやすく良いなと感じました。
目から鱗
目的を意識してから、相手にどう動いてほしいのか、それを逆算してから話す
自分の話を理解してもらうことを目標にしては、相手はだから何?自分に何をしてほしいの?となってしまう
Posted by ブクログ
序論:人は話の80%を聞いていない
①伝えるための基本事項
・相手は誰かを把握
例)立場、興味、求めること、理解度、ネガティブに感じる部分
・理解してもらうのがゴールではない
つまり理解した上でどうしてほしいのか
・綺麗に話すのは目的ではない
挨拶、根回し、事前準備、やれることは全てやる
②1分で伝える
・ピラミッドストラクチャーを作る
主張←根拠✕3が適
そしてそれらの意味が確実に繋がるか確認
・相手に動いてもらう方向性を示すのが結論
データや事実は結論になり得ない
✕こういう企画です
▶これは売れます
◎これは売れます、だからやりましょう
③相手を迷子にさせないために
・簡単な言葉を使う
理由は、少しでもわからない単語があったらその先着いていけなくなるから
基準は中学生が聞いてわかるかどうか
・スライドは読まずに頭に入るを意識
最後尾の席から見ても伝わるように話を聞いてもらうのではなく、頭に「すうっと」入るもの自然と文字は少なくなる
④1分でその気になってもらう
・結論+根拠+具体例(イメージ)
正しいことを言うだけでは人は動かない
イメージを共有することでその気にさせる
⑤1分で動いてもらう
・超一言を使う
覚えやすく、プレゼン全体を表現する言葉
・ライブのアーティストを振る舞う
視線→聞き手をしっかりみる
手振り→多少動きをつける
声→1番遠い席に声というボールを届ける
間→話の区切りでとる
※ロジカルにストーリーを立てられる人は軽視しがち
動いてもらうためになんでもする
・時には根回し、アフターフォロー上と同じ、動いてもらうためになんでもする
Posted by ブクログ
伝えることを苦手に感じている人は読むとよいと思う。参考になるところが多く書いてある。
但し、似たような内容の本はいくらでもあるから、この本でなくても良い。本書はすっきりまとまっていて読みやすいので、話す系のこの手の本を読んだことがない人はぜひ。
Posted by ブクログ
「1分で話せ」を読んだのは、コミュニケーションで自分の意見をうまく伝えられないと感じていたから。内容はプレゼン方法が中心で、後半はビジネス寄りだったので、正直あまり頭に入らなかった。
ただ、「結論、その理由を3つ、具体例」という構造は日常のコミュニケーションにも応用できると思った。
女性は理由やエピソードを共有して共感を求めることが多いけれど、この本には「相手は話の8割を聞いていない」と書かれていて、確かにそうかも、と納得。私はそれでも話してスッキリするし、少しでも共感してもらえればいいと思っていたけれど、それは話し手のエゴだと指摘されてハッとした。
相手にきちんと理解してほしいなら、「結論、理由3つ、具体例」を意識するのがコミュニケーションのマナーなのかなと思った。この「1分で話す」力は、社会で生き抜くための強い武器になると感じた。
Posted by ブクログ
コンサル系の本などで書いてある、PREP法など端的に伝える話し方、相手の視点になって考えるメタ視点など多かったため現在においては目新しさは減っている。
しかしながらこれだけ多くの本で書かれているのは、それだけ端的に伝えられない、相手の視点で考えられない、事実と意見が分けられない、余分な言葉が多い人が私を含めて多いということ。
本書においての金言といえば、多くの人がレビューで書いている「動かしてなんぼ」という言葉だ。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングの考え方をプレゼンに落とし込んだ本。いわゆる結論ー根拠ー具体例のピラミッドストラクチャーをもとに、感情を揺さぶるように話し方等を工夫しろ的な内容。
筆者の感想や抽象的な話が多く、当たり前の事が書かれていてあまりのめり込めなかったが、実際に行動に移せている人は自分含め少ないような気がするため、知識としてじゃなく行動に落とし込む必要があると思った。
「動かしてなんぼ」
Posted by ブクログ
相手にプレゼン、説明する前には1分で話せるように整理しておくこと、相手に期待するアクションを明確に伝えること。
整理するためのツールとしてピラミッドストラクチャー、prep法などのフレームワークを活用。
要は、相手も忙しいんだからだらだら説明せずに、聴く側への配慮をしなさい。という内容。
ピラミッドストラクチャーの訓練は、読むだけではどうも身につかない。実生活やビジネスシーンでいかに訓練できるかが鍵。初めは時間がかかってもいいのでじっくり組み立てる練習をしていけば、いずれ即座に構造化できる。
Posted by ブクログ
一分で話せるほどシンプルにロジカルにしなさいってこと。基本的には多くのビジネス書と同じかな。
ただ「短くシンプルに」に加えて「相手に動いてもらうには」と言う観点のハウツーが説明されている。相手の関心をしり響くワードを入れたり、自分事化してもらうようならプレゼンを組み立てたり。
Posted by ブクログ
あらゆる人間関係において多くの人たちにとって会話によるコミュニケーションは欠かせないものであり、本著はその際に職場でもプライベートでも公私問わず活かせるコミュニケーションのノウハウが詰められた良書である。
本著を手に取る層は主に社会人であろう。上司への報連相や部下へ指示またはマネジメントに置いても発揮し、新卒や中途採用においても研修時に本著の指す要約する力は必要だろう。本著が主張することはリスクがある。発言する言葉を短くすることにより合理的で効率的に回るかもしれない。だが、情報を共有する際に「漏れ」が無いか、何かトラブルが起きた際に上司または同僚、チーム、部下、部署などに影響や混乱が生じないかを考慮する必要がある。
ただの伝書鳩ではいけないのだ。日本語には「言葉足らず」という言葉ある。その言葉の通りに要約することだけを意識し本来伝えるべき情報に漏れや欠陥があった際に大きな損害を被ることを忘れてはならない。だからといって、だらだらと長く説明しても聴き手側としては、そのような時間はない。質問されても正確に即答出来る理解力が発言者には求められる。短い時間で要点を話し、質問があった際に正確に即答出来ること、入念に準備をしていても漏れはある。その際は憶測で物事を語らず期限付きで持ち帰り、確認をした後、情報を共有すればいいのだ。
業界にもよるが、プレゼン資料を流し読みしても発言者本人よりも全容を理解し急所を突く百戦錬磨の人たちがいることを忘れてはならない。これは慣れだ。多く人前で発言し、資料を作成し、修正し、確認して次の自分へ活かせればいいのだ。最初から完璧な人なんていない。いかなる天才でも完璧ではない。
本著が目指すところは、要約を自分の頭で考えること、準備を怠らないこと、想像で発言しないことである。
本著は多くの人間関係の場面において活かせるある種の教養本ともいえよう。
Posted by ブクログ
ビジネス現場でのプレゼン向けの話。
話の構築方法がわかる点では良かった。
結論から3つの理由→例につなげるのはわかりやすいとは思う
自分の職場では応用で来なさそうな点が残念。また、プレゼンを聞く側の条件もある程度必要だなと思った。
頭のいい人が話す前に考えていることみたいな内容と近いものを感じる。
結局は相手の求めていることを考えてアクションに移させることが大事。
中学生にもわかるように伝えるは、大事な思考だと思う
Posted by ブクログ
人の心を動かすには、どうやって伝えたらいいのか。構造化、伝え方のパターン、記憶に残す一言。また、練習の際にはライブ感や俯瞰の視点、削りと簡略化を大切にしようと思った。
ピラミッドで考える
相手がいる事が大前提。
人と人とのコミュニケーションが基盤。
その上で相手に合わせ、どのように自分のもってきたい方向へ導くか。
ピラミッドの考え方は日常から取り入れていきたい。