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学術・語学 15位
「うつ」とまでは言い切れない。だから、仕事に行けるし、家事もできる。
だけど、たしかに憂鬱を超えた不快感がある。身体は動くけれど、心が動かない。
「半うつ」とは、そんな憂鬱とも、
うつ病とも言えないグレーな心の状態を指します。
なんと、現代人の5人に1人が、
潜在的にこの「半うつ」に苦しんでいると言います。
名前のない不安ほど怖いものはありません。
でも、名前がつけば
「対処法がある」「1人じゃない」と思えるようになります。
この本は、精神科医として25年、
延べ20万人の患者さんを診てきた著者が、
名前がないばかりに見過ごされてきた苦しさに
「半うつ」という名前をつけ、その改善法を具体的に示した一冊です。
■こんな症状に複数心当たりがあったら「半うつ」かも?
□昔は楽しかった趣味やテレビ番組にも興味が湧かなくなった。
□美味しいものを食べたり、嬉しいことがあったりしても、心から喜べなくなった。
□夜なかなか眠れない、または休日に1日中寝てしまう。
□食事が面倒になる、または無意識に食べ過ぎてしまう。
□本や資料を読んでも頭に入らない、仕事に集中できない。
□原因不明の頭痛、肩こり、胃の不調が続く。
□「今日の夕食何にしよう」といった小さなことでも決められない。
□話している最中に集中が途切れ、相手の話を聞き逃すようになった。
□昔の失敗や恥ずかしい出来事ばかり思い出してしまうようになった。
□歩くのが遅くなったり、物が重く感じたり、身体的な動作が鈍くなった。
□些細なことで急に悲しくなったり、怒りっぽくなった。
□何かを質問されても、思考が停止して考えがまとまらなくなった。
【目次より】
プロローグ
半うつチェックリスト
第1章 憂鬱以上、うつ未満
第2章 半うつになるのも、しょうがない
第3章 半うつにつけるくすり①「食う・寝る」心に燃料を補給する
第4章 半うつにつけるくすり②「セロトニン」ほどよいブレーキのかけ方
第5章 半うつにつけるくすり③「ノルアドレナリン」安全で快適なアクセルの踏み方
第6章 半うつにつけるくすり④「ドーパミン」止まりかけたエンジンの動かし方
終章 精神科医だって、ちゃんと苦しいし、辛い
エピローグ
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Posted by ブクログ
「半うつ」著者の造語だそうな。
うつになってからでは遅い。
ぎりぎりで頑張って通常生活を何とか送っている人は、
その状態が続けばうつ一直線。
そこにこの「半うつ」ということばがあり、
周囲に認められ、休み、対策を打つことができれば、
うつにならずに済む、回復する、という本。
すばらしいね。
そのコンセプトを知るだけで読む価値がある。
後半は何を言うのかと思えば、
4要素がすべてそろうとうつになる。
まだ1つ残っていて、ぎりぎり生活しているのが半うつ。
ここで対策しないといけない、と、
しっかり分析している。
まず基礎(食べる寝る)、そのあと心のブレーキ(セロトニン)、アクセル(ノルアドレナリン)
エンジン(ドーパミン)を整えよ、と。
完璧でなく60点でいいんだ、と。
これは私と同じ。私は8割と言ってたけど、それより緩やか。
著者は精神科医だが、
精神科医として書いたのではなく、
医者の子として生まれながら三浪、それが決まった直後の自分がまさに半うつだった、
と、自らの体験をベースに仕上げた本。
説得力がある。
プロローグ
半うつチェックリスト
第1章 憂鬱以上、うつ未満
第2章 半うつになるのも、しょうがない
第3章 半うつにつけるくすり①「食う・寝る」心に燃料を補給する
第4章 半うつにつけるくすり②「セロトニン」ほどよいブレーキのかけ方
第5章 半うつにつけるくすり③「ノルアドレナリン」安全で快適なアクセルの踏み方
第6章 半うつにつけるくすり④「ドーパミン」止まりかけたエンジンの動かし方
終章 精神科医だって、ちゃんと苦しいし、辛い
エピローグ
Posted by ブクログ
最後に書かれている話があまりにも苦しくてしばらく放心してしまいました。
人は誰でも置かれた環境で精一杯生きていますが思うようにいかないことのほうが多いですよね。
そんな時、人を羨んだり上手く出来ない自分を責めたりしますが、周りにはそんな自分の弱さを見せたくない、あるいは見せられないから、と我慢しながら日々を生きています。
でもやっぱりストレスって積み重なるんですよね。それは活発に見える人も静かな人も同じです。
弱みを見せたらだめ、人から遅れたら負け、みたいな空気が今の時代にはあります。
弱くてもいい、ゆっくりでもいい、そういうゆとりを持った生き方でもいいんだ、という事を考えさせられました。
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