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経済人・金融関係者必携!日経新聞編集委員が描く、激動の20年史。
バブル崩壊、不良債権、追い貸し、合併というどん底の時代に、経営陣はいかに苦闘し、どう行動してきたのか? メガバンク誕生、長信銀の消滅、規制緩和、その背景・功罪とは? 私たちは今、どう銀行と付き合うべきか?
銀行とはどんなところで、何を考え、どう行動しているのか、よく知っている人は少ないのではないだろうか。「銀行業とは何か」「銀行は安全なのか」という疑問に答え、これから銀行とどう付き合うべきかを考えるヒントを提供するのが本書の狙いだ。
日本の大手銀行がバブル崩壊後にどのような運命をたどり、5大金融グループがどんな経緯で誕生したのか、その時代を象徴する経営者らが傾いた銀行の再生に奮闘する姿を描き出す。また、銀行の「新陳代謝」をテーマに、地方銀行・第2地方銀行と、インターネット銀行などの新設銀行を取り上げる。最後に、銀行業の 本質を、経済理論を紐解きながら解説し、銀行はどうあるべきか問題を提起する。(「はじめに」より)
Posted by ブクログ 2017年03月31日
副題にあるように1995年頃からの銀行をはじめとする金融機関の再編の歴史が、経営トップなどの取材などを元に描かれている。
複数の経営者の視点を取り込んでいるので、時間軸が行きつ戻りつしている部分があるが、再編の裏事情が良く分かった。
このドキュメントの部分はお勧めです。
また、数多くの本の引用が出典...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月30日
なんのレビューを見て買ったのかを全く覚えていなかったけど、だいぶキンドル内に積ん読していた本。結構長編だけど意を決して読んでみたら銀行の歴史や銀行の存在についてなどが、銀行員などにフォーカスを当てて書かれていたので面白かった。
あとがきより
筆者は 、この 1冊を読めば 「銀行とは何か 」 、 「...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月18日
ドキュメント 銀行 金融再編の20年史─1995-2015
2015/12/26 著:前田 裕之
銀行とはどんなところで、何を考え、どう行動しているのか、よく知っている人は少ないのではないだろうか。
メガバンクを中心に日本の銀行は今、経営が安定しているようにみえるが、銀行は本当に安全なのだろうか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月30日
1から4章までは日本の金融危機以降の銀行再編の話が関係者からのヒアリングも入り上手くまとまっている。大和銀行から始まり、次が長信銀でメガバンクが3手目というのは良いセンスをしている。
ただ、最後の第5章が銀行論的な話を展開しているのだが、それまでの章と比べて内容がかなり薄っぺらい。この章はない方がよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月30日
処分しようかと思いその前に再読した。ところが、改めてその完成度の高さに驚いた。業界の復習用、そして参考文献を参照するために、もう少し手元に置いておこうと思った。
本書の内容は、金融業界、なべても銀行業界の現代史である。業界そのものが小難しい固いイメージがあるが、本書は非常に読み口がなめらかでま...続きを読む
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