バッタを倒しにアフリカへ

バッタを倒しにアフリカへ

1,012円 (税込)

5pt

バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。それが、修羅への道とも知らずに……。『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る、カラー写真満載の科学冒険(就職)ノンフィクション!

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バッタを倒しにアフリカへ のユーザーレビュー

大量のバッタやゴミムシの描写や写真があるため、虫が苦手な人は注意して読んでください。
ちなみに、私はこの本を読み、作者のバッタを愛する気持ちに触れ、虫に対する苦手意識が和らぎました。そういう意味では、虫が苦手だけど、克服したい人におすすめできる1冊かもしれません。

この作品はノンフィクションです。しかし、2年間かつ年間380万円という厳しい条件の中で、知恵を振り絞り、どうにかしてバッタに出会うまでの冒険物語として楽しめます。
また、作者が研究者として歩み始めるまでの物語としても楽しめます。
個人的には、バッタを追い求める生活の中でこぼれ話として紹介される食生活の話が面白かったです。

昆虫が好きな人はもちろん、わくわくしたい人、異文化に詳しくなりたい人、実験・研究について知りたい人、人生に対するやる気がほしい人はぜひ読んでみてください。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月07日

    はい、続編が発売されるということで今!読んでみましたよ!
    本とコさんの真似じゃないですよ!

    いやーもうめちゃくちゃ面白かったです

    バッタ学者を目指す著者は自分の可能性を信じて「神の罰」とも称される空を覆い尽くすサバクトビバッタの大群を求め西アフリカのモーリタニアへ

    そこでパートナーとなる運転手...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    痛快ドタバタ研究アフリカロードムービー(本)!!
    ゼミの課題本で載っていたからと読んだけど面白すぎて一気読み!
    これぞ「研究者VR本」であーる

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    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    中学生以上におすすめしたい。今年1番の本。
    研究を邪魔するハリネズミに独特な名前をつけて、次々飼い始めるところ気に入った!
    作者と同世代にはツボ。

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    Posted by ブクログ 2024年02月23日

    社会人になった今、私、今ソウルを燃やして生きてる?ってよく思う

    自身も僻地で留学していたこともあり、あの瞬間の、すべてが上手くいかないもどかしさ、寂しさ、いてつく不安と焦り、それでもはやる冒険心、立場や国が違う人と何かを共有していることに出会う喜び、報われた気がした瞬間のしびれる多幸感、世界の明る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月21日

    若きバッタ研究者のアフリカでの奮闘ぶりが軽妙に語られる。
    思いがけないことの連続も、新たな発見のごとく、自虐をまじえつつ前向きに進む姿が、楽しくて元気をもらえる。
    頑張ってる姿に応援したくなる。 
    将来の保証のないことには尻込みしがちだが、好きなことがあれば挑戦してみるのも良い。
    もちろん、相応の努...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月10日

    子供の頃から「バッタに食べられたい」という夢を持った著者がモーリタニアに単身乗り込み、バッタを倒しに行くが、バッタ、モーリタリア、経済状況と様々なものに振り回される。
    好きな事を突き詰めるとは。その楽しさを感じられる一冊。

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    Posted by ブクログ 2024年01月28日

    昆虫を愛しバッタに食べられたいと思うあまりアフリカへ赴きバッタの大発生を研究する著者の軌跡
    大発生したバッタの群れは農作物に甚大な被害を与えるため実態を解明し予防に繋げる意義がある
    本書内でも財政面で苦労をされている描写があるが、最近は大学の予算や科研費削減のニュースを聞くことが増えてきて、研究者の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月25日

    ファーブルに憧れて昆虫学者を目指すエッセイ。バッタについてこんなに情報を入れるのが初めてで興味深いし、著者の語り口調や目線が面白くてどんどん読み進められた。
    誰に対しても誠実に向き合う著者に、すごく好感も持てた。
    最後に書かれている
    「夢を語るのは恥ずかしいけど、夢を周りに打ち明けると思わぬ形で助け...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月29日

    とても読みやすい本だった。
    バッタのことをまだ人類はよく知らない。

    アフリカの生活が市民レベルでよくわかり、とても楽しかった。

    あとがきも良く、ラマダン(断食)をすることで、幸せなレベルが上がると書いてあった。ところが納得した。

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    Posted by ブクログ 2023年12月22日

    思い立ったら即行動のバイタリティも研究にかける情熱も言葉も通じず常識もモラルもまるっきり違う人達とやっていくコミュ力も、何もかもが自分と違いすぎる。人間としての馬力が全然違う。羨ましいと思う反面、自分だったら3日で病んでるだろうし、絶対に真似できねえなと思った。

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