作品一覧

  • 女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選
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    「もうダメかも……」を「楽しく生きよう!」に変える、映画の力でサバイブするための100選 あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。 映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。 もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。 クラシックな名作から近年の話題作まで、労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、多様な視点から厳選した100本の映画ガイド 【目次】 プロローグ クラシック おとぎ話 労働問題 ギークガール スポーツ 芸術 ファッション 恋愛とセックス 告発と戦い フェミニズム シスターフッド アクションと冒険 ホラー、ファンタジー、SF クィア 人種・民族 階級 からだ 障害と病気 家族 不機嫌なヒロインたち チャレンジ(アート映画) 中学校を卒業してから見よう! エピローグ 初出一覧と参考文献 索引 【著者】 北村紗衣 武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。 著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社、2018)、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房、2019)、『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』(ちくま新書、2021)、『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋、2022)など。
  • 英語の路地裏ーーオアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    気鋭のシェイクスピア研究者、北村紗衣が、海外文学や洋画、洋楽を、路地裏を散歩するように気軽に読み解きながら、楽しくてちょっと役立つ英語の世界へと誘います。英語圏の質の高いカルチャーに触れることで、高い英語運用能力を得る上で必要となる文化的背景が身に付きます。ウエブ不定期連載「不真面目な批評家、文学・文化の英語をマジメに語る」をベースに、書き下ろし6本を収録しています。“路地裏”で得た知識が生かせる、著者が作問し解説する「大学入試英語長文問題」を収載。 ・『スター・ウォーズ』の世界が舞台のSFドラマ『マンダロリアン』で学ぶビジネス英語 ・イギリスで最も人気のあるクリスマスソングからたどる罵倒語の歴史 ・ティモシー・シャラメの会話を聞いてみよう~Apple TV+の広告 ・ドラマ『シャーロック』のセリフ“marriage”はどんな結婚? ・アガサ・クリスティーの戯曲『そして誰もいなくなった』で読み解く仮定法 ・クイーンの歌詞’many a lonely day’は文法的に正しいの? ・映画『ジョーズ』でのaとtheの使い分け ・ストリッパーズ、JFK、スターリン~オクスフォードコンマをどう教えるか? ・シェイクスピア英語入門! 「代名詞のthou」と「リズムの弱強五歩格」を知ろう など
  • お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門
    4.0
    1巻1,700円 (税込)
    貞淑という悪徳、“不真面目な”ヒロインたち、 不条理にキラキラのポストモダン、 結婚というタフなビジネス…… 「男らしさ」「女らしさ」の檻を解き放て! 注目の批評家が贈る〈新しい視界がひらける〉本 ・ジュリエットがロミオにスピード婚を迫った訳とは? ・フェミニズムと優生思想が接近した危うい過去に学ぶ ・パク・チャヌク映画『お嬢さん』の一発逆転!〈翻案の効用〉とは ・『マッドマックス』の主人公がもつケアの力と癒やし ・「マンスプレイニング」という言葉はなぜ激烈な反応を引き起こすのか……etc. 閉塞する現代社会を解きほぐす、鮮烈な最新批評集!
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く
    4.0
    批評はなによりも、作品を楽しむためにあります。本書では、批評を「精読する」「分析する」「書く」の3つのステップに分けて、そのやり方を解説していきます。チョウのように軽いフットワークで作品を理解し、ハチのように鋭い視点で読み解く方法を身につけましょう。必要なのは、センスではなく調査力と注意深さ。そしていくつかのコツを飲み込めば、誰でも楽しく批評ができます。作品をより深く理解し、たくさんの人とシェアするための、批評の教室へようこそ。
  • コンヴァージェンス・カルチャー
    3.7
    1巻4,070円 (税込)
    もう消費するだけでは満足できないファンたちは、どこへ向かうのか? 企業を揺さぶり、社会をも変えてきた、ポップカルチャーの力を探る。 -------------------------------- コンヴァージェンスとは…… 1. 複数のメディア・プラットフォームにわたってコンテンツが流通すること 2. 複数のメディア業界が協力すること 3. オーディエンスが自分の求めるエンターテインメント体験を求めてほとんどどこにでも渡り歩くこと 準備ができていようといまいと、私たちはすでにコンヴァージェンス文化の中で生きているのだ。 (本書 イントロダクション「コンヴァージェンスの祭壇で祈ろう」より)
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

    Posted by ブクログ

    批評とはどのような行為かを知り、作品を分析的に見る方法を身につけ、実際に批評を書いて発表できるようやさしくガイドする入門書。


    プロレベルの批評を書くには精読と参考資料集めが一番大変なはずだが、これはゼミなどで実践しないと身につかない。本書はそういうところをサラッと「大変ですよ」で流しているので(反復されるモチーフの書きだしなどヒントはだしているが)、本当の意味で実践的ではないのかもしれないが、とにかく「批評はこわくないよ」「作品を褒めようが貶そうが、あなたが楽しんでいればそれでいいんだよ」をくり返し伝えてくれる。どんなジャンルでも何かしら創作物を見聞きして感想を発信したり読んだりする人(つ

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    2024年03月24日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

    Posted by ブクログ

    本でも映画でも、ここでのちょっとした”評”を書くような時にでも役に立つ、作品・あるいは人のコメントなどについてちゃんと受け取る時の作法全般に役に立つと思う。自分の最初の反応も大事だけど、それを掘り進めることで新たに見えてくるものがある。自分の中の"偏り"に自覚的になることは大事。

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    2024年02月08日
  • 英語の路地裏ーーオアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く

    Posted by ブクログ

    ミュージカルを見て帰ってきて日本版のアルバムがサブスクになくて英語版を聞くことがよくあるんだけど、Wickedでエルファバがグリンダのことを「Blonde!」って悪口言ってるのが「おバカ!」って訳されてるのとかに気づいてクスクスしたり「お、おう」って思ったりするようになったの、この本に限らず北村先生のおかげな感じする たのしい

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    2023年12月05日
  • 批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く

    Posted by ブクログ

    ただ漠然と楽しむ楽しみ方もあるし、こうやって意識的に楽しむ方法もある。批評的に楽しむ面白さを、まったく肩肘張らず、軽やかな語り口で教えていただきました。それをアウトプットできるかは置いておいて…。
    自分の中で、本も、映画も、それから音楽も、いろんな角度からさらに楽しめるようになりそうだ、というわくわく感。

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    2023年06月29日
  • コンヴァージェンス・カルチャー

    Posted by ブクログ

    2006年に初版、2008年にペーパーバック版が販売された、Henry Jenkins『Convergence Culture:Where Old and New Media Collide』の邦訳書。邦訳が出版された2021年の時点から見ると、15年以上前に存在していたメディアの風景は「過ぎ去ったもの」のような印象を持つものもあるし、メディアテクノロジーが可能にする市民参加についてやや楽観的なのではないか、と思える部分もある。

    しかしそれでも本書は、2023年の現在でも、読む価値がある。いや、時を隔てた今だからこそ、ここに記述されたファンたちの活動とメディア産業、そして宗教右派を含めた様々

    0
    2023年05月07日

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