お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門

1,700円 (税込)

8pt

3.9

貞淑という悪徳、“不真面目な”ヒロインたち、
不条理にキラキラのポストモダン、
結婚というタフなビジネス……

「男らしさ」「女らしさ」の檻を解き放て!
注目の批評家が贈る〈新しい視界がひらける〉本

・ジュリエットがロミオにスピード婚を迫った訳とは?
・フェミニズムと優生思想が接近した危うい過去に学ぶ
・パク・チャヌク映画『お嬢さん』の一発逆転!〈翻案の効用〉とは
・『マッドマックス』の主人公がもつケアの力と癒やし
・「マンスプレイニング」という言葉はなぜ激烈な反応を引き起こすのか……etc.

閉塞する現代社会を解きほぐす、鮮烈な最新批評集!

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お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごく良かったし、北村さんのファンになった。わたしは「ジェンダーよくわからん」みたいなタイプなのだが、本の中では専門用語あるけど喩えが上手くて、ジェンダー論がわかりやすく載ってた。
    軒並み映画を題材にしてたので、映画をよく見る人はもっと楽しめそう(わたしは映画を全く見ないので)。
    斯くいうわたしはフ

    0
    2022年11月13日

    Posted by ブクログ

    著者とわたしの好きな映画とかはあまり重ならないと思うのだけれど、それでも、さまざまな映画について、フェミニズムやジェンダーの観点からの批評が丁寧にわかりやすく書かれていておもしろかった。
    流行ってるのにわたしが興味もてなくてスルーしている映画でも、え、こんな内容なのか、こんな観点で見られるのか、やっ

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    映画や音楽をフェミニズム的に批評するとこんなにも新たな視点が得られる
    好きなものは自分が選ぶわけじゃなく、自分がその対象から"選ばれた"のだ、という文章が印象的。この選ばれた責任感が全体に通底してて、作品への深い愛につながっている

    0
    2024年09月01日

    Posted by ブクログ

    北村さんはTwitterで時々お見かけしていたものの書籍は初めて読んだが書きっぷりが非常に面白かった。とても聡明で深く思考する方なのだろうということが文章から感じられた(学者なので当たり前か)。本書は文芸、映画にまつわるエッセイのような感じで、知らなかった作品も半分以上あったが見てみたい・読んでみた

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    映画、小説を批評したくなる。
    ジェンダーやフェミニズムに関連する作品を観て、読み、深めるきっかけになる1冊。
    ジェンダー・フェミニズム批評入門というタイトルをつけるなら、これらの批評方法についての解説が欲しかった。

    0
    2022年10月05日

    Posted by ブクログ

    著者が商業誌やウェブメディア、映画や舞台のプログラム、文庫や海外文学翻訳書の解説など様々な媒体に寄稿した批評をテーマ毎にまとめたもの。
    著者が自分で述べているように、収録されている論考は全てフェミニスト批評がベースとなっているが、各論考は短めなので気軽に読むことができる。

    取り上げる題材は映画や音

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    前作のような映画中心の批評を期待していたら、思っていたよりも英文学に関する批評が多い。マッドマックス、自分は絶対見ないだろうと思ってたけど、今すぐ見たい気持ちになる。

    0
    2024年11月30日

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